昨日8月3日に長野オリンピックスタジアムで開催された日米独立リーグ対抗戦、信濃グランセローズ対マウイ、イカイカの試合を見てきました。
アメリカの独立リーグのハワイ本島とマウイ島に所属する2チームが来日して信濃グランセローズが所属するBCリーグ各チームと対戦します。日米独立リーグ対抗戦は親善試合ではなく公式戦にカウントされるので真剣勝負を期待しての観戦でした。
今回の対戦相手はマウイ島に本拠地を置くマウイ、イカイカです。かつて関西独立リーグで女性ナックルボーラーとして注目された吉田えり選手が在籍していて今回予告先発で登板が決定していました。ここはグランセローズ打線打ち砕いて勝負の厳しさを教えて欲しい…と思いました。
この日試合開始は12時でした。午前中仕事があったので慌てて飛んで行きました。12時半頃到着しました。試合は0対0で2回裏1死ランナー無し、5番の渡辺選手の打席でした。吉田えり投手、ここまで打者4人を抑え予想外の健闘をしていました。
渡辺選手は2ベースを打ち1死2塁、内野ゴロで進塁、2死3塁でグレン選手がタイムリーで1対0と信濃が先制しました。3回裏信濃1死より涼賢選手が四球で出塁、盗塁を決めて2塁、2死より竜太郎選手がタイムリーで2対0、
5回表マウイは1死よりローハン選手がレフトにホームランを打ち2対1、5回裏信濃は1死より涼賢選手が四球、盗塁を決めて2塁、内野安打と盗塁を決めて2、3塁、竜太郎選手がファーストゴロ、3塁ランナーがホームでアウトになり2死1、3塁、大平選手がタイムリー内野安打で3対1、その後満塁になりましたが吉田えり投手踏んばりました。
6回裏1死よりマウイは吉田えり投手からフォスター投手に交代しました。7回裏無死1塁でマウイはフォスター投手からメイシー投手に交代しました。川口選手が2盗塁を決めて竜太郎選手が犠牲フライで4対1になりました。渡辺選手がタイムリー2ベースで5対1になりました。
8回表信濃は先発の有斗投手からサミー投手に交代、1安打無得点に抑えました。8回裏マウイはメイシー投手からミニック投手に交代しました。2死ランナー無しでミニック投手からモブリー投手に交代、無得点に抑え9回の攻撃に望みをかけました。
9回裏信濃はサミー投手から篠田投手に交代しました。ヒットで出したランナーをダブルプレーでアウトをとりあと1人になった時ヒットが出て2死2塁、5番バッターのセラーノ選手がレフトに2ランホームランを打ち5対3になりました。続くバッターの打球はサード頭上を抜けそうな長打コースでしたがサードジャンピングキャッチで抑え信濃が5対3で勝ちました。
ヒット数はマウイ6、信濃8、エラーはマウイ1、信濃1、観客は797人でした。
注目の吉田えり投手、6回1/3を投げました。MAX110キロ、通常100キロ台のスピードでした。初めは素人でも打てるのではないか…と思いましたが竜太郎選手がバットで合わせてファールを量産した場面があったり宮沢選手が満塁で三振した場面を見ると実際に打席に立つとイメージが違うのかな?と思いました。
ヒット数7、2四球、3失点でしたがヒットのうち野手がお見合いをした場面や内野ゴロをボールを持ち変えているうちに内野ゴロになったりタッチプレーでランナーに逃げられセーフになったプレーなどがあり吉田えり投手が気の毒な場面がありました。
ランナーを出した後の処理には問題がありましたが当初のイメージから変わり華のある選手だと思いました。
技術的には荒削りの選手が多く感じましたが滅多に見れないナックルボールが見れたりホームランが2本見れ見所はありました 。
両チームの皆様お疲れ様でした。日米独立リーグがますます繁栄して行く事とこの日出場した選手の中でプロの大舞台で活躍する選手が登場する事を願っています。