女流棋士林葉直子15年ぶり対局

プラネマン

2010年08月08日 12:25

新聞の整理をしていたら7月29日付けの読売新聞の社会面に女流棋士の林葉直子さんが15年ぶりに対局をしたと記事になっていました。

林葉直子さんは1968年1月生まれで早生まれですが僕と同級でした。林葉直子さんは早くから頭角を現して僕が高校生の頃、よく学研の雑誌で取材されていてアイドル歌手とは違う輝きを放っていて素敵だった事を覚えています。


林葉直子さんは女流王将通算5期獲得でクイーン王将の永世称号の資格があったそうですが日本将棋連盟を退会したので称号を使えず伝説の女流棋士になってしまいました。

今回棋戦のスポンサーが林葉直子さんに出場を打診して15年ぶりに対局が実現したそうです。林葉直子さんはブランクが響いたのか王手をかけられず74手で敗れたそうです。日々切磋琢磨、進歩している勝負事の世界では大きなブランクの穴は中々埋まらないのでしょうが久々に林葉直子さんの名前を聞いて嬉しく思いました。


直接は関係ありませんが林葉直子さんの出身大学と僕の出身の専門学校は同じ学校法人が経営していて林葉直子さんの活躍がパンフレットに載ったり学校関係者として紹介されたりで親しみがありました。

日本将棋連盟を退会後はどちらかというとスキャンダル的なニュースが多かった気がしますが現在林葉直子さんは占い師やマンガの原作をしているそうです。今までの大変さも林葉直子さんの見えない形の財産になっていると思うので創作活動や悩める人を救う事に生かして欲しいと思います。

林葉直子さんの名前を聞いて久しぶりに将棋がしたくなりました。最後に将棋をしたのは17年前父親が亡くなる前でした。小学生の頃は昼休みに将棋をしたり東急の将棋祭りが夏にあり行きたいとだだをこねた覚えがありましたがいつしか生活から将棋が消えてしまいました。ネット社会が浸透したり人間関係が希薄になって行く中で費用もあまりかからず他の人とコミュニケーションがとれる将棋は今の時代もっと見直されてもいいと思います。

とまれ将棋が普及する事で世の中が少しでもよくなりますように、林葉直子さんの多方面での活躍を祈っています。

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