昭和プロレス支えた山本小鉄死去

プラネマン

2010年08月31日 06:20

元プロレスラーの山本小鉄さんが急死したそうで昭和のプロレスファンとしてはショッキングなニュースでした。

山本小鉄さんは新日本プロレスに創立より参加して昭和55年に引退したそうですが解説者として古舘伊知郎アナウンサーと絶妙のコンビで金曜日8時から放送されていたワールドプロレスリングを盛り上げてくれました。


TSBが開局したのが昭和55年で同時に金曜8時のワールドプロレスリングが長野県で放送開始されたので山本小鉄さんの引退と長野県でのワールドプロレスリング放送が同時期なので山本小鉄さんの試合はほとんど見た事はありませんが猪木さんが新国際軍団と1対3の変則マッチをした時乱入する国際軍団に対してタックルを食らわして乱入を阻止して試合を盛り上げたのが印象的で山本小鉄さんはまだレスラーとして通用するのではないか?と思ったのが印象に残っています。

山本小鉄さんは解説者としてプロレスの凄みを伝えてくれましたが鬼コーチとして前田選手、高田選手、鈴木選手や闘魂3銃士を鍛え上げて山本小鉄さんのクルマが道場の駐車場に停まったら若手が身震いした‥というのは有名な話で若手にプロレスのイロハを叩きこんだそうです。


現在のプロレスがつまらなくなった1因に団体が乱立してレスラーとしての基礎が出来ていない選手が多数出場して質が落ちてプロレスラーの凄みを伝える事が出来ない選手が増えてきた事があると思います。


昭和のプロレスが面白かったのは猪木さんの華もあったと思いますが鬼コーチの山本小鉄さんが常に目を光らせていて若手も常にピリピリして緊張感をもって取り組んでいた事が大きかったと思います。

若い頃は華ばかり注目してしまいますが僕も年をとってくると裏方でしっかりやっている人を評価したくなります。山本小鉄さん昭和のプロレスの繁栄を支えていただきありがとうございました。ご冥福を祈っています。

関連記事