円満夫婦の隣に独身男が引っ越し

プラネマン

2012年11月15日 06:00

長野ロキシーさんで公開中のカナダ映画「テイク、ディス、ワルツ」を見てきました。

フリーライターをしているヒロインマーゴは結婚して5年目、子供はいませんが料理のレシピ本を書いている夫ルーと仲良く暮らしています。

マーゴは仕事で訪れた島でダニエルという青年に会い意気投合しました。ダニエルはマーゴ夫婦の向かいの家に引っ越してきたばかりだと知りお互いに驚きました。

マーゴは人力車を引いて生計をたて趣味で絵を書いていますがマーゴもダニエルもお互いに時間が自由に使えるので会う機会が増えてきました。マーゴは夫ルーとの生活に不満はなかったのですが絵を書いていたりルーと違うタイプのダニエルにいつしかひかれていくようになりました。


ルーとマーゴは結婚記念日のお祝いで出かける時にダニエルと会い人力車に乗せてもらいました。しばらくしてマーゴの家でホームパーティーをした時ルーはダニエルを招待しました。マーゴは驚きましたがダニエルはパーティーから帰った後荷物をまとめて引っ越して行きました。ダニエルはかつてマーゴと話をした時30年後の2040年に灯台で会いたいね‥と言いましたがマーゴはその時は聞き流していました。ダニエルはマーゴの家のポストに2040年に灯台で会いましょう‥と灯台の絵はがきを投函して去っていきましたが‥


この映画のコピーは「幸せに鈍感なわけでない‥淋しさに鈍感なだけ‥」

「これは数ある恋の話‥そしてその後を描いたまだ誰も知らないラブストーリー」

夫との仲も上手く行っているマーゴが本能とモラルの間で揺れ動く心情を見事に描いていました。マーゴがスポーツクラブで知り合った女性達は不倫相手が良く思えるのは最初だけ‥と諭しますがマーゴの心には届かなかったようでした。


個人的には夫のルーは何も悪い所はなかったのでマーゴの行動は心が痛みました。マーゴの知り合いのアルコール依存性の女性が「人生は不満があって当たり前‥」と諭す場面がありますが説得力がありました。

ダニエルも灯台に行きたい‥と口説いたり女性の絵を書いてあげるなら独身の女性にその熱意を向けて欲しいと思いました。僕は独身で自分の恋愛さえ叶えられない立場で不倫について考えた事はなかったですがその問題を扱った内容の濃い映画だと思いました。

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