5月8日に長野市芸術館の柿落としがありました。当初僕は長野市近郊に音楽ホールがたくさんあるのにあえて造る必要があるのか?と思っていましたが5月29日に芸術館に行ってみると出演者が水を得た魚のように生き生きと舞台に登場しているのが印象的でした。
特に演劇専門のアクトホールが素晴らしくアクトホールでイベントがあったら優先したいな!と思いました。
週末を中心に開館記念共催事業が行われ出演団体のオリジナリティに芸術館に行くのが楽しくなり芸術館建設に否定派だった僕が毎週のように芸術館に出かけてるようになりました。
今週末は土曜日に行きたかったイベントのチケットが完売、日曜日はサッカーの前売り券を確保してあったので芸術館には行かれませんでしたが26日はサッカーの券を買ったことを残念に思うほど芸術館でイベントが目白押しでした。
芸術館はメインホール、リサイタルホール、アクトホールと3つのホールがありますが…
メインホール、長野市交響楽団、60回記念定期演奏会
リサイタルホール、ピアノの恋人ショパン
アクトホール、クリムト×ベートーベン、動き出す第9が行われます。
メインホールの長野市交響楽団さんは今回60回記念になり市民楽団でこれだけの歴史があるのは素晴らしいと思います。会場も例年満員になり長野市の文化芸術の深さが分かる活動をしていると思います。
リサイタルホールでは長野市出身のピアニスト坂原美菜さんがプロデュース、ショパンの生涯を名曲と語りと芝居でドラマに綴るそうです。
プロデュースの坂原美菜さん他出演のピアニスト小井戸愛美さん、小川至さん、歌芝居の近藤圭さんは長野市出身、語りの中山涼子さんは現在埼玉県に在住ですが長野市内の音楽教室や学校でも指導歴があり長野市の舞台に頻繁に出場して長野市縁のアーティストが勢揃いで長野市の文化芸術の深さを感じられるイベントになると思います。
アクトホールでは本能の画家クリムト×苦悩の音楽家ベートーベン、動き出す第9としてクラシック音楽と演劇、絵画の融合、音楽が見える、動き出す、アクトクラシックとしてクラシック音楽をハートと五感で体験するイベントになるそうです。
俳優武井雷俊さんの演劇、クリムトの絵画の他に信濃町出身、ヴァイオリンの細川奈津子さん、長野市出身、ピアニスト神林杏子さん、白馬村出身、ピアニスト松本隆彦さん、長野市出身、チェロの小島遼子さん、信濃町出身在住の音楽家と共演の多い若月美幸さん、バリトンの勝村大城さん等長野県縁のアーティストが多数出演する見たかったイベントでした。
60回の歴史のある市民楽団、演奏の枠を超えた総合芸術のイベント2つと芸術館は長野市の文化芸術の振興に多大な影響を与えていると思います。
3つのイベントの盛会と長野市の文化芸術の振興、芸術館の活性化を願っています。