桐朋学園大学卒業/田中一嘉氏/信州大学交響楽団第97回定期演奏会に客演指揮者として出演

プラネマン

2016年09月24日 10:37

僕は40代になってからクラシック音楽に興味を持つようになり演奏会に足を運ぶようになりましたが桐朋学園大学関係者が素晴らしく桐朋関係者はクラシック界の安心ブランドだと思うようになり出演者に桐朋関係者がいると期待が高まるようになりました。


更新が遅くなり5月に遡りますが5月21日にホクト文化ホールで開催された信州大学交響楽団第97回定期演奏会に桐朋学園大学を卒業した田中一嘉氏が客演指揮者として出演しました。

田中一嘉氏は指揮を小澤征爾氏他一流指揮者に学びコントラバスを江口朝彦氏、堤俊作氏に学びオペラ宗教音楽の部門で実績をつみました。1976年大学在学中に現在の東京国際音楽コンクールの前身のコンクール指揮部門で入賞と奨励賞を受賞、若くして頭角を現しながら卒業後は東京シティフィルハーモニック管弦楽団や群馬交響楽団指揮者を歴任、日本の主要オーケストラを指揮、1992年にはヨーロッパデビュー、現在は昭和音楽大学講師を務め国際的指揮者が地元の楽団の指揮をするのが楽しみでした。


信州大学交響楽団さんは昭和38年に医学部音楽研究所として5名で発足しましたが現在は団員が100名を越え歴史的にも人数的にも長野県に根付いた楽団だと思います。


毎年5月と11月に長野市と松本市で定期演奏会を開催、今回で97回目になり来年秋の定期演奏会で100回を迎え積み上げてきた伝統の大きさや重さを感じています。


ドヴォルザーク/交響曲第9番新世界より
ブラームス/ハイドンの主題による変奏曲
フンパーディンク/歌劇ヘンデルとグレーテル前奏曲が演奏されました。


信州大学交響楽団は蛸足大学で広い長野県下各地にキャンパスが広がり全体練習は限られますが各自テーマを決め深い練習をした音楽愛と仲間を信じる心を田中一嘉氏が上手く指揮して素晴らしい演奏会になり観賞に行って良かったと思いました。


学生の皆様も田中一嘉氏から大いに学び来年100回を迎える演奏会に弾みがついたと思います。田中一嘉氏と学生の皆様素晴らしい演奏会をありがとうございました。皆様の更なる活躍を願っています。


秋に開催される信州大学交響楽団第98回定期演奏会は11月19日ホクト文化、26日キッセイ文化ホールで開催されます。19日は劇団四季のミュージカルがあるのではしごも楽しいと思います。当日の盛会を願っています。

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