僕は信濃毎日新聞を購読していなくて知りませんでしたが偶然にアイスホッケーの試合がビックハットで11月21日より開催される事を信毎の広告で知りました。
今季から長野市出身の上野選手(韓国HAGh1)酒井選手(東北)と2選手がプロとしてデビューしてこれからが楽しみという時、西武プリンスラビッツ廃部でビックハットからトップリーグの試合が無くなってしまいガッカリしましたがアマチュアの試合といえどビックハットでアイスホッケー観戦が出来ると知り出かけてきました。
大会名は中部地区アイスホッケークラブチャンピオンズリーグといいこの大会が記念すべき第1回目の開催になります。
中部地区の石川、新潟、長野、静岡、愛知は2チームの6つのクラブチームが参加、3チーム2ブロックに別れて総当たりで対戦、上位2チームがたすき掛けで対戦、勝ったチーム同士が決勝戦を行い勝利者チームが記念すべき初代中部地区のクラブチャンピオンになります。
僕は今日11月22日の第3試合から観戦しました。
入場無料といえど信毎を購読している人しか知らない大会で旧カネボウ跡地のパーキングに駐車しなくてもビックハット敷地内に余裕で駐車出来ました。
建物入り口に関係者は誰もいなくて本当に試合をしているのか心配になりましたが会場内に入り練習している選手を見て安心しました。
長野県からは軽井沢ワイルドキャッツが出場、予選は金沢サンダーバードに4対7と敗れたものの愛知の富士クラブに3対1と勝ち予選2位通過しました。
決勝トーナメントで新潟クラブに敗れてしまい僕が来る前に敗退して残念です。
トップリーグのように音楽による演出はありませんでしたが選手が氷を刻む音、ステックとステックがぶつかる音、選手がフェンスに激突する音、など生観戦をした人だけが体験出来るアイスホッケーの醍醐味を味わえてファンとしてはレベルに関係なく素直にアイスホッケー観戦が出来て嬉しく思いました。
試合は両ブロック3位同士の富士クラブ対浜松クラブから観戦しました。
第1ピリオド、8分20秒富士先制、このピリオドは富士ペースでシュート数は富士15対浜松4、
第2ピリオドは3分、6分と富士が連続得点、富士が10分間ペナルティの選手をだして浜松がペースを取り戻してきて、シュート数は富士8対浜松13、
第3ピリオド浜松が1点返すが富士もだめ押しの追加点を入れて4対1で富士が勝ちました。
シュート数は3ピリオドが富士8対浜松10で計富士31対浜松27でした。
決勝は新潟クラブ対中日ウイングスの対戦、前日の予選では1対1のドローで好勝負が予想されます。
第1ピリオドは新潟先制、シュート数は新潟10対中日8、
第2ピリオドは新潟が開始早々に決めましたが中日が終了間際に追い付き2対1で新潟リードで終了、しかし終了間際に中日が一点返したので勝負は分からなくなってきました。シュート数は新潟14で中日13、
第3ピリオドは新潟2点入れた選手がペナルティで10分間の出場停止、流れが中日に傾きかけますが新潟踏ん張り第3ピリオドは0対0で終了、新潟が2対1で勝ち初代クラブチャンピオンになりました。
決勝にふさわしい手に汗握る一戦で1年ぶりのアイスホッケー観戦を満喫出来て満足して帰れました。
オリンピックがあった日本アイスホッケーのメッカのビックハットで来年も開催してもらいたいと思います。
トップリーグでなくともビックハットで常にアイスホッケーの試合が開催されアイスホッケーで町起こしをして欲しいと思います。