名水とオオムラサキの里マラソン

プラネマン

2010年12月02日 06:12

最近昼夜を問わずマラソンのトレーニングをしている人をたくさん見かけるようになりました。師走になり寒空の中で黙々と走り続けるランナーをクルマ越しに追い越しながらかつては僕もランナーだった時代があり懐かしく思うと同時に久しぶりに会う人に「太ったね!」と言われ自分でも自覚がある出てきたお腹をさすりながら運動しなければいけないな‥と思いつつ日々の生活に流されていく自分に対して情けなくなる今日この頃です。


僕はかつて79回マラソン大会に出場していました。振り返ってみると距離が長かったフルマラソンや海岸沿いを走る非日常的なマラソン大会が印象深いですが個人的に一番お気に入りだったマラソン大会は山梨県の旧長坂町で開催された名水とオオムラサキの里マラソン大会で毎年11月23日に開催され94年〜96年の第3回大会〜第5回大会まで3回出場しました。

この大会が好きだった理由は参加賞が豪華でTシャツとテレホンカードに弁当付きでした。普通のマラソン大会は参加賞はTシャツというのが定番ですが当時は携帯電話が普及する前でテレホンカードも現在に比べればかなり価値がありそのうえ弁当付きで初めて参加した時はそんな事は知らず近県で参加しただけだったのでサービスがよく感激しました。写真はこの大会の完走書でペナントみたいになっていて壁に飾れるようになっていて他のマラソン大会にない工夫がしてありました。


長坂町は山梨県の北端にあり八ヶ岳南麓高原に位置する高原の町で国蝶オオムラサキの生息地として全国的に有名で八ヶ岳高原に湧く三分一湧水があり日本百名水に指定された事があるそうで空気と水が美味しく八ヶ岳がきれいだった環境のいい大会でした。


環境もよくサービスもよくお気に入りの大会でしたが長坂町は合併してしまい合併と同時に名水とオオムラサキの里マラソン大会は無くなってしまったようです。このマラソン大会で知り合い結婚したカップルがいたというアットホーム的なマラソン大会でしたが現在となっては思い出の世界になってしまい寂しく思います。旧長坂町の大会関係者の皆様素晴らしい大会をありがとうございました。第2の名水とオオムラサキの里マラソン大会を探しに再び走りはじめたいな‥と思っています。

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