県知事旗 信越ク対トヨタ自動車

4月20日よりオリンピックスタジアムと県営球場で社会人野球の長野県知事旗という大会が行われています。地元長野市から信越クラブが参戦していて宮城県の七十七銀行、千葉県のかずさマジック、愛知県のトヨタ自動車と同ブロックで総当たりリーグ戦を行い決勝トーナメント進出目指して熱い闘いが繰り広げられています。


大会初日は信越クラブが七十七銀行に勝ちかずさマジックがトヨタ自動車に勝ちました。春季東海大会と静岡大会を制したトヨタ自動車が優勝候補だと思いましたがそのトヨタ自動車がまさかの敗戦で番狂わせが多い社会人野球の醍醐味が早くも発揮された大会初日でした。大会初日は平日だったので大会2日目の21日からの観戦でした。春らしい陽気の中でオリンピックスタジアムがある南長野運動公園は桜が満開でした。

信越クラブとトヨタ自動車の試合をみました。信越クラブのメンバーを見るとかつてのエース河野投手や都市対抗野球で大阪ガスとの試合で延長戦までもつれこみ1死満塁から始まるタイブレークの緊迫した場面を投げぬいた渡辺投手の名前がなくて時の流れを感じました。野手のメンバーも大幅に若返りましたが玉城キャプテンほか新生信越クラブが楽しみでした。

先発は信越クラブがベテランの野村投手、トヨタ自動車が久保地でした。

1回表トヨタ自動車は先頭打者がアウトでしたが信越クラブ先発野村投手が不調でバッター2人に連続四球、保良選手、タイムリー、樺沢選手犠牲フライ、田中卓実選手タイムリー、乗田選手タイムリーと連打を浴びて一挙に4点失う乱調でした。

1回裏信越クラブは連続ヒットで無死1、2塁、外野フライで2塁ランナー進塁で1死1、3塁とチャンスがありましたが2者凡退で生かせませんでした。2回表トヨタの攻撃でレフトオーバーの長打がありましたがランナーが3塁を欲張りアウトになり結果は3人で終了、信越に流れが傾きかけた気がしました。


3回表トヨタ先頭打者坂田選手2ベース前の打席タイムリーの保良選手が2打席連続となるタイムリーを打ち信越クラブ0対5とビハインド、前の打席タイムリーの乗田選手も2打席連続タイムリーで0対6、なおも1死満塁で信越クラブはピッチャー野村投手から五十嵐投手に交代しました。五十嵐投手は先頭打者の渡辺選手に2点タイムリーを打たれ0対8になりましたが後続を押えました。


3回裏信越クラブは安島選手が1死よりヒットと盗塁で2塁のチャンスを作りますが2者凡退でチャンスを生かせませんでした。4回裏トヨタの先発久保地投手がコントロールを見出し1死より2四球がありました。内野ゴロでランナー進塁2死2、3塁とチャンスがありましたが内野ゴロで2者残塁とチャンスを生かせませんでした。

5回表トヨタの攻撃で打者2人のつまった打球が連続ヒットになり無死1、2塁、バントで1死2、3塁となりますが五十嵐投手が踏ん張り2者凡退に押えました。5回裏トヨタはピッチャー久保地投手から宇野投手に交代します。宇野投手は信越クラブ打線を3者凡退に押さえました。

6回表信越クラブはピッチャー五十嵐投手から岡本投手に交代、キャッチャーも中森選手から宇野選手に交代します。岡本投手は3者凡退に押え存在感の強さを見せました。6回裏トヨタピッチャー宇野投手から川尻投手に交代、信越クラブは7回表ピッチャー岡本投手から下田投手に交代、下田投手は1安打を打たれますが4人で押えました。7回裏信越クラブは長沢選手にヒットが出たものの4人で押えられて7回コールドゲームで信越クラブが0対8で敗れました。


信越クラブの先発野村投手の不調が敗因だったと感じましたが2番手五十嵐投手が2回2/3を3安打1四球3三振に押えたました。3安打の内2安打は打ちとった形だったので五十嵐投手の好投は収穫だったと思います。打撃は安島選手が2安打と一番打者として良い仕事をしたと思います。

トヨタ自動車は先発久保地投手が4回3安打2四球3三振という結果でした。1、2塁というピンチが2回ありましたが崩れなかったのは良かったと思いました。2番手宇野投手は1回を3者凡退、3番手川尻投手は2回を1安打打たれましたが6打者で押えました。川尻投手MAX144が出ていました。

打撃は打順上位から引本選手が2四球1盗塁、坂田選手が2ベース1四球、保良選手が2安打2得点、田中卓実選手が3安打1四球1打点の猛打賞、乗田選手も3安打2打点、渡辺選手が2打点でした。


七十七銀行対かずさマジックは七十七銀行が勝ち4チーム共に1勝1敗になりました。地元信越クラブはまだ決勝トーナメントに寝室の可能性が残っています。信越クラブの奮起に期待しています。


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2012年04月22日 Posted byプラネマン at 07:28 │Comments(0)社会人野球

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