押し入れの奥深くに眠っていたユースホステル新聞…

プラネマン

2015年03月08日 21:46

陽気がよくなり花粉が飛ぶ時期になりました。医者に行こうと思ったら保険証がないことに気がつきました。ゴミ屋敷のような自分の部屋を探してやっと発見しましたがしばらくは外出をやめて掃除をしないと不味いな…と思いました。


そんな中で押し入れの奥まで整理すると懐かしいユースホステル新聞を見つけました。


僕は大阪に住んでいた1992年から転職をした1999年までユースホステルという部屋が男女別の宿泊施設を使い各地を旅していました。


ユースホステル協会の会員になると毎月ユースホステル新聞を郵送してくれました。ユースホステルでのイベントや旅行記や開館や閉館情報などユースホステル情報が載っていました。


転職をしてからユースホステルの会員を更新することなく古いユースホステル新聞は押し入れの奥に眠りそのままでしたが色褪せた新聞に時の流れや過ぎてしまった時間を感じて一抹の淋しさを感じました。


最後の新聞は2000年でしたが僕のユースホステル歴は20世紀で終わったのか…ふとそんな思いが過りました。


ユースホステル会員を更新しなくなり15年、20世紀と比べ僕の取り巻く環境も変わりました。


個人的には家を建てました。オリンピック前の景気の良い時代に建てたのでローンがきつく体力もなくなり定年まで自分が稼げるお金を逆算すると旅行に行きたいと思わなくなりました。


全般的な流れで宿泊施設もビジネスホテルや他の宿泊施設が安くなりユースホステル利用者が減ると旅人との出会いも減りユースホステルを使う面白味が減ったと思います。


僕がユースホステルを知ったのは社会人になってからですがまだ平成一桁の時代で昭和の雰囲気が残っている時代にユースホステルを体験できただけ良かった…とユースホステル新聞をみながら思いました。


北は青森から南は宮崎まで136泊しましたが20代の青春期に素晴らしい思い出をありがとうございました。旅先で知り合った人に幸あれ!と思いながらユースホステル新聞を片付けました。

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