保古の湖ユースホステル

プラネマン

2011年05月13日 05:41

僕は20代半ばにユースホステルという男女部屋別の宿泊施設に泊まり各地を旅しました。130泊以上はしましたが一番宿泊回数が多かったのは岐阜県恵那市にあった保古の湖ユースホステルさんでした。先日押し入れの中を整理していると保古の湖ユースホステルさんでもらった記念品があり懐かしかったです。


保古の湖ユースホステルさんは毎年年始休みにチャレンジウォーク100キロというイベントを開催していました。元旦から4日間保古の湖ユースホステルさんを基点に毎日違うコースを歩きます。ある日は18キロだったりある日は25キロだったりしましたが最後に1月の半ばか2月の半ばにもう一度別のコースを歩き歩行トータル100キロを超えた時点で記念品の盾がもらえました。


僕が参加したのは96年の年始休みでした。95年の大晦日から宿泊して96年の元旦から参加しました。詳しいコースは忘れてしまいましたがダムまで歩いて行ったり城跡まで歩いて行ったり楽しかった記憶だけがあります。


保古の湖ユースホステルさんは歩く以外にも各種のイベントを行っていて恵那山、南木曽岳、御嶽山の登山をしました。南木曽岳は一部鎖で登る険しいコースがありましたが登り終えた時の達成感は最高でした。御嶽山は夜中の12時に八合目に集合して登山を開始して山頂で御来光を拝みました。9月初めで下界はまだ残暑厳しい頃でしたが山頂には氷が張っていました。気圧のせいかパンの袋が膨らんでいましたが澄みきった空気に三千メートル級の山は神秘の世界だと思いました。


僕は参加した事がなかったですが明智鉄道に自転車を乗せてチャリンコ電車というイベントを行い明智鉄道沿線をサイクリングしたイベントがあったそうです。

保古の湖ユースホステルさんは恵那市営の公立ユースホステルだったので宿泊料金は素泊まりで2千円位で2食食べても3500円位で良心的な料金でした。建物は老朽化しているところはありましたが山小屋みたいな雰囲気があり気に入っていました。


保古の湖ユースホステルさんは98年3月に閉館しました。各種野外活動が充実していて窓から見た湖に時間がゆっくり流れているようで癒されました。ユースホステル活動の原点のような保古の湖ユースホステルさんの閉館は残念ですが貴重な体験が出来て感謝しています。保古の湖ユースホステルさんのペアレントさんや一緒にイベントに参加した人達のご多幸を願っています。写真はチャレンジウォーク100キロを達成した時の記念品です。

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