先週の土曜日、11月21日に須坂市のメセナホールに音◇舞台 「マリーダグーへの約束」を見に行きました。
何回かコンサートに足を運んでいるうちに次回催しの案内にこのチラシが入っていて興味をもちました。
フランツ・リスト生誕200年記念企画で「リストの愛の生涯と芸術」がテーマの舞台で2011年までの4年がかりの企画だそうです。
19世紀パリ社交界の中心的存在であったマリーダグー伯爵夫人とその愛人フランツ・リスト。
ピアノの詩人ショパンとジョルジュ・サンド。それぞれの人間模様が織りなす愛憎の渦の中に、華麗に花開いたロマン派音楽。
はたしてひと時の恋は罪なのか?アートなのか?
1836年パリのサロンを空想再現、華やかな音楽と芝居のコラボレーションにより、今までになかった新しい舞台芸術をお届けします。
〈チラシより〉
地元、須坂市出身で国立音楽大学を卒業した宮沢等さんが脚本を書きました。
映画を見慣れると舞台の上の演劇が新鮮に思えました。
普通の演劇と違うところはバックミュージックにピアノの生演奏やチェロの生演奏が入ります。
ショパンとリストの作品に限定され、劇の場面に応じてショパンかリストの音楽がかかります。
時々ピアノとチェロの合奏があり、これからも未来永劫に語り継がれていくだろうショパンやリストの作品に週6勤務の疲れなどすっとんでしまい須坂市まで行ってよかったと思いました。
演劇も素晴らしくリストを演じた斉藤さんは踊る大捜査線にも出演。マリーダグーを演じた吉田直子さんはダイハツや日新火災のCMや「輪廻」「千年湖」の吹き替えなど広く活躍中で本格的な舞台を見れて大感激です。
ジョルズ・サンドを演じた色羽紫さんはエジソンの母にも出演していたそうで次回作の公開が楽しみです。
出演者の皆さんは終了後ロビーに出てきてサインや写真撮影に気軽に応じていて好感が持てました。
ショパンやリストなど名前は知っているけど作品は知らなかった僕にとって演奏されたすべての曲が新鮮な驚きでした。本格的な舞台演劇も見れてこのシリーズがどこまで進化するのか?楽しみです。
出演者の皆様、遠くからお越しいただきありがとうございました。夢心地のSATURDAY NIGHTでした。