4月8日にスポーツ専門チャンネルスカイAで放送されたキックボクシングREBERUSを見ました。この興行は3月4日に東京後楽園ホールで開催されたものでしたがライト級5回戦で高橋幸光選手対黒田アキヒロ選手の対戦がありました。
黒田アキヒロ選手は元Jネットのチャンピオンで現在はランキング3位の36歳です。戦績は26勝21敗6分け3KO勝ち、進退をかけて高橋幸光選手に対戦要求をして対戦が実現しました。
高橋幸光選手ははまっこムエタイジム所属、かつて僕がお世話になったユタポン前田会長の秘蔵っ子でJネットとマーシャルアーツ日本キックボクシング連盟の2冠王です。
高橋幸光選手はお父さんが柔道の先生で姉が柔道の強化選手に指定された格闘技のサラブレッドでかつてはテコンドーを習い日本代表として韓国に遠征する話もあったそうです。
戦績は24勝9敗4分け8KO勝ちの26歳、最近は連敗中でしたが年末のブレードのトーナメントのように惜しい判定もあり黒田アキヒロ選手が内容の悪い負けではない…と語り高橋幸光選手の強さを認めていました。
黒田アキヒロ選手は進退をかけて…高橋幸光選手は連敗脱出をかけてお互いに負けれない一戦でした。
1ラウンド高橋幸光選手の前蹴りが速く驚かされました。黒田アキヒロ選手も高橋幸光選手の素早い動きに対応してこのラウンドの個人的ジャッジは10対10のイーブン、
2ラウンドはローキックを中心に黒田アキヒロ選手の間合いで10対9で黒田選手優勢、3ラウンドはイーブンで10対10、
4ラウンド黒田選手攻め疲れかペースが落ちて10対9で高橋選手優勢、
5ラウンド黒田選手口を開けて苦しそうでしたが高橋選手が回転技をみせ10対9で優勢、
個人的には49対48で高橋選手の勝ちと見ましたがジャッジは49対48が2人、49対47が1人、3対0で高橋幸光選手が勝ちました。
黒田選手後半はスタミナ切れでしたが前半はベテランの技で高橋選手を苦しめていました。黒田選手まだまだやれると思うので頑張って欲しいと思いました。
高橋選手は連敗がストップして一安心でした。華がありスター性のある選手だと思いました。小宮山工介選手とは空中戦になり好カードになると思い対戦を希望します。
とまれ両選手共に素晴らしいファイトをありがとうございました。両選手のこれからの活躍とキックボクシング界の発展を願っています。