女子キックの新星/KANA選手/三冠のレジェンドグレイシャア亜紀選手を敗る/KRASH67
8月12日にスポーツ専門チャンネルガオラで放送されたキックボクシングKRASHを見ました。この興行は7月19日に東京後楽園ホールで開催されたものでその中でダブルメインイベント第1試合女子タイトルマッチ、チャンピオンKANA選手対グレイシャア亜紀選手の対戦を見ました。
僅か4戦、21歳でチャンピオンになったKANA選手ですが今回は女子キック三冠王レジェンドグレイシャア亜紀選手を挑戦者に迎えタイトルマッチが行われました。
KANA選手は4勝3KO無敗に対してグレイシャア亜紀選手は29勝4KO9敗2分けのキャリアがありました。グレイシャア選手は年齢が37歳で選手生活に限りがあるので高いモチベーションで挑んでくると思い楽しみでした。
1ラウンドKANA選手ハイキックから入ってきました。グレイシャア選手も前蹴りで反撃、1分過ぎKANA選手プレッシャーをかけてきました。KANA選手パックハンドブロー、左ハイキックと攻めればグレイシャア選手もボディで反撃、KANA選手が連打を打ってゴングが鳴りました。正確さで10対9とKANA選手優勢、
2ラウンド開始早々から激しいパンチの打ち合いに鳴りました。ラスト30秒KANA選手バックハンドブローを決めましたがグレイシャア選手も怯まず10対10のイーブン、
3ラウンドグレイシャア選手バッテングになり痛そうでした。KANA選手のローキックが効いてきた感じでした。KANA選手の猛攻にグレイシャア選手失速気味に、10対9でKANA選手優勢
個人的には30対28でKANA選手の勝ちと見ましたがジャッジは30対28KANA選手、29対28グレイシャア選手、29対28KANA選手、2対1でKANA選手が勝ちました。
KANA選手の上手さ強さが光りましたがグレイシャア選手もレジェンドの意地を見せタイトルマッチに相応しいハイレベルな接戦でした。両選手共に素晴らしい試合をありがとうございました。両選手の更なる活躍とキックボクシング界の発展を願っています。
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