ハイパーノヴァ大雅選手/格闘王国オランダの怪童を敗る/K-1 ワールドGP3/55キロ級トーナメント
格闘技イベントK-1が地上波から消えて時間が経ちましたが昨年11月に新生K-1として復活しました。復活後3回目の興行として55キロ級トーナメントを軸に今日4月19日にスポーツ専門チャンネルガオラで放送がありました。
55キロ級トーナメントには日本人選手4名、ロシア、オーストラリア、ポルトガル、オランダから強豪外国人選手が参戦して熱戦が繰り広げられました。
トーナメント1回戦第4試合は大雅選手対ソフィアン、エラージ選手の対戦でした。
大雅選手は高校生の時にKRASH55キロ級タイトルを滝谷渉太選手から奪いました。この春に高校を卒業して自らK-1に就職した…と語り格闘技一本で生きて行く道を選びました。現在18歳でトーナメント出場選手の中では最年少になります。
対するソフィアン、エラージ選手は格闘技王国オランダの19歳です。適性体重では対戦相手がいなくて62キロ級のタイトルを持っています。お互いに近いものを感じ熱い戦いになりそうだと語っていました。
1ラウンドお互いに10代とは思えない激しい攻防でした。エラージ選手は童顔でしたがテクニックやファイティングスピリットとのギャップは凄く強い選手を招聘したな…と思いました。激しい打ち合いに個人的ジャッジは10対10、
2ラウンドは終盤から大雅選手がペースを掴み10対9で大雅選手、3ラウンドは大雅選手が終始支配して10対9で大雅選手、
個人的ジャッジは30対28で大雅選手でしたがジャッジは30対29が2人、30対28が1人で3対0で大雅選手が勝ちました。
大雅選手は昨年11月のK-1以来さらに進化していました。エラージ選手も格闘技王国オランダで揉まれた手強い選手でしたが大雅選手は昨年11月のK-1以来さらに進化してオランダの強豪を敗りあっぱれでした。
日本もオランダも共に10代の選手の台頭は良いことで格闘技の世界の活性化は素晴らしいと思います。とまれ両選手共に素晴らしい試合をありがとうございました。両選手のこれからの活躍とキックボクシング界の発展を願っています。
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