4月18日にスポーツ専門チャンネルスカイAでプロボクシング52・7キロ契約8回戦奥本貴之選手対斎藤裕太選手の試合を見ました。この試合は4月5日に大阪ボディマーカーコロシアムで開催されたものでした。
奥本貴之選手はグリーンツダジム所属の23歳で奈良県出身、戦績は12勝6KO5敗2分け、スーパーフライ級12位です。奥本選手の弟分に服部海斗選手がいました。幼少の頃からボクシングの大会で記録を残し期待された選手でしたが17歳の若さで病死しました。奥本選手は服部海斗選手の分まで頑張ることを誓いました。
対する斎藤裕太選手は花形ジム所属の27歳で神奈川県出身、戦績は7勝6KO5敗2分け2012年に全日本新人王MVPを獲得しました。高いKO率と素質がある選手に対して奥本選手がどう対策を練るか楽しみな一戦でした。
1ラウンド奥本選手有効打が多く個人的ジャッジは10対9で奥本選手、
2ラウンド奥本選手左フックでダウンを奪いました。しかしバッティングで奥本選手右目をカットしました。このラウンド10対8で奥本選手、
3ラウンド奥本選手ぐらつかせる場面がありましたか斎藤選手もボディを効かせました。奥本選手ボディが嫌がっている感じで10対9で斎藤選手、バッティングで斎藤選手も左目尻から出血、
4ラウンド奥本選手顔面に有効打を集め10対9で奥本選手、
5ラウンド奥本選手の右で斎藤選手がぐらつきましたが奥本選手ホールディングで減点1、斎藤選手10対9、
6ラウンドクリンチが多い展開ですが奥本選手はバックをとる場面がありスピードが衰えていませんでした。
7ラウンド再びバッティングで1分39秒負傷判定になりました。
個人的には68対66で奥本選手の勝ちと見ましたがジャッジは67対65、68対64、68対66で3対0で奥村選手が勝ちました。
負傷判定になってしまいましたが両選手共に素晴らしい試合でした。両選手のこれからの活躍を願っています。
他にスーパーフェザー級4回戦グリーンツダジム所属の中谷有利選手対タイ国のノッパカウ、サックナロン選手の対戦がありました。
中谷選手は連打を浴びせ棒立ちにさせ右ストレートでダウンを奪い1分10秒ボディで戦意喪失に追い込みました。
中谷選手5戦全勝4KO勝ちこれからが楽しみな22歳です。中谷選手の活躍とプロボクシング界の発展を願っています。