僕は40代になってからクラシック音楽に興味を持つようになりコンサートに200回以上行きました。何回か通うようになるとお気に入りのコンサートが出来てそのコンサートの時期になると季節を感じる風物詩的なコンサートが出来てきました。今回ブログアップする夏の夕べのコンサートもその1つです。
更新が遅くなり既に残暑も落ち着いてきましたが僕のブログプラネマン便りが間もなく容量が一杯になり終了になります。コンサートカテゴリーの最後に…プラネマン便りの終わりの方に夏の夕べのコンサートをとっておきたくなり更新が遅くなり申し訳ありません。
夏の夕べのコンサートは桐朋学園大学や付属高校に学ぶ東北信出身者の皆様による成果の発表の場で今年で33回目になり世界的なピアニスト山本貴志さんもこのコンサートに学生時代出演しました。
今年はピアノ6人、ヴァイオリン3人、サクソフォーン2人、チェロ1人が出演して8月10日にホクト文化ホールで開催されました。
今年のお盆休みは6連休でしたがこの日が休みの前日で忙しく6時の時点で中野市にいました。急いで会場に向かいましたが着いた時は10番目の矢花優奈さんが演奏していました。聞けなかった人の演奏は残念でしたが来年に期待しています。
1、ヴァイオリン竹岡桜希さん高1、モーツァルトヴァイオリンとオーケストラのためのアダージョホ長調、伴奏須田桃香さん、
2、チェロ和田ゆずみさん高1、フォーレ夢のあとに、伴奏依田ひとみさん、
3、ピアノ山北響斗さん高2、バッハ平均律クラヴィア曲集第1集第12番へ短調/ショパン練習曲
4、ピアノ滝沢栞理さん高3、ベートーベンピアノソナタ熱情第3楽章
5、サクソフォーン甘利美侑さん大1、ロベール、プラネル/プレリュードとサルタレロ
6番、ピアノ滝沢友理恵さん大1、モーツァルトピアノソナタ第14番ハ短調第1楽章
7番、腰原菜央さん大3、シューマンピアノソナタ第3番へ単調第1楽章
8、サクソフォーン徳竹亜依美さん大3、ロジャー、ブートリー、ディベルティメント、
9、ピアノ町田莉佳さん大3、プロコフィエフピアノソナタ第6番イ単調第4楽章
10番目にヴァイオリンの矢花優奈さん大3がサン=サーンスの死の舞踏を演奏しました。伴奏は依田ひとみさんでした。
何年か前に矢花優奈さんは高校生で最初の方に出演していた記憶がありましたがあの頃より綺麗になり洗練され時間は止まっていないな…と感じました。百鬼夜行というか不気味さの中の軽快さを見事に演奏していました。
11番目はピアノ依田みさきさんがラヴェルの(鏡)より2悲しき鳥たち、4道化師の朝の歌を演奏しました。異国情緒豊かな曲でまだ見ぬスペインに思いを馳せながら聞いていました。
最後はヴァイオリンの藤沢百恵さん大4がサラサーテ、カルメン幻想曲を演奏しました。伴奏は深沢雅美さんでした。
ヴァイオリンの持つ幅広さや奥行きの深さを見事なテクニックで演奏していました。エキスパートの深沢雅美さんと共鳴するようなカルメンの軽快なリズムは最後を飾るに相応しい演奏でした。
出演された皆様夏の夕べの涼風のような爽やかな演奏をでした。依田みさきさんと藤沢百恵さんは最後の夏の夕べのコンサートお疲れさまでした。3年生が4人いるので来年は更に洗練されたコンサートに期待しています。
出演された皆様素晴らしい演奏をありがとうございました。皆様の音楽が更に深まっていくこととキャンパスライフの充実を願っています。