バイカル湖を巡る冬、ロシア、地球絶景紀行

昨日11月15日にBSーTBSで放送された地球絶景紀行を見ました。

今回はロシアにあるバイカル湖の特集でした。


5年ほど前に長野オリンピック10周年のイベントとしてロシアとカナダからU15の選手を呼びアイスホッケーの国際親善試合が行われました。


ロシアはイルクーツクから選手が来日、シベリア鉄道を乗り継いで長野市まで来たそうです。そのレベルの高さにいつかイルクーツクに行って本番のアイスホッケーを見たいものだ…と思いました。


そしてイルクーツクが近いバイカル湖の特集があると知り楽しみでした。

まずは流氷のような風景が広がっていました。そこは日本海に面したウラジオストクでした。


そこでロシア全土を旅している兄妹にインタビューしましたがバイカル湖が最高だと話していました。

市場でキムチを売っている女性がいてその女性のオススメスポットにカメラは行きました。

そこは港が一望出来る場所で夜景が素敵な場所でした。

翌日ウラジオストクからイルクーツクまで2000キロの空の旅で行きました。

空港から徒歩で20分街に行きました。アイスクリーム屋に行列が出来ていました。

絵を描いている人がいました。木造の建物を残したい…と話していましたが暖かみのある絵でした。

その画家の描いたホリオン島の絵が素敵でした。ホリオン島はバイカル湖に浮かぶ島でその画家はホリオン島で150枚以上書いた…と話していました。


イルクーツクからバイカル湖の畔まで車で3時間の道程です。バイカル湖は南北に600キロ、台湾くらいの大きさでスケールの大きさを感じました。


ホリオン島の先住民の子孫の方の案内で氷の上を車で走りました。一面見渡す限りの氷原ですが氷のヒビが毎年同じところに出来てそれを目印に走っているそうです。


漁を見せてもらいました。氷を割り針金を入れ仕掛けた網を引き上げました。

「オームリ」という鮭の仲間が釣れました。バイカル湖だけで獲れる魚だそうです。


カメラはホリオン島西海岸フシール村に着きました。ホリオン島の住民は13世紀頃にアジアから移住した人々がルーツになるそうです。

島の聖地に行きましたがそこは夕陽が綺麗な場所でした。

ガイドさんの家で夕食はオームリのフライや生魚のミンチ等でしたがバイカル湖の水を使っていました。

家族9人の夕食で子どもたちが父親を尊敬しているのが印象的でした。核家族化や家族のすれ違いが多い現代の日本が無くしたものがそこにありました。


そこには偽造された食品はなく大地の恵みに生かされていて豊かさとは何かを考えさせられました。


バイカル湖は簡単には行ける場所ではありませんがバイカル湖の魚を食べてアイスホッケー観戦をしたいものだ…と見終わった後に思った素晴らしい番組でした。
  


2013年11月16日 Posted by プラネマン at 11:51Comments(0)旅のテレビ番組

NHK街歩き 癒しの街バンコク

僕は若い頃キックボクシングを習っていた事がありました。キックボクシングはタイ国の国技ムエタイを日本流にアレンジした格闘技ですがルーツとしてムエタイには憧れがありました。実際にムエタイ選手と交流がありそのテクニックを間近で見たり付き合いがあると選手を通じてタイ国には親しみや憧れを持っています。

今日1月22日にNHK、BSでバンコクの街歩きの放送があると知り楽しみにしていました。


オープニングは朝8時のバンコクの駅でした。音楽が流れてきてその場にいた全員が直立不動で動かない状態が続きました。そこにいた人にインタビューをするとタイでは毎朝8時と夕方6次元に国歌が流れ国に敬意を示すと話していました。

街の中をさらに進むと屋台が出ていてバナナを揚げていました。シマウマの置物がたくさんありました。シマウマの置物に花を捧げていました。そこに祭られている神様はシマウマが好きだと言っていました。

宝くじを売っていました。下3ケタを当てる宝くじで番号によって値段が違い555や111、56(仏歴で2556年にあたるため)

バンコクのパワースポットの紹介がありました。エラワンの祠はビルの建設中に事故が多発して祠を作ったら事故は無くなりそれからは人気のパワースポットになったそうです。もう一ヶ所フラトリマルティに行きました。木曜日の9時半に降臨する赤いバラが大好きな神様で恋の願いを叶えてくれ女性に大人気の神様だそうです。


午前11時古い街並みが残る王宮地区にカメラは行きました。大きな仏像が並んでいるお店やリアルな僧の像など通りの店のほとんどが仏像を売っていました。両親のために仏像を寄進するのがタイの習慣だそうです。


カメラは12時のバンコクの様子を映していました。皆日傘をさしていますが日射しが強いのが理由でした。チキンカレーヌードルを売っている屋台で九官鳥が「私はチェンマイの女」「チキンカレーヌードル」と言い微笑ましく思いました。

地元の女子大生がバンコクで女性に人気のグルメの紹介をしてくれました。
3位はイエンタフォーという豆腐を発酵させたピンクの色をした香料で麺を食べる料理、

2位はもち米マンゴー、もち米にマンゴーを加えてココナッツミルクで混ぜるスイーツを紹介していました。
1位は豚足でしたが味の秘訣は教えてくれませんでした。


午後1時にワットホーと呼ばれるお寺に行きました。お寺の奥で体操をしている人がたくさんいました。この体操はルーシータットンと呼ばれ森で修行した僧が筋肉痛になり自分で治した体操だそうです。この日はマッサージ師が自分の身体をほぐしていました。

寝釈迦が映りました。高さ15メートル、奥行きが46メートルで足の裏は平になるそうです。


バンコク近郊の観光スポットが紹介されました。バンコクから南西に80キロ、クルマで2時間ほどの水上マーケットに行き象に乗って歩けるエレファントビレッジの様子が放送されました。


午後4時のバンコク、ムエタイを習う少年達に会いジムに見学に行きました。4才の子供もムエタイを習い4才の子供は蹴った時にガードが低いと腕立て伏せをさせられ本人には気の毒ですが微笑ましく思いました。お父さんがわが子の練習に付きっきりでムエタイの強さは小さな頃からの鍛練にあるのだと思いました。

夜の8時の市場ではお供え用の蓮の花を売っていました。市場は24時間営業で昼間も営業はしていますが昼間は暑いので夜の方が人通りが多いそうです。


夜10時の繁華街は屋台がごっちゃに入り組んでいて外人も多く賑わっていました。繁華街のスクリーンにはムエタイの試合が映し出されていました。僅かの時間でしたが廻し蹴りをダッキングで避けたり首相撲からヒザ蹴りの攻防になっていて興奮してきました。


仏教を基準にしながらもいろいろな神様を認めるタイの風習は日本に共通していると思いました。礼儀正しく信仰心が篤く微笑みの国のキャッチフレーズが似合う国だと思いました。

水上マーケットで売っていたラーメンや果物類も食べてみたくなりました。

ムエタイを扱った時間は僅かでしたがスクリーンで見たファイトは凄みがありました。

見応えのある一時間でした。現役の頃タイに行けばよかったな‥と後悔しましたがタイは親日的な国だと聞きました。日本とタイ共に栄えて欲しいと思いました。タイの魅力が詰まった素晴らしい番組でした。  


2013年01月22日 Posted by プラネマン at 22:50Comments(0)旅のテレビ番組

世界温泉遺産 アラスカ編

毎週木曜日にBS日テレで世界温泉遺産という番組が放送されています。

世界各地の温泉を巡る旅を放送する番組ですが自分には海外旅行など縁のない話だな‥と思い見た事がありませんでした。


僕はオーロラを死ぬまでに一度は見たいと思っています。アラスカなどオーロラが見えそうな場所には憧れがあり今回の放送でアラスカの温泉の特集があると知りオーロラを見ながら入れる温泉があるといいな‥と思い番組を見る事にしました。


始めにチナ温泉の紹介がありました。43度の硫黄泉で外の気温はマイナス20度でした。外国なので水着着用で入浴していました。

続いてフェアバンクスという街に行きました。フェアバンクスはアンカレッジに次ぐアラスカ第2の都市でマイナス50度になる事もあり取材した日はマイナス20度で通りを歩く人はほとんどいなかったそうです。

今回の舞台はフェアバンクスから200キロの人口100人ほどの小さな村マンリーでした。マンリーには温泉が湧き硫黄泉で泉源の温度は54度、一時間5ドルで入れるそうです。4つの湯船があり関節炎、神経痛、事故の療養に良くゴールドラッシュの時代では鉱山で働く人を癒していました。


同じ村にあるレディングトン犬舎を訪ねました。犬ゾリの世界王者を出した事もあるそうです。犬ゾリは原住民の生活の手段として活用されましたが1900年初頭に競技として始まりました。犬のトレーニングの様子やアラスカサーモンを料理して犬に与える様子が放送されました。


マンリー温泉からさらに奥に秘湯があるそうです。クルマでは行かれないのでスノーモービルでマイナス30度の中を3時間行くとトロバナ温泉に着きました。

まず水の確保から始まり宿舎の裏にある湧水を汲みに行きます。夕食はアラスカサーモンのホイル焼きと鹿の仲間のムースのステーキでした。源泉は山肌から自然湧出していて温度は70度の硫黄泉でひのきの湯船に入るスタイルでした。


オーロラの話は出ませんでしたがアラスカの人間を受けつけないような雄大な自然を体感してみたくなりました。アラスカサーモンやムースのステーキも美味しいだろうな‥と想像してオーロラを見るとしたらアラスカがいいな‥と思いました。アラスカの雄大さが伝わってきて見て良かった番組でした。  


2013年01月18日 Posted by プラネマン at 22:28Comments(0)旅のテレビ番組

山と遊牧の里 カザフスタン

昨日8月31日にBS-TSBで地球絶景紀行「山と遊牧の里、カザフスタン」という番組を見ました。僕が初めてカザフスタンの名前を聞いたのは2004年にビックハットで開催されたアイスホッケーの国際試合、長野カップでした。その頃はキムタクさんがアイスホッケーのドラマ「PRIDE」に出演していてアイスホッケーが注目された頃でした。会場には若い女性の姿もたくさん見られました。その大会にカザフスタンチームが参加しました。オールジャパンと4対4の接戦でドロー、ロシア、カナダと強豪チームを破り優勝しました。そしてカザフスタンチームは2010年の長野カップに出場して優勝しました。アイスホッケーではアジア地区における最大のライバルがカザフスタンでアイスホッケーファンとしてカザフスタンは目の上のたんこぶ的存在でした。2011年の冬季アジア大会はカザフスタンで開催されました。カザフスタンという国にアイスホッケーを通じ興味を持つようにようになりました。


今回の番組ではシルクロードのオアシスと呼ばれたアルマティという場所が舞台になりました。アルマティの戦没者をまつる公園にウェディングドレスを着たカップが登場する所から始まりました。幸せな結婚生活を過ごす事が出来るのは戦没者が国を守ってくれたからでありアルマティで式を挙げるカップルは戦没者公園に挨拶に行くそうです。中央バザールにはたくさんのリンゴが売られアルマティとはリンゴの里という意味があるそうです。

バザールではチーズなど酪農食品もたくさん売られ一行はアルマティから車で4時間ほど離れた遊牧民の住むケゲンという村に行く事になりました。ケゲンに向かう途中に国立公園のアルティンイエムリという岩山に寄りました。太古は海の底だという場所でしたが雨が降ってきて歩いてきた道が激流になったため岩山見学は出来なくなりそこから1時間ほど離れたアイカイコム砂丘という場所に行きました。高さ150メートル、長さ3キロで2つの山に挟まれ風によって砂が集まった場所でしたが山の上から滑ってくると口笛のようにブーンという音がして鳴き砂の大陸版のようでした。


一行は草原の郷ケゲンに着きました。草原の食卓にはつきものの馬乳酒でもてなしを受けました。一行はナンクウルダックという羊の肉をトマトソースとパスタで炒めた料理をご馳走になりました。一行が泊まっていった家は19才と15才の兄弟がいましたがその兄弟に岡の上に連れて行ってもらいました。一面草原の絶景でした。兄弟は自宅では電波の状態が良くないのでこの岡の上で携帯電話で話をするのを楽しみにしているそうです。何代も変わらないと思われる風景と常に変わっていく人の世の営みが対称的で興味深く思いました。


最後に一行はアルマティに戻りシンブラック山という3555メートルの山に登りました。アルマティから車で1時間ほど行くと標高2300メートルの登山口に着きました。途中でテントを張り早朝に山頂に行きました。山頂からはアルマティの夜景が美しくまさに絶景でした。僕は登山はしませんが若い頃御嶽山に登った事がありました。3千メートル級の山は神秘的で神の領域だと思いました。その時の感動を思い出し山頂はまさに神の領域だろうな‥と思いました。


アルマティの人々は日本人が忘れてしまった先祖や自然を敬う心を持っているのが素晴らしいと思いました。他にカザフスタンにはバルハシ湖という大きな湖やカスピ海に面していて豊かな自然があると思います。アイスホッケーのカザフスタンリーグを見たりいつかカザフスタンに行ってみたいな‥と思いました。  


2012年09月01日 Posted by プラネマン at 06:01Comments(0)旅のテレビ番組