プラネマン便り☆

今日９月２５日午後５時より南長野運動公園総合球技場で開催されたサッカーＪ３リーグ公式戦第２３節パルセイロ対セレッソ大阪Ｕー２３戦を観戦しました。

昇格を目指すパルセイロは現在５位と低迷しています。首位栃木と勝ち点差１１なので現実的には厳しいですが２位大分とは勝ち点差６で直接対決があるので僅かな可能性でも入れ替え戦の望みがあります。


パルセイロは２日前のナイターでJ2横浜ＦＣと１２０分の熱戦をしたばかりで手負いの状態ですが今回の相手は１６位中１４位のセレッソ大阪Ｕー２３でした。セレッソ大阪Ｕー２３は３試合無得点で敗れており組み合わせ的にはボーナスステージの感じがしてしっかり勝ち１０月からの反撃の狼煙をあげて欲しいと思いました。


この日時間ギリギリに行くと駐車場がなく臨時駐車場に行くと遅くなり着いたら前半終了間際でした。０対１のビハインドでしたがコーナーキックから大島選手が押し込み同点に…しかし大島選手負傷で西口選手と交代、大島選手に報いるためにも後半反撃して欲しいと思いました。


後半開始と同時に勝又選手を下げコンハード選手を投入しました。全般的にパルセイロがボールを支配しているように見えましたが５４分頃セレッソ大阪が左サイドからフリーになった選手に良いクロスボールが渡り数少ないチャンスを生かされ勝ち越されました。


６４分頃パルセイロがカウンターで再三チャンスを掴みましたが生かせず、７２分頃セレッソの選手がミドルキックを打つと決まりまさかの２点ビハインドに…
パルセイロは有永選手アウト渡辺選手を導入しました。敵陣でボールをキープしているように見えましたが枠内に飛ばず手詰まり感が強かったです。


そんな気持ちを察するようにセレッソのキーパーが遠回りをしたり…遅延行為を行いゴール裏からブーイングがあったもののパルセイロをおちょくっているようでした。


結局後半は大島選手の負傷に報いることが出来ず１対３で敗れました。相手ゴール前でキープしても何故１押し出来ないの？ザルのように数少ないチャンスで簡単に決められてしまうの？

試合後無言で急ぎ足で引き上げるサポーターが多く残ったサポーターからは罵声が多く飛びました。一部拍手をしている観客がいましたが僕はとてもそんな気がせず終了のホイッスルと共に無言で帰りました。


相手のキーパーが遅延行為をしました。もしも競っている試合ならそんなことはしないと思います。言い方は悪いですがパルセイロは若僧になめられて殴り返すことが出来なかったのです。

調子の悪かった名古屋に勝ったりして勘違いしたこともありましたがパルセイロは１６位中１５位の鳥取、１４位のセレッソ、１２位の東京、１１位の福島に敗れ実力的には下位とどっこいどっこいで昇格云々言える力は無かったのです。


実質福島に敗れた時点で今季は終了していましたが…今日勝てばまだ大分、栃木、鹿児島と上位陣との対戦があり夢は見れましたが若僧になめられた時点で実力が察しでき今季は終了…流石に今季は気持ちが折れました。

この日は今季最後のナイトゲームでした。僕はナイターが好きで芝生にライトが照らされているのを情緒的な気分で見るのが好きでしたが今日はそんな気持ちになれずパルセイロを良く思っていない人に何を言われても仕方ないな…と思い８０億円のスタジアムに秋風が吹いているようで虚しく泣いているように見えました。


ＪＦＬの時代と違い選手はサッカーに専念出来て長野市も全面的にバックアップ、南部図書館まつりではパルセイロコーナーが出展、アゼリア飯綱ではパルセイログッズも販売され市をあげて応援、篠ノ井駅前通りにはパルセイロの幟が立ち街を挙げて応援、今回の試合にもしも勝てばスーパー銭湯ぶらっとさんで半券で入浴料金３５０円の大奮発をする予定でした。この試合は真田丸とコラボして特別仕様のユニフォームを着て試合しましたが若僧相手にしょっぱい試合をして勇猛な武将に申し訳なく人々の期待を見事に裏切りました。

現在パルセイロに在籍している選手のほとんどがJ2に相応しい選手が皆無で８０億円のスタジアムを引っ張り長野市に富や話題をもたらす選手がいないことを残念に思いました。


次回から昇格を期待せずに観戦すれば良いのですが暇潰しになるならロキシーさんで映画を３回見るか芸術館でコンサートに行った方がガッカリしたりストレスが溜まらず有意義に過ごせる気がします。


世の中自分の思う通りになることばかりでないのは分かっていますがだからこそスタジアムで老若男女の壁を越えて盛り上がり良い週末にして来週からの活力にしたいのですが臨時駐車場に向かう間何も知らない子供以外皆オレンジの服を着たサポーターがあまりしゃべらず黙々と歩いていたのが印象的でした。