上田ジェンシャン2010観戦3

昨日5月30日サッカーの北信越リーグの上田ジェンシャン対ヴァリエンテ富山の試合を見に南長野運動公園に行ってきました。上田ジェンシャンの観戦は今季3回目、ジェンシャンのアットホーム的な雰囲気が好きで近場の試合は観戦するようにしています。今回の相手のヴァリエンテ富山はパルセイロと引き分けたチームでこの試合は前半の折り返しの試合で勝って後半戦につなげて欲しいと思いました。


開始早々上田シュートにはなりませんが右サイドからいいパスが2本続けて入ります。5分頃室川選手が枠を外しますが左サイドからこの試合初の本格的シュートを打ちます。

12分頃上田ジェンシャン直接FKのチャンスを逃しますが上田ジェンシャン22分頃コーナーキックから小田選手のナイスパスから真田選手が極めて上田ジェンシャンが先制します。

なおも28分頃小田選手のヘディングが僅かに外れてしまったり34分頃コーナーキックと上田ジェンシャンが攻め続けます。

38分頃ヴァリエンテ富山のヘディングのシュートもキーパーのファインセーブで逃れ40分頃ヴァリエンテのコーナーキックがありますがジェンシャンは耐えて前半は1対0で上田ジェンシャンがリードして終了します。


後半開始早々ヴァリエンテの攻める時間になりボールをキープしますが真田選手のナイスプレーがありジェンシャンピンチを逃れます。8分頃兼松選手OUTで中川選手INします。14分頃ジェンシャン極められそうになりますがオフサイドになります。

18分頃と31分頃ヴァリエンテ直接FKがありましたがジェンシャンペースで試合は進み16分頃と26分頃に直接FK、28分頃コーナーキックと攻め続けます。

29分頃登内選手OUT吉沢選手IN、吉沢選手の選手起用が成功して36分頃小田選手のナイスパスを吉沢選手が極めて2対0とジェンシャンリードします。

その後ヴァリエンテも意地を見せて37分頃コーナーキック、ロスタイムには2回続けてコーナーキックがありましたがディフェンスの東選手のナイスプレーもありヴァリエンテの攻めをしのいで2対0で上田ジェンシャンに勝ちました。


ベンチ裏に座りましたが監督の声や気合いが聞こえテレビ中継では分からないサッカーの魅力を感じてサッカーにハマってしまいそうです。ジェンシャンの試合は観客はそれほど多くはありませんがサッカーの好きな人や選手の知り合いが多くいい雰囲気の中で観戦出来てジェンシャンに魅せられてしまいます。


晴れ間はありましたが風が冷たく観戦日和という訳ではありませんでしたが、人数は少なくとも富山県内にJ2のチームがありながらも熱心に声援を送るヴァリエンテサポーターに好感がもて会場に行ってよかったと思いました。

前半戦が終了して上田ジェンシャンはパルセイロとJSCの2強には敗れたものの5勝をあげて3位で折り返しました。後半戦もぜひリーグ戦を盛り上げて欲しいと思います。
  


2010年05月31日 Posted by プラネマン at 06:45Comments(2)サッカーその他

愛犬の日 10年5月


僕の誕生日は27日、愛犬が我が家に来たのが27日で毎月27日を愛犬の日として刺身と季節の果物で愛犬との出会いを盛り上げています。

5月は韓国産の赤貝100円引きで298円と愛媛産ウワゴールド5個入りで398円を食べました。赤貝は歯触りがよく美味しかったです。ウワゴールドは少し酸っぱ目でした。

写真は我が家に来て3年4ヶ月になるメスのトイプードルのチョコです。僕の母親と姪っ子がバレンタインデーのチョコレートの話をしていたら自分の事を言われたと思い反応していたそうです。チョコにお前も家族の一員だからね!と言ったらワン!ではなくう〜んと言った返事をして人間の言葉が判っているようで不思議な気がしました。

愛犬との限られた時間を大切にしたいと思います。  


2010年05月30日 Posted by プラネマン at 09:34Comments(2)愛犬の日

上村愛子さん あぁ…

僕は若気の過ちですがかつて某新興宗教に首をつっこんでいた事があります。(今では洗脳も溶け退会者のブログを見てバカにしていますが…)バンクーバーオリンピックの頃、退会者のブログで某女性週刊誌にその教団の教祖の記事が載っていると話題になりました。


すでに翌週になり最新号が発売されたために立ち読みも出来ず書店で女性週刊誌を取り寄せるのも恥ずかしいのでそのままになっていました。だいぶ時間が経ちましたが某待合所で話題になった女性週刊誌を見つけました。


下の方にピンクの文字で上村愛子さんがどうしたとか書いてありますが、バンクーバーオリンピックにあたりモーグルの上村愛子選手が弱気の克服のために某新興宗教の教祖が書いた本を読んでいる…という内容でした。


この記事を読んで上村愛子選手にはガッカリしてしまいました。世界のトップクラスの競技者は皆紙一重の世界で勝った負けたを繰り返していて我々庶民より運不運や見えない力が働いたとかを感じる事が多いと思います。


プレッシャーの中で験を担いだり神仏にすがりたいという気持ちはわからんでもありません。しかしこの教祖にすがるのは泥船に乗るより質が悪い…というかこの教祖の教えを体得して社会に有益な活動をしている有名人はほとんどいなくて教団の広告塔になる有名人も聞いた事がありません。(かつては懐メロ歌手のMさんやウルトラマンシリーズに出演したHさん等が在籍したそうですがすでに退会したようです。)


21世紀になって教団のアンチの記事をネットで見ると魔が入るだのと言ったり最近ではアイスランドの火山の噴火は教祖が起こしたとか5月14日に東京で地震が起きるというブラジルの予言者の予言を引っ張りだしてきて自分達教団が防いだと言っています。


インターネットが普及する前でしたら相手側の言う事を鵜のみにしなければいけませんが現代はネットで色々な情報が入るのに何の利害関係もない某新興宗教をよいしょするのか‥鴨がネギをしょって行くのと同じで上村愛子選手の行動が理解できません。


信仰の自由も認められているので他人がとやかく言ってもいけませんが、上村愛子選手は影響力が強いので知らないうちに広告塔にされたり不利益にならないか心配です。上村愛子選手は年齢的に次回のオリンピックの出場は微妙ですがたとえ競技者として出場しなくても自分の果たせなかったメダルの夢を後進にたくして日本のウインタースポーツ界のために頑張って欲しいと思い某教団に関わり不利益な思いをしないように願っています。


某教団は最近ゴルフやボーリングのスポンサーになり知名度のアップをしています。もしかしたらウインタースポーツのスポンサーに名乗り出る可能性もあります。喉から手が出るほど資金が欲しいと思いますが某教団に限らずスポンサーになるからといい何にでも食い付くのでは無くお金の出どころや普段の活動をよく調べて欲しいと思います。

上村愛子選手しかりウインタースポーツ界しかり余計なところでつまづいて欲しくなく1ファンとして自分の恥をさらしてみました。ソチオリンピックにむけて日本ウインタースポーツ界のますますの活躍を願っています。  


2010年05月29日 Posted by プラネマン at 06:32Comments(0)ウインタースポーツ

32年前より現代に問う映画です

長野ロキシーさんで公開中の「密約」外務省機密漏洩事件を見てきました。

沖縄返還交渉が難航していた昭和46年2月、東日新聞は沖縄返還交渉の焦点となる外務省にキャップとして石山記者を送ります。

時の総理大臣は引退の花道に沖縄返還交渉を成立させようとしますが基地の旧地主に対する損害賠償等で難航します。石山記者は日本政府が請求権を全面肩代わりするという情報を掴み確実な情報を何とかして入手したいと考えます。


私鉄ストがあった日石山は外務省の女性事務官を送迎を理由に食事に誘います。一回り年上の病気の旦那の看病をしている女性事務官は石山記者の誘いにのってしまいます。石山記者は女性事務官に外務省の機密文書のコピーを見せてくれと頼まれますがその中に極秘の機密文書が3通交じっていて…


千野監督が1978年に社会派映画として「密約」を制作しますが70年代後半は日本映画界は斜陽化が進み社会派テーマを扱った作品を世に問う力はなかったそうです。1988年に公開されましたがバブル景気のまっただ中で政治的問題は見向きもされなかったそうです。


時が経ち普天間基地の移転先をめぐる混迷と民主党政権が誕生して外務省機密問題に真相解明の動きが出る中で32年前に作られた映画が2010年の日本を予測していたようで作り手の志の高さに感銘してしまいました。


「国家の機密保護か」「国民の知る権利か」裁判の場面とノンフィクション作家の澤井久代と石山記者の後輩の記者のやりとりは考えさせる事が多く見応えがありました。沖縄を取材した場面もあり現代に問う事が多い作品でした。国民1人1人が政治にもっと目を向けなければいけないな‥と痛感しました。


こういう社会派をテーマにした映画は一般的には受けないと思いますが知名度は無くとも内容が濃い作品を上映してもらい長野ロキシーさん、裁判の傍聴を続けた澤地久枝さんや千野監督、スタッフの皆様にこのような素晴らしい作品を残してくれた事に感謝したいと思います。多くの人がこの作品を見て何かを感じてもらえれば嬉しく思います。  


2010年05月28日 Posted by プラネマン at 06:36Comments(0)長野ロキシーさん上映映画

まり子さんの書いた本2冊目です

新年度になり新入社員が入社したばかりだと思っていましたが最近街でリクルートスーツを着た就職活動中と思われる若者をよく見かけるようになりました。僕の勤める会社でも来春卒業の学生向けに説明会があったようで就職活動まっただ中という感じです。


先週の金曜日ですが朝のNHKのニュースで若者の就職難の特集がありました。茨城県の例でしたがバレー部のキャプテンで成績が優秀だった女子生徒が家庭の事情で高卒で就職を希望しましたが見つからないまま卒業してしまい同様の若者が47人いたので茨城県が臨時職員として採用したようです。

同じく茨城県内の観光ホテルですが10年ほど新規の若者を採用してなかったそうですが茨城県などの支援で就職が決まらず卒業した若者を試験的ですが採用したというニュースを放送していて茨城県の例ではありますが若者の就職難の特集をしていました。


僕が就職活動をしていたのは平成元年の1989年でバブル経済の最盛期で日経平均が4万円に届きそうな空前の好景気で人手が無い時代で面接に行けばその場で採用、ホテルのランチをご馳走になり手厚い待遇を受けた今から思うと信じられない時代でした。


そのために今の学生に就職活動のアドバイスは出来ませんが坪田まり子さんの「面接で特Aをとる!」を薦めたいと思います。


坪田まり子さんは元アイドル歌手の倉田まり子さんの本名で現在は芸能界から一線を引き学生を中心にビジネスマナーやコミュニケーションの指導、大学で就職に関するセミナーの開催など多忙な日々を送り芸能界と畑違いの分野で成功しています。


この本は4月に発売されたばかりで坪田まり子さんの本としては第2弾で多くの学生を希望の企業や職種に導いてきたノウハウが書かれています。新卒の学生の場合はコネがない場合はほとんどが横一列でいかに自分をアピール出来るかが大事だと思います。現在就職活動中の学生や保護者の方にはぜひとも読んでいただき他の学生より一歩リードして欲しいと思います。

静山社文庫税抜き価格619円です。坪田まり子さんのこれからの活躍とこの本を読んでいただいた方が希望の職種や会社に入れる事を願っています。  


2010年05月27日 Posted by プラネマン at 05:59Comments(0)まり子さん

グランセローズ2010対ロッテ2軍

昨日5月25日BCリーグ交流戦ロッテのファーム対信濃グランセローズの試合を見にオリンピックスタジアムに行ってきました。昼間はもっていた雨も夕方から降り始めあいにくの雨模様の中の試合でした。


3回表2死1、2塁でロッテが1対0でリードしている場面より観戦です。ロッテ5番角中選手を信濃杉山投手が三振に抑えます。3回裏信濃四球からキャッチャーがボールを逸らした隙にランナー2塁に行きますがチャンスを生かせません。


4回表信濃ピッチャー杉山投手から木村投手に代わります。1死満塁で岡田選手タイムリー、翔太選手内野ゴロの間に2点目、宮本選手タイムリーで3点目、押し出しで4点目が入りますがライト脇田のファインプレーがあり3者残塁となりますがロッテ打者1巡の猛攻で4点入れて5対0とリードします。

4回裏ロッテ西野投手からコーリー投手に交代、コーリー投手内野安打を打たれますがダブルプレーで3人で攻撃が終了します。


5回表信濃木村投手から伸幸投手に交代します。四球を出しますが4人で抑えます。5回裏ロッテコーリー投手より下敷領投手に交代します。内野安打とつまった当たりのヒットで1死1、2塁としますが信濃の4番村田選手ダブルプレーで攻撃が終了します。


6回表伸幸投手から徳永投手に交代、3者凡退に抑えます。6回裏ロッテ下敷領投手から林投手に交代、ヒット1本打たれますが4人で攻撃が終了します。


7回表信濃徳永投手から雄一郎投手に交代しますが角中選手にソロホームランを打たれ6対0とロッテ6点リードします。7回裏ロッテ林投手からグランセローズOBの鈴江投手が登板、村田選手、山崎選手、市川選手と3者連続三振に獲り貫禄の違いを見せます。


8回表信濃雄一郎投手から芦田投手に交代します。途中出場の渡辺選手が2塁打で2死2塁としますが芦田投手踏ん張ります。8回裏ロッテ鈴江投手から山室投手に交代ヒットのランナーが飛び出してしまいアウトに続く打者もヒットを打ちますが後続が断たれます。

9回表信濃芦田投手から飯田投手に交代、定岡選手に2ランホームランを打たれ8対0となります。なおも2死満塁の場面で渡辺選手の満塁ホームランが出て12対0になります。9回裏山室投手から相原投手が登板3者凡退に抑え12対0でロッテが勝ちました。


信濃も木村投手、飯田投手が炎上しなければ負けたにしろもう少し締まった試合になったと思います。短いイニングにしても抑えた伸幸投手、徳永投手、芦田投手は自信になったのではないかと思います。打つほうは散発の7安打で僕が見た3回より3塁を踏めずプロの洗礼を浴びた気がしますがしっかりトレーニングして欲しいと思います。


この試合のMVPは満塁ホームランを打った渡辺選手に送りたいと思います。個人的には社会人野球の県知事旗でオリンピックスタジアムで登板した事がある日本生命出身のサブマリン2世の下敷領投手が投げた事が嬉しかったです。


雨の影響もあると思いますが観客は前回のナイターよりもかなり減っていました。イメージ的には雨の当たらない屋根の下にすっぽり入ってしまう感じを想像してもらえればいいと思います。ボールちょうだい坊やだけが元気に飛びかっていました。写真のコアラのマーチはロッテより入場者全員にプレゼントされた物です。とまれ雨の中で両チームの選手関係者の皆様お疲れ様でした。この中の選手から一軍で活躍する選手が出る事を願っています。  


2010年05月26日 Posted by プラネマン at 02:01Comments(0)信濃グランセローズ

香川照之さん

4月から始まった日曜日のドラマ新参者で香川照之さんが出演したそうです。現在日本の俳優の中で一番注目するのが香川照之さんで見逃してしまい残念に思いました。


僕は2年ほど前から長野ロキシーさんの映画にハマってしまい月に6〜7回ペースで映画鑑賞をしています。その中で香川照之さんは長野ロキシーさんのスクリーンに4回登場しましたが僕には凄いインパクトを与えてくれました。


「トウキョウソナタ」ではリストラされたサラリーマンを演じていました。初めは強気だった香川照之さんも再就職が上手くいきません。僕も10年ほど前に前の会社を辞めて再就職するのに1年近くかかり約30社ほど面接したので香川照之さんの演技を見てスクリーンにのめりこんでしまいました。


面接に行って自分より年下にバカにされた態度をとられ悔しくて棒を振り回すシーンや同じくリストラになった知り合いと話をしているシーンなどを見ると辛かった求職時代を思いだしてしまい僕がサラリーマンを続けていく間はバイブル的な作品になり強い人生観を与えてくれました。



「TOKYO」もよかったです。外国人の監督の目から見た東京を描いている3部作で香川照之さんは韓国のポンジュノ監督の作品に登場します。

香川照之さんは10年以上引きこもりをしている中年男役です。毎週土曜日にピザを出前をしています。普段は人とは目を合わせませんが目があった配達人は蒼井優さん演じる美少女でした。翌週も出前をしますが蒼井優さん演じる美少女が来ません。配達にきたのは店長ですが蒼井優さんは引きこもりになったと聞きます。蒼井優さんに会うために10年ぶりに表に出る香川さんですが‥


中年男の引きこもりを救ったのが娘ほど年が違う美少女との出会いであり中高年よ、もっと恋せよ!という独身中年男へのメッセージのように思えました。


最近は中高年の引きこもりが増えている感じですが僕も19才の頃引きこもりになった事があります。当時予備校生で授業について行かれず目標を失い引きこもってしまいました。3月までは仕送りがありましたが学校にも行かないのに仕送りをもらう訳にはいかずフリーターを初め僕の引きこもり歴は1年弱でしたが‥

香川照之さんの演技を見て引きこもっていた当時を思いだしてしまいました。現在引きこもっている人に見て欲しい作品だと思いました。


ディアードクターでは鶴瓶さん演じる過疎の村の医者の元に通う製薬会社の営業マンを演じていました。出番は少なかったですが鶴瓶さん演じる医者の一面を教える大事な役を演じていました。


松田優作さん公式映画では松田優作さんを熱く語っていました。


香川照之さんはリストラサラリーマンや引きこもり役など見事に演じて僕がかつて体験した世界を見事に演じて親しみがもてました。これからの香川照之さんに期待したいと思います。写真は香川照之さんがリストラサラリーマンを演じたトウキョウソナタのものです。  


2010年05月25日 Posted by プラネマン at 06:17Comments(0)テレビ、芸能

Aバームクーヘン 風の歌森の歌

昨日5月23日長野市篠ノ井塩崎の長谷寺で開催されたアンサンブルバームクーヘンさんのコンサート「風の歌、森の歌」に行ってきました。

アンサンブルバームクーヘンさんは東京芸術大学の音楽学部卒業生を中心に活動する音楽団体で演奏会ごとにメンバーを交代して毎回違う楽器で演奏され行くたびに新たな感動や発見があり楽しみにしています。プロアマの垣根を超えて活動していて音楽の普及に力を入れている事が素晴らしいと思います。


バームクーヘンさんは2005年から活動を始め今年で5年目、節目の年に原点に戻るという意味で初めて演奏会をした長谷寺でコンサートを行ったそうです。

今回はバイオリンの森玲子さん、ピアノの宇川さん、チェロの小沢さんの3重奏で開催されました。


前半はオールベートーベンで始めに「大公」が演奏されました。この曲はベートーベンが43才の時の作品ですでに耳が聞こえなかったそうですがそんなハンディを超えての作品にベートーベンの非凡さを感じてしまいます。

次はピアノとチェロの2重奏の「魔笛の主題による12の変奏曲」バイオリンとピアノの2重奏「バイオリンソナタ第5番春」が演奏されました。3曲共に初めて聞くベートーベンですが選曲の良さとそれを見事に演奏する演奏家の皆様にただ感動するばかりでした。


後半は「この歌も信州の歌」という題名で長野県に縁のある音楽家の作品「シャボン玉」「おぼろ月夜」「ゆりかごの歌」「みかんの花咲く丘」など全8曲が演奏されました。知っている歌も3重奏で聞くと味わい深いと思いました。


次はバームクーヘンさんのメンバーで鳥取県に在住の田中みつとしさんの作曲したオリジナル曲「西塘」が演奏されました。田中みつとしさんより中国上海近郊の水郷の街で老人が二胡を弾いているイメージで演奏して欲しいとメッセージがあったそうです。


次は坂本龍一さんのラストエンペラー、最後にピアソラのブエノスアイレスの夏が演奏されました。


ベートーベンに信州縁の歌やオリジナル曲に坂本龍一さんにいろいろな分野も聞けて充実した一時でした。ピアノの宇川さんの演奏が凄いと思いましたが宇川さんは千葉大学で学生にピアノを教えているそうで納得しました。


昨日はあいにくの雨でしたが新緑のこの時期の緑に包まれた古寺に降る雨は味わい深かったです。お寺の庭にはツツジが咲き温かい木のぬくもりの中のコンサートは非日常的な空間で大満足して帰れました。次の演奏会が楽しみです。

アンサンブルバームクーヘンさんは次回は8月にサンパルテ山王チャペルで公開録音会をするそうで楽しみにしています。  


2010年05月24日 Posted by プラネマン at 06:12Comments(0)コンサート

社会人野球長野県知事旗10閉幕

1ヶ月前で時間が経ってしまいましたが社会人野球の長野県知事旗が閉幕しました。53回目になる長野県知事旗大会ですがあまり知名度が無く残念に思いますが過去の大会に出演した選手で東芝から日本ハムに行った増井投手、日本通運からオリックスに行った阿南投手が一軍で登板してこの大会を楽しみにしている者としては嬉しいです。


今年の大会は決勝トーナメントは親会社が自動車業界の富士重工対トヨタ自動車、東京地区のライバルのNTT東日本対JR東日本の東京ダービーになりました。富士重工とNTT東日本が勝ちワイルドカードから勝ち上がったNTT東日本が優勝してドラマチックな結果になりました。


僕は6試合観戦しましたがベストマッチはJR東日本対NTT西日本をあげたいと思います。JRは十亀投手、NTTは吉元投手が先発します。

2回表JR2死2、3塁のチャンスを生かせません。2回裏NTT高木選手ソロホームランと越智選手タイムリー2ベースで0対2とリードします。

3回表JR大竹選手タイムリーで1対2となりますがレフトのファインプレーがありピンチを逃れます。4回表田仲選手犠牲フライで2対2の同点になります。


5回表JR無死満塁のチャンスがありますがダブルプレーなどで生かせずその裏NTT南田選手タイムリー2ベースで2対3となりJR十亀投手から坂上投手に代わります。なお1死満塁で内野ゴロダブルプレー崩れで追加店2対4とNTT2点リードします。


6回表1死よりNTT吉元投手から田邊投手に交代します。JR2死2、3塁で2安打1四球の斎藤達選手2点タイムリーで4対4の同点に追いつきなおも2死1、2塁で田邊投手から選抜で準優勝した事がある笠木投手に代わり笠木投手踏ん張ります。


8回表無死1、2塁で3安打の斎藤達選手が打席に入ります。まさかの送りバントで1死2、3塁とします。NTT笠木投手から小原投手に交代小原投手踏ん張ります。8回裏NTT2死2塁のチャンスをいかせません。

9回裏1死2、3塁NTTタイムリー2ベースを打った4番南田選手に回ります。JRピッチャー片山投手に交代すればNTTも南田選手に代打黒塚選手を送ります。黒塚選手サードゴロで3塁ランナーホームでアウトになります。なおも2死1、3塁1打サヨナラ勝ちのチャンスにホームランを打った高木選手に回ります。JRは片山投手から金投手に交代、高木選手ショートゴロに倒れ総力戦の末に4対4のドローでした。


比較的試合の進行が早い社会人野球ですが3時間半に近い死闘でした。野球観戦後はコンサートに行くつもりでしたが熱戦に大満足してしまい行くのをやめたくらいに素晴らしい試合でした。観客はほとんどいませんでしたが個人的に試合をしてくれた感じで嬉しかったです。長野県知事旗大会を過去25試合観戦していますが個人的にはベストマッチでした。

今大会に参加した12チームの選手関係者の皆様お疲れ様でした。今後の活躍を楽しみにしています。  


2010年05月23日 Posted by プラネマン at 11:14Comments(0)社会人野球

たぬき蕎麦360円/大衆割烹えど家/長野市木工団地

僕の勤める会社の近くにあるえど屋さんは木工団地近辺で出前をしてくれる数少ない店です。たいていの麺類はワンコイン500円でおつりがきて不景気な時代に財布に優しく助かっています。


えど屋さんは老夫婦で経営していますが奥さんが入院する事になり2〜3ヶ月くらい休店するそうです。

写真は休店前に最後に食べたたぬきそば360円です。かけそばと10円しか違いませんが揚げ玉がのっている分だけ得した気がします。


しばらくは寂しいですが早く復活する事を願っています。  


2010年05月22日 Posted by プラネマン at 12:34Comments(0)大衆割烹えど家

キックボクシング帝王沢村忠さん

会社の上司から女性の歌声の「愛はかげろう」を聞かせてもらいました。「この歌手は白羽れいこといいお父さんは白羽秀樹というんだよ!」「もしかしてキックボクシングの沢村忠さんの事ですか?」上司は格闘技ファンの僕に教えてくれましたが白羽れいこさんの写真を見ながら感動に震えていました。


僕が小学校低学年だった昭和40年代の後半、毎週月曜日の夜7時からテレビでキックボクシング中継をしていました。幼い心にも沢村忠さんが格好よく見えました。沢村忠さんが所属する目黒ジムの目黒ってなんだろう?と真剣に悩んでいました。


白羽れいこさんの歌を聞いた夜、沢村忠さんを検索して梅木清光選手との試合を見ました。1ラウンドは沢村忠さんは梅木清光選手の攻撃を受けに撤します。梅木選手の攻撃は全て見切られてしまいヘビに睨まれたカエルのようでした。

2ラウンド沢村忠さんのローキックがヒットして梅木選手はダウンします。梅木選手も立ち上がり根性があるところを見せますが沢村忠さんがKO勝ちします。若手を一蹴してしまう沢村忠さんの実力に感動してしまいました。若手になめられる実力ならブームにはならないと思い沢村忠さんの実力には感動するばかりで僕も若い頃キックボクシングをかじった事がありましたが沢村忠さんの試合を見ていればもっと真剣に練習したのになーと残念に思いました。


若い人は沢村忠さんを知らない人が多いと思いますが50才以上の半数以上は沢村忠さんの名前を知ってると思います。


昭和40年代初めから約10年ほどキックボクサーとして活躍しました。1973年巨人軍がV9を達成して王貞治さんが三冠王を達成した年に日本プロスポーツ大賞を獲得して当時の影響力の強さが分かると思います。生涯成績241戦232勝228KO5敗4分でした。


一部のアンチの中では沢村忠さんをプロレス的に見る人がいます。しかし当時の時代背景を思うと今ほど外国から選手を簡単に呼べなかったり、空手の各流派も直接打撃をしていなかった時代で大衆も今の時代ほど格闘技に対する眼力がなく本場ムエタイのチャンピオンを呼んで試合させるより格下でも真空飛びヒザ蹴りのKOシーンの方が受けたと思います。


新興スポーツのキックボクシングの知名度をあげるには頻繁にテレビに出る必要があり、現在のK-1などのように数ヶ月に一度の試合というわけにはいかず在日タイ人や留学生のタイ人が試合をする事もあったと思いますがそれは沢村忠さんの責任ではなく当時の時代背景があり仕方なかったと思います。


沢村忠さんは引退後公の場所に出る事はなく廃人になったとか裏社会で用心棒的な事をしているという噂が流れましたが今から10年ほど前に沢村忠さんの特集が組まれました。


用心棒だの廃人だのはガセネタで沢村忠さんはキックボクシングとか芸能界などの華やかな舞台から一線を引き過去の名声に頼る事なく本名の白羽秀樹として自動車工場で働き近所の子供たちに空手を教えていたそうです。


特集の中で空手着を着て座禅するシーンがあり求道者のようで感動した事を思い出しました。強い格闘家はたくさんいますが引退後は身持ちを崩したり一般人化してしまう人が多いですが過去の名声にすがる訳でなく社会人として父親として武道家として生きぬいてきた沢村忠さんが僕が一番尊敬する格闘家です。


沢村忠さんの動画を見た夜その強さに感動して忘れていた10年前の特集の感動が蘇ってきました。キックボクシングの世間的知名度は沢村忠さんで始まり沢村忠さんで終わってしまった感じです。僕は3戦で消えてしまったなんちゃってキックボクサーでした。格闘技の世界では生き残れなかったし強豪選手からは一緒にされたくないと思うでしょうが偉大なる大先輩の沢村忠さんが身体を張ってきたキックボクシングを青春の一時期とはいえ出来て幸せだったと思いました。  


2010年05月21日 Posted by プラネマン at 01:40Comments(0)キックボクシング

BJリーグ高松破綻

プロバスケットボールのBJリーグの高松が5月14日付けで自己破産したそうです。高松は公式ホームページが閉じてしまいリーグもまだプレーオフが残っているためかこの問題にあまり触れていない気がします。

リーグから公式な発表はないようですが負債金額は約5千万円で5月14日付けで選手スタッフは契約解除、残りの給料は未払いで4月からは遠征費もだせずリーグから1千万円ほど払われていたそうです。


穴吹工務店が撤退してすぐにダメになってしまったのが残念でこれでは穴吹工務店の企業部活と言われても仕方なくBJリーグが掲げる地域密着が感じられず残念に思います。


かつてJBLの福岡が破綻して新チームとしてBJの福岡になった事がありその経験がリーグ運営に生かされなかったのが残念に思います。

高松破綻を教訓にチームの財務状態をチェックして一定の水準を満たさなければ参戦出来ないなどの基準を設け再発の防止に努めて欲しいと思います。


かつては優勝争いをしたほどの強豪高松の破綻は残念ですが新しい動きもあり来季より新規の秋田、島根、宮崎が参戦するそうです。


島根チームはクロアチア人で元日本男子代表監督のジェリコ、ハフリセヒッチ氏が監督を務めるそうです。ジェリコ氏はギリシャなどのヨーロッパクラブチームの監督を歴任して欧州カップを制した実績があり新チームをどんな形に導くのか楽しみです。


ヨーロッパの選手を中心としたチーム作りでアメリカ色を排除した新しいスタイルのチームに期待したいと思います。地元新聞でもジェリコ氏監督就任が取り扱われたようで島根チームの活躍と盛り上がりを期待したいと思います。

残りの新規2チームの動きはまだありませんが来季のBJリーグは島根チームの活躍と僕が個人的に好きな街の京都にある京都ハンナリーズの立て直しに期待したいと思います。プレーオフファイナルはまだ残っていますが来季が始まるのが楽しみです。  


2010年05月20日 Posted by プラネマン at 06:24Comments(0)バスケ BJリーグ

母の日プレゼントした映画です

長野ロキシーさんで今週の金曜日5月21日まで韓国の「牛の鈴音」が公開されています。


通常15年くらいの寿命の牛が40年生きた飼い主の79才のおじいさんと一頭の牛の暮らしを描いたドキュメンタリー映画です。


誰もが耕作機械を使い農薬を使う時代チェおじいさんは牛と働き牛が食べる草のために農薬を使いません。一緒に暮らすおばあさんは自分より牛を大事にする事が面白くなくぶつぶつと文句を言っています。


登場人物はどこが痛いと言っている老夫婦が中心で美辞麗句を並べたナレーションや最新の撮影技術や有名ミュージシャンの音楽が流れる訳ではありません。韓国の素朴な農村風景とよぼよぼの牛が中心で牛の鈴音が何故か心に響きます。


僕がまだ小学生の低学年だった昭和40年代の後半にはまだ農耕用の牛がいました。この牛を見て思わず少年時代の郷愁を感じてしまいました。僕が飼っているトイプードルも牛と同じ茶色をしていて餌を食べているシーンなど愛犬とだぶってしまいほろりときました。

牧歌的で素朴で古きよき時代の郷愁を誘う秀作な映画だと思いました。僕の母親の実家もこんな農村に近いので母の日のプレゼントに牛の鈴音を見に行けと映画代をだしました。昨日見に行ったようで牛の涙に感動したと言っていて普段の親不孝が少しでも許されたかな?と思ってしまいました。


スター主義の韓国映画界において最終的には300万人が鑑賞。これまでの韓国のドキュメンタリーは「華氏911」の45万人が最高でいかにヒットしたかがわかります。

韓国の人口にすると15人に1人が鑑賞。日本にあてはめると「踊る大捜査線」や「ロードオブリング」を超えるそうです。


母の日のプレゼントが出来て長野ロキシーさんに感謝したいと思います。多くの人に劇場で見て欲しい作品です。  


2010年05月19日 Posted by プラネマン at 06:18Comments(6)長野ロキシーさん上映映画

懸命に生き抜く兄弟に泣けます。

長野ロキシーさんで公開中の「手のひらの幸せ」を見てきました。原作はシンガーの布施明さんの童話で昭和30年から昭和40年代の人々が豊かになることを夢みていた時代を描いています。


早くに母親を亡くし出稼ぎ中の父親に代わり祖父に育てられた健一と龍二、健一が6才龍二が4才の時その祖父も亡くなり幼い兄弟は児童養護施設に預けられます。

龍二は印刷工場を経営する夫婦の養子になり兄弟が会えるのは年に一度夏祭りの時だけになります。


時は流れ昭和48年、龍二は高校3年生になり高校の吹奏楽部でフルートを吹いています。ペンネーム希望の星という人物から高校時代最後の演奏会で頑張れとラジオで言われます。希望の星は若い女性だと分かりますが…

その頃、都会で大工の見習いをしている健一が帰ってきます。そして養父母の希望通り大学に行けといいますが‥


少子化が進み一人っ子が増えている現代において、ニート引きこもりと人間関係の多様化して人間関係が希薄になる中で二人の兄弟の絆は見ている人に感動を与えてくれます。

日本の都市化で失いつつある日本の元風景といえる農村風景に懐かしさや癒しを感じてしまい、そこで吹く龍二のフルートは心に響いて来るものがあります。


養護施設を抜け出して祖父が住んでいた実家に幼い兄弟が歩いていくシーンに泣けてしまいます。そして西田敏幸さん演じるおじいさんの優しさが心にしみてきます。


兄弟の絆、養父母の優しさ、生活が豊かで便利になった中で日本人が見失いつつある人の優しさなどを考えさせるいい映画だったと思います。


大林宣彦監督の元で撮影監督をしていた加藤雄大監督が初めてメガホンをとった作品で美しい映像と見終わった後の余韻が素晴らしい映画でした。加藤雄大監督の次回作に期待したいと思います。


原作の布施明さんは来月長野市、松本市でコンサートを開催するそうでこちらも楽しみです。  


2010年05月18日 Posted by プラネマン at 05:44Comments(0)長野ロキシーさん上映映画

上田ジェンシャン2010観戦2

昨日5月16日南長野運動公園にサッカー北信越リーグの上田ジェンシャン対テイヘンズを見に行きました。第2節の上田ジェンシャン対サウルコス福井をリバーフロントで見てから上田ジェンシャンのアットホーム的な雰囲気が気に入り今期2度目のジェンシャン観戦です。


開始早々ジェンシャン2回テイヘンズ1回直接フリーキックのチャンスがありましたが両チーム生かす事が出来ません。

8分頃ジェンシャン28番が2回シュートなおもコーナーキックのチャンスがありましたが得点には結びつきません。

15分頃枠は大きくハズレましたがテイヘンズがこの試合初の本格的シュートを打ちました。20分頃直接フリーキック、23分頃、32分頃テイヘンズコーナーキックのチャンスがありました。


43分頃テイヘンズキーパーと1対1になりますが生かせません。なおもテイヘンズカウンターからコーナーキックとチャンスを広げますが今度は上田がカウンターになり1分のロスタイムで前半戦が終了します。

後半8分ゴール近くの攻防でジェンシャン28番が負傷退場8番が入ります。このプレーでジェンシャンが直接フリーキック、コーナーキックと攻めてなおも直接フリーキックを打ちますがテイヘンズよく守ります。

17分頃ジェンシャン13番右サイドから得点を極めて1対0とリードします。

20分頃テイヘンズ直接フリーキックからバーの上段に当たる強烈なシュートがありジェンシャンファンからため息が漏れます。

21分頃テイヘンズ23IN21OUT、30分頃ジェンシャン12IN19OUT、32分頃テイヘンズ19IN10OUTとメンバーチェンジします。

33分頃と35分頃テイヘンズコーナーキックのチャンスがありジェンシャンも37分頃8番から9番とナイスクロスが行きますが外してしまいます。


38分頃テイヘンズ直接フリーキックからコーナーキック2回の猛攻がありますが42分頃ジェンシャンも再三テイヘンズのゴールを攻めますが決定力不足です。ロスタイムにテイヘンズキーパーと1対1になりなおもコーナーキックを打ちますがジェンシャンが耐えて1対0で上田ジェンシャンが勝ちました。


とにかく攻防が激しくて面白い試合でした。初めてベンチ裏に座りましたが監督の声、ボールを蹴る音、肉弾戦の音、全てがテレビで見るサッカーから感じた事がない驚きであり発見で会場に来て良かったと思いました。

天気が良かった事、選手の知り合いやサッカー好きが多く騒がしくなかった事などがありいい雰囲気で観戦出来ました。都合がつけば又見に行きたくなりました。上田ジェンシャンの選手関係者の皆様素晴らしい試合をありがとうございました。これからの活躍を期待しています。  


2010年05月17日 Posted by プラネマン at 02:46Comments(0)サッカーその他

信州大学交響楽団定期演奏会

昨日5月15日ホクト文化会館に信州大学の交響楽団の定期演奏会に行ってきました。信州大学交響楽団さんは毎年2回長野市と松本市で定期演奏会を開催しているそうです。スタートは昭和38年医学部音楽研究会として5名で発足し今年で50年の節目の年になり今回の定期演奏会で85回となる伝統ある交響楽団だそうです。


今回の演奏会では全部で3曲演奏され最初はボロディンの「イゴーリ公」序曲でした。

ボロディンは1833年生まれでピアノ、フルート、チェロ等の教育を受けながらも化学に興味を持ち医学大学の薬学部に入学したそうです。医学大学の教授として多大な業績をあげ多忙な日々を送る中でわずかな余暇を作曲に充てていたそうで作曲数は少なく自ら日曜日の作曲家と呼んでいたそうです。


今回演奏されたイゴーリ公は中世ロシアの「イゴーリ軍記」を題材に主人公のイゴーリ公の勇壮な戦いを描いたそうです。今回演奏された曲は演奏される機会は少ないそうですが完成度の高さや聞き終わった後の余韻が素晴らしく埋もれそうな名曲を発掘、演奏してくれた主催者の方に感謝しています。



2曲目バンクーバーオリンピックのフィギアスケートで有名になったハチャトリアンの仮面舞踏会です。5曲の組曲が演奏されましたが夜想曲のバイオリンのシーンとロマンスの部分が良かったです。



最後にシューマンの交響曲「春」が演奏されました。シューマンは4つの交響曲を残しているそうですが演奏される機会はあまりないそうです。今年生誕200年をむかえるそうでこの時期にシューマンを演奏してもらいクラッシックファンとしては嬉しく思います。全部で4章からなり休息後の後半はこの曲のみで聞きごたえがありました。



アンコールでヨハンストラウス2世のトリッチ、トラッチ、ホルメとヨハンストラウスのラリッキー行進曲が演奏されました。


ラリッキー行進曲では団長が着替え客席と一体になり盛り上がり楽しい一時を過ごせました。指揮の桜井優徳氏も汗を拭く場面もあり客席まで熱意が伝わってきて素晴らしかったです。


信州大学交響楽団さんは大学に入ってから楽器に初めて触れる団員がいたりタコ足大学で合同練習の機会も限られると思いますがそれでもしっかりとまとまるのは団員の音楽に対する情熱や50年の歴史の持ついい伝統や音楽を通じて得た友情等があると思い他の楽団と違う雰囲気を感じ会場に行って良かったと思います。

もう一度学生時代に戻れるなら交響楽団に入ってみんなと共有する達成感とかを味わってみたいなーと思いながら会場を後にしました。

日曜日の作曲家ボロディンが今回の一番の掘り出し物でもしも来場しなければボロディンを一生知らなかったかと思いクラッシックファンとしてはいい作曲家を演奏してもらい感謝しています。ショパンほど騒がれませんがシューマンも今年生誕200年である事を知りよい事を教えてもらいました。仮面舞踏会も有名な部分だけでなく知らないパーツを演奏してもらい良かったです。選曲もよく会場に行って良かったと思いました。


団員の皆様お疲れ様でした。団員の皆様はこれからも音楽に勉学にキャンパスライフに素晴らしい学生生活を送る事を願っています。

次回は5月23日松本文化会館での公演があり、第86回の定期演奏会は11月21日ホクト文化会館で11月27日松本文化会館であるそうです。都合がついたら行ってみたいと思います。
  


2010年05月16日 Posted by プラネマン at 08:33Comments(0)コンサート

グランセローズ2010対石川

昨日5月14日BCリーグの信濃対石川戦を見てきました。今期は数少ないナイター観戦で週末暇を持て余している独身の僕にとっては遠足にいくような楽しみでした。


BCリーグの存在理由の一つにナイターの開催をあげたいと思います。ナイターを家族で出かけ子供はファールボール拾いに走り回りお父さんは解放感にひたりながらビールをのみお母さんは野球に興味がなくても忙しい育児やパートの合間に一息つく‥弁当をもって行けばちょっとした遠足気分です。

家族で映画を見て飲み食いをすれば千円札があっという間に飛んで行ってしまいます。遠出をしても場所によっては休養にならない中でナイター開催は健全な娯楽が少ない長野県の中でBCリーグが出来る地域貢献だと思い今期の開催が少ないのは残念に思います。



昨日5月14日はこの時期にしては寒い日で吐く息は白くじっとしているとぶるぶると震えてしまうナイターには不向きの時期でしたが7時15分頃会場に着くとグランセローズ応援の鳴り物が聞こえ球場の解放感の中で非日常的な時間が過ごせそうと期待してしまいましたが‥


5回の表2対0でグランセローズがリードしているところから観戦です。石川ヒットで出たランナーが盗塁と暴投で三塁まで行き本間選手のタイムリーで1点返し2対1となります。

その後信濃徳永投手が6回7回と3者凡退、石川佐藤投手5回6回と結果的に3者凡退、代わった大瀬投手7回を四球でランナーを出しましたが後続を断ちテンポよく試合が進みます。


8回表信濃が好投していた徳永投手から木村投手に変わったところからゲームが動いてきます。ヒット、盗塁、タッチアップで1死3塁で4番深沢に回りますが死球で1、3塁となります。敬洋選手タイムリーで同点、なお1死満塁で押し出しとなり2対3と石川が逆転します。ピッチャー木村投手から鈴木投手に交代します。甲斐選手にタイムリーを打たれ2対4となりますが後続を断ちます。


8回裏石川大瀬投手から山下投手に交代、信濃2死1塁としますが竜太郎選手倒れてしまいます。


9回表石川本間選手タイムリー、深沢選手タイムリー2ベース、1死で鈴木投手から雄一郎投手に交代、小倉選手がピッチャー強襲のライナーで1塁に投げた送球がそれる間に2塁ランナーがホームイン、出塁した小倉選手が2盗3盗して3塁まで行きます。甲斐選手がタイムリー3ベースでこの回4点で2対8となります。9回裏石川の山崎投手の前に信濃3者凡退で2対8と石川が勝ちました。


8回から2イングで信濃3投手がヒット7、四死球4、盗塁4を石川に与え投壊しています。ケーブルテレビで先日の飯田の試合を見ましたがあの試合も給前投手三宅投手と投壊していましたが信濃の投手の駒不足は深刻だと思いました


開幕戦を見て今年のグランセローズは少しはやるのかな?と期待しましたが飯田と昨日の試合を見て杉山投手の出来がよかっただけなのか?と株が落ちた感じです。


投壊の他に走られ過ぎで小倉選手に1塁から3塁まで同じランナーに2回盗塁をきめられたのは猛省しなければいけないと思います。

打つ方は竜太郎選手がブレーキになっています。昨日の試合で2回打席があり2度ともにランナーを置いての打席でしたが凡退してしまい6回裏の打席ではヒットエンドランの失敗かサインの読み違いかわかりませんが刺されてしまいチャンスを生かせず残念です。


竜太郎選手はコーチに専念した方がいいと思います。NPBに復帰する事はないと思います。若手の育成が目的のリーグにおいて自分の立場を理解して若手に譲る事を求めたいと思います。

石川の山崎投手がMAX145を出していて制球を磨けば期待出来ると思いました。

寒い中で763人といつもより観客が少なかったですが僕みたいな中年の男性で1人で来ていた人も何人かいてまったりとした雰囲気の中でゆっくりと過ごせました。試合内容は不満なところがありましたが昨日のナイターがなければ退屈な週末を過ごしていたわけでナイター観戦の機会があった事は感謝したいと思います。

スポンサーのブースを出して(例えばホクトのキノコ料理コーナー、信州ハムの試食コーナー等)を出すイベントをやれば面白いかな?と思いました。

とまれ信濃の早急な投手陣の立て直しを期待したいと思います。  


2010年05月15日 Posted by プラネマン at 13:22Comments(0)信濃グランセローズ

BJリーグ新規参入京都見ました

日本のバスケットボール界はJBLとBJリーグの2団体あります。JBLはすでにシーズンが終了していますがBJリーグもプレーオフが残っているものの5月9日をもって52試合の長いレギュラーシーズンが終了しました。


穴吹工務店の撤退やJBL.BJの統合に向けての歩み寄りなど激動のBJリーグだったと思いますが僕が長野の次に好きな街の京都が京都ハンナリーズとして新規参入したのが個人的にはビックニュースだったと思います。

京都ハンナリーズは17勝35敗で7チーム中6位と残念な結果で終わってしまいましたが監督が東海大三高校出身で長野県出身者が活躍していると嬉しく思います。

今シーズンは京都ハンナリーズの試合が見れたのは2試合のみでした。第1戦は4月18日の琉球戦です。1Qはラスト30秒まで同点でしたが終了のブザーとともに琉球が極めて14対18と琉球がとります。2Q京都が14対12ととり琉球2点リードで前半戦が終了しました。

3Q残り5分で琉球1点リード、京都がペースをつかみ残り1分で京都5点リード、京都26対18で合計56対48と京都8点リードで3Qを終了しました。
4Q琉球がフリースローが10点くらい極らず京都が37対29でとり京都が91対77で勝ちました。解説の人が4Qの差はフリースローの失敗分だと言っていました。競っている試合を制した訳でなく琉球の自滅ゲームで盛り上がりに欠ける試合でした。JBL栃木が劇的な試合でチャンピオンになったので琉球にも去年のチャンピオンとしてレベルの高い試合をして欲しかったと思います。


第2戦は大阪戦です。1Qは出だしは京都リードも大阪が追いつく展開で20対22で大阪がとります。2Qは23対28で43対50と京都7点ビハインドで終了します。

3Q開始早々京都2点差まで追い詰めますが反撃もここまでで14対21で57対71と京都14点ビハインドで終了します。

4Q京都は大阪の勢いを止めれず22対24で79対95で大阪が16点リードで勝ちました。1位と6位の勢いの差が出た感じでした。

BJリーグは来期より秋田、島根、宮崎の3チームが新規参入します。景気が冷え込んでいる中での拡大路線は大丈夫でしょうか?新規参入を希望する長野県チームの参入なるか?両リーグが和解しても上手くやっていかれるのか?心配の種が多いですが京都ハンナリーズの来期の活躍を期待したいと思います。
  


2010年05月14日 Posted by プラネマン at 06:14Comments(0)バスケ BJリーグ

346BARに汐入規予さん登場

SBCテレビで毎週水曜日の24時20分から346BARという番組が放送されていますが5月12日放送分にゲストで長野市出身のシャンソン歌手の汐入規予さんが出演しました。


僕が初めて汐入規予さんを知ったのは去年の10月の終わりに飯綱高原で開催された飯綱町在中のシャンソン歌手川原三恵子さんのコンサートの時でした。


会場で僕が通路にはみ出して座っているとキレイなお姉さんが「すいません通して下さい。」と丁寧に言ってきました。コンサートが始まるとさっきのお姉さんがアコーディオンを弾いています。ステージの上で少し前に見た時より強い存在感を出していてその時初めて汐入規予さんの事を知りました。


川原三恵子さんがコンサート中ブランクがあったけど歌手になろうと思ったのは汐入さんがいたからだと言いアコーディオンを弾いているお姉さんがそんなに凄い人なのか‥と思い感激してしまいました。


4月に再び川原三恵子さんのコンサートがありましたがその時は汐入さんの演奏はなく残念に思いましたがテレビの画面とはいえ半年ぶりに汐入さんを見れて嬉しかったです。


汐入さんは大学でオペラの勉強をしていましたが先輩の薦めでジャズを始めてその後シャンソンに出会い現在は長野市内や東京でも広く活動しているそうです。

先週も汐入さんがゲストの放送があり今回の放送は後編になります。短い放送時間でしたが汐入さんは「なごり雪」と「愛しかない時」を歌いましたがその上手さにうっとりしてしまい生で聞いてみたくなりました。


汐入さんは5月29日松本で翌日の30日は長野市でライブをするそうです。ピアノの弾き語りやアコーディオン演奏やジャズやシャンソンと幅広く活動する汐入さんのこれからの活動に期待したいと思います。
  


2010年05月13日 Posted by プラネマン at 02:31Comments(0)テレビ、芸能

ある朝起きたら世界が変わってた

長野ロキシーさんで公開中のアニメ映画「涼宮ハルヒの消失」を見てきました。
この作品はマニアックな作品かな?という先入観がありましたが同じくキャラクターアニメぽかった「魔法少女リリカルなのは」が想像以上に面白かったので期待して見に行きました。

主人公キョンの所属するSOS団がクリスマスパーティーを開催する事になりリーダーだった涼宮ハルヒに振り回されていたキョンですがクリスマスを目前にした12月18日の朝登校すると普段と変わらない風景の中で命を狙われた朝倉涼子がキョンの後の席にいてクリスマスパーティー開催に張り切っていた涼宮ハルヒがいません。

周りの人は誰も涼宮ハルヒを知らずキョンだけ残してすべての記憶がすり替えられていました。キョンのクラスメイトで涼宮ハルヒと中学の同級生だった人物がいて他校の生徒だという事がわかります。

他校に乗り込んだキョンですがそこで涼宮ハルヒとSOS団のコイズミを発見します。2人共にキョンの事は知りませんが3年前の七夕の夜の事を話すと涼宮ハルヒには思いあたる事がありました。キョンの話に興味をもった涼宮ハルヒはコイズミを連れてハルヒがクリスマスパーティーを開催する予定だったSOS団の部室に行く事になりますが‥



上映時間が3時間近くの長編物でしたが長さを感じる事はなくスクリーンに見入ってしまいました。ロキシーさんで公開されたアニメではバトル物が中心でしたが「涼宮ハルヒ消失」の中ではバトルシーンがなくストーリーで魅せるところがよかったです。


学園生活やSOS団の友情を描いた感じでこんな学生生活を送れたら幸せだろうな‥と思いました。そして友情の中にも相手に対する気配りや思いやりの大切さを感じました。この気配りや思いやりの大切さは職場や家庭内でも通じる事がありこのアニメを見て学ぶ事が多く見る前の先入観はなくなり日本のアニメ映画の奥行きの深さを感じてしまいました。

写真は入場記念にもらったポストカードです。客層は若い男性が中心でしたが老若男女誰でも楽しめるのではないかと思います。一部の若い男性だけに独占させるのはもったいないと思い色々な世代の人にも劇場の大きなスクリーンで見て欲しいと思います。  


2010年05月12日 Posted by プラネマン at 06:40Comments(0)長野ロキシーさん上映映画