第33回夏の夕べのコンサート










更新が遅くなり既に残暑も落ち着いてきましたが僕のブログプラネマン便りが間もなく容量が一杯になり終了になります。コンサートカテゴリーの最後に…プラネマン便りの終わりの方に夏の夕べのコンサートをとっておきたくなり更新が遅くなり申し訳ありません。
夏の夕べのコンサートは桐朋学園大学や付属高校に学ぶ東北信出身者の皆様による成果の発表の場で今年で33回目になり世界的なピアニスト山本貴志さんもこのコンサートに学生時代出演しました。
今年はピアノ6人、ヴァイオリン3人、サクソフォーン2人、チェロ1人が出演して8月10日にホクト文化ホールで開催されました。
今年のお盆休みは6連休でしたがこの日が休みの前日で忙しく6時の時点で中野市にいました。急いで会場に向かいましたが着いた時は10番目の矢花優奈さんが演奏していました。聞けなかった人の演奏は残念でしたが来年に期待しています。
1、ヴァイオリン竹岡桜希さん高1、モーツァルトヴァイオリンとオーケストラのためのアダージョホ長調、伴奏須田桃香さん、
2、チェロ和田ゆずみさん高1、フォーレ夢のあとに、伴奏依田ひとみさん、
3、ピアノ山北響斗さん高2、バッハ平均律クラヴィア曲集第1集第12番へ短調/ショパン練習曲
4、ピアノ滝沢栞理さん高3、ベートーベンピアノソナタ熱情第3楽章
5、サクソフォーン甘利美侑さん大1、ロベール、プラネル/プレリュードとサルタレロ
6番、ピアノ滝沢友理恵さん大1、モーツァルトピアノソナタ第14番ハ短調第1楽章
7番、腰原菜央さん大3、シューマンピアノソナタ第3番へ単調第1楽章
8、サクソフォーン徳竹亜依美さん大3、ロジャー、ブートリー、ディベルティメント、
9、ピアノ町田莉佳さん大3、プロコフィエフピアノソナタ第6番イ単調第4楽章
10番目にヴァイオリンの矢花優奈さん大3がサン=サーンスの死の舞踏を演奏しました。伴奏は依田ひとみさんでした。
何年か前に矢花優奈さんは高校生で最初の方に出演していた記憶がありましたがあの頃より綺麗になり洗練され時間は止まっていないな…と感じました。百鬼夜行というか不気味さの中の軽快さを見事に演奏していました。
11番目はピアノ依田みさきさんがラヴェルの(鏡)より2悲しき鳥たち、4道化師の朝の歌を演奏しました。異国情緒豊かな曲でまだ見ぬスペインに思いを馳せながら聞いていました。
最後はヴァイオリンの藤沢百恵さん大4がサラサーテ、カルメン幻想曲を演奏しました。伴奏は深沢雅美さんでした。
ヴァイオリンの持つ幅広さや奥行きの深さを見事なテクニックで演奏していました。エキスパートの深沢雅美さんと共鳴するようなカルメンの軽快なリズムは最後を飾るに相応しい演奏でした。
出演された皆様夏の夕べの涼風のような爽やかな演奏をでした。依田みさきさんと藤沢百恵さんは最後の夏の夕べのコンサートお疲れさまでした。3年生が4人いるので来年は更に洗練されたコンサートに期待しています。
出演された皆様素晴らしい演奏をありがとうございました。皆様の音楽が更に深まっていくこととキャンパスライフの充実を願っています。
2016年09月23日 Posted by プラネマン at 17:32 │Comments(4) │コンサート
東邦音楽大学/フルートオーケストラベルソナ演奏会/志賀高原カレッジコンサート2016



2016年も志賀高原カレッジコンサートの季節になりましたが今年は昼間開催が多く期間中1回しか行かれなくて残念に思います。その1回が8月6日に開催された東邦音楽大学フルートオーケストラベルソナさんの演奏会でした。
東邦音楽大学名誉教授であり日本フルート協会常任理事の菅原早苗氏が設立したフルートオーケストラベルソナさんはフルート属のみで編成されるオーケストラでベルソナとはラテン語で美しい響きを意味するそうです。僕も毎年のようにベルソナさんの演奏を志賀高原まで聞きに行っているので楽しみでした。
都合で後半からの観賞になりましたが前半は…
1、バーンスタイン/キャンディード序曲
2、楽器紹介
3、小島佳男/ヴォカリーズ
4、ラヴェル/マ、メール、ロワ
眠れぬ森の美女のパヴァーヌ
親指小僧
パゴダの女王レドロネット
美女と野獣の会話
妖精の園
後半はフォーレ/組曲ドリーより子守唄スペインの風の踊り
フォーレが作曲したピアノ連弾のための6曲からなる組曲でタイトルのドリーとはフォーレが親しくしていたバルダッグ家の幼い娘の愛称で彼女の誕生日を祝って毎年1曲ずつ書き上げていったそうです。
6番目、源田俊一郎、東邦音楽大学講師中村明子氏編曲/小さな四季
春が来た〜鯉のぼり〜七夕様〜海〜虫の声〜冬の夜〜どこかで春が…童謡メロディ
7、チャイコフスキー、中村明子氏編曲/バレエ音楽、眠れる森の美女…が演奏されました。
フルートの音色に癒された一時を過ごしました。演奏会が終了時の志賀高原は22度と過ごしやすく爽やかな風のようなフルートの音色でした。
ベルソナさん素敵な演奏をありがとうございました。ベルソナさんは来年3月の定期演奏会では25回目の節目になるそうです。ベルソナさんの更なる活躍を願っています。
2016年08月28日 Posted by プラネマン at 22:39 │Comments(0) │コンサート
バウムクーヘン小さな音楽祭






アンサンブルバウムクーヘンさんは東京芸術大学を卒業した森玲子さんを中心に演奏会の度にメンバーや構成を変えるオリジナルな活動をしておりプロアマの垣根にとらわれない活動が魅力だと思います。
今回はアンサンブルバウムクーヘンさんとしては第39回目となり長野市芸術館開館記念共催事業の一環として行われました。
オープニングはチェロの小沢豊さんがバッハの無伴奏チェロ組曲より5番アルマンド、1番メヌエット、3番クーラントが演奏されました。小沢豊さんは現在ヤマハミュージック東京の講師をしています。
続いてサン=サーンスのクラリネットソナタ1、4章が四戸世紀さん佐藤茜さんで演奏されました。四戸世紀さんはベルリン興行楽団、読売日本交響楽団首席クラリネット奏者を経て現在東京音楽大学教授、佐藤茜さんは東京芸術大学室内楽科教育研究助手を務めエキスパートクラスの演奏を聞くことが出来ました。
3曲目は森玲子さん、三上真理子さん、大野君子さんがショスタコーヴィチの2台のヴァイオリンとピアノのための5つの小品が演奏されました。三上真理子さんはヴァイオリンと作曲を手掛け大野君子さんはピアノに作曲編曲小品の編曲多数と多分野で活躍しています。
4曲目はフランツ、シュトラウスのノクターンがホルンの水野信行さん、ピアノの佐藤茜さんが演奏しました。水野信行さんはバンベルク交響楽団首席ホルン奏者を経て現在東京音楽大学教授を務めています。
5曲目はソプラノの赤沢啓子さんが水野信行さん、三上真理子さんの演奏で朧月夜、三上真理子さんが作詞作曲した「空よ」を歌いました。「空よ」はNHKあなたのメロディーで放送されたことがあるそうです。
休憩後東京芸術大学音楽学部器楽科4年生のコントラバス専攻東福寺祥歌さんと伴奏の東福寺智恵子さんがクーセヴィツキーの悲しみの歌、小さなワルツを演奏しました。
後半2曲目、小沢豊さん三上真理子さんがサン=サーンス白鳥
3曲目水野信行さん、佐藤茜さんがサン=サーンス、ロマンス
4曲目は大野君子さん編曲のブラームスハンガリア舞曲第5番を四戸世紀さん、森玲子さん、小沢豊さん、東福寺祥歌さん、大野君子さんが演奏しました。
5曲目は森玲子さんがマギエルスキの今日は帰れない
6曲目は赤沢啓子さん三上真理子さんが落葉松
7曲目はピアソラのオブリヴィオンが四戸世紀さん、森玲子さん、小沢豊さん、大野君子さんにより演奏されました。
最後にディレクターの馬場健一さん編曲のイッポリトフ=イワノフの組曲コーカサスの風景が演奏されました。
大学教授や演奏歴が30年以上のエキスパートの演奏が1500円で聞け素晴らしかったです。東京芸術大学関係者の極まった演奏は会場に足を運んだ甲斐がありました。出演された皆様素晴らしい演奏をありがとうございました。皆様の更なる活躍を願っています。
2016年08月28日 Posted by プラネマン at 20:38 │Comments(0) │コンサート
珠玉の名曲コンサート/東京芸術大学音楽学部長野同声会特別公演







この演奏会は長野市芸術館開館記念事業の一環として開催されました。東京芸術大学長野同声会の皆様は例年5月に卒業生、在校生が合同で音楽をするということをテーマに演奏会を開催していましたが今年は5月に在校生、6月に今回の卒業生、6月19日に大学教授や演奏歴の長いエキスパートの皆様の演奏会を行い洗練された音楽が聞け楽しみでもありありがたいと思いました。
今回の珠玉の名曲コンサートは1人1人の演奏時間が長くじっくり聞かせてくれるのが魅力でした。
オープニングは佐藤茜さんと大伏啓太さんが出演、ブラームスのハンガリー舞曲集より第1集が演奏されました。
佐藤茜さんは塩尻市出身、東京芸術大学大学院を修了、2013年より東京芸術大学室内楽科助手をして研鑽を重ね16年5月より松本市で室内楽リサイタルシリーズを開始しています。
大伏啓太さんは東京芸術大学大学院ピアノ専攻を修了、日本音楽コンクール3位、ドイツのコンクールでも1位受賞、読売新人音楽賞受賞、現在は東京芸術大学ピアノ科の非常勤講師をしています。洗練された美しいピアノの音色でした。
続いてアルトの小巻風香さんが出演しました。小巻さんは長野市出身で大学卒業と同時に東京混声合唱団に入団、3年間活動しました。伴奏は南澤佳代子さんでした。
ブラームス/5つの歌曲、OP47より日曜日、
シューマン/ミルテの花より献呈
JSバッハ/マタイの受難曲
ヘンデル/オラトリオ、イェフタ
万城目正/りんごの唄が歌われました。
続いて上田市出身、ヴァイオリンの斎藤澪緒さんが出演、斎藤さんは大阪国際、横浜国際と数々のコンクールに入賞、現在は大学院生として研鑽を続けているそうです。フランクのヴァイオリンとピアノのためのソナタが佐藤茜さんの伴奏で演奏されました。荘厳かつ神聖と解説にありましたがまさしくその通りの魅力的な曲でした。
最後に上田市出身のチェロの太田陽子さんがラフマニノフ、チェロとピアノのためのソナタを演奏しました。出演しました。太田陽子さんはフランスボルドー国際コンクール特別賞受賞の実力派でラフマニノフの名曲を圧巻な演奏をしました。
濃厚で重厚で後味が良い…言葉で表せない音楽の魅力や深みを感じた至福の一時でした。長野県関係者の中でこれだけ洗練され極まった音楽家がいたと知ると感激しました。アンコールも1人1人丁寧に演奏してくれ筆記用具を忘れて記録できず申し訳なく思います。
出来て1ヶ月の歴史が始まったばかりの芸術館に芸大関係者の皆様が足跡を残したのは意義深いと思いました。出演された皆様素晴らしい演奏会をありがとうございました。このメンバーの誰かが演奏するときは都合をつけて行ってみたいと思いました。出演された皆様の更なる活躍を願っています。
2016年08月16日 Posted by プラネマン at 19:46 │Comments(0) │コンサート
長野リコーダーヴィレッジ/長野市芸術館オープン記念コンサート




5月8日に柿落としがあった長野市芸術館開館記念事業の一環として開催されたコンサートで個人的にはリサイタルホール初観賞なので楽しみでした。
長野リコーダーヴィレッジさんはリコーダーの音色に惹かれ集まった愛好家グループで平成14年4月に結成、メンバーは長野市を中心に穂高、糸魚川から集まり熱心さやリコーダー愛を感じました。毎年長野市七瀬の信州教会さんで定期演奏会を開催しているそうです。
今回は村長立岩伸一さん、村民荒井義郎さん、金沢将生さん、須原聡さんの男性4名が出演しました。
この日は週末の金曜日で休憩後からの観賞になりましたが休憩前は…
アルベニス、スペインよりタンゴ、スペイン組曲第1集、アストゥリアス、
プレトリウス、舞曲スパニョレッタ、クーラント、ブーレ、
バッハ、フーガの技法よりコントラプンクトゥス、
スカルラッティ、ソナタ、アダージョ、アレグロ、メヌエットが演奏されました。後半は…
H,ジロー,パリの空の下
フランス映画の「パリの空の下セーヌは流れる」のテーマ音楽になるそうです。映画ではアコーディオンでセーヌの流れを連想させたそうですがリコーダー4重奏の音色はまだ見ぬセーヌの流れを連想させてくれました。
続いて武満徹氏の「3月のうた」が演奏されました。この曲は谷川俊太郎氏の詩につけられたものでリコーダー4重奏が静かな調べを奏でていました。
後半3曲目はHアーレンの虹の彼方に…が演奏されました。映画オズの魔法使いのテーマ音楽で日本では美空ひばり氏が紅白歌合戦で歌ったそうです。コントラバスも加わり低音器の4重奏が素敵でした。
後半4曲目はAギャニオンの明日が演奏されました。フジテレビのドラマ「優しい時間」の主題歌で平原綾香氏が歌っていたそうです。最後は明日は新しい私が始まる…で終わる歌で希望に満ちた気持ちを演奏していました。
5曲目はピアソラのオブリビオンが演奏されました。タンゴの鬼才ピアソラの名曲で邦題は忘却、タンゴの名曲をリコーダーが独自の音色を奏でていました。
最後はデスモンドのテイク、ファイブが演奏されました。ポールデスモンドが作曲、デイヴ、ブルーベックの1959年のアルバムタイムアウトに収録されたジャズのスタンダードになるそうです。当時としては珍しい4分の5拍子で有名な曲になるそうですがリコーダーの音色がジャズと融合して素敵でした。
後半は映画音楽、ジャズ、タンゴ、前半はクラシック曲などリコーダーの枠を越えたチャレンジが見事でリコーダーの魅力が伝わってきた演奏会でした。学校の音楽の授業ではリコーダーを嫌々やっていましたが勿体ないことをした…と思った素敵な演奏会でした。慌ただしい週末の中で見に行った甲斐があり個人的なリサイタルホール柿落としが素晴らしいものになりました。
リコーダーヴィレッジの皆様素晴らしい演奏会をありがとうございました。皆様のリコーダーが更に深まって行くことを願っています。
2016年08月16日 Posted by プラネマン at 17:42 │Comments(0) │コンサート
平成28年度/長野県新人演奏会/前半7名










オープニングは武蔵野音大卒業、塩尻市出身、ソプラノの福島明日香さんが
モーツァルトすみれ
シューベルト春への想い
ベッリーニ歌劇カプレーティとモンテッキよりああ幾度か…を歌いました。
2番目に桐朋学園大学卒業、岡谷市出身、クラリネットの小林未侑さんがウェーバー、協奏的大二重奏曲変ほ長調、第2、3楽章演奏しました。
前日にホクト文化ホールで開催された演奏会に行った時に開始が2時だったので2時のつもりで行きお二人の演奏を聞き逃して残念でした。
3番目昭和音大卒業、東御市出身、ファゴットの荻原愛梨さんがサンサーンス、ファゴットソナタト長調を演奏しました。これからはオーケストラの勉強をしていきたいとインタビューで語っていました。
4番目に東京音大卒業、駒ヶ根市出身、ソプラノの杉山紗英さんがヴォルフ、小さなもので…
ドニゼッティ歌劇ドン、パスクァーレよりその眼に騎士は…
モーツァルト歌劇魔笛より私の心は苦しみに満ちて…を歌いました。
杉山紗英さんは7月に福島で演奏会に出演、大学院で学びながらミセラブルやミュージカル、オペラ夕鶴にも出演予定で多方面で活躍するそうです。
5番目に国立音大卒業、長野市出身、アルトソプラノサクソフォンの西田剛さんがカントルーブ、オーヴェルニュの歌…
第1曲羊飼いの娘
第2曲バレイロ、
第3曲3つのブーレを演奏しました。
西田剛さんはヒオキ楽器さんで講師の就職が決まったそうです。
6番目に昭和音大卒業、塩尻市出身、ピアノの唐澤志織さんがリストの巡礼の年第1年スイスより第6曲オーベルマンの谷を演奏しました。演奏後のインタビューで高校1年で感銘を受けた…と語り音楽教室の先生になると語っていました。
7番目に桐朋学園大学卒業、岡谷市出身、マリンバの横内奏さんが伊福部昭のオーケストラとマリンバの為のラウダ、コンチェルタータを演奏しました。演奏後のインタビューで更にマリンバを極めていきたいと語っていました。
この日出演された皆様素晴らしい演奏をありがとうございました。時間が短く感じました。皆様の皆様のこれからの活躍を願っています。
2016年06月21日 Posted by プラネマン at 06:40 │Comments(2) │コンサート
平成28年度/長野新人演奏会/後半8名










8番目に東京芸術大学卒業、松本市出身、打楽器の金井麻理さんがガンジェローシ、メディテーションNo.1と村松崇継、ランドを演奏しました。演奏後のインタビューでスネアドラム=小太鼓やマリンバ等の楽器の解説をしました。今後は大学院に進みオーケストラの勉強や打楽器の可能性を追究したいと語っていました。
9番目に昭和音大卒業、東御市出身、ハープの竹内遥香さんがグリンカ、モーツァルトの主題による変奏曲とトゥルニエ、妖精プレリュードとダンスを演奏しました。演奏後のインタビューで県内でブライダル演奏や学校の吹奏楽部の指導など県内で幅広く演奏活動をしていると語っていました。
10番目に東京芸術大学卒業、茅野市出身、ソプラノの相良夏美さんがマルクス、5月の話
プーランク歌劇ティレジアスの乳房よりいいえ旦那様が歌われました。
演奏後のインタビューでこれからはスペインの曲を追究、音楽の良さを広めていきたいと語っていました。
11番目に昭和音大卒業、宮田村出身、チューバの藤浪由起子さんがスパークのチューバ協奏曲を演奏しました。演奏後のインタビューでチューバの楽器紹介を行いチューバは8キロあると語っていました。4月からは楽器店に就職が決まったと語っていました。
12番目に桐朋学園大学卒業、佐久穂町出身、ピアノの須田桃香さんがブラームス幻想曲集作品116より第1、2、6、7楽章を演奏しました。演奏後のインタビューで1月の卒業試験で演奏した曲で思い入れが深いことを語り室内楽や管弦楽も学んでいきたいと語っていました。
13番目に東京芸術大学卒業、上田市出身、ヴァイオリンの斎藤澪緒さんがドビュッシーのヴァイオリンソナタト単調を演奏しました。演奏後のインタビューで4月から大学院に進み6月5日と9月6日に芸大関係者と演奏会を行うと語っていました。
14番目は武蔵野音大卒業、上田市出身、トランペットの若林俊介さんがトマジのトランペット協奏曲より第1、3楽章を演奏しました。演奏後のインタビューで五重奏にもチャレンジしたいと語っていました。
最後に長野市出身、信州大学卒業、ピアノの相馬彩乃さんがドビュッシー前奏曲集
第1集より第2曲帆、
第2集より第7曲花火、
第1集より第12曲西風の見たもの…を演奏しました。演奏後のインタビューでは大学院に進学して教職を目指しながらリサイタルも開催したいと語っていました。
若者の熱演に時間が短く感じられました。出場された皆様素晴らしい演奏をありがとうございました。皆様の音楽が深まって行くことと更なる活躍を願っています。
2016年06月19日 Posted by プラネマン at 11:46 │Comments(0) │コンサート
信州大学交響楽団第97回定期演奏会


信州大学交響楽団さんは昭和38年に医学部音楽研究会として5名で発足しましたが現在では100名を越える楽団となりました。毎年5月と11月に長野市と松本市で定期演奏会を重ね今回で97回目になり来年の11月には100回講演になります。
重ね合わせて来た伝統と長野県内各地に散らばるタコ足キャンパスのハンディを越えた団結心が信大交響楽団さんの魅力だと思います。
オープニングなエンゲルベルト、フンパーディンクの歌劇ヘンゼルとグレーテル前奏曲が演奏されました。
1、グリム童話ヘンゼルとグレーテル
2、エンゲルベルト、フンパーディンク
3、オペラ、ヘンゼルとグレーテル、
4、私たちが演奏する序曲…
曲の背景や作曲家のプロフィール、演奏する心構えや聴きどころについて丁寧に解説されていました。
続いてヨハネス、ブラームスによるハイドンの主題による変奏曲が演奏されました。
テーマ、第1変奏〜第8変奏、フィナーレまで聴きどころが丁寧に解説されていました。
後半は約1時間連続でドヴォルザークの交響曲第9番新世界より…が演奏されました。
ドヴォルザークの生い立ちや鉄道オタクだったエピソードが丁寧に解説され迫力があり渾身の演奏でした。
プログラムの解説から力が入りヤル気が伝わってきました。この日は絶好の行楽日和で会場に行く前は何処かに出かけたいな…と思いましたが熱演の数々に会場に足を運んで良かったと思いました。
信大交響楽団さん素敵な演奏をありがとうございました。松本市公演の盛会と新1年生を交え更にバージョンアップすることと団員の皆様のキャンパスライフの充実を願っています。
2016年05月27日 Posted by プラネマン at 07:47 │Comments(0) │コンサート
東京芸術大学音楽学部同声会/長野支部主催コンサートその5








春先のこの時期に東京芸術大学音楽学部で学んだ卒業生、在校生が音楽をするということをテーマにコンサートを行い開催を楽しみにしていました。今年で5回目のこのコンサートでしたが今回は在校生限定で6名の学生の熱演がありました。
オープニングはサクソフォーンの山本直哉さんでした。東御市出身の山本直哉さんは10歳よりサクソフォーンを始め小諸高校音楽科を経て現在東京芸術大学3年生在学中です。
山本直哉さんはF、デュクリュックのソナタ、ハ調を演奏、オープニングに相応しい熱演でした。
2番目にトランペットの蓬田奈津美さんが出演しました。蓬田さんは東御市出身、9歳よりトランペットを始め小諸高校音楽科を経て現在東京芸術大学3年生在学中です。今回はH、トマジのトランペット協奏曲を演奏しました。共演のピアノと絡み合うような音色が素敵でした。
3番目にバスの高橋宏典さんが出演しました。高橋さんは東京芸術大学3年生在学中で中2よりドイツの音楽に憧れていたとパンフレットに書いてありました。水泳も得意な高橋さんはドイツの歌1曲、イタリアの歌を2曲歌いホールに素敵な声が響きました。
愛しき人よ、ジョルダーノ
歌劇、清教徒より、ああ永遠に君を失ってしまった/ベッリーニ
蓮の花/シューマン…が歌われました。
4番目にピアノの千葉映見里さんが出演しました。千葉映見里さんは箕輪町出身で3歳よりピアノを始めました。今回はショパン、ピアノソナタ第3番、第1、4楽章が演奏されました。ショパン円熟期の作品を見事に演じていました。
5番目にトランペットの渡邉美優さんが出演しました。渡邉さんは松本市出身で3歳よりピアノ、8歳でトランペットを始めたそうです。小諸高校音楽科を経て現在東京芸術大学3年生在学中です。小諸高校時代は校内選抜演奏会に出演したことがある実力派でした。今回はA、アルチュニアンのトランペット協奏曲を演奏しました。
最後にソプラノの傳田実咲きさん4年生が出演しました。美しい歌声は最後を飾るに相応しい歌声でした。
歌劇、羊飼いの王様より穏やかな空気と晴れた日に/モーツァルト
高みから吹く風が/リムスキイ=コルサコフ
ここは素晴らしいところ/ラフマニノフ
歌劇、霊媒よりモニカのワルツが歌われました。
最後に出演者全員と観客で早春賦が歌われ会場と出演者が1つになり感動的な終わり方をしました。
出演者の皆様、それぞれテーマを持ち真摯に音楽に打ち込んでいることが伝わってきて感動的なコンサートでした。この日は絶好の行楽日和でしたが会場に来なければ知らなかった名曲を聴け音楽の深さを感じ会場に行って良かったと思いました。
音楽の深さや若者の情熱に刺激や感動が交じった爽やかな気持ちになれたコンサートでした。出演された皆様素晴らしい演奏をありがとうございました。皆様の音楽が更に深まることとキャンパスライフの充実を願っています。
2016年05月14日 Posted by プラネマン at 11:50 │Comments(0) │コンサート
琴伝流大正琴/アンサンブル演奏会/第28回長野県芸術文化総合フェスティバル


ホクト文化ホールでは3月12日に開催されました。この日大ホールで舞台芸術が2公演、中ホールで4公演、ギャラリーで水彩画と書道、玄関ホールで華道の展示がありました。
個人的には長野県大正琴協会さん主催の琴伝流大正琴/アンサンブル演奏会に行きました。
途中からの観賞でパンフレットが無く残念でしたが富士通夕月会の皆様の演奏から聞きました。平成の初めから活動しているそうでLOVE,YOU,TOKYOを演奏しました。
続いて子供グループT−Jr.の皆様が出演しました。昨夏から始めたそうですが2年生3人、5年生2人、6年生2人、引率1人の8名が故郷と嬉しいひな祭りをことの音色で演じていました。
続いて長野エンジェルハープスの皆様が大和路の恋を演奏しました。昨年11月鹿児島国民文化祭に招待され1360キロをバスとフェリーで遠征して演奏活動をしたそうです。琴を通じて交流範囲が広くなり羨ましく思いました。
続いてもねの会、柳原篠ノ井合同グループの皆様により西郷輝彦氏の星のフラメンコを演奏しました。カスタネットでフラミンゴの感じを出して素敵でした。
続いてオリオンズの皆様が赤いスイトピーを演奏しました。結成から30年、名古屋、東京等離れているメンバーもいるそうですが小6生〜3世代の琴を通じた結びつきが羨ましく思いました。
最後にハープス山なみの皆様の演奏がありました。北信各地から集まった指導者グループによる演奏でした。
故郷は今も変わらず…で東日本大震災の復興を願いリンゴの歌で戦後の復興を成し遂げたことを表し復興をテーマに演奏したそうで素敵な演奏でした。
琴の魅力を感じた素敵な時間でした。出演された皆様素敵な演奏をありがとうございました。皆様の琴がますます極まることと大正琴が広まっていくことを願っています。
2016年03月21日 Posted by プラネマン at 13:28 │Comments(0) │コンサート
第20回長野県小諸高校音楽科演奏会

小諸高校音楽科は長野県で唯一の音楽科があり県下各地から音楽を志す生徒が集い切磋琢磨されています。今回開催された演奏会は選抜生徒と選任講師によるソロ演奏会として開催され3月6日にホクト文化ホール、3月12日に軽井沢大賀ホールで開催されました。
両日出演者が違いましたがこの日ホクト文化ホールで開催された演奏会には選抜生徒8名講師4名による熱演がありました。
オープニングは長野市北部中学出身のソプラノの小山百合香さんがガスパリーニの「あなたへの愛を捨てることは」とドニゼッティの「連隊の娘よりさようならが歌われました。
2番目は長野市篠ノ井西中学出身のソプラノの松田ゆいさんがヘンデル「私を泣かせてください」とべッリーニ「夢遊病の女より、あぁ信じられないわ」が歌われました。
3番目は上田市立第6中出身のフルートの鳥羽そよかさんがタファネルのグランドファンタジーを演奏
4番目は佐久市立中込中学出身のトランペットの武藤向日葵さんがサン・サーンスのファンタジー変ホ長調を演奏
5番目に長野市立西部中学出身のピアノの腰原茉実さんがビラームス2つのラプソディーを演奏
6番目に須坂市東中学出身のユーフォニアムの春原佑香さんがカステレードのファンタジーコンセルタンテを演奏
7番目に長野市立東北中学出身のトランペットの菅島果歩さんがゴーベールのカンタービレとスケルツェットを演奏
8番目に飯田市出身のピアノの湯澤さん(僕の携帯では検索出来ずに申し訳ありません)がリストのハンガリー狂詩曲第13番を演奏しました。
最後に講師の閠間健太さん、蓮田奈津美さん、渡邉美憂さん、田代あかりさんがテレマンのトランペットと2本のオーボエの為の協奏曲を演奏しました。
閠間健太さんはトランペットを演奏、千曲市出身で小諸高校音楽科を経て東京芸術大学卒業、現在小諸高校音楽科の非常勤講師を勤めています。
蓮田奈津美さんはトランペットを演奏、東御市出身で小諸高校音楽科を経て東京芸術大学2年次に在学中です。
渡邉美憂さんはトランペットを演奏、松本市出身で小諸高校音楽科を経て東京芸術大学に在学中、
田代あかりさんはピアノを演奏、東京都生まれで千葉県立柏高校から東京音楽大学を卒業しています。
選抜生徒と講師の演奏が素晴らしく行って良かった演奏会でした。本年度は小諸高校音楽科創立20周年の節目になりましたがそれを飾るに相応しい素晴らしい演奏会になりました。出演された皆様素晴らしい演奏をありがとうございました。出演者の皆様の音楽が深まることと小諸高校音楽科の更なる活躍を願っています。
2016年03月20日 Posted by プラネマン at 04:12 │Comments(0) │コンサート
平成27年度/信州大学大学院/教育学研究科音楽教育専修/修了生有志による記念演奏会


この演奏会が開催される前の週に信州大学教育学部音楽教育コースの卒業演奏会に行き素晴らしい音楽に浸れました。その時に大学院の修了記念演奏会を開催されると知りさらに極まった演奏を聞いてみたくなり出かけてみました。
オープニングは滝沢裕基さんのバリトン独唱リストの3つのペトラルカのソネットより平和が見つからずが歌われました。滝沢裕基さんは中高と吹奏楽部に所属クラリネットを担当、大阪芸術大学音楽科を卒業後に信大大学院に入学しました。
2曲目は山崎加世実さんのソプラノ独唱プッチーニ作曲歌劇ラ・ボエームより私の名はミミ、さようならが歌われました。山崎加世実さんは日本クラシック音楽コンクールピアノ部門全国大会出場、日本クラシック音楽コンクール声楽部門全国大会出場などピアノと声楽で数々のコンクールに出場して素晴らしいです。
3曲目は北村美雪さんのピアノ独奏モンポウの内なる印象よりジプシーが演奏されました。北村美雪さんは作曲音楽理論研究室に所属して芸術領域や音楽と緒芸術の相関性について研究をしているそうです。
4曲目は横澤香純さんのトランペット独奏フィッツジェラルトのイギリス組曲を演奏しました。横澤香純さんは小中高と吹奏楽部どトランペットを演奏、17歳でピアノを始め大学院どは器楽研究室でピアノを学んでいるそうです。
5番目に山崎加世実さんと信大教育学部4年生の相馬彩乃さんによるピアノ連弾、ストラヴィンスキーのペトルーシュカより群衆、ペトルーシュカが演奏されました。
6番目は滝沢裕基さんの作品発表があり屋代高校吹奏楽班の皆様が演奏しました。屋代高校吹奏楽班は県下有数の吹奏楽伝統校で昨年の吹奏楽コンクール長野県大会で金賞を受賞、金管8重奏が東海大会出場と大活躍しています。
吹奏楽による祝典のためのファンファーレ
バッハ作曲滝沢裕基さん編曲で無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番抜粋版
LOST,IN,THOUGHT,FOR,WIND,ORCHESTRAが演奏されました。
7番目は山崎加世実さんと信大卒業の中尾奎五さんがモーツァルトのフィガロの結婚とドン、ジョヴァンニの中からの曲を歌いました。
8番目は横澤香純さんがベートーベンピアノソナタ熱情を演奏しました。17歳からピアノを始めたとは思えない素晴らしい演奏でした。
9番目は北村美雪さんのフルート独奏ショッカーのエレフ、シャロム、後悔と決心が演奏されました。
10番目に山崎加世実さんのピアノ独奏ショパンのスケルツォが演奏され最後に出演された皆様がいきものがかりの曲を演奏して気がつけばあっという間に終わっていました。
極まった素晴らしい演奏会でした。出演された皆様素晴らしい演奏をありがとうございました。4月からの新生活が素晴らしいものになるように願っています。
2016年03月19日 Posted by プラネマン at 22:29 │Comments(0) │コンサート
平成27年度/信州大学教育学部音楽教育コース/有志卒業記念演奏会

僕は40代になり音楽に興味を持つようになり200回以上演奏会に行っていますが毎年その演奏会の時期になると季節を感じる風物詩的な演奏会があります。毎年12月に開催される信州大学教育学部音楽教育コース定期演奏会で年の瀬が来たことを感じ2月に開催される同校の卒業記念演奏会で卒業シーズンや春が近いことを感じます。
僕は中2の時の音楽の先生が信大教育学部だったことや地元に学ぶ学生が真剣に取り組んでいる姿に信大生にリスペクトを感じ成果の発表の場である卒業記念演奏会を楽しみにしています。
オープニングは矢島結衣さんが箏独奏「鳥のように」を演奏しました。和服が素敵な矢島結衣さんでしたが日本の伝統文化を奏でることは意義深いと思いました。
2番目に山田実歩さんのソプラノ演奏でプッチーニを2曲、歌劇ラ・ボエームより「私の名はミミ」と「あなたの愛の呼ぶ声に」を歌いました。愛の歌を素敵な歌声で奏でていました。
3番目に大塚理紗子さんのピアノ独奏ショパンのバラード第2番を演奏しました。ウィリス湖という詩にインスピレーションを受けて作曲されたそうです。ロシア軍に包囲されたポーランドの村の乙女たちの悲話を描いた作品になるそうですがそんな悲話を感じさせない美しいピアノの旋律がホールに響いていました。
4番目に佐藤のりこさんのフルート独奏フォーレ「幻想曲作品79」が演奏されました。この曲は48歳でパリ音楽院のフルート科教授になったポール・タファネルに捧げた曲だそうです。パリ音楽院の卒業試験曲として使用されたこともあったそうですが今回は試験曲より旅立ちの色合いが濃い演奏に感じました。
5番目に平林花菜さんのソプラノ独唱、トスティ「私の歌」とプッチーニ「ジャンニスキッキ」より私のお父さんを歌いました。恋心を表現豊かに歌っていたのが印象的でした。
6番目に伊藤彩さんのピアノ独奏ラヴェルの水の戯れを演奏しました。状況によって形を変える水の美しさを素敵な演奏で表現していました。
7番目に中村華奈さんのソプラノ独唱ドニゼッティの連隊の娘より「さようなら」と峰陽氏作詞の「素敵な春に」が歌われました。さようならは哀愁の中に響くものがありました。素敵な春にはさようならとは違った良さがあり冬から春がくるような感じが良かったです。
8番目に山本倫さんが「MINOR,HEART」「BRIGHTNESS」を演奏しました。1曲目は走り出したくなる曲で2曲目はプログラムにあったようにキラキラとした旋律が魅力な曲でした。
9番目に二重唱、ソプラノの平林花菜さんとバリトンの高山亮佑さんがモーツァルトの歌劇ドン、ジョヴァンニより手を取り合ってを歌いました。二重唱の魅力を感じた素敵な歌でした。
10番目はバリトンの高山亮佑さんがソロでロッシーニのセビリャの理髪師よりわたしは町の何でも屋を歌いました。四年間の研鑽を感じた素敵な歌でした。
11番目は鈴木彩乃さんのクラリネット独奏、サン・サーンスのクラリネットとピアノのためのソナタとプーランクのクラリネットとピアノのためのソナタが演奏されました。クラリネットの重厚な響きが素敵でもう少し聞いていたいと思いました。
12番目に横谷愛里さんのピアノ独奏ショパン舟歌が演奏されました。ショパンが世界中の人々に今も愛され続けている理由がわかった気がしました。
13番目に塚田千晴さんのソプラノ独唱「おんがく」「歌集みやこわすれよりはっか草を歌いました。西洋のクラシックとは違う曲調に音楽の深さや広さを感じました。
14番目は金澤明花さんのオーボエ独奏、デュティユー作曲オーボエソナタを演奏しました。普段はあまり聞く機会のないオーボエですがオーボエの魅力を感じた1曲でした。
15番目に高田梨香さんのソプラノ独唱「夢みたものは」とドヴォルザーク歌劇ルサルカ第1幕より白銀の月を歌いました。2曲目はチェコ語で歌ったそうですが和洋2つの魅力が満載の素敵な歌でした。
16番目に相馬彩乃さんのピアノ独奏リストのメフィストワルツを演奏しました。個人の演奏としてはプログラムの一番最後になりますがリストの素敵な旋律は四年間の集大成や演奏会の終わりに相応しい演奏でした。
17番目に卒業生全員で「虹」が歌われました。僕が中2の時に信大教育学部卒業の先生に教えてもらった時の音楽に対する初々しさや楽しさや驚き等30年以上前の音楽の思い出を呼びおこしてくれました。この日は生憎の雨混じりな1日でしたが爽やかな気分で帰れ出演者の響きが僕の心に虹をかけてくれました。
出演者の皆様素敵な音楽をありがとうございました。教職を目指す皆様がしっかり学んでいることを知り嬉しく思いました。教育は人間対人間のことなのでマニュアル通りには行かないことばかりだと思います。皆様が信大で学んだ四年間の学びや音楽に対する気持ちは生徒の心に虹をかけてくれるとこの日の演奏会で強く感じました。
この日出演された皆様の4月からの新生活が素晴らしいものになることを願っています。
2016年03月19日 Posted by プラネマン at 21:17 │Comments(0) │コンサート
第8回ながの門前まち音楽祭2016/灯明まつりステージ2日目




今年の灯明まつりステージは2回開催されました。1回目は既にブログアップしましたが2月11日にホテル国際21で2回目のステージが行われました。
ホテル国際21内のチャペルと芙蓉の間の2会場で朝10時30分から夜6時半まで11団体の熱演がありました。
個人的にはチャペルで12時から始まる長野リコーダークラブさんの演奏会から観賞に行くつもりでした。
県庁の近くの駐車場が1時間200円だったので諦め県庁や合同庁舎の駐車場が満車でうろうろして時間がかかり途中からの観賞になりました。
ゲストで松本市出身のヴァイオリンの花村裕美さんが出演しました。花村裕美さんがソロでバッハの曲を演奏、リコーダーとコラボでヴィバルティの四季より冬が演奏され最後にアメイジンググレースが演奏されました。
続いてCOSMOSさんの演奏がありました。第1回門前まち音楽祭で結成した女声DUOとピアノのユニットでソプラノの石北奈穂珠さん、メゾソプラノの宮島延子さん、アルトの大峡喜久代さん、ピアノの中野とも子さんが出演しました。
1、早春賦、
2、早春、
3、女声合唱のための啄木歌集より6曲
4、ゆりかご、
5、風になりたい
6、子守唄メドレー、
ブラームス、シューベルト。タウベルト、モーツァルト、
最後に会場の観客とゆりかごと風になりたいを合唱して終わりました。
最後まで居たかったのですが灯明まつり期間中は各所でイベントが目白押しで途中で帰ることになり残念でした。
出演された皆様お疲れさまでした。皆様の音楽がますます極まって行くことと門前まち音楽祭の発展を願っています。
2016年02月13日 Posted by プラネマン at 18:42 │Comments(0) │コンサート
第8回ながの門前まち音楽祭2016/灯明まつりステージ1日目




今回は灯明まつりステージとして2月7日に善光寺大本願で4団体、2月11日にホテル国際21で11団体の演奏が予定されていました。
2月7日大正琴、フルート、邦楽、津軽三味線の4団体の演奏がありました。この日は市内各地で文化芸術のイベントがあり途中からになりましたが邦楽合奏団の演奏(教養がなく字が読めず申し訳ありません)がありました。
尺八の音とりで始まり尺八奏者が演奏しながら会場内を一周しました。
1、箏三重奏「夢の舞」
2、尺八二重奏「虹」
3、三曲合奏「船の夢」
4、邦楽合奏「京響」が演奏されました。
優雅で日本的で非日常的な時間を過ごせました。
最後に津軽三味線「撥音会」さんの演奏がありました。撥音会さんは昭和55年に結成された歴史ある団体です。
プログラムは別紙ということでしたが僕は後から来たので終わってしまい演目が分からず残念でしたが高校生の男性が2人演奏していたのが印象的でした。
何年か前に昔の平安堂があった場所で撥音会さんの演奏を聞いたことがありましたがその時に小さな子供がいた記憶がありましたがあの子が高校生になっていたと思うと時の流れを感じました。
津軽三味線や民謡はカラオケが無い時代に料亭等で演奏されるイメージがありましたが古き日本の伝統芸能として素晴らしいな…と思いました。
演奏中に暖房の温度で三味線の音色に影響が出たアクシデントがありましたが古い文化やオーダーメイド故の三味線の文化的価値をしる出来事だと感じました。
出演された団体の皆様素敵な演奏をありがとうございました。出演団体のますますの発展と長野市の文化芸術の振興を願っています。
2016年02月11日 Posted by プラネマン at 16:11 │Comments(0) │コンサート
信州大学教育学部音楽教育コース/第50回定期演奏会

僕は40代になり音楽に興味を持つようになり演奏会に200回以上行っていますが毎年その演奏会の時期になると季節を感じる風物詩的な演奏会があります。その1つが毎年12月の第2週頃に開催される信州大学教育学部音楽教育コースさんの定期演奏会でした。
信州大学教育学部さんの定期演奏会は箏や学生企画のミュージカル、合唱、声楽、器楽アンサンブルなど演奏されるジャンルが広く学校教育に通じているのでどこか懐かしさも感じ毎年開催を楽しみにしています。今回は50回目ということで特に楽しみにしていましたが観客も例年より多く僕は2階で観賞しました。
オープニングは栗林秀明氏が1975年に作曲した箏5重箏曲です。教育分野を目指す学生が日本の伝統文化の箏を学ぶことは意義があると思います。優雅な気分になる曲でした。
続いて器楽アンサンブルとしてジブリメドレー「となりのトトロ」「あの日の川」「人生のメリーゴーランド」が演奏されました。ピアノやクラリネットやキーボードハーモニカなど4名の学生が素敵なメドレーを奏でていました。
続いて学生企画のミュージカル「マチルダは小さな代天才」が演じられました。リズムカルで楽しいミュージカルで時間の流れが短く感じました。
4番目に50周年企画として混声合唱「かなしみはあたらしい」より「未来へ」が演奏されました。ギターとピアノの伴奏に卒業生有志の合唱団により歌われました。卒業生有志の皆様は学んだ年代は違くとも1つの道筋で繋がっていて羨ましく思いました。
5番目に器楽アンサンブルで戦場のメリークリスマスが演奏されました。3名の学生によりオーボエ、ピアノ、ハープ、フルートと素敵な音色の演奏が行われました。
6番目にオペラ二重唱「妹よ見てごらん」が演奏されました。モーツァルトのオペラの曲ですが2階席の僕の席まで聞こえてきた凄い音量と迫力の歌声でした。
7番目に吹奏楽が2曲「踊り明かそう」と「絵のない絵本」が演奏されました。1曲目はミュージカル「マイ、フェア、レディ」のナンバー踊り明かそうを編曲したそうです。
絵のない絵本はアンデルセンの絵のない絵本をもとに作曲家樽屋雅徳氏が手掛けた曲でした。他学部有志を交え迫力ある演奏でした。
8番目にオペラ三重唱、フィガロの結婚第2幕よりレチタティーヴォ「どうしました、いつも鍵などかけないのに」が歌われました。3人の駆け引きが豊かな表現力で演じられていました。
9番目にピアノ2台6手連弾ラプソディー、イン、ブルーが演奏されました。3人のコミュニケーションの良さが素晴らしい演奏でした。
10番目に混声4部合唱「世俗的カンタータ」が付属長野中学有志の皆様と2台のピアノやパーカッションを交え歌われました。
最後に全体合唱でふるさとが演奏されました。2010年の紅白歌合戦で嵐が出場歌手と歌った曲で2013年にはNHK全国学校音楽コンクールの課題曲になったそうです。出場した全員で歌われました。
僕が中学生の時の音楽の先生は信大教育学部卒業でした。授業で聞いたバッハの小フーガト短調や魔王は感激しましたが田舎だったので音楽は学ぶ機会はなく次の年に転勤になり音楽との接点はそれっきりでした。その先生はどうしているのかな?と考えながら聞いていました。
その先生を育んだ演奏会、そしてさらに回を重ね成長する演奏会、その素晴らしさや重みを感じました。出演された皆様の皆様の音楽がさらに深まっていくことを願っています。
2016年01月04日 Posted by プラネマン at 17:27 │Comments(0) │コンサート
第53回信州大学ギターマンドリンクラブ定期演奏会

第1部のオープニングは舞踏会の乙女が演奏されました。作曲者のルロイ、アンダーソンはアメリカ出身でクラシック音楽にジャズやポピュラーの要素を取り入れたセミ、クラシックと呼ばれるジャンルの曲を多く作曲したそうですが今回の曲は1951年に発表したそうです。舞踏会のイメージの素敵な曲でした。
続いて風のいざないが演奏されました。作曲者の遠藤秀安氏はマンドリンオーケストラの世界で幅広く活躍する作曲者でこの曲は幸田ミュージカル星の降るまちのナンバー「風さん風さん」をマンドリンオーケストラにアレンジしたそうです。星の世界から来た主人公と風のスケールの大きな曲でした。
1部最後に坂野嘉彦氏の「RSvol6、月の記憶より第3楽章、トッカータ古代舞曲」が演奏されました。
作曲者の坂野嘉彦氏は1965年名古屋生まれ、作曲家としてクラリネット奏者として多方面で活躍しています。
RSとはランダムサンプリング曲集という意味で全6作品あり2、4、6番がマンドリンオーケストラにかかれた曲になるそうです。トッカータとは急速な音形の変化を伴う即興的要素の強い曲…という意味になるそうですが現代作曲家も凄いな!と思わせる1曲でした。
第2部は1年生48名が参加しての演奏でした。となりのトトロより風の通り道がオープニングで演奏されました。
続いてスウィングジャズの代表曲のSing,Sing,Singが演奏されました。マンドリンで奏でるジャズの名曲は味わい深かったです。
3曲目にHONESTYが演奏されました。この曲はアメリカのミュージシャンビルノエルが1978年に発表したバラード曲でした。
4曲目は残酷な天使のテーゼでした。新世紀エヴァンゲリオンの主題歌です。1995年に発表され昨年でちょうど20年でした。昨夏水野美術館さんでエヴァンゲリオン展が開催され盛会だったと聞きます。演奏している学生さんが生まれた頃の作品かと思うと隔世の感を感じました。
2部最後に「風が吹いている」が演奏されました。いきものがかりさんの曲で2012年のロンドンオリンピックNHKメインテーマ曲で聞き覚えがありますが今年はオリンピックイヤーで時の流れを感じました。
第3部オープニングはNISHIKATA,JUNICHI氏が2009年に東京家政大学マンドリンクラブの要望で作曲した曲でマンドリン特有のなめらかさがあった素敵な曲でした。
続いてマンドリンオーケストラの為の「叙情組曲」が演奏されました。2010年に作曲者長谷川武宏氏が初演、翌年和歌山大学マンドリンクラブにより改訂版の初演が行われたそうです。どこかしら郷愁を感じる素敵な曲でした。
最後に星の航路PHANATASMAL,OVERTURE,VOL5が演奏されました。作曲者長谷川柴崎利文氏は1974年生まれで入院中に病院の屋上で見上げた夜空にインスピレーションを受け作曲したそうです。入院中の自由への憧れから大航海時代に夜空の星の位置を頼りに大陸を目指した船乗りの姿をモチーフに作曲したそうです。緩急に富ながらも自由や希望を感じた素敵な曲でした。
今回は現代作曲家の作品が多かったですが会場に来なければ知らなかった名曲で足を運んだ甲斐があった素敵な演奏会でした。
マンドリンの繊細な音色が深まる秋にマッチして癒しや安らぎをいただきました。出演した皆様素晴らしい演奏会をありがとうございました。出演された皆様の音楽がさらに深まることとキャンパスライフの充実を願っています。
2016年01月04日 Posted by プラネマン at 13:05 │Comments(0) │コンサート
小諸高校音楽科/第21回定期演奏会






小諸高校音楽科は長野県唯一の音楽科がある学校で各地から音楽を学びたいという生徒が集まり切磋琢磨しています。故にレベルの高い演奏が聴け僕も一目おいています。
今回の演奏会は小諸高校創立110周年及び音楽科開設20周年の節目にあたりいつになく期待していました。
オープニングは合唱で4曲歌われました。
「ふるさとの夜に寄す」は1962年に三善晃氏の女声合唱処女作になり現在も親しまれている名曲です。
「氷雨」は平成27年度全日本合唱コンクールの課題曲の1曲でごんぎつねで有名な新美南吉氏が1930年代に書いた詞で貧しさに負けないように懸命に生きようとする思いが伝わる名曲でした。
「メイプルシロップ」は長野公演でのみ歌われた曲で平成27年度全日本音楽コンクール高校の部の課題曲です。東日本大震災でコンビニの棚からおにぎりが消えた様子が歌われ現代社会に生きる人々を描いた曲だと思いました。
最後に女声合唱とピアノのための組曲「花紅」より「くろ髪の」が歌われました。花紅は与謝野晶子氏の歌集みだれ髪の中から30首選び10首ずつ組曲にしたものの1つでした。
日常を忘れるような澄んだ歌声でした。
続いて官学でボルジンガー作曲「春にはって、王たちが戦いに出るに及んで」が演奏されました。
旧約聖書のイスラエル王国ダビデ王率いる軍隊の襲撃を描いた曲で変化に富んだ素晴らしい演奏でした。
続いて管弦楽でヴェルディの歌劇アイーダより第2幕第二場より凱旋行進曲が演奏され高校生の演奏とは思えない洗練された演奏を聞けました。
最後にヘンデルが作曲したオラトリオメサイアが演奏されました。全27章演奏されましたがソリスト4人がゲスト出演しました。
ソプラノの竹内直美さんは長野市松代出身、小諸高校音楽科を卒業後東京芸大卒業2009年にはイタリアでセミナーを受講してイタリア政府認定修了証明書を取得した実力派です。
アルトの穴澤ゆう子さんは東京芸大卒業、同大学院修士課程修了、文化庁派遣芸術家研修員としとアムステルダムに留学、小諸高校音楽科講師を勤めています。
テノールの池田徹さんは長野市出身、小諸高校卒業後に国立音大を卒業、文化庁子供の文化芸術体験事業で全国各地の学校でオペラ公演しています。
バリトンの田島達也さんは東京芸大卒業後同大学院修士課程修了、多くの声楽コンクールに入賞、イタリアのピアンツァに留学したことがあり現在は信州大学准教授を勤めています。
実力派のソリストと高校生離れした素敵な演奏に行って良かったと思いました。
最後にアンコールで「カモメ」が歌われ素敵な余韻を残して演奏会が修了しました。
出演された皆様素晴らしい演奏をありがとうございました。20周年の節目を飾る素敵な演奏会でした。小諸高校音楽科の更なる発展と出演された皆様の音楽がさらに極まることと希望の進路に進めることを願っています。
2016年01月04日 Posted by プラネマン at 10:41 │Comments(0) │コンサート
長野ホルン倶楽部第14回定期演奏会




毎年秋の初めに長野ホルン倶楽部さんの定期演奏会が開催されますが僕の中ではこの演奏会が秋を告げる風物詩で澄みきったホルンの音色を聞くのを楽しみにしています。
オープニングはブラームスの祭典と記念の格言が3曲演奏されました。ブラームスが生まれ故郷のハンブルク市に献呈した曲で聞き応えがありました。
続いてテレマンの2つのホルンのための協奏曲が演奏されました。ゲストとしてアンサンブルバームクーヘンさんや門前まち音楽祭で演奏された中野もと子さんがピアニストとして出演しました。
3曲目にシューベルトの流れの上で…が演奏されました。この曲は東京在住の3人で演奏されました。音大でホルンを学んでいる堀内英子さんがソプラノを担当、池田真さんがホルン、宮沢久美子さんがピアノとそれぞれが個性的な素晴らしい演奏でした。
前半最後にバッハのカンタータより2曲演奏されました。
休憩後ガーシュウィン、ポートレート、
魔女の宅急便メドレー
となりのトトロメドレー
最後に部や野府スキーの「ニーベルンクの指環」の主題による幻想曲が演奏されました。
前半はクラシック系、後半は親しみやすい曲で最後に楽劇曲といろいろな分野の曲が聞け楽しかったです。
この日はシルバーウィーク最終日で気分がグレーになりそうでしたがホルンの響きに休みが素晴らしいものになりました。
来年は長野ホルン倶楽部さんの定期演奏会が節目の15回になります。来年も都合がつけば行ってみたいと思います。次回のシルバーウィークの5連休は11年後になるといいますがその時は長野ホルン倶楽部さんが25回目の定期演奏会を行っていると思い楽しみにしています。
団員の皆様素敵な響きをありがとうございました。団員の皆様の音楽が極まっていくことと所属の楽団での活躍に期待しています。
2015年09月27日 Posted by プラネマン at 22:22 │Comments(0) │コンサート
いいづなムジカ・フェスタ・2015/ロビーコンサート2日目


秋の飯綱高原で朝から晩まで音楽合宿を行い一般の人向けには夕方講師によるロビーコンサートと最終日は修了演奏会等が開催されます。今年で6回目になりますが特にギターの講師が充実していると思います。
僕は2日目のロビーコンサートに行きました。戸隠方面から下ってくる県外ナンバーの車の渋滞を横目に見ながら飯綱高原に向かいました。
オープニングはフルートの斎藤由美香さん、チェロのたのうち惠美さん、ピアノの末高明美さんがJMダマースの演奏会用ソナタを演奏しました。
続いてギターの建孝三さんと稲葉順子さんがJSバッハのドッペルコンチェルトを演奏しました。
3番目にリコーダーの日比健治郎さん、ギターの篠原正志さん、同じくギターの伊東福雄さんがトロット、森、エスタンビー、イングリッシュダンプの中世の街角が演奏されました。篠原正志さんは長野市出身のギタリストで今年も篠原正志さんのギターを聞けて良かったです。
4番目にリコーダーの日比健治郎さんとギターの柴田健さんがカッチーニのアヴェマリアを演奏、
5番目にギターの山崎由規さんと荒木善彦さんが…
おじいちゃんのチャランガ、マシャード
ドン、タコのミロンガ、ティラオ、
アルハンブラの想い出を演奏しました。
お二人は昨年の飯綱ムジカフェスタで優勝、他に山陰ギターコンクールでも優勝と活躍して特別枠として出演しました。
最後にギターの柴田健さんとギターの福山敦子さんがファジル、サイのリュキアの王女を演奏しました。リュキアとはトルコ近くの古代都市のことをいうそうです。
夕暮れの飯綱高原は半袖では寒かったですが素晴らしい演奏の数々に飯綱まで行って良かったと思いました。出演された皆様素晴らしい演奏をありがとうございました。ムジカフェスタに参加された人のこれからの活躍といいづなムジカフェスタがさらに大きくなっていくことを願っています。