キックKRASH 名古屋初興業

ケーブルテレビのスポーツ専門チャンネルGAORAでキックボクシングのKRASHを見ました。

この興業は8月26日に名古屋で開催されました。KRASHさんとしては初の名古屋興業でとかく首都圏に固まりつつある格闘技興業が地方に伸びて行く第1歩となる事を期待しての観戦でした。

テレビ中継第1試合は平塚大士選手対瑠輝也選手の対戦でした。平塚選手は新空手王者で瑠輝也選手は60キロ級で180センチある長身の選手でした。1ラウンドは平塚選手がパンチを中心に攻勢、パンチでダウンを奪い10対8で平塚選手優勢でした。2ラウンドは左パンチから右ローでダウンを奪いました。パンチから右ローで2回目のダウンを奪い右ローで3回目のダウンを奪い勝ちました。平塚選手パンチから右ローが上手い選手でした。続いて武彦選手対宮平禎仁選手の対戦でした。1ラウンド〜2ラウンドは10対10のイーブンでしたが3ラウンド宮平がパンチからヒザ蹴りが顔面に入り最初のダウンを奪いました。そして37秒右フックで宮平選手がKO勝ちしました。


続いてこの興業の目玉である東京対名古屋の5対5の対抗戦が行われました。先鋒戦は林将多選手対悠矢選手の対戦でした。1ラウンド悠矢選手が右フックでダウンを奪いました。林選手も相手をぐらつかせパンチを中心に激しい打ち合いになりました。2ラウンド悠矢選手はパンチで最初のダウンを奪い47秒ヒザから右フックで悠矢選手がKO勝ちで名古屋がまず1勝をあげました。


次鋒戦は東京が青津潤平選手、名古屋は石橋真幸選手の対戦でした。1ラウンドはお互いに入り交じった0対10でイーブン、2ラウンドは青津選手がヒザ蹴りや顔面の前蹴りなどで優勢10対9で青津選手、3ラウンドは青津選手に掴みの警告が出ました。両選手パンチを中心に打ち合い終了、掴みの警告があった分石橋選手が優勢で10対9で石橋選手がとり29対29ドローとみました。ジャッジは29対29、30対30、青津選手30対29で1対0のため延長戦に入りました。延長戦は10対9が3人で青津選手が勝ち東京対名古屋は1勝1敗になりました。

中堅戦は東京は尾崎圭司選手対名古屋は泰斗選手の対戦でした。1ラウンドはお互いに蹴りを中心に10対10のイーブン、2ラウンドはお互いに回転系の技を出し10対10でイーブン、3ラウンドは泰斗選手が手数が多く泰斗選手が10対9、30対29で泰斗選手が勝ちと見ましたがジャッジは30対29、30対30、30対29で2対0で泰斗選手が勝ちました。戦前の予想では尾崎選手有利とみましたがまさかの泰斗選手の勝利でした。名古屋が2勝1敗となり王手をかけました。


副将戦は東京が牧平圭多選手、名古屋は野杁正明選手の対戦でした。KRASHの若きエース野杁選手登場です。野杁選手が下馬評では優勢だと思いますが牧平選手も噛み付く事を期待しての観戦でした。1ラウンドはパンチを中心に野杁選手が10対9、2ラウンドは野杁選手がパンチや飛びヒザ蹴りで牧平選手をロープに追い込み10対9で野杁選手、3ラウンドは後の無い牧平選手が常に前に出てきました。牧平選手倒れた相手に攻撃して減点1、反則はいけませんが前に出て何とかしたいという牧平選手の気持ちが伝わってきました。このラウンドも野杁選手が10対9で30対27で野杁選手の勝ちとみました。ジャッジ30対28、30対27、30対27で3対0で野杁選手が勝ち名古屋が3勝をあげて勝ちました。


大将戦は東京が久保優太、名古屋が大和侑也選手の対戦でした。1ラウンドは久保選手がプレッシャーをかけ優勢に試合を進め10対9で久保選手、2ラウンドは久保選手が左ストレートから右フックで最初のダウンを奪い最後は久保選手が左ハイキックでKO勝ちしました。名古屋が3勝2敗で勝ち対抗戦を制しました。名古屋にも強い選手がたくさんいて楽しみです。


メインイベントは55キロ級タイトルマッチ、チャンピオン瀧谷渉太選手対匠選手の対戦でした。1ラウンドは10対10のイーブン、2ラウンドは瀧谷選手が顔面に前蹴りを決めたりロープに追い込み優勢、瀧谷選手が10対9と優勢、3ラウンドはラスト30秒で匠選手がバッティングで流血した激しい打ち合いで凄いパンチの応酬でした。このラウンドは10対10のイーブンで30対29で瀧谷選手の勝ちとみましたがジャッジ30対29、30対29、30対29で3対0で瀧谷選手が勝ちました。

初の名古屋興業は大成功だったと思います。名古屋でも定期的な興業が定着したりチャンピオンの登場を願っています。写真は休刊になった某格闘技雑誌に載っていたチームドラゴンの前田憲作会長の若き頃93年頃の写真です。あまり年をとっていないようで羨ましく思います。とまれキックボクシング業界ますます盛り上がって行く事を願っています。  


2012年09月30日 Posted by プラネマン at 19:27Comments(0)キックボクシング

桐島に振り回される103分

長野ロキシーさんで公開中の「桐島、部活やめるってよ」を見てきました。


ある高校が舞台の映画です。桐島はバレー部のキャプテンで桐島の活躍によってその高校のバレー部は大躍進をとげ桐島は地区の選抜メンバーに選ばれました。しかも成績は優秀で彼女は校内一の人気女子でした。しかし金曜日に突然桐島が部活をやめた事でクラスに騒動が起き始めました。

桐島の彼女がいくらメールを送ったり電話しても連絡がとれなくなりました。桐島がいなくなった事でバレー部の雰囲気がおかしくなってきたり桐島とつるんでいた仲間達もお互いの人間関係が変わってきました。桐島の彼女がイライラし始めた事で女友達も人間関係が微妙にズレ始めて行きました。


桐島の退部に関係なく同じクラスの映画部の前田は自主制作映画を作る事に燃えていました。地味で存在感の無い前田でしたが映画館でクラスの女子と会ったり映画の撮影で吹奏楽部員の女子と接点を持ち少しずつ変わってきました。前田達映画部員が屋上で撮影していた時に桐島が現れたという噂が流れバレー部員や桐島の彼女達はソワソワしだして‥


一言でいえば最高の青春エンターテイメントでした。高校生が醸し出す雰囲気に時計を見る事なくスクリーンに引き込まれて行きました。桐島が抜けた事で試合に出場出来たバレー部員が桐島の彼女から試合に出れて良かったね!と冷たく言われそのバレー部員が人知れず努力していた事を知ってた桐島の彼女の女友達はそれがきっかけで関係が崩れてきた場面が印象的でした。僕も高校時代に野球部員に某君ベンチに入れなかったんだろ?と聞いたらそんな事を言うな!と一喝された事を思い出しました。常にそばにいる人と外野では見方や考え方が違って当然ですが3年間野球を頑張ってきた某君に対して申し訳ない事をしたな‥と思いました。


映画部のまえだがクラスの女子と映画館で偶然会った場面で前田が一生懸命に映画の話をしましたがクラスメイトはちょっと引き気味でした。僕も去年の秋に独身女性を紹介してもらい会食をした事がありました。間が空かないように常に何かしゃべっていましたが前田とクラスメイトのやりとりを見てあんな感じだったのかな‥と赤面する思いでした。

僕は前に勤めていた会社に好きな女性がいました。人目がない時には何かと口説いていましたがその女性は社内の僕の先輩と付き合っていました。僕が口説いていた事は筒抜けでした。前田もクラスメイトの女子と映画の話が出来て勘違いしたところもありましたが偶然にそのクラスメイトが彼氏とイチャイチャしているところを目撃してショックを受けました。他に撮影用の八ミリカメラについて聞かれた時嬉しそうに答えていた前田に我が身を見る気がして親しみがもてました。

45才の僕から見ればこの映画に出演した全ての登場人物が羨ましくもあり眩しく感じました。青春時代はやり直せないから切なくもあり美しいのだと思いました。時代背景は違っても高校時代はいつか来た道、懐かしさが入り交じったほろ苦い思いを抱きながら帰りました。中高年必見の映画だと思いました。  


2012年09月30日 Posted by プラネマン at 09:11Comments(0)長野ロキシーさん上映映画

草間彌生 NHK スペシャルで特番

昨日9月28日にNHKスペシャルで放送された「水玉の女王、草間彌生、全力疾走」という番組を見ました。

先日NHK Eテレで放送されたユーミンのスーパーウーマンという番組を見ました。ユーミンが各分野で活躍する女性をゲストに迎え創作や人生について語り合う番組でしたがそこに草間彌生さんがゲストで呼ばれました。恥ずかしながらその時草間彌生さんを初めて知り水玉を中心とした芸術作品の数々に驚かされました。草間彌生さんは松本市出身で現在故郷の松本市で展覧会が開催されていますが僕のブログが所属するナガブロという集まりの中で草間彌生さんで検索するとナガブロに所属するブロガーの多くが草間彌生さんの展覧会に行ったようで感想をブログアップしていました。ユーミンの番組は30分枠でしたが今回のNHKスペシャルは一時間枠で草間彌生さんの特集が楽しみでした。


草間彌生さんは世界で評価されるアーティストで若き日の絵が2億7千万円の値がついたと言っていました。


草間彌生さんは現在2つの大きなプロジェクトを手懸けています。1つは世界巡回展示会に向けて100枚の絵を書いていて制作の様子をカメラが映していました。下書きは一切しなくて1枚の絵を仕上げるのに早くて1日遅くて3日で仕上げるそうです。草間彌生さんは世界最大級のファッションブランドと提携して自らをキャラクターとして売り出し草間彌生さんの等身大の人形を作るためにハリウッドの美術クリエイターが来日してその様子が放送されました。


草間彌生さんは1929年松本市の旧家の末娘として生まれ絵が好きで京都で日本画を学んでいました。1948年の玉ねぎという作品がテレビに映りましたが日本画には馴染めず28才で日本を飛び出してニューヨークに行き渡米して2年後無限の網という作品が評価され反復と増殖をイメージした作風が評価されたそうです。


草間彌生さんは現在精神病院で暮らしていますが治療を受けながら40年ほど病室で暮らし病室とアトリエを行き来しているそうです。ニューヨークでハプニングという肉体に水玉を書くパフォーマンスをしましたが草間彌生さんのそばにいた人がいきなり水玉を肉体に書かれました。当時の美術界からは売名行為と批判され活躍の場を失い16年ぶりに帰国しました。しかしニューヨーク以上のバッシングがありそのショックで1975年に入院、現在も通院し病室では宇宙の関連の本など読書をして過ごしているそうです。


世界巡回展示会用の100枚の絵は1年半で完成しました。現在草間彌生さんの専用美術館も建設中でどんな斬新な美術館になるか楽しみです。草間彌生さんは今年7月にマンハッタンで世界最大級のファッションブランドとコラボしてその時の様子が放送されました。草間彌生さんのデザインした商品が売られ最低でもスカーフが3万円するそうです。草間彌生さんはニューヨークの美術商やファッション関係者とパーティーに出席する予定でしたが体調不良で参加出来ませんでした。


来年は世界七ヶ国で展覧会が予定されているそうですが今もなお全力疾走をしている草間彌生さんの生き方や作品群に圧倒されっぱなしの1時間でした。日本の枠に収まりきれない偉大な芸術家が信州出身だと聞くと嬉しく思います。草間彌生さんさらなる創作に期待しています。

写真は長野市民新聞に載った松本市で開催されている草間彌生さんの展示会の記事です。  


2012年09月29日 Posted by プラネマン at 06:36Comments(0)芸術のテレビ番組

長野市民新聞 12年8月

わが家は長野市民新聞を購読しています。地域に密着した情報を楽しみにしています。毎月印象に残った記事をブログアップして自分の記録として残しておこうと思っています。


8月の長野市民新聞の記事で一番印象的だったのは8月30日号の一面「長野駅善光寺口周辺、5商店会がパルセイロ応援で提携」という記事でした。

商店会の人達に選手の顔と名前を覚えてもらおうと各商店会が5人ずつ選手を決めて応援する企画や各商店会で応援する選手との交流などを開く予定だそうです。他にチーム支援の募金の拡大やオレンジ色のオリジナル玄関マットや旗で各商店会の店頭を彩る運動に共同で取り組むそうです。天皇杯でJ1チームに勝つなど成長著しいパルセイロですが選手の頑張りに報えるように市民一丸で頑張って行きたいと思いました。


8月7日号一面「本格的養蚕今年限り、国からの補助金終了、3軒全員70代」が印象に残っています。

東北信の養蚕農家は中条に2件、松代に1件だけとなり全員が70代、体力的限界に加え国の補助が本年度で終了する事が経済的な負担となり来年の生産見通しが立たない状態だそうです。
中条の養蚕農家は最盛期には年間約4トンの繭を出荷していたそうですが現在では200キロで経費を考えると生産を続けられないといい別の養蚕農家は生産すればするだけ売れた時代が懐かしいと言っていました。僕の母方の実家は農家をしていました。僕がまだ小さかった昭和40年代後半に蚕を飼っていましたが物事つく頃になると蚕はやめていました。日本の近代化を支えた養蚕業のともしびが東北信から消えていくのは時代の流れとはいえ淋しいものがありました。


須坂動物園でげっ歯目最大種のカピバラの公開が始まったそうです。カピバラは草食性で南米アマゾン川流域を中心とした水辺に生息するそうです。2011年10月4日生まれで7月30日に須坂動物園にやって来たそうです。足に水かきがあり泳ぎが得意だそうです。須坂動物園では脱走ペンギンが有名ですが新しい須坂動物園の顔となり多くの人を癒して欲しいと思いました。

地域に密着した週3回発行の長野市民新聞これからも期待しています。  


2012年09月28日 Posted by プラネマン at 05:54Comments(0)長野市民新聞

清泉女学院公開講座IN ロキシー

先週の土曜日9月22日に長野ロキシーさんで開催された長野ロキシーさんと清泉女学院さんのコラボ企画「映画館の暗がりで」を見に行きました。


清泉女学院さんは公開講座の1つとして映画を見た後でその映画の背景を詳しく解説する「映画を読む」という講座を13回開催してその内3回は長野ロキシーさんで開催したそうです。僕も以前一度「映画館の暗がりで」に参加した事がありました。自分では気がつかない事や分からない事を解説してもらい目から鱗が落ちた覚えがありました。

今回の公開講座ではフランスの作品で「ル、アーヴルの靴磨き」を見ました。主人公は中年の男です。仕事は靴磨きをしていて収入とか社会的地位はありませんが夫婦仲には恵まれて暮らしていました。ある日アフリカから輸入されたコンテナの中から物音が聞こえ調べると中にはアフリカから密行してきた黒人の集団がいました。その中にいた黒人の男の子が逃走しました。主人公は偶然に逃走した男の子に会いました。彼はイギリスの場所を聞き泳いでイギリスに行くつもりのようでした。

その頃主人公の奥さんは病気になり入院していましたが病気はかなり悪化していました。主人公は黒人少年を不憫に思い自宅に匿りました。主人公は黒人少年のために親身になって行動しますがフランスは移民や不法滞在にうるさく近所の人が主人公が逃走した黒人少年を匿っている‥というタレコミをしました。警察関係者に目をつけられた主人公ですが‥


見終わった後は普通の印象でしたが上映後清泉女学院の芝山教授の解説がありました。フランスが移民問題にうるさい理由やこの監督の作品の傾向の解説、ル、アーヴルという場所の説明や劇中出てくるカフカの詩集や桜の意味など自分1人では気にとめなくても深い意味があった場面の解説がありル、アーヴルの靴磨きの完成度の高さに驚かされ目から鱗の公開講座でした。

他の参加者にも好評だったようで会場のあちこちでは作品について熱心に語り合う人達が多く見られました。他大学でも大学と映画館のコラボに興味を持ち実際に清泉女学院に問い合わせがあったようですがそれだけ珍しい企画なのだと思いました。次回の映画館の暗がりでが楽しみになってきました。清泉女学院さんロキシーさんこれからも地域に密着したイベントに期待しています。  


2012年09月27日 Posted by プラネマン at 06:42Comments(0)長野ロキシーさん上映映画

黒髪の復讐者 その名は「小夜」

長野ロキシーさんで公開中の「劇場版BLOOD-C THE LAST DARK」を見てきました。


時は近未来、青少年育成条例が出来て二十歳以下の若者は許可が無ければ夜の九時以降は外出出来なくなっていました。そしてネットに対して厳しい規制がひかれるようになりました。


都心の地下鉄で中年の男が突然モンスター化して乗客を襲いだし女子高生柊真奈を拉致しました。そこに突然ヒロインの小夜が現れモンスターを退治しました。柊真奈は社会を裏から支配する「塔」という組織の秘密を暴くネットコミュニティサーラットのメンバーでした。その場には他の柊真奈の仲間2名がいましたがモンスターには監視が付いていたのか包囲網が引かれ小夜は柊真奈達と逃げる事になりました。


小夜達はネットコミュニティサーラットのアジトに行きました。ネットコミュニティサーラットは若者が就職したい企業に挙げられるIT企業シスネットの社長モカリ蔵人が支援していました。

モカリ蔵人の従兄には政界、財界に権力を持つ複合企業のセブンスへブンの七原文人がいましたがモカリは七原文人に恨みを持っていました。小夜も七原文人が敵で七原文人に復讐するために東京にやってきました。小夜と七原文人との関係とは‥


柊真奈の通っている高校はセブンスへブンから支援を受けていて七原文人がその高校で講演会を行う事になりました。小夜はその情報を知り復讐に向かいました。小夜は悲願の復讐をする事が出来るでしょうか‥


予備知識無しで見ました。復讐の原因になった浮島事件や古きものたちや小夜の生い立ちなどが分かればもっと楽しめたと思いますが2時間という決った時間内にストーリーを進めて行くのでその点は仕方ない場合がありますが夢中になる構成で上映時間内は時計を見る事は無くストーリーに夢中になれました。


クライマックスの敵は凄い迫力で小夜がどうなってしまうのかずっとヒヤヒヤしていました。戦闘シーンの凄みばかりで無く小夜と柊真奈の友情や小夜が七原文人と対面する場面など見所が多い作品でした。日本のアニメ作品の質の高さを感じた2時間でした。続編が放映されればぜひ見てみたい作品でした。劇場の大スクリーンで見るアニメはDVDとは全く違うと思います。大満足の二時間でした。  


2012年09月26日 Posted by プラネマン at 21:46Comments(0)長野ロキシーさん上映映画

巨人2軍栄光の裏側生き残り懸け

昨日9月25日にBS-TBSで放送された「巨人2軍 栄光の裏側 生き残りを懸けた戦い」を見ました。

今季セ・リーグ優勝を決めた巨人軍ですが育成選手を含め今季は86名の選手が所属したそうです。1軍枠は28名で狭き門です。冒頭から首脳陣が2軍はチームメイトが全て敵で戦い、競争の世界で1人1人に勝っていかないと生き残れない!と激を飛ばすところから始まりました。登板したピッチャーに調整登板のつもりなら明日はないよ!と厳しい事を言い想像以上に厳しい世界だと感じました。


3月の宮崎キャンプで川相2軍監督が自ら2軍の4番打者の中井大介選手にノックしている場面が放送されました。ノック開始から2時間が過ぎ150個入りのボールが入った箱が直ぐに終わってしまうそうです。

中井選手はかつて宇治山田高校のエースとして活躍しましたが高校通算28ホームランと高校通算打率667の打撃センスが買われ未来の4番候補としてドラフト3位で指名されたそうです。

2年目で1軍昇格しましたが守備に難があり1軍に定着出来ませんでした。川相監督も中井と同じでプロ入り後ピッチャーから野手に転向してゴールデングラブ賞6回を獲得しましたがその礎は2軍での猛特訓があったからだと断言して中井選手に歯痒さを感じていたそうです。そんな中井選手が1軍の紅白戦に呼ばれました。打撃はセンターライナーで守備で大暴投して首脳陣にアピール出来ずに終わりました。


続いて入団6年目の円谷選手の特集でした。円谷選手は06年ドラフト4位で入団、3年目で開幕1軍になりましたが右肩を負傷、オフに支配下選手から育成選手に格下げになり年俸も750万円から380万円になりました。育成降格から10日後に長男が誕生しました。右肩がベストではなくボールが山なりにしか投げれませんが打撃を中心に特訓を積んでいました。社会人チームとの練習試合で円谷選手は代打で出場しました。11球粘り2ベースを打ちました。首脳陣が円谷選手の粘りを評価して他の選手の前で誉めていました。


2軍にキャッチャーは5人いるそうですが鬼屋敷捕手と河野捕手は共に3年目の21才でした。鬼屋敷捕手は09年ドラフト2位で契約金6500万円、河野捕手は育成契約で契約金無しという正反対の立場でしたが球団は阿部選手の後釜として両選手に期待してお互いに競わせていました。2人は1軍の紅白戦に呼ばれましたが鬼屋敷捕手は3回6失点、河野捕手は4回2失点と首脳陣の前で結果を残せませんでした。2人に激を飛ばしていたのは慶応から巨人に入団した大森選手でしたが大森選手も元木選手と厳しい競争があったので発言に迫力がありました。

7月31日が支配下選手登録の締め切りでしたが河野捕手は支配下選手に登録され3年かかって2桁の背番号になりました。


9月も終盤になり今年の野球シーズンは終了になりますがこの日特集が組まれた中井選手は2軍開幕戦でホームランを打ち2軍の最多安打と打点王を獲得しました。しかし守備では21失策でチーム最多を記録しました。1軍では9打数4安打と打撃力は素晴らしくいかに守備難を克服するかに注目したいと思いました。

河野捕手は今季2軍の正捕手として定着、64試合出場、鬼屋敷捕手は27試合出場と首脳陣の評価は河野捕手の方が高いようです。キャッチャーは狭き門ですが鬼屋敷捕手の巻き返しに注目したいと思いました。

円谷選手は肩の故障は回復したそうですが育成のままシーズンが終了しました。生まれた長男のためにも頑張って欲しいと思います。
この日特集が組まれた選手達が大舞台で活躍する事を願っています。  


2012年09月26日 Posted by プラネマン at 06:11Comments(0)野球その他

本 仮面幻双曲  大山誠一郎

長野市立南部図書館で借りてきた大山誠一郎さんの仮面幻双曲という本を読みました。予備知識は無く題名や表紙のデザインを見て思わず借りました。


時は昭和22年晩秋、舞台は滋賀県湖北の双竜町という場所です。地元の一流企業である占部製糸という紡績会社の跡取りである占部文彦という人物から東京で私立探偵事務所を開業している主人公の川宮圭介と奈緒子という兄妹に依頼があった事から物語は始まりました。

占部文彦は双子で占部武彦という弟がいますが双子でありながら兄弟仲は悪く何かにつけてはすれ違っていました。占部武彦は社内の工員の女性と交際していましたが町内に中傷の手紙が出回った事を苦にして工員の女性は自殺しました。中傷の手紙を出したのは文彦だと思い込んだ武彦は双竜町を飛び出しました。


しばらくして東京で腕は良いが酒に溺れた整形外科医が殺された事件がありました。その整形外科医はかつてドイツに留学して全く別の顔に出来るほど腕が立ちましたが入院患者に殺されました。外科医を殺した入院患者は占部武彦だと分かりましたが外科医は殺されカルテの写真も剥ぎ取られ別の顔になったまま行方不明になりました。


女性工員が自殺してから1年目の命日が近づいた時占部文彦は整形した占部武彦に襲われないように川宮圭介兄妹に身辺警護を頼みました。川宮圭介と奈緒子は一晩中占部文彦の部屋のドアの前で警備して占部文彦には絶対に窓を開けないようにお願いしました。翌朝起きてこない占部文彦を疑問に思った占部家の人は文彦の部屋の鍵を開けましたが占部文彦の部屋の窓が開いていて占部文彦は殺されていました。犯人は整形手術をして別人の顔になった占部武彦なのでしょうか‥真犯人は‥真犯人の目的は‥ そして第2の殺人が起こりました‥


久々に本を読みましたが展開の速さやトリックなど手が込んでいて面白かったです。真犯人は指紋を一切残さないほど用意周到な人物で顔の分からない犯人を登場人物に当てはめながら考え楽しむ事が出来ました。
もしも真犯人が現代に生きていたら殺人事件にはならなかったと思いました。時代に振り回された真犯人の哀しさと題名の仮面幻双曲の意味が分かった時の切なさが強烈な作品で読み応えがありました。


作者の大山誠一郎さんの名前は初めて聞きましたが1971年生まれ、京都大学在学中は推理小説研究会に所属していたそうです。本格的な作家活動の傍ら翻訳も手がけているそうです。

「仮面幻双曲」2006年7月20日初版、小学館、250ページです。大山誠一郎さんのこれからの活躍を期待しています。  


2012年09月25日 Posted by プラネマン at 21:44Comments(0)

五嶋みどりバッハを弾いた夏2012

先週の日曜日9月23日にBS朝日で放送された「五嶋みどりがバッハを弾いた夏2012」を見ました。

世界的に有名なバイオリン演奏家の五嶋みどりさんがデビュー30周年にあたり各地の神社や仏閣、教会などでコンサートツアーを行いました。その17日間を同行取材したのが今回の番組でした。


五嶋みどりさんは1971年に大阪に生まれました。3才でバイオリンを始め10才でニューヨークに移り11才でニューヨークフィルと共演、教会での演奏で腕を研いてきてそれが演奏活動の原点となりデビュー30周年にあたり日本で教会にあたる神社や仏閣でのコンサートを行う事にしたそうです。


ツアー初日は長崎県の五島列島にある代表的な教会である青砂ケ浦天主堂で行われました。当日は気温30度湿度90%で湿気を嫌うバイオリンとしては最悪の環境で行われました。テレビでは無伴奏ソナタ第1番の第1章と第4章が放送されました。五島列島の人達は生でクラシックコンサートを聞く機会がほとんどないそうですが皆さんの満足した顔が印象的でした。

ツアー3日目は長崎の浦上天主堂で行われました。無伴奏パルティータ第1章の演奏シーンが放送されました。五嶋みどりさんのモットーは観客1人1人と触れ合う事でこの日も最後までお客さんのお見送りをして最終列車で次の目的地に行きました。

ツアー4日目は太宰府天満宮で行われました。無伴奏パルティータ第2番が放送されました。五嶋みどりさんは慈善事業にも熱心で20才でみどり基金を設立、その活動が認められ国連大使に任命されたそうです。

ツアー6日目は京都西本願寺で行われました。コンサート開演前に激しい豪雨がありましたが五嶋みどりさんは気にしていないようでした。国宝の対面所でコンサートをしましたが西本願寺始まって以来だそうで五嶋みどりさんの活躍を認められての事だと思いました。

ツアー中はビジネスホテルに泊まり移動には公共交通機関を使い世界的なバイオリン演奏家とは思えない質素な生活を送っていました。ツアー中はテレビ局の取材や大学教授としての仕事をこなしながら半年後のコンサートに向けて4〜5時間練習をして物見遊山的な気持ちがなくバイオリンに対して真っ直ぐというか求道的で感激しました。時価数億円といわれる愛用のバイオリンを子供達に触れさせバイオリンの素晴らしさを伝えている場面を見てバイオリンが好きなんだな‥と思い感動しました。


ツアー13日は平泉の中尊寺で行われました。無伴奏ソナタ第3番第3章の演奏シーンが放送されました。五嶋みどりさんは23才の時うつ病と診断されバイオリンを弾けなくなったそうですが見事に克服して凄いと思いました。

ツアー16日目は函館のカトリック元町教会で行われました。パルティータ第2番第5章の演奏シーンが放送されました。


テレビには映りませんでしたが地元善光寺や日光東照宮でもコンサートが行われたそうです。善光寺でのコンサートのチラシを見ましたが平日なので行かれないと思い応募しませんでした。当時は五嶋みどりさんは名前を何となく知っていた感じでしたが五嶋みどりさんの特番を見たら無理してでも行けばよかったと思いました。五嶋みどりさんの演奏を生で聞ける機会は多分無いだろうな‥と思うと惜しい事をしたと思いました。


特番を見終わった後バイオリン演奏家としても人間的にも尊敬出来ると感じた五嶋みどりさんでした。五嶋みどりさんのますますの活躍とバイオリンの音色によって多くの人を癒して欲しいと思いました。  


2012年09月25日 Posted by プラネマン at 06:11Comments(0)音楽系番組、演奏会TV放送

ボクシング M ・ツニャカオ戦

先週の水曜日9月19日にBS日テレで放送されたプロボクシング中継を見ました。この試合は9月15日に名古屋国際会議場で開催され西日本対中日本の対抗戦をメインに行われたそうです。


メインイベントはマルコム・ツニャカオ選手対モービル・マーチン選手の対戦でした。ツニャカオ選手は元WBC世界フライ級王者で現在は長谷川穂積選手が所属する真正ジム所属です。年齢は34才で30勝2敗3分け19KO勝ちの戦績です。対するモービル・マーチン選手は中日ジム所属で27才6勝3敗4KO勝ちの戦績で聞き逃しましたがアフリカ出身でアテネオリンピックに出場した猛者です。両選手共に母国を離れ日本で大成する事を夢に見て頑張っているハングリー精神の塊のような選手達です。キャリア的にはツニャカオ選手が有利な気がしますがマーチン選手のハングリー精神に期待しての観戦でした。


1ラウンドはツニャカオ選手のストレートが伸びてツニャカオ選手が優勢10対9でツニャカオ選手と見ました。2ラウンドはマーチン選手がローブローで減点、このラウンドもツニャカオ選手が10対9と見ました。


3ラウンドにツニャカオ選手が左ストレートと左のカウンターで2回ダウンを奪いました。このラウンドも10対7でツニャカオ選手が優勢でした。マーチン選手が並の選手と違うのはここからでマーチン選手はダウンをもろともせずに攻勢に出て4ラウンドはマーチン選手が10対9でとりました。

5ラウンドはマーチン選手がカウンターでツニャカオ選手をぐらつかせる場面がありました。このラウンドも終始マーチン選手が優勢でマーチン選手が10対9とりました。6ラウンドマーチン選手常に前に出ますがツニャカオ選手がラスト30秒で有効打を集めツニャカオ選手が久々に10対9ととりました。


7ラウンドはツニャカオ選手の足がフラフラしてきました。ツニャカオ選手がスリップ気味に倒れますがダウンの判定がでました。(後に修正されましたが‥)マーチン選手が優勢でこのラウンドはマーチン選手が10対9でとりました。ラストラウンドの8ラウンドはお互いに五分五分で10対10と見ました。


個人的なジャッジは7対74でツニャカオ選手が勝ちと見ましたがジャッジは77対72、77対73、77対75で3対0でツニャカオ選手が勝ちました。


敗れたとはいえマーチン選手もダウンの劣勢をもろともせずにスタミナが衰えなかったのは凄いと思いました。世界に絡んでくる選手や母国を離れ日本まで来る選手は気合いが違うと思いました。両選手共に日本で一旗あげて欲しいと思いました。


もう1試合セミファイルが行われ日本バンタム級7位駿河ジム所属の柘植雄季選手対同級8位グリーンツダジムの川口裕選手の対戦がありました。


1ラウンドは川口選手の右ストレートがクリーンヒットしました。柘植選手は見た感じで川口選手が10対9ととりました。2ラウンドはラスト30秒柘植選手が攻勢に出て柘植選手が優勢で10対9で柘植選手と見ました。勝負は3ラウンドに動き1分16秒川口選手が左フックでKO勝ちしました。鮮やかなKOシーンでした。


高い技術の攻防やKOシーンなどプロボクシングの醍醐味が伝わってきた素晴らしい興業でした。出場された選手のこれからの活躍を期待しています。  


2012年09月24日 Posted by プラネマン at 21:41Comments(2)プロボクシング

長野フィルハーモニー演奏12秋

昨日9月23日にホクト文化ホールで開催された長野フィルハーモニー管弦楽団さんのコンサートに行ってきました。

年2回9月と2月に開催されている長野フィルハーモニー管弦楽団さんのコンサートですが開演前には長い列が出来ていて長野市民の間に根付きつつあるのが実感出来ました。今回のコンサートでは先週コンサートが行われた本場ウィーンから来日したメンバーが加わり楽しみでした。


オープニングはベートーベンの歌劇「フィデリオ」序曲でした。ベートーベンがオペラ作品として完成させたのはこの曲一曲だけだそうです。初演での失敗から9年かかったそうですがそんな貴重な曲を聞く事が出来て嬉しく思います。この曲は長野県高校選抜オーケストラの皆様がウィーンから来日した4名の皆様と共同で演奏されました。高校生にとっても一流の演奏家と多くのお客さんの前で演奏して財産になったと思います。


続いてプロコフィエフの「バイオリン協奏曲第2番 ト短調 作品63」演奏されました。バレエ音楽ロミオとジュリエットの作曲者だそうです。革命を避け一旦は亡命の道を選んだそうですが強い望郷の念から1933年に帰国2年後に手掛けた作品だそうです。ウィーンから来日しているビルギット・コーラさんのバイオリンの独奏から始まりましたが心が洗われたバイオリンの響きでした。


休憩後マーラーの交響詩「葬礼」が演奏されました。マーラーは活動拠点のウィーンではあまり評価が得られなかったそうです。この曲「葬礼」は「復活」という題名に改作されたそうですが当時の巨匠に酷評をされたそうです。しかしマーラーは「復活」の初演3ヶ月後に再び「葬礼」で再演したそうですがマーラーの思い入れを感じた作品でした。コンサート会場に来なければ一生知らなかった作品だと思い会場に足を運んで良かったと思いました。

最後にラヴェルのボレロが演奏されました。一般の人にもお馴染みの曲だと思いますが出だしの繊細さと後半部分の迫力は生演奏でならではの素晴らしい演奏でした。


最後にアンコールが一曲演奏されて素晴らしいコンサートが終了しました。次回の長野フィルハーモニーさんのコンサートは来年2月17日になるそうです。この期間はホクト文化ホール大ホールが改修工事を行うので中ホールでの開催になりますが早めに行った方が良いと思いました。とまれ演奏された皆様お疲れ様でした。皆様のますますのご活躍を願っています。  


2012年09月24日 Posted by プラネマン at 05:41Comments(0)コンサート

高校野球12 秋 長野商対地球環境

昨日9月22日に長野オリンピックスタジアムで開催された高校野球の秋季長野県大会1回選の長野商業高校対地球環境高校を見に行きました。

先週の北信大会に比べればまだ良い方でしたが最高気温は27度でこの時期にしては暑い中で試合は行われました。長野商業が先攻で長野商業は黒柳投手が地球環境は小川投手が先発でした。


1回裏地球環境は四球とバントで1死2塁、加藤選手がレフト前にヒットを打ちましたが送球が反れた間に2塁ランナーがホームインして先制しました。続くバッターも四球で1、2塁、バントで2死2、3塁になりましたが横沢選手がタイムリー2ベースを打ち地球環境は3点入れました。

2回表長野商業はエラーで出塁したランナーをバントで送り1死2塁、続くバッターは四球で1、2塁、北沢選手が2点タイムリー3ベースを打ちました。2死後地球環境に暴投があり3塁ランナーが生還して3対3の同点になりました。ここで地球環境は小川投手から左の田山投手に交代しました。

2回裏地球環境はヒットとバントで1死2塁、2死後ヒットが出て1、3塁、先制点に絡んだ加藤選手に打順が回りますが死球で満塁になりました。地球環境は4番打者に回りチャンスでしたが三振で3者残塁でした。

3回表長野商業は連続四球で無死1、2塁バント失敗で1死1、2塁ショートフライに2塁ランナーが飛び出しダブルプレーでチャンスを生かせませんでした。4回裏地球環境は四球で出たランナーをバント2回で送り2死3塁としますが生かせませんでした。


5回表長野商業はエラーで出塁したバッターをバントで送り2死2塁、3番打者の黒柳投手が自らのバットでタイムリーを打ち長野商業が4対3と勝ち越しました。

6回裏地球環境はヒットのバッターをバットで送り1死2塁としましたが2者凡退、8回表長野商業は1死よりヒットとバントで2死2塁、センター水島選手が打球をナイスキャッチして追加点のピンチを逃れました。黒柳投手は7回以降は3イニングを3者凡退で抑え長野商業が4対3で勝ちました。


地球環境は2回と5回の失点は先頭バッターがエラーで出塁、バントで送りタイムリーを打たれたという結果でした。長野商業打線は3安打だったので守備のミスが大きかったと思いました。長野商業の先発の黒柳投手は1回に2四球2安打、2回に1四球2安打と制急に苦しみましたが3回以降は1四球2安打と落ち着いてきました。地球環境は2回の満塁のチャンスで一打出なかったのが勝負の別れ目だと思いました。


とまれ両チームの選手、関係者、保護者の皆様暑い中お疲れ様でした。長野商業は上を目指して地球環境は守備力を強化して頑張って欲しいと思います。長野県の高校野球が盛り上がって行く事を願っています。  


2012年09月23日 Posted by プラネマン at 19:38Comments(0)高校野球

J-POP 青春の'80 岩崎宏美出演

今週の金曜日9月21日にNHK BSプレミアムで放送された「J-POP 青春の'80」を見ました。

今回のゲストは岩崎宏美さん、元ちとせさん、清春さんが出演しました。2年ほど前に岩崎宏美さんのコンサートに行きましたが歌唱力の高さに驚かされました。 岩崎宏美さんをテレビとはいえ久々に見る事が出来て楽しみでした。


オープニングは元ちとせさんがワタツミの木を歌いました。続いて今回の放送のキーワードで「縁」について話がありました。岩崎宏美さんの縁はさだまさしさんで80年当時岩崎宏美さんは錦糸町、さだまさしさんは市川に住んでいて同じ沿線上で親しみがもてたそうです。岩崎宏美さんは大人になるとさだまさしさんの言葉に魅せられるようになったそうです。元ちとせさんの縁はUAさんでUAさんの母親は奄美大島出身だそうで奄美大島出身の元ちとせさんは親しみがもてたそうです。岩崎宏美さんのお母さんは奄美大島出身でその話を聞いて元ちとせさんは感激して不思議な縁がありました。清春さんはプロデューサーのおちまさとさんに縁を感じていたそうです。


元ちとせさんが1968年にヒットした誰もいない海を歌った後待ちに待った岩崎宏美さんが登場しました。まずは1978年のシンデレラ、ハネムーンを歌いました。続いて1977年ヒットした山口百恵さんの秋桜を歌いました。素晴らしい歌声に大感激でした。

続いて曲との縁を聞かれ岩崎宏美さんはデビュー曲のデュエット、元ちとせさんもデビュー曲だと言っていました。場所の縁は岩崎宏美さんは江東区出身で地元の公会堂をあげていました。地元の公会堂で成人式があった時に一部は岩崎宏美さんが式典に参加して2部は新成人の前で歌ったと言っていました。元ちとせさんは奄美大島だと言っていました。

一通り話が終わった後岩崎宏美さんが1977年ヒットの思秋期を歌いました。これからの時期にぴったりの曲だと思いますが岩崎宏美さんの澄んだ歌声で聞く思秋期は昭和の名曲だと思いました。


続いて1972年がキーワードで語られました。1972年はウォーターゲート事件、札幌とミュンヘンでオリンピックが開催、沖縄返還などの出来事があったそうですが沖縄出身のフィンガー5がデビューした年だったそうです。以後沖縄出身の魅力的アーティストがたくさん出ますがJ-POP3ヶ条として沖縄出身の魅力的アーティストが多いのか検証されました。

第1に伝統音楽があると言っていました。♪ドレミファソラシドでレとラを抜いた独特の音階があり伝統音楽に馴れ親しんだ事があるのではないか‥と言っていました。

第2に沖縄はアメリカの統治下だった事がありロックやジャズなど先端音楽が入り易かった事、第3にチャンブルで台湾や中国、東南アジアに近く1つの色に染まらない音楽があったのではないか‥と言っていました。

最後に清春さんが1979年にヒットしたカサブランカ、ダンディと2000年にヒットした忘却の空を歌い終了しました。


個人的な意見ですがJ-POPという枠なら元ちとせさんや清春さんが出演するのはかまいませんが今回は青春の'80というテーマがありました。やはりテーマに沿って比較的最近ヒットした元ちとせさんや清春さんでなくて1980年頃に活躍したアーティストを出演させて欲しかったと思います。2000年にヒットした忘却の空や2002年にヒットしたワタツミの木を聞いても1980年頃青春を過ごした人の心には前回放送したレッツゴーヤングの復活版ほど響かないと思います。

清春さんがカサブランカ、ダンディを歌っても最近の歌手が昔の曲をカバーする事は珍しくないので青春の'80という題名から外れていると思います。言い方は悪いですが例えハゲていようが太っていようが老けていようが80年頃ヒットしたアーティストに出演して欲しかったと思います。その流れから外れるならば青春の'80という名前を使わないで欲しいと思います。

岩崎宏美さんを見れたから良かったですが岩崎宏美さんがアイドルだった頃やマドンナたちのララバイがヒットしていた頃の歌手が出演したらもっと盛り上がったと思います。個人的な感想を書きましたが出演したアーティストの皆様は皆素晴らしいと思います。皆様のますますの活躍を願っています。  


2012年09月23日 Posted by プラネマン at 06:25Comments(0)歌番組テレビ放送

ウィーン室内楽アンサンブル

今週の月曜日9月17日にホクト文化ホールで開催された「ウィーン室内楽アンサンブル」に行ってきました。

この日演奏したウィーン室内楽アンサンブルは長野県民文化会館とウィーン楽友会館との姉妹提携事業の招聘音楽家により特別に結成された弦楽四重奏団だそうです。

バイオリンのビルギット・コーラさんは1999年〜2008年までミュンヘン弦楽四重奏団の第1バイオリン演奏を勤めるなど活躍。

ヴィオラのカール、ハインツ、クルムペックさんはウィーン交響楽団奏者などで活躍。

バイオリンのヘルムート、ラッキンガーさんは1988年〜ウィーン交響楽団のメンバーとして活躍。

チェロのアッティラ、セケリィさんは1991年よりウィーン交響楽団首席チェロ奏者を勤めるなど活躍。本場ウィーンの凄いメンバーの演奏が楽しみでした。

オープニングはメンデルスゾーンのカプリッチョ、ホ短調OP81-3でした。とにかく凄い‥何て綺麗な音色なんだろう‥感激の連続でした。


続いてウェバーのクラリネット五重奏 変ロ長調 OP-34が演奏されました。この曲には長野市で活躍するクラリネット演奏家の伝田高廣さんが出演しました。出だしのクラリネットの音色が印象的な曲でしたが招聘音楽家の皆様と違和感がなく演奏する伝田高廣さんに地元にもこんなに凄い演奏家がいるのか‥と感激でした。


休憩後にヴォルフのイタリア風セレナーデ ト長調が演奏されました。ヴォルフは音楽院を退学した後は独学で作曲をしていたそうですが非凡さを感じる素晴らしい曲でした。ヴォルフの残した器楽作品は少ないそうですが貴重な作品を素晴らしい演奏で聞けて最高でした。


最後にヴェルディの弦楽四重奏曲 ホ短調が演奏されました。ヴェルディは87才まで生き長寿でしたが妻や息子を亡くし辛い時期があったそうですが悲しみを乗り越え素晴らしい作品を残し凄いと思いました。

アンコールに伝田高廣さんが加わりもう一度ウェバーのクラリネット五重奏曲が演奏されました。


通常コンサートでは咳払いが聞こえる事がありひどい時には子供が騒いで雰囲気が台無しになったコンサートもありました。しかしこの日のコンサートは素晴らしい音を聞き逃さないという集中した雰囲気が場内に広まっていて物音1つしない場内が一体となった素晴らしいコンサートで僕が100回以上行ったコンサートの中では最高の雰囲気でした。コンサートは演奏家だけでなく観客も作って行くものだと感じました。

本場ウィーンの雰囲気を味わえた素晴らしいコンサートでした。出演された演奏家の皆様お疲れ様でした。皆様のますますの活躍と今回の来日が素晴らしいものになるように願っています。  


2012年09月22日 Posted by プラネマン at 18:59Comments(0)コンサート

ユーミンが草間彌生アトリエ訪問

昨日9月21日にNHK Eテレで放送されたユーミンのSUPAR WOMANという番組を見ました。

ユーミンがいろいろな分野でバリバリ活躍する女性をゲストに迎え楽しいトークをする番組です。今回のゲストは松本市出身でアートの世界で活躍する草間彌生さんでした。草間彌生さんは83才の今でもアトリエで新作に取り組んでいるそうです。パリ、ロンドン、ニューヨークと展覧会を開催して日本のアーティストとしてはこれだけ大規模で世界を巡回するのは初めてで世界中で評価が高まっているそうです。画面で見た草間彌生さんは子供のような輝いたひとみと溢れるようなオーラを持ち83才とは思えませんでした。


ユーミンが松本市美術館で開催されていた草間彌生さんの展覧会に行きました。松本市で暮らした少女時代の作品も展示されていました。10才の時母親を書いた絵ではすでに水玉が入っていて草間彌生さんの非凡さを感じました。


草間彌生さんは1957年28才で松本市を飛び出しアメリカに行ったそうです。1959年に無限の網シリーズで評価を得たそうです。1978年にニューヨークで生活した時代を振り返りマンハッタン自殺未遂症候群という本を書き作家としても活躍したそうです。

水玉をモチーフにした作品や独特の色彩など草間彌生さんの作品が画面に展示され圧倒されました。もっと見たい‥生で見てみたい‥そう思わせる作品群でした。ユーミンが草間彌生さんのアトリエを訪問しました。ユーミンと草間彌生さんは創作する者同士で意気投合したようでした。お互いに音楽や芸術の世界で世の中を良くしよう‥と誓い合っていました。


ユーミンはオリジナルは凄い‥と言っていましたがまさにその通りで信州からこんなに凄い人を出したのか‥と思うと長野県民として嬉しく思いました。あっという間に番組が終了しましたが30分枠では勿体ない番組でした。草間彌生さんのご健康とさらなる創作を願っています。


ユーミンのSUPAR WOMANは来週で最終回になるそうです。今までに出演したゲストのダイジェストを放送するそうですが淋しく思います。グレードアップして続編が出来るのを期待しています。  


2012年09月22日 Posted by プラネマン at 08:00Comments(0)テレビ、芸能

京都1200 年の旅 日本三景天橋立

9月18日にBS朝日で放送された「京都1200年の旅、日本三景天橋立」という番組を見ました。

僕は今から20年ほど前に大阪に住んでいた事がありました。知り合いがいなかったり勤めていた会社が肉体労働の仕事で大変でしたが休みの日に京都に行くのを楽しみにしていました。個人的には平安遷都1200年記念で京都の街中を走った京都シティマラソン大会に参加したくてマラソンのトレーニングをしたり京都発祥の太道という武道に憧れて格闘技を習ったりしました。初めて行ったプラネタリウムは京都で今でもプラネタリウムを年間30回近く見に行っていますがその第1歩は京都でした。日本新薬という京都市所属の社会人野球チームの試合を見てから社会人野球のファンになり今ではプロ野球より熱心に社会人野球を見ていますがそのきっかけも京都の日本新薬で京都の町からいろいろな影響を受け京都が一番好きな町です。BS朝日で京都の町を特集した番組がある事を知り楽しみでした。


今回の特集は日本三景の1つ天橋立でした。蒼い海が美しく画面に釘付けになりました。驚いたのは磯清水と言って海に囲まれた場所から塩分を含まない名水が湧き名水百選に選ばれているという事です。


続いて元伊勢籠神社の特集がありました。伊勢神宮と同じ様式だそうです。宮司さんの直系の先祖の系図が残っていて現在の宮司さんは82代目になるそうです。神代の時代から絶える事なく続いてきた家系は素晴らしいと思います。奥宮に真名井神社があり天の真名井の御神水がこんこんと湧き出ていました。磯清水もそうですが清き水が湧き出るということは大地が汚れていない‥という事だと思います。神代の時代から途切れる事がなく守られていた家系に海に囲まれた地に湧く名水、神秘的な地を訪ねてみたくなりました。


五重の塔が見事な奈良時代の成相寺、

羽衣伝説の乙女神社、

雪舟が500年以上前に書いた天の橋立の絵の謎

知恵寺とお餅など時間があっという間に過ぎて行きました。足利義満は交通手段が現代より劣る時代に6回天橋立に行ったそうです。金閣寺は天橋立をモチーフにしているのではないか‥という話がありました。

京都の人々がなぜ天橋立に憧れたのかが分かった1時間でした。雄大な自然と京都の人々の心の故郷である天橋立はいつまでも変わる事なく美しさを保って欲しいと思いました。  


2012年09月21日 Posted by プラネマン at 21:38Comments(0)歴史のテレビ番組

第3回飯綱ムジカフェスタ

先週の日曜日9月15日に飯綱高原にあるアゼィリア飯綱で開催された第3回飯綱ムジカフェスタ2012に行ってきました。

去年初めて飯綱ムジカフェスタに行きました。今年は9月15日〜3日間開催され昼間は講師による指導があり夕方に講師によるコンサートが開催されました。3日共に講師により違った曲のコンサートが開催され爽やかな飯綱高原で一流の音楽家の演奏を聞くのは最高で今年の開催を知り楽しみにしていました。


オープニングはフルートの斎藤由美香さんとギターの土田直之さんによる演奏がありFプーランクのソナタ第1楽章とFトップラーのサロンのマズルカが演奏されました。ピアノをギターにして編曲したそうですがフルートの透き通った音色とギターの繊細さが最高でした。


続いてチェロのたのうち恵美さんとギターの篠原正志さんによってヒトヨシノビタさんのKIZUNAが演奏されました。この演奏ではギターが主でチェロが伴奏で演奏されましたが珍しい編成ながらも良くかみあい素晴らしい演奏でした。


続いて稲葉順子さんと越敬一さんによってEグラナドスによるオリエンタルとテレマンのパルティータ、ポロネーズよりオーバチュアが演奏されました。越敬一さんは千曲市在住でかつては公務員でしたが現在はギターに専念しているそうです。ギターに全てをかけている越敬一さんの演奏は素晴らしかったです。


続いてギターの中島晴美さんとピアノの未高明美さんにより二橋潤一さんのギターとピアノのための湿原的幻想曲が演奏されました。二橋潤一さんは20世紀のフランスの作曲家メシアンのクラスに留学していた事があり未高明美さんから留学時代のエピソードの話がありました。2曲演奏され河原の情景と湿原に星が見える様子を曲にしたそうです。ロマンチックな演奏でした。


続いてギターの岩村通康さんによる演奏がありました。もう1人の講師が来れなくなり岩村通康さんのシングルによる演奏になりました。川のながれのようにが演奏されギターの繊細さが出た素晴らしい演奏でした。

最後に柴田健さんと福山敦子さんによってバッハのイギリス組曲が演奏されました。プレリュードが順番的には最初に来るそうですが順番を変えてクーラント、ガヴォット、プレリュードの順で演奏されました。ギターによるバッハの演奏も味わい深いものがありました。


楽しい時間はあっという間に終わってしまいました飯綱高原で聞くコンサートは最高でしたが6時を回ると暗くなり風も心地よく季節は変わりつつあるな‥と感じました。演奏家の皆様素晴らしいコンサートありがとうございました。期間中に3日間全てのコンサートに行けず残念でしたが来年も9月14日から飯綱ムジカフェスタが開催されるそうで楽しみです。この日演奏された皆様のこれからの活躍を願っています。  


2012年09月21日 Posted by プラネマン at 06:22Comments(0)コンサート

長野市立博物館よみがえれ恐竜達

長野市立博物館さんで公開中の特別展「よみがえれ!恐竜たち〜大昔の生命をさぐる〜」を見に行ってきました。


1999年5月に七二会でクジラの背骨の化石が発見されたそうです。岩を取り除くクリーニングに8時間かかったそうで固い地層から発見されたそうです。


約5億4200万年前〜2億5100年前は古生代と呼ばれ前半は海の中にたくさんの動物が現れ後半は陸に上陸したようです。最初の魚類が現れ顎がなく頭や胸が固い甲羅で覆われていたそうです。

2億5100万年〜6550万年前は中生代と呼ばれ恐竜やアンモナイトが栄えたそうです。

6550万年〜現代が新生代と呼ばれ恐竜が滅びほ乳類が栄え長野市で見つかる化石はこの時代のものになるそうです。年代毎にその時代に栄えた動物の化石や復元模型が展示してあり丁寧な解説で分かりやすかったです。


アンモナイトの復元模型がありました。アンモナイトは中生代の海を代表する生き物で中生代に栄え中生代の終わりに絶滅したそうです。殻の形がヒツジの角を持つ神様AMMONにそっくりでAMMONと石を意味するITEを合わせてアンモナイトというそうです。


フタバスズキリュウのレプリカも展示してありました。日本で初めて発見されたクビナガリュウでレプリカを見るとスケールの大きさを感じます。今回の展示会の目玉はティラノサウルスの復元模型で圧倒されました。ティラノサウルスと記念撮影が出来て子供たちに好評でした。


長野県では小谷村で恐竜の足跡の化石が発見され日本で一番古い恐竜の足跡の化石になるそうです。パネル展もありカブトガニやシーラカンスやイチョウなど生きた化石の解説がありました。イチョウが生きた化石になるとは以外でした。


展示品も多く解説も丁寧で見応えがあった展示会でした。この展示会は今週の日曜日9月23日で終了してしまい残念ですが個人的にはこの夏中野市と横浜市のプラネタリウムで恐竜の話を見たのでその締めくくり的に良かったと思いました。続編を期待したい素晴らしい展示会でした。  


2012年09月20日 Posted by プラネマン at 22:44Comments(0)長野市立博物館の催し物

シリア人が松代でフルート奏でる

先週の日曜日9月16日に松代にある松代藩文武学校で開催されたシリア人フルート演奏家のナイサム・ジャラルさんのコンサートに行ってきました。


長野市民新聞で今回のコンサートの開催を知りました。最近女性ジャーナリストが殺害された事件がシリアであり治安が不安定というイメージがシリアに対してあります。長野市民新聞によるとジャラルさんは内戦による市民の犠牲に胸を痛めているといい「政府軍、反体制派のいずれにも偏らない立場で平和の願いを込めて演奏したい」といいコンサートに行ってみたくなりました。


ジャラルさんは1984年生まれで6才からフルートを始め17才で即興演奏に出会い興味をもったそうです。今回はフランス人の弦楽器演奏家のヤン・ピタールさんとのユニット「NOUN YA ヌン・ヤ」を結成しての演奏でした。


僕は今回のコンサートで初めて松代藩文武学校に行きました。古い木造の建物で木の温もりが最高で癒しと温もりが建物から感じる事が出来ました。僕は高校時代は柔道部に所属、格闘技のジムにも通った事があり青春時代に格闘技に関わったので松代藩士が武術を稽古したであろうと思われるこの建物に親しみがもてました。


普通のコンサートのように何とかという曲を演奏する‥という形ではなくジャラルさん達が即興で演奏していました。ジャラルさんのフルートの音色とヤンさんの中東色の弦楽器の調べが異国情緒を醸しだし最高でした。


文武学校という木の温もりを感じる平和な場所から平和を願う2人の若者達の演奏は心に響いてくるものがありました。コンサート当日は文武学校に到着するまでの道端の温度計が34度を指していて暑い1日でした。ジャラルさんは演奏中に何度も汗を拭ったり水分を補給していましたが大変さが伝わってきたコンサートでした。文武学校の木の温もりの中でジャラルさん達の平和への思いが伝わってきました。コンサートの後で松代大本営象山地下壕の見学会もあったそうですが僕は用事があり帰りました。


ジャラルさん達は松代でのコンサートの前日の夜東京でコンサートを開催して昼に松代でのコンサートを行い翌日は静岡で次の日は名古屋でコンサートを行い京都、広島、和歌山と連日演奏活動が続きハードな日程をこなして行きます。


ジャラルさんやヤンさん遠路はるばる長野市まで来ていただき素晴らしい演奏をありがとうございました。ヤンさん達の日本での活動が有意義なものになるように願っています。そしてシリアにも恒久な平和が訪れる事を願っています。  


2012年09月20日 Posted by プラネマン at 06:10Comments(0)コンサート

パナソニック バスケ部休部検討

9月17日の読売新聞スポーツ欄でパナソニックの企業部活の内バトミントン部とバスケットボール部の休部が検討されているという記事を見つけショックを受けました。


パナソニックさんは業績が悪化しているとはニュースで聞いていましたがそれでも日本を代表する企業として足腰が強いものだと思っていました。しかし企業部活の存続を諦めなければいけないというニュースを聞くと景気の悪さを改めて感じ現在進行形の不況の凄まじさを感じます。


現在日本でアジアのバスケットボールの大会が開催されていますが結果だけ新聞のスポーツ欄の片隅に小さく載っている扱いでサッカーやテニスの扱いに比べると可哀想になります。せめてナショナルチームの扱いはもっと大きくして欲しいものだと思います。パナソニックさんからナショナルチームに金丸選手、渡邊選手の2選手が参加していて存在感の強さを表している感じがします。


僕は3年ほど前からバスケットボールに興味をもったにわかですがパナソニックさんは2メーター級の青野選手や作シーズン新人王を獲得した金丸選手など個性的なプレーヤーが多くスカイAで放送される試合を何度か見た事がありました。

パナソニックさんの観戦記は僕のブログのバスケットボールその他のカテゴリーに書いてあるので省きますが特にパナソニックさんの試合で印象深かった試合が2試合ありました。


09年10月頃の栃木戦はラスト8秒の攻防が素晴らしくスリリングでもあり凄い緊張感であり手に汗握る展開でした。延長を2回行いパナソニックが107対105で接戦を制しました。

10年の10月頃の三菱戦も延長戦になりパナソニックさんが2点リードしていましたが残り1秒で三菱の内海選手に3ポイントを決められ78対80で敗れました。僕はスポーツ観戦が好きでいろいろなスポーツを観戦しますがこれぞバスケットボールだ!といえる素晴らしい試合でした。


休部検討なので最後に存続する‥という方向になるのを願っています。バスケットボールは世界では中々勝てませんがパナソニックさんにはサポートしてもらいオリンピック出場を期待したいと思います。JBL.BJの統合や新リーグに際してパナソニックさんには存在感を出して頑張って欲しいと思います。


今回の中国の反日デモで中国国内のパナソニックさんの工場は一時操業を停止するそうでバスケットボール部には向かい風が吹いている感じがします。パナソニックさんの業績の回復とバスケ部の活躍を願うばかりです。  


2012年09月19日 Posted by プラネマン at 22:43Comments(0)JBL、バスケその他