プラネマン便り☆

長野ロキシーさんで公開中の「神聖かまってちゃん、ロックンロールは鳴り止まない」を見てきました。

二階堂ふみさん演じる女子高生成田美知子は兄の影響で将棋を始めアマチュア選手権の決勝戦まで勝ち進みます。付き合っている彼氏から一週間後かまってちゃんのコンサートに誘われCDを借りかまってちゃんのファンになりました。しかし一週間後は将棋の決勝戦で美知子は悩みます。


大学に進学せず将棋の世界に進みたい美知子に対して両親は大反対で進路を巡りぶつかり合っていました。美知子の彼氏も美知子が将棋の世界に進む事を良く思わず彼氏が美知子の友達をかまってちゃんのライブに誘っていた事を知りショックを受けます。


森下くるみさん演じる飯島かおりは５才の男の子がいる３０才のシングルマザーです。昼間は清掃の仕事を夜はダンサーをしていますが職場では居づらい年齢になってきました。５才の子供はパソコン依存性でパソコンを離さずにいますが保育園で問題を起こしかおりは休まる時がありません。


かまってちゃんのマネージャーの劔ミキトさんはかまってちゃんの売り出し方でプロデューサーから圧力をかけられ苦しんでいました。

それぞれ生活環境の違う３人を中心にストーリーは展開しますがかまってちゃんに影響を受けてそれぞれの人生が動き出し‥


ネット配信とかロックとか今イチ馴染めない分野でしたが引きこもりの兄を持ち進路で悩む美知子、仕事を掛け持ちしながら必死に生きているが家賃を滞納するくらいに生活が大変でワーキングプアに近い状態のかおり、プロデューサーから圧力をかけられかまってちゃんのメンバーには相談出来ず板挟みに合うマネージャーの劔ミキトさんにはサラリーマンの悲哀とか大手に圧力をかけられる中小企業の経営者を見ているようで３人とも形は違えど現代の日本では普通に見られる光景でいつしかストーリーに引き込まれていきました。

始めは偏見を持っていたかまってちゃんもライブが進行するにしたがい引き込まれていくのが不思議でした。この日は週６勤務の後で職場から映画館に直行するとうとうとしてしまう時もありますが劇中の三人の生き方に眠気を感じる事なく見る事が出来ました。

個人的には坂井真紀さんがゲスト出演していた事が嬉しかったです。見ごたえのある作品でした。  

今日７月３０日ホワイトリンクで開催されたTOSYSグループさんの展示会に行ってきました。TOSYSグループさんには地元社会人野球チームの信越クラブさんに所属する選手が多く在籍していて親しみがもてます。

午前中は生憎雨降りでしたがたくさんの方が来場され盛り上がっていました。ケイタイでの投稿のため写真が撮れず様子が伝えられないのが残念です。

ポップコーン、ワタアメが５０円、かき氷１００円、金魚すくいやボンボンの販売など出店が多数出店していました。子供向けのイベントでシャボン玉コーナーや木工教室があり子供達も楽しそうでした。


体育館内では地元農家の朝採り野菜が安く売られていてモロコシ、キャベツが１００円位で販売されて栄村支援で栄村の物産展があり栄村産のコシヒカリ５合７００円で買いました。他に豊野の八雲作業所さんの八雲うどんや東北地方の海産物の販売など楽しい催しが多かったです。


午後から信越クラブさんの野球教室が開催されるそうですが仕事が残っていたので帰り見れずに残念でした。この日の売り上げは栄村に送られるそうです。TOSYSグループさん社会人野球の信越クラブさんのサポートや地元の支援に益々の活躍を願っています。1日限定ではもったいない楽しいイベントでした。  

今年も半分以上が過ぎましたが上半期の間に長野ロキシーさんに２５回行きました。どの作品も素晴らしい作品でしたが上半期のMVPをあげるとしたら武士の家計簿をあげたいと思います。日本の国は慢性的な財政赤字で借金を先送りしてきたり個人でもクレジットやローンという呼び方で気軽に借金をする傾向にありますが猪山家の生き方はこれらと対局にあると思い現代に通じると思います。お金に対するシビアな考え方は僕に一番足りないものだと思いたまには猪山家の生き方を思いだしお金について考えたいと思います。


女優賞は坂井真紀さんのスープオペラをあげたいと思います。坂井真紀さんが３０代独身女性を見事に演じて独身の僕には好感が持てました。

男優賞は妻女木聡さんのマイバックページをあげたいと思います。妻女木聡さんが悪い出会いによって人生につまずいたり映画が好きで１人で見に行ったり飲み会に誘われても断ったりしている事に親近感を感じました。最後に泣く妻女木聡さんが自分とダブル事があり他人事には思えませんでした。


新人賞は津軽百年食堂の藤森慎吾さんをあげたいと思います。映画初主演とは思えぬ好演でした。自分の生まれ故郷で自分の生き方を見つけて行くシーンが素晴らしく人間は何処に住んでいるのではなくて何を発信していくかが大事だと思いました。伝統や受け継がれて行くという事の大切さも感じました。


ドキュメンタリー賞は老人と海をあげたいと思います。日本最西端の与那国島を舞台に海に生きる老人の生き方を描いた作品でした。

子役賞は冬の小鳥に主演していた韓国の女の子をあげたいと思います。突然孤児院に預けられた少女の心の傷を見事に演じていました。人間楽しかった時期を忘れられなかったり現実を受け入れて行くのは大変だとは思いますがヒロインが父親に捨てられた心の傷を克服して行く場面は感動的でした。


ロケ地賞はアブラクサスの祭りの福島県をあげたいと思います。自然の中で悟りを開く場面がありますがあの雄大な海が放射能で汚染されているとは淋しい限りです。


映画鑑賞後のグルメも楽しみです。写真はイトーヨーカ堂５階の飲食店街の鈴の助さんのざるうどん５５０円です。暑い季節さっぱりしたざるうどんは食が進みます。空洞化が進んでいる権堂ですが時の流れに負けないように頑張って欲しいと思います。  

８月７日に横浜赤レンガ倉庫ではまっこムエタイジムさん主催によるキックボクシング興業が開催されます。

今から２０年前の１９９１年に僕は大阪でキックボクシングジムに入門しましたがその年の７月にキックボクシング興業があり試合で来日したユタポン前田さんがジムで住み込で指導してくれる事になりました。僕は当時入門したばかりの普通の練習生でしたがユタポン前田さんはプロ選手と分け隔てなく指導してくれました。


その後ユタポン前田さんはプロボクシングに転向して東日本新人王になる活躍をしました。引退後はまっこムエタイジムを設立して横浜でムエタイの普及にむけて頑張っていますが毎年８月初旬に自主興業を開催して今年で１０年になるそうです。


８月の定期興業にはまだ行った事がありませんが去年の１０月興業に行きました。ユタポン前田さんは現役時代日本チャンピオンだった立嶋選手、清水選手と激闘をして４０才以上のキックボクシングファンの間では有名な選手ですが指導者としての実力も抜群で１０月興業でユタポン前田さんの門下生は４勝２KO１敗２分と圧倒的な強さを見せていました。


当時ブログアップ出来なかったので１０月興業でのはまっこムエタイジム選手の試合を振り返ってみたいと思います。第２試合に出場した虎牙選手と第４試合に出場した木村将司選手は共にドローでした。


第３試合に出場した古田恭人選手は１ラウンド右ローキックでダウンを奪い２ラウンド１分４９秒レフリーストップ勝ち、第８試合に出場した田辺睦翔選手はフィニッシュブローがちょうどレフリーの死角になり見えませんでしたが惜しくもKO負けでした。


第１０試合に出場した高橋幸光選手は判定勝ちながらもヒジで相手を切りプロボクシングとは違うキックボクシングの凄みを見せてくれました。


他にKOで決った試合は第１試合チームゼロス所属山田浩史選手が１ラウンド右ストレートでダウンを奪い２ラウンドレフリーストップで勝ちました。第５試合シンダムダムM１６選手がパンチで３ノックアウトを奪い勝ち、第１１試合に出場したチームゼロス里獅ゼロス選手がこの試合５０戦目のタイ人選手に左ヒザ、パンチ、左ストレートでKO勝ちをしました。


１０月興業はKO率が高く見に行った甲斐がありました。８月興業も素晴らしい興業になるように願っています。写真は９１年に大阪で開催されたキックボクシング興業の半券を拡大したものでユタポン前田さんが現役だった頃のものです。  

僕は４才になるメスのトイプードルを飼っています。愛犬が我が家に来たのが１月２７日、僕の誕生日は４月２７日で共通の２７がつく日を愛犬の日として食卓に季節の果物と刺身を添えて１人盛り上がっています。

今月はマツヤ川中島店さんでカナダ産ほっき貝２６６円と地元篠ノ井産の桃１４５円をいただきました。ほっき貝はちょっと固かったですがまずまずの味付けでした。桃も少し固くて時間をおけばよかったと思いました。


愛犬はモロコシが大好きでモロコシを食べていると気配を感じ寄って来て大声で吠えたり甘い声を出して気をひこうとしています。ゴミ箱からモロコシのゴミを漁って自分の巣に隠しています。早いもので愛犬と迎える４度目の夏楽しんでいきたいと思います。  

夏休みを来月に控えどこにも行かないとは思いますが気分だけは旅行するつもりで久しぶりにユースホステル協会のホームページを覗いてみました。


僕は若い頃、時間とお金の都合がつくかぎりユースホステルという宿泊施設を利用して各地を旅していました。現在は旅行をする経済的余裕はなくなり１２年以上ユースホステルどころか個人的な用事で県外に出るのも控えていますが夏休みが近づいてくると何処に行こうかワクワクしていた事を思い出し久しぶりにユースホステル協会のホームページを覗いてみました。


僕がユースホステルを利用していた頃に比べユースホステル数が激減して空白地帯が目立ちました。閉館ユースホステス情報では僕が宿泊したユースホステルの閉館が目立ち淋しく感じました。


その中で和歌山県の太地ユースホステルが閉館していた事を知りました。僕が太地ユースホステルを利用したのは１９９６年２月１７日でした。翌日の２月１８日に当時ジェット化されて開港したばかりの南紀白浜空港を利用して最初で最後のマラソン大会があり申し込みました。僕は当時マラソン大会マニアで高速道路の開通など一度しかないマラソン大会を優先して参加していたので南紀白浜空港開通マラソン大会はマニア心を揺さぶり遠方ながら申し込みました。

当時は観光地をハシゴするスタイルよりユースホステルに宿泊出来れば満足だったので仮眠をして朝３時頃長野の自宅を出て下道で和歌山県に向かいました。１２時間位運転して夕方４時頃新宮市に着きました。５時を過ぎれば辺りは暗くなり慣れない場所で不安になりながら太地の町に入りました。昼間は鯨関係の観光客で賑わうのでしょうが陽が落ちると淋しくなってきました。１件経営していた喫茶店があったので寄ってみるとそこは太地ユースホステルが経営していた喫茶店でほっとした事だけは忘れられない思い出です。


太地ユースホステルは老夫婦が経営していました。食事提供はなく老夫婦が経営する喫茶店でチャーハンを食べた覚えがありました。その日は全国的に大荒れだった事もあり宿泊者は僕１人だけでした。運転疲れで気がつけば熟睡していました。


翌日のマラソン大会は南紀白浜空港の滑走路と空港内の外周を走り海沿いの道を走りながらゴールの白浜温泉を目指しました。時間が過ぎるに従い天気が良くなり海の青さが印象的でした。白浜温泉街に入るとホテル関連の従業員が総出で沿道に立ち賑やかでした。


ハーフマラソンを完走した充実感と白浜温泉の共同浴場に入り心身共にリラックスしました。海を見ながら３時頃までくつろいでいましたが下道を走り長野に帰りました。長野に着いたのは朝早くでそのまま仕事に行きましたが現在ではこんな事を出来る体力も経済的余裕もなく淋しく思いますが若さを燃焼させたのだからそれなりに良かったと思います。


自分の宿泊したユースホステルが閉館して行くと時の流れを感じますが太地ユースホステルを利用した人達のご健康とご多幸を願っています。  

昨日長野県営球場で開催されたグラブ野球の全日本選手権北信越予選を見に行きました。

北信越では全日本選手権の枠が２つあり各県の予選を勝ち上がってきた８チームが４チームに分かれトーナメントを行い優勝チームが北信越地区代表としてグラブ野球の全日本選手権に参加します。


昨日７月２４日は大会２日目が行われ地元長野県から佐久コスモスターズ、富山県より富山ベースボールクラブ、新潟県より五泉クラブ、佐渡軍団の４チームが参加、全日本選手権の出場を巡り熱戦が繰り広げられました。


佐久コスモスターズは初戦新潟県の五泉クラブと対戦しました。平林投手の好投と宮田選手の３ランなどで７対０とコールド勝ちしました。

決勝戦佐久コスモスターズは富山ベースボールクラブとの対戦です。佐久は菊地秀投手、富山は武井選手の先発でした。

１回裏佐久は藤井選手の犠牲フライで先制します。２回表富山は１死１、３塁でスクイズがフライになりランナー飛びだしダブルプレーでチェンジになりました。２回裏佐久は１死１、２塁で内野ゴロによるダブルプレーでチャンスを逃しました。


３回表富山２死３塁のチャンスを作りますが菊地秀投手踏ん張りました。３回裏佐久は２死２塁とチャンスを作りますが生かす事が出来ません。４回表富山は２死１、２塁のチャンスを作りますが菊地秀投手踏ん張りました。４回裏佐久は岡山選手のタイムリー２ベースで追加点を加えました。

５回表佐久は１死２塁としますが菊地秀投手踏ん張りました。５回裏佐久は１死満塁でタイムリーを打った岡山選手の打順になりました。ここで富山ピッチャー武井投手から片岡投手に交代します。岡山選手はピッチャー強襲のタイムリーで３対０とします。続く平出選手が２点タイムリーで５対０とします。富山はピッチャー片岡選手から坂口選手に交代しますが押し出しで６対０となりました。


コールドペースの佐久でしたが６回より菊地秀投手崩れ出し富山は高森選手が２ラン、寺田選手が追加点を加え６対３と追いかけます。６回裏２死より阿部選手が３ベースで佐久コスモスターズは７対３とリードを広げます。


７回表１死より１、３塁で今日ホームランを打った高森選手１塁ランナーが飛びたして挟まれている間に３塁ランナーがホームインして７対４としますが高森選手三振で菊地秀投手踏ん張りました。７回裏赤羽選手の３ベースで８対４と佐久がリードを広げました。


８回表佐久は菊地秀投手から小林投手に交代します。満塁から小林暴投で８対５と佐久がリードします。久恵が２点タイムリーで７対８と１点差まで追い上げてきます。この試合３安打の梅原選手の打席の時ピッチャー小林投手から前の試合で好投した平林投手を投入します。梅原選手は打ちとられ平林投手が踏ん張りました。


８回裏佐久はこの試合３安打の阿部選手がタイムリーを打ち９対７とします。９回表富山はヒットでランナーが出ましたが３人で攻撃が終了して９対７で佐久コスモスターズが３年連続３回目の全日本選手権出場で幕を閉じました。


佐久コスモスターズがコールドゲームか？と思わせましたが富山ベースボールクラブも佐久を苦しめ見ごたえのある試合になりました。佐久コスモスターズは打つ方は阿部選手が５打数４安打と好調、投げる方は平林が好投しました。佐久コスモスターズの皆様の全国大会での活躍を願っています。  

長野ロキシーさんで公開中のドキュメンタリー映画「祝の島」を見てきました。

山口県上関町祝島は瀬戸内海に浮かぶ小島です。岩だらけの土地が多く真水の確保も限れ人が暮らしやすい環境とはいえませんが１０００年前に難破した船を助けて手厚く島民達はもてなしたため農耕がめたらされ繁栄が続いていた島でした。

１９８２年に島の対岸４キロ地点に原発建設計画の話があがり平和に暮らしていた島民達は原発建設反対派と推進派に別れてしまいお互いに助け合って生きてきた人達の関係は引き裂かれてしまいます。原発建設反対派の人達の生活や反対運動を描いたドキュメンタリーです。


カメラは漁の様子を写しますが僕が見たことない魚がたくさんいて驚かされました。ブタを飼っている畜産家の様子やブタとその子供が懸命に餌を食べる様子に何故か癒され土地が豊穣とはいえない島で子孫のために開拓した田んぼと開拓した祖父のエピソードや島の学校に通う３兄弟の様子など小さな島でも人々は懸命に生きていて人の営みの素晴らしさに時間を忘れスクリーンに引き込まれました。

そして原発建設計画の話が持ち上がり１５００回を超えるデモの様子や島が原発建設計画のために真っ二つに引き裂かれて島に一つしかない神社が荒れている様子が写し出され何気なく原発の恩恵を受けていた我々は多くの人達を踏み躙っていたのか‥と考えさせられました。

福島の原発事故が起きなければ見方は違ったでしょうが以前終息の兆しの見えない中で自然と共存出来ないエネルギーは少しづつ減らしていった方がいいかな‥と感じましたが個人的にはあまり電気に頼らず朝日と共に起きて夜は早く寝る昔ながらの生活パターンにして極力原発エネルギーから脱却して行きたいと思いました。見方は人それぞれだと思いますが日本人必見の映画だと思いました。  

例年より開幕が遅かったプロ野球はオールスター戦が始まり一区切りつきました。

僕は創立時より楽天を応援していました。今年は星野仙一新監督が就任、大型補強をして望んだペナントレースでしたが貧打に苦しみ球宴開始時で３３勝３８敗４分けの借金５で４位でした。３位ロッテとは２ゲーム差で射程距離内、５位オリックスとは０・５と迫られています。１位〜２位とは１０ゲーム以上離されているので３位になりプレーオフで暴れてくれる事を期待しています。


球宴前はあまり楽天の試合は見れませんでしたが７月１６日のオリックス戦を見ました。ドラフト１位ルーキー塩見投手が無四球１０三振でプロ入り初完投をしました。打の方では内村選手が打者一掃のヒットを打ち僕がたまに楽天戦を見ると内村選手が活躍しています。個人的にはこの二人の活躍が素晴らしかったと思います。


今月２７日は岩隈投手の復帰予定、ケガをしていた山崎選手が帰って来て楽しみです。戦力も整いつつあり後半戦に期待したいと思います。復興の象徴として楽天イーグルスの盛り返しを期待しています。頑張れ！楽天イーグルス！  

ケーブルテレビINC長野の中のスポーツ専門チャンネルスカイAで放送された桑田選手清原選手が活躍した１９８４年、高校野球夏の甲子園の特番を見ました。

桑田選手清原選手と僕は同じ昭和４２年生まれで（桑田選手は正確にいえば早生まれですが）１７才だった頃の試合の模様です。この大会からスコアボードが手書きから電光掲示板になりました。長野県からは篠ノ井高校が初出場して清原選手が１試合で３ホームランを打った時代でした。


PL学園対松山商業の対戦は松山商業がPL桑田選手から先制しました。５回にPLが同点に追いつきます。ここまで対戦相手から９点くらいとり圧勝してきたPL打線も抑えられ苦戦していましたが桑田選手のエンタイトル２ベースが出て桑田選手が生還してPL学園が接戦を制しました。


準決勝PL学園対金足農業の対戦は金足農業が先制しました。６回に桑田選手が相手野手のエラーから出塁その後生還しました。７回に金足農業が２点目をあげPL学園が厳しくなってきます。８回の金足農業は３塁ランナーを出しだめ押しのチャンスでしたが３塁ランナーが飛びだし自滅しました。その裏桑田選手が２ランを打ち逆転、土壇場でPLが勝ちました。


決勝戦PL学園対取手二高戦は１回取手二高ランナーを1人おいてセンターがトンネルをしてランニングホームランになり桑田選手が２点失います。６回桑田選手が２ベースで出塁して生還なおも攻めますがランナーが飛びだしアウトになりPLの攻撃は１点で終了します。

その後桑田選手が被弾して１対４とPLが苦しくなってきます。PL清原選手のヒットから次の打者に３ベースが出て１点加え金足農業に中継ミスが出て生還３対４とPLが１点差まで追い上げます。


９回裏PLが土壇場で追いつき同点、延長戦に突入します。１０回に桑田選手が２ランを被弾、その後２点加わり４対８と取手二高が大きくリードします。その裏PLが０に抑えられ取手二高が優勝しました。


この年ロサンゼルスオリンピックがありそちらの方が新鮮に感じましたが金足農業や取手二高の躍進を思うと盛り上がった大会だと思いました。僕は若い頃大阪にいた事がありましたが一度は甲子園に行っておけば良かったと思いました。今年も間もなく夏の甲子園が始まりますが好勝負を期待しています。
  

ケーブルテレビINC長野の中のスカイAで１９８３年に開催された第６５回夏の甲子園の大会のダイジェストが放送されたので見ました。

この年は池田高校の３連覇をどこがストップするかに注目が集まった大会でした。長野県からは長野商業が出場しました。PL学園の桑田選手清原選手が一年生ながら初出場した大会でした。僕は当時高校一年生でしたが自分の部活が忙しかったのと野球部だけ特別扱いされているのが面白くなくて大会の様子は全く分かりませんでした。


そんな僕が中年になってから高校野球が好きになり実際に球場に足を運ぶようになり同世代だった野球部員達とは球場で会った事がない‥というのも不思議な気がします。


話がずれてしまいましたがこの番組は第６５回大会の熱戦をダイジェストにして後に選手にインタビューした様子を２時間枠で放送した番組でした。


池田高校対広島商業の前年の決勝戦の再選は池田高校水野選手のホームランで池田高校が先制しました。水野選手が頭部に死球を受けたというアクシデントがあり水野選手の球威が落ちたそうですが７対３で池田高校が勝ちました。


ベスト８で池田高校対中京高校の対戦がありました。水野選手と中京高校野中選手のインタビューを交ぜながらダイジェストで放送されました。３回裏池田高校先制、５回裏中京高校が同点に追いつきました。９回表池田高校にホームランなどがあり勝ち越して３対１で池田高校が勝ちました。
野中選手は後に佐久コスモスターズというクラブチームを立ち上げ監督兼選手で活躍しました。都市対抗野球の長野県予選に佐久コスモスターズは参加していましたが野中選手の緩急のついたピッチングや打者のタイミングを外すテクニックはさすがで予備知識なく野中選手を見た時はこの選手はただ者ではないな‥と感激しました。野中選手は佐久コスモスターズを辞めてしまったのでもう見れませんが高校時代の活躍を見ると感極まるものがありました。


準決勝PL学園対池田高校の対戦はPL先制、背番号１１を着けた桑田選手がホームランを打ちました。PLペースで試合は進みましたが６回の池田高校の攻撃で無死１、２塁で水野選手に打順が回りましたが桑田選手がダブルプレーに打ちとりました。PL学園が７対０と圧勝しますが後に水野選手と桑田選手が巨人のユニホームを着るとは不思議なものだと思いました。


決勝戦はPL学園対横浜商業の対戦でした。桑田選手がランナーを３塁に背負うピンチで横浜商業の強打者を三振に打ちとったり牽制でランナーをアウトにしたり素晴らしい活躍をしました。まだあどけない顔をしている清原選手がホームランを打ちPLが３対０と勝ちました。


当時は桑田選手や清原選手が一年生で球界を代表する名選手になるとは想像が出来ず扱いが少なくて残念ですが見て面白かったです。そんな桑田選手や清原選手が現役を引退して何年か過ぎたのは残念に思います今年も名勝負を期待しています。
  

今週の日曜７月２４日長野県営球場で社会人野球のクラブチームの全日本選手権の北信越地区最終予選が開催され佐久市に拠点を置く佐久コスモスターズが出場します。今年は長野市の信越クラブが都市対抗野球出場が断たれ毎年秋に開催される社会人野球の全日本選手権も中止になり一足早く信越クラブの今季が終わってしまったので長野県勢として佐久コスモスターズには是非とも活躍してもらい長野県の社会人野球を盛り上げて欲しいと思います。

４月に長野県社会人野球連盟に加盟する３チームを中心に交流試合が行われ見に行きましたがその時佐久コスモスターズの背番号１０、荻原英生選手の名前を発見しました。出身校が帝京大学になっているのでもしかしたら信濃グランセローズに創立時に所属していて石川ミリオンスターズに移籍した荻原選手か？と思いました。


数年前まで毎年お盆休みの頃首都大学野球の２部選抜チームがオリンピックスタジアムに遠征して来て地元社会人野球チームと交流試合を行っていました。その時貰った首都大学野球のパンフレットに大学別に卒業後も野球を続けている選手の紹介のページがあり写真のように帝京大学に荻原英生の名前を発見しました。

僕の仕事関係に息子が荻原英生選手と同じチームで野球をしていた人がいて荻原英生選手の消息を訪ねてみましたが現在松代高校に勤務しながら佐久の方のチームに所属している‥と聞き佐久コスモスターズに所属している荻原英生選手はかつて信濃グランセローズに所属していた荻原選手と同一人物と分かり野球を辞めていなかった事を知り嬉しくなりました。


荻原選手が在籍していた頃のグランセローズはファンサイトのブログにコメントが１００件以上あったりアウェイで県外に観戦した人も多くグランセローズが熱かった時代だと思います。実際に球場に行き荻原選手に声援を送ったりサインを貰ったり写真撮影をした人が多かったと思います。あの頃とは人それぞれいろいろな事が違うとは思いますが同窓会気分で荻原選手を応援してもらえれば嬉しく思います。荻原選手の職場は松代高校なのでグランセローズ時代に比べると練習量は減っているとは思いますが今でも白球を追い続けている荻原選手に注目したいと思います。７月２４日は高校野球とダブりますが1人でも多くの野球ファンが県営球場に来場して荻原選手のプレーを見て欲しいと思います。荻原選手の活躍を願っています。  

昨日７月１８日長野県営球場で行われた高校野球の夏の大会ベスト１６を見に行きました。

去年県営球場に夏の大会を見に行った時立ち見が出るほどお客さんが入っていました。昨日はベスト１６が２試合ともに北信勢同士の対戦だったため立ち見覚悟で県営球場に行きました。開始時間間際に陸運局に着きましたが球場周辺に駐車スペースがまだあるという事で慌てて県営球場に行きました。球場に入ると空席があり驚きました。よく見るとテレビカメラが回っていてテレビ中継があった事に気が付きました。例年にない暑さとテレビ中継で人出が少ないんだろうな‥と思いました。球場内のアナウンスが全く聞こえず残念でした。

試合は先攻が飯山、後攻が長野東でした。アナウンスが聞こえず電光掲示板にも記入がなかったので選手名は新聞の出場高校の紹介から逆算したので実際と違っている場合があります。飯山青山投手、長東酒井投手の先発でした。


１回表飯山はエラーと盗塁で１死２塁、宮崎選手がタイムリー２ベースで１対０と先制します。四球でなおも１、２塁としますがダブルプレーで１点で終わります。２回表飯山は沢柳選手のタイムリーで２対０とします。


３回表飯山２死２、３塁で前の打席ヒットを打った篠原選手の場面で長東はピッチャー酒井投手に代わりエースの市川投手を投入します。市川投手は三振に打ちとりピンチを逃れました。

４回裏長東は３回まで青山投手にパーフェクトに抑えられていましたが野手のエラーと盗塁で１死２塁とこの試合初めてのチャンスを作りますが２者凡退で青山投手踏ん張ります。

５回裏好投していた飯山の青山投手がヒットと２四球で２死満塁のピンチを迎えます。長東の１番バッター丸山選手は１０球粘り走者一掃の３点２ベースを打ち２対３と逆転しました。ここで飯山は青山投手から今井投手に交代します。内野安打でなおも１、３塁と攻めますが１塁ランナーが飛び出し挟まれている間に３塁ランナーがホームを突きますがアウトになり長東の攻撃が終了しました。


始めは飯山の青山投手が調子良かったので飯山がコツコツと点を積み重ねていくのか？と思いましたが長東がエース市川投手を投入してピンチを切り抜けた時点で流れが長東に傾きかけてきました。

６回表飯山は先頭打者が２ベース、バントがヒットになり無死１、３塁となります。篠原選手が犠牲フライで３対３の同点、丸山選手がセンター前にタイムリーで飯山が４対３と逆転しました。


８回表飯山は２者連続ヒットで無死１、２塁、バントがピッチャーの頭を超えて小フライになり無死満塁となりました。１死後２安打１打点の丸山選手がタイムリーで５対３としますが２塁ランナーがホームでアウトになり２死１、２塁となります。１打点の沢柳選手に打順が回りますがライトフライでチェンジになりました。


８回裏長東は１死からエラーとヒットで１、２塁のチャンスを掴みます。３打席凡退ながら４番打者に回りますが三振に倒れます。続くバッターが２ストライクまで追い込まれますがアクシデントで退場します。２ストライクからの不利なカウントから上原選手が代打で打席に立ちました。上原選手粘った後タイムリーを打ち５対４と１点差まで迫ります。なおも１、３塁と長東のチャンスが続きますが１塁ランナーが飛び出してアウトになりました。


９回表飯山は１死よりヒットとバントで２死２塁とします。バッターはこの日２安打の牧島選手ですがライトフライに倒れ飯山が１点リードで長東最後の攻撃に入りました。長東９回裏２死まで追い込まれましたが死球で出塁しますが最後のバッターが三振に倒れ飯山が５対４で勝ちました。


長野東が健闘してベスト１６に相応しい試合でした。この試合で飯山３番バッターの背番号１１の宮崎選手が３安打１打点、５番バッターの背番号３の牧島選手が２安打１四球、６番バッターの背番号７野口選手が２安打１犠打、９番バッターの背番号４丸山選手が３安打１得点と活躍しました。


対する長野東は１番バッターの背番号６の丸山選手が３点タイムリー２ベース、２番バッター背番号５樽井選手が１安打２エラーと出塁チャンスメークをしました。


飯山高校はさらなる上を狙い長野東高校の３年生は野球で培った体力と努力する心を宝物にこれからの進路に向かい頑張って欲しいと思います。１〜２年生は新チームに向けて頑張って欲しいと思います。両チームの皆様素晴らしい試合をありがとうございました。



  

昨日７月１７日南長野運動公園にサッカーJFL後期３節パルセイロ対佐川印刷戦を見に行きました。

信州ダービー以来のパルセイロのホーム主催試合です。ダービーは各種メディアに取り上げられダービーを通じて地元チームの存在を強く意識するようになりました。ダービーを経てパルセイロのさらなる飛躍を期待しての観戦です。


今回の相手は佐川印刷は６位パルセイロに対して１０位と下位の相手ですが全節松本に大敗して大幅な修正をしてきたりいつも以上に気合いが入って来ていると思います。パルセイロにとってはアウェイで完封負けをした相手であり低迷していたとはいえ去年の天皇杯でJ1の京都サンガ戦で延長戦にまでもつれ込み苦しめた強豪で侮れない相手だと思いました。しかしパルセイロは全回の佐川印刷戦から格段と成長していると思います。ここ数ヶ月の格段の進化を完封負けをした相手に見せ圧勝を期待しての観戦です。


当日は１２時１５分頃試合開始の４５分前頃に南長野運動公園に着きましたがすでに満車でした。ダービーの効果かな？と一瞬嬉しくなりましたが自分のクルマの駐車スペースを確保しなければなりません。路駐しているクルマも多数ありましたが免許の点数が少ないためやめました。オリスタの外野席側にちょうど一台分のスペースを確保しました。


スタジアムに入ると企業チームなので相手ゴール裏が空いてるのは仕方ないにしてもメインスタンドのアウェイ側がガラガラでガッカリしました。駐車場の混雑は南長野運動公園内でバトミントンの試合があり多数の保護者が来ていた事が分かりました。暑い日だったので出歩きたくないという気持ちも分かりますがダービー開けだったので空席が目立ち寂しく感じました。

とにかく暑い日でした。僕はあまり汗をかかないほうですが黙って座っていても大粒の汗が流れてきました。かき氷を３杯、５００ミリのドリンクを３本飲みましたがプレーしている選手の体感温度はそれ以上だったと思います。


厳しい条件だったと思いますがパルセイロは積極的に攻めました。４分頃高野選手が右サイドを切り開いてコーナーキックにしたり高野選手のクロスから宇野沢選手のシュートと見せ場がありましたがゴールは遠かったです。


１１分頃佐川印刷のフリーキックからヘディングのシュートがありパルセイロキーパーの加藤選手のファインセーブがあったり２５分頃パルセイロにイエローカードがあり佐川印刷の直接フリーキックからコーナーキックのピンチがあったり、３７分頃佐川印刷の３回連続コーナーキックと危ない時間帯もありましたが前半戦はパルセイロがボールを占有している時間が長かったと思います。


前半４０分頃パルセイロは宇野沢選手の強烈なシュートや相手ディフェンスに防がれましたが再三チャンスがありました。終了間際高野選手が右サイドから相手を崩すシーンもありましたが生かす事が出来ず前半戦０対０で終了しました。


パルセイロは攻めている時間は長いのですがゴールは遠く得点を決めれないまま相手に数少ないチャンスを生かされる横河戦と同じ展開になりそうで心配でした。


後半もパルセイロ攻めている時間は長くシュート数は佐川印刷の倍以上打っているとは思いますが決定打がないまま時間が過ぎていきます。３０分頃佐川印刷のシュートをキーパーがファインセーブ、４０分頃佐川印刷がカウンターで危ない場面がありましたがキーパーがクリア、ロスタイムに佐川印刷がヘディングでヒヤリとしましたがキーパーがファインセーブをして０対０のドローでした。


横河戦に比べれば見せ場はありましたがシュートの精度を高めて欲しいと思いました。前回負けた相手に引き分けなので進歩といえば進歩でしょうが松本は佐川印刷相手に得失点差を稼いだのでパルセイロも最低でも勝ち点３が欲しかったと思います。勝ち点マイナス２と得失点差６を稼ぐのは大変です。勝機があった相手に対してこの差が後々になって響いてこないか心配です。

個人的にはキーパー加藤選手の活躍が素晴らしかったと思います。攻撃陣も加藤選手に報いて欲しかったと思います。


僕は試合開始４５分前に会場に着いた時点で駐車場は満車で何とか停めれましたが僕より後に来た人で諦めて帰った人はいたと思います。前回のMIO戦も駐車場が満車で諦めて帰りましたがライトなファンが開始ギリギリになるなら駐車場が無いので行かない‥と言わないか心配になります。南長野運動公園内で他のイベントがあるのなら時間をずらすなりして駐車場難民が出ないようにして欲しいと思います。


写真はこの日のスタ飯の富士宮焼きそばです。食感がたまらなかったです。スタ飯巡りもパルセイロ観戦の密かな楽しみになっています。選手関係者観客の皆様暑い中お疲れ様でした。健全な娯楽が長野市にあるというのは素晴らしい事だと思いました。パルセイロの益々の発展を願っています。  

長野ロキシーさんで公開中の一週間限定ドキュメンタリー「アレクセイと泉」を見てきました。


この作品の舞台になるベラルーシ共和国東南部にある小さな村ブジシチェはチェルノブイリ原発から約１８０キロ地点にあり１９８６年４月の事故当時は空がオレンジ色になったそうです。避難勧告がだされ地図からは名前が消えたそうですが６００人いた村人のうち５５人の老人とアレクセイという若者だけが残りました。


この村では２００２年頃の公開当時村のいろんな場所から放射能が検出されましたが不思議と村に涌く泉からは放射能が検出されませんでした。アレクセイは泉が僕を村にとどまらさせたと言いました。地図に無い村に生きるアレクセイと神秘の泉を描いたドキュメンタリー作品です。


避難勧告をされた村と聞き土地は荒れているのかな？と思いましたが穀物は普通に収穫されアレクセイは大型トラクターを使い老人達の分までしっかり働いていました。


ダチョウや豚も普通の農村のようにいて豚がモロコシを食べようとして叩かれていたりガチョウの将軍様が食卓に登場したり微笑ましい様子がスクリーンに登場しました。

犬が元気に飛び回っていたり暖炉に火を点けようとしたら猫がいたり猫が窓越しに身体をボリボリ掻きながら外を見ている様子に日本の方が人間関係がギスギスしていたり閉塞感に包まれていて住みにくいと思えました。


村の十字架祭りや司祭を呼んでのお祭りなど先祖から受け継がれてきた事を大事にしている事は現代の日本人が忘れかけている事のような気がして素晴らしいと思いました。氷原に沈んで行く雄大な太陽や放射能とは無縁でこんこんと涌きだす湧水に母なる大地の懐の深さを感じました。


生活の便利さを追求するのは構わないと思いますが母なる大地を汚してはいけないな‥と画面に写しだされる大自然を見て思いました。

人間どこでも生きていかれるんだな‥という生命力の逞しさを感じたりこんこんと涌きだす泉に人間が侵す事が出来ない大地の神秘さを感じたり見ごたえのある作品でした。坂本龍一さんの音楽もいい雰囲気を出してくれて良質のドキュメンタリーに仕上がっていると思いました。日本でも原発事故があり従来の価値観が変わりつつある中でアレクセイの泉は旬の作品だと思います。埋もれそうな良質の作品を掘り起こしてくれた長野ロキシーさんに感謝したいと思いました。  

７月１４日に行われたプロ野球のロッテ対西武戦でドラフト３位で指名された七十七銀行出身の小林投手が７回を２安打無失点に抑える好投で３度目の先発としてプロ初白星をあげたそうです。


小林投手は仙台に拠点をおく七十七銀行出身です。七十七銀行さんは毎年４月の終わりにオリンピックスタジアムや県営球場で開催される社会人野球の長野県知事旗という大会に毎年出場しているチームで毎年大会を盛り上げてくれ社会人野球ファンの僕としては馴染みのあるチームです。小林投手も社会人野球時代に長野県知事旗に参加した事があります。


１０年の大会は強豪富士重工戦に先発惜しくも敗れましたが完投しました。地元信越クラブ戦ではセーブをあげて信越クラブの反撃を抑えました。


０９年の大会は現楽天の美馬投手の所属していた東京ガスと対戦惜しくも敗れましたが完投しました。東海理化戦では４番手として投げました。

０８年はTDK千曲川戦で４番手で登板最後を締めました。三菱重工名古屋戦でも４番手で登板しました。


小林投手は３年で長野県知事旗に６試合登板しました。先発は２戦２敗ながら長野県の２チームからそれぞれセーブを奪う活躍がありました。小林投手は長野県に縁が深いと思いますが小林投手のこれからの活躍を期待しています。  

僕は２年ほど前から音楽に興味をもち始め年間で３０回くらいのペースでコンサートに出かけています。

そんな中でアンサンブルバームクーヘンさんのコンサートを楽しみにしています。アンサンブルバームクーヘンさんは東京芸術大学を卒業したバイオリンの森玲子さんをリーダーにプロアマの垣根を超えて活動しています。コンサートの度にメンバーが変わるので行く度にメンバーや楽器や選曲が違いいろいろな発見があり楽しみにしています。


バームクーヘンさんは各種チラシ、コンサート当日のパンフレット、チケットの模様など全てが業者に委託しない手作りでそのアットホームな雰囲気が気に入っています。


他にアンサンブルバームクーヘンさんではワンコインチャリティーという企画をしています。一口５００円から寄付を受け付けていて日本赤十字社を通じて東北で震災に遭われた方々に送金しているそうです。


寄付をした人にはこれまでのコンサートライブ演奏が入った非売品の「バームクーヘンつまみぐいCD」をプレゼントする企画を行っています。僕は先月１９日に開催されたバームクーヘンさんのコンサートに行き「バッハ逍遥」というCDをもらいました。


「バッハ逍遥」では「無伴奏チェロ組曲のメヌエット」と「無伴奏バイオリンソナタのアダージョン」が収録されています。バームクーヘンさんのスタッフには電気関係や音響に詳しい専門家がいて音響にこだわっているのが魅力です。

バッハ逍遥でオリジナルCDとしては２５作品目ですがすでに欠品している作品があります。バッハの世界に浸れ大満足でした。バームクーヘンさんにはいろいろな分野の名曲の演奏を期待しています。バームクーヘンさんは年内は東京で２回演奏するそうですが長野での次回開催とオリジナルCDを貰う事を楽しみにしています。  

昨日７月１３日ケーブルテレビINC長野の中のスポーツ専門チャンネルスカイAでプロ野球楽天対ソフトバンク１１回戦の放送がありました。夜１０時半より同日再放送があり普段時間が合わず見れない楽天戦が見れて嬉しかったです。


楽天は岩隈投手、永井投手が調整中、ラズナー投手を抑えに回し９連戦の中で投手陣のやり繰りが大変な中でなか３日で井坂投手が先発しました。対するソフトバンクは今季７勝１敗と絶好調の和田投手が先発でした。


１回裏楽天は内村選手バントヒットで１死１塁、内村選手は飛び出してしまいますがソフトバンク野手のタッチをくぐり抜けセーフになりました。続く聖沢選手ヒットで１、２塁、１人倒れ２死となりますが高須選手タイムリーで先制します。岩村選手も内野安打で出塁して２死ながら満塁としますが楽天３者残塁でチャンスを生かす事が出来ません。

２回表１死１、２塁に２者凡退で井坂投手踏ん張ります。３回表１死より川崎選手出塁、盗塁とキャッチャーの悪送球で３塁まで進塁しますが内野ゴロでホームで刺して井坂投手踏ん張ります。３回裏楽天は先頭打者内村選手２ベースでチャンスを作りますが生かす事が出来ません。


６回井坂投手が崩れ始め２死満塁のピンチを迎えますが片山投手に交代、片山投手が踏ん張ります。７回表片山投手から小山投手に交代しますが小山投手乱調で２死満塁となります。バッターは小久保選手ですが楽天は小山投手から青山投手に交代、青山投手が踏ん張りピンチを逃れます。


８回表青山投手３者凡退、９回表は新守護陣ラズナー投手が３者凡退に抑え楽天が１回にとった１点を守りきり勝ちました。


井坂投手がなか３日とは思えぬ好投で今季初白星をあげました。今日の読売新聞スポーツ欄にはこの試合の見出しで井坂投手が約一年ぶりに白星をあげた事が記事になっていました。


青山投手が満塁で小久保選手を抑えた場面もキーポイントだったと思いますが１回表内村選手が飛び出して挟まれた時相手野手のタッチをくぐり抜けセーフになった事が後に得点に繋がったと思います。和田投手は１回に４安打を浴びましたが尻上がりに調子が上がってきて初回の得点が決勝点になりました。内村選手のこのプレーがこの試合のキーポイントだったと思いあっぱれでした。


楽天は自力優勝の可能性は無くなってしまったそうですがプレーオフ進出に向けての盛り返しを期待しています。  

長野市権堂アーケード街に日本最古級の映画館、長野ロキシーさんがあります。単館系作品が多く宣伝を多くしている大手配給会社関連の作品はあまりありませんが名画やドキュメンタリー作品も多くみられ映画の奥行きの深さを毎回感じています。


上田にシネコンがオープンして駅前にあった昔ながらの映画館が無くなってしまったそうですが全国的に古い映画館が閉館に追いやられる中で長野ロキシーさん頑張っていると思います。これからも引き続き素晴らしい作品の上映に期待したいと思います。


６月はロキシーさんに６回行きました。マイ、バック、ページが個人的には上半期のMVPですが感想は上半期の総括で書きたいと思います。他の５作品も素晴らしく「愛する人」荒んでいたヒロインが再婚した事で人格が丸くなって行く場面やラストシーンが感動的だったのが印象に残っています。「SOME WHERE」の父と娘の優しい時間が独身の僕には眩しく見えました。６作品ともに劇場まで見に行ってよかった作品でしたが今あげた場面が特に印象的でした。


７月１６日土曜日「祝の島」の上映後監督による舞台あいさつがあります。原発誘致に反対を続けた島のドキュメンタリー作品ですが原発事故が終息の兆しの見えない現在原発の在り方を問う作品の上映が楽しみです。同時にチェルノブイリ事故で被災したベラルーシの村のドキュメンタリー「アレクセイと泉」の上映もあります。ロキシーさんならではの作品の上映が楽しみです。


他にはアフリカの砂漠出身で世界のトップモデルになった「デザートフラワー」の上映も楽しみです。


映画鑑賞後の権堂食べ歩きも楽しみです。写真はイトーヨーカ堂５階飲食店街にある南禅さんのつけ麺５００円です。７月も権堂を満喫していきたいと思います。  

長野ロキシーさんで上映中の「森崎書店の日々を見てきました。

菊池亜希子さん演じるヒロイン貴子はOLをしていましたが同じ会社内にいた彼氏が掛け持ちをしていて結婚する事を知りショックで会社を辞めてしまいます。


娘がブラブラしている事を知った貴子の母親は都内神保町で古本屋をしている内藤剛志さん演じる弟のサトルに貴子の面倒を見てくれるように頼みました。


サトルは貴子に古本屋を手伝う事を条件に古本屋の二階に住み込んでいいと言いました。いざ古本屋の二階に住み込みを始め店番をしてみますがかび臭い匂いに戸惑いほとんどお客さんが来ない店番に元カレを思い出しては無為に過ごしているようで悩んでいました。

そんなある夜サトルは貴子を行きつけの喫茶店に案内してコーヒーをおごりますがそこでサトルが貴子位の年の頃世界各地を旅したり本を乱読していた事を知りサトルを見直すと同時に自分は何をしているのか悩みますがサトルは人生無駄な事はない‥と優しく言いました。


貴子はサトルの行きつけの喫茶店でバイトをする田中麗奈さん演じる国文学専攻の女子大生と意気投合したり何気に読んでみた本に引き込まれ読書にハマっていき神保町の生活に慣れてくるといつしか元カレの事は忘れて行きました。


サトルと古本を回収した帰り貴子は偶然元カレを見ました。貴子は気分が落ち込んだ日々を過ごしおかしいと気が付いたサトルは何があったのか？貴子に訪ね貴子は掛け持ちをされていた事をサトルに話ました。サトルは決着をつけるべきだ‥と元カレの家に貴子を連れていきます。突然の貴子とサトルの訪問に驚いた元カレですがサトルは俺たちは新聞の勧誘に来たようにみえるか？とケンカ越しに言いますが‥


僕は東京に住んでいた学生時代は現在みたいに携帯電話は普及しておらず通学時や電車で移動する時は内容はともかくとして本を読んで過ごしていて本は身近な存在でした。しかし長野に戻って来てクルマに乗るようになるといつしか活字離れをして本が遠い存在になりました。


最近は何かの待ち時間は携帯電話のニュースを見たり人のブログや２CHの書き込みを見たり自分でブログを始めると時間がとられ本を読む事がなくなりました。

ヒロイン貴子も同じように活字とは無縁の生活を送っていましたが本を読むようになってから元カレの事を忘れていったり古本の中に線がひいてある部分があったり押し花が栞代わりにはさんであり人の思い入れがあったりで人から人に繋がれていく古本に商業ベースの出版物にない古本の魅力を発見出来た映画で近くの古本屋を覗いてみたくなりました。

僕は東京に４年いましたが神保町の名前は知っていましたが若い頃は繁華街や盛り場などに注目がいきほとんど神保町には行った事がなかったのでこんな魅力的な街があったのか‥とカルチャーショックでした。


貴子が神保町内の古本屋巡りをして各店によって個性が違い人生もいろいろあっていいんだな‥と悟る場面や田中麗奈さんが「価値のある物を買ってくるのではなく自分で価値を作れる人間は強い‥」という発言が印象深く残っています。


僕は若い頃大学受験の失敗から引きこもりになったり自分が何がしたいのか分からなくなった頃があり貴子の揺れる気持ちが他人事のようには思えませんでした。あの頃「森崎書店の日々」を見て神保町に出入り出来る事が出来たなら違った学生生活が出来たのにな‥と僕の学生時代に森崎書店の日々が世に出ずに残念に思いました。


サトルは世界中を旅して本を乱読して自分の殻を破ろうとしましたが最後は自分が馴れ親しんだ神保町に戻ってきました。僕も若い頃は格闘技に夢中になったり全国４１都府県を旅したり自分なりに殻を破ろうとしましたが結局殻を破れず架空の人物にしろサトルに親しみがもて時計を気にする事なく見れました。菊池亜希子さんが映画初主演とは思えぬ好演を見せてくれ一週間限定では勿体ない作品だと思いますが自分の知らない古本という世界が映画を通じて知れて嬉しかった作品でした。