山梨学院大学が優勝/第25回女子柔道・全日本学生優勝大会

5人制で行われた女子団体戦、山梨学院大学は3連覇を目指し環太平洋大学は3年ぶりの優勝を目指す対戦になりました。
山梨学院大学は1回戦富士大学5対0
2回戦近畿大学4対0
準々決勝国際武道大学3対1
準決勝淑徳大学に1対0で勝ち上がってきました。
環太平洋大学は1回戦日本大学に4対0
2回戦鹿屋体育大学2対0
準々決勝筑波大学1対0
準決勝帝京大学1対1で勝ち上がってきました。
先鋒戦は山梨学院大学月野珠理選手対環太平洋大学廣木あすか選手の対戦でした。
廣木選手大外刈りを仕掛けましたが廣木選手に指導、廣木選手逃げの姿勢に対して2つ目の指導、両選手に指導が出て廣木選手累計3つになり後がなくなりましたが時間切れで引き分けになりました。
次鋒戦は山梨学院大学出口クリスタ選手3年生対環太平洋大学は小川寧々選手2年生の対戦になりました。出口選手が背負い投げから抑えこみ1本勝ち、山梨学院大学が1対0でリードしました。
中堅戦は山梨学院大学佐藤史織選手1年生対環太平洋大学青柳麗美選手1年生の対戦でした。
青柳選手が技の種類が多い感じがしました。両選手に指導、青柳選手大内刈りで上になり青柳選手抑えこみの体制になりましたが佐藤選手も足を抜かせず待てが入りました。佐藤選手2つ目の指導、佐藤選手背負い投げを出しましたがポイントにはならず…佐藤選手背負い投げを仕掛けましたが青柳選手が返して技ありそのまま抑えこみ1本勝ち、1対1のイーブンになりました。
副将戦は山梨学院大学が新添左季選手、環太平洋大学は鈴木伊織選手の対戦でした。開始52秒新添選手が内股で1本勝ちして山梨学院大学が2対1になり勝負の行方は大将戦に託されることになりました。
大将戦は山梨学院大学は岡田実咲選手1年生、環太平洋大学は井上あかり選手2年生でした。
山梨学院大学が2対1とリード、2勝全て1本勝ちなので井上選手は1本勝ちをしなければ山梨学院大学の勝ちになりプレッシャーがあったと思います。対する山梨学院大学岡田選手は急遽メンバー登録されこちらもプレッシャーがあったと思いますがお互いに負けられない対戦になりました。
岡田選手指導が重なり残り46秒で指導が3つになり後がなくなりました。残り33秒井上選手に指導がありましたが岡田選手の方が追い込まれていました。最後は岡田選手が上になりましたが時間切れになり引き分けになり2対1で山梨学院大学が優勝、3連覇を果たしました。
一進一退の攻防でしたが大将戦の岡田選手、指導3つのピンチをよく凌いだと思い個人的にはMVPだと思いました。手に汗握る一戦で決勝戦に相応しい好勝負でした。両チームの皆様素晴らしい試合をありがとうございました。皆様の柔道が極まることとキャンパスライフの充実を願っています。
2016年08月06日 Posted by プラネマン at 07:49 │Comments(0) │柔道
東海大学が2年ぶりの優勝/第65回柔道・全日本学生優勝大会

東海大学は2回戦関東学園大学に7対0、
3回戦桐蔭横浜大学に6対0
準々決勝近畿大学に6対0
準決勝は国士舘大学に3対0で勝ち上がり決勝戦に進出、
対する日本大学は1回戦秋田大学に6対0、
2回戦順天堂大学4対0
3回戦早稲田大学7対0
準々決勝日本体育大学3対1
準決勝筑波大学に2対1で勝ち上がってきました。
先鋒戦は東海大学小原拳哉選手4年生対日本大学山下恭平選手3年生の対戦でした。
小原選手が大外刈りで技ありを奪いましたが小原選手に指導1、小原選手更に大外刈りで倒しましたがポイントにはならず…山下選手大内刈りで倒しましたが待ての後でポイントにはならず…小原選手2つ目の指導を受けました。山下選手1本背負いを仕掛けましたが小原選手が絞めに入り終了、東海大学が1対0とリードしました。
次鋒戦は東海大学太田彪雅1年生対日本大学向翔一郎選手3年生の対戦でした。
両選手指導を受けました。太田選手2段攻撃の小外刈りを仕掛けましたがポイントにはならず…残り1分両選手に指導で2つ目の指導を受けました。残り28秒で向選手3つ目の指導を受け後がなくなりました。終了間際太田選手の内股を向選手が踏ん張り時間切れ、引き分けになり東海大学1対0でリードは変わらず、
五将戦は東海大学平野貴之選手4年生対日本大学田中楓選手4年生の対戦でした。
残り3分平野選手2つ目の指導を受けました。2分30秒両選手に指導、平野選手3つ目の指導になり後がなくなりました。田中選手ポイントになりませんでしたが払い腰を仕掛けました。平野選手が4つ目の指導を受け反則負けになり日本大学が1ポイント返し1対1になりました。
中堅戦は東海大学香川大吾選手2年生対日本大学佐藤和哉選手3年生の対戦でした。
香川選手の大内を佐藤選手踏ん張りました。香川選手小内刈りを仕掛けましたが佐藤選手も大外刈りで反撃、佐藤選手大内刈りから内股を仕掛けますが香川選手も踏ん張りました。時間切れ引き分けになり前半戦を終了して1対1のイーブンで後半戦に入りました。
三将戦は東海大学が奥野拓未選手2年生対日本大学は一色勇輝選手2年生の対戦でした。
一色選手が仕掛けましたが奥野選手が返して技あり、そのまま抑えこみ奥野選手が1本勝ちして東海大学が2対1とリードしました。
副将戦は東海大学ウルフアロン選手対日本大学足達裕助選手4年生の対戦でした。
ウルフ選手支え釣り込み足を仕掛けますがポイントにならず…ウルフ選手すみ返しを仕掛け足達選手に指導、ウルフ選手更にすみ返しを仕掛けました。足達選手上になりましたがウルフ選手返して抑えこみ1本勝ち、3対1になりこの瞬間に東海大学の優勝が決まりました。
大将戦は東海大学影浦心選手3年生対日本大学尾崎央達選手4年生の対戦でした。
ポイントがないまま進み残り30秒で両選手に指導、尾崎選手指導数が2になりましたがそのまま時間切れ、3対1で東海大学が勝ち2年ぶり21回目の優勝を果たしました。
決勝戦に相応しい手に汗握る素晴らしい一戦でした。東海大学の皆様おめでとうございます。敗れた大学も更に稽古を重ね柔道日本を盛り上げて欲しいと思います。
両チームの皆様素晴らしい試合をありがとうございました。皆様の柔道が極まることとキャンパスライフの充実を願っています。
2016年08月06日 Posted by プラネマン at 06:27 │Comments(0) │柔道
山部佳苗選手優勝でリオ五輪78キロ超級代表に…/柔道・全日本女子選手権2016

4時からテレビ中継の予定でしたが地震や強風のニュースで途中からの中継になりました。
井坂希望選手(千葉県警)対田知本愛選手(ALSOK)の対戦は1分37秒田知本愛選手が払い腰で1本勝ちしました。
能智亜衣美選手(筑波大学)対市橋寿々華選手(大阪府警)の対戦がありました。能智選手は63キロ級の選手ですが最初は市橋選手に指導がありました。市橋選手は動き回り良い組み手が出来ない能智選手を攻めきれていない状態でしたが市橋選手はポイントになりませんが支え釣り込み足を出すなどペースを掴んできました。
能智選手が消極的指導と組み合わない指導で指導わ2つとられ市橋選手が旗判定を3対0で勝ちました。
準決勝は九州地区から初出場の梅津志悠選手(三井住友海上)対山部佳苗選手の対戦でした。開始45秒で山部佳苗選手が払い腰で1本勝ちしました。
準決勝第2試合は田知本愛選手対市橋寿々華選手の対戦でした。2人は東海大の同級生で中学時代から対戦があるそうです。両選手に指導がありやり難いのが伝わってきましたが旗判定で田知本愛選手が3対0で勝ちました。
決勝戦は田知本愛選手対山部佳苗選手の対戦になりました。田知本愛選手世界ランキング5位、山部佳苗選手は12位でした。3年連続同じ顔合わせの決勝戦でした。
最初に両選手に指導、田知本愛選手に更に指導が加わりました。残り50秒田知本愛選手左足を負傷したのか動きが失速しました。終了間際に膝から崩れかけた田知本愛選手に対して山部佳苗選手が体重を浴びせるように倒し技ありになり押さえ込み山部佳苗選手が優勝しました。
最終選考会では田知本愛選手の国際大会での実績を評価する意見があったそうですが山部佳苗選手が国内での最終選考会に連勝したことが評価され山部佳苗選手が選ばれたそうです。山部佳苗選手おめでとうございます。リオデジャネイロ五輪での活躍を願っています。
2016年04月24日 Posted by プラネマン at 21:33 │Comments(0) │柔道
柔道・全日本選抜体重別選手権2016/女子2日目


女子57キロ級決勝戦はコマツ同士の同門対決石川慈選手対芳田司選手の対戦でした。石川慈選手は27歳でベテランの部類になりますが6度目の挑戦で決勝戦まで来ました。ロンドン五輪金メダルの松本選手に1本勝ちしての決勝戦進出でした。
対する芳田司選手は高卒3年目になります。石川選手が巴投げから寝技を仕掛けましたが芳田選手も内股を仕掛けて行きました。解説者が五分五分だと話していましたが芳田選手が送り足払いを決めて技ありをとり勝ちました。
女子52キロ級は中村美里選手対志々目愛選手の対戦でした。昨年12月のグランドスラム東京では中村選手が勝ちました。
志々目選手極端な防御姿勢で指導1、志々目選手に2つ目の指導、指導2つの差で中村選手が勝ちました。
48キロ級決勝戦は近藤亜美選手対遠藤宏美選手の対戦でした。近藤亜美選手は14年世界選手権優勝の20歳、遠藤選手は昨年の講道館杯3位でした。本戦で決着がつかず延長戦で巴投げを決めて有効になり近藤選手が勝ちました。
優勝した近藤選手、中村選手はリオデジャネイロオリンピック代表に選ばれました。57キロ級はロンドン五輪金メダルの松本選手が選ばれました。今大会は寝技でまさかの1本負けをしましたが本番での活躍を期待しています。柔道日本の活躍を願っています。
2016年04月17日 Posted by プラネマン at 15:06 │Comments(0) │柔道
柔道・全日本選抜体重別選手権2016/男子2日目


テレビ中継は男子81キロ級永瀬貴規選手対長島啓太選手の対戦から見ました。3年連続の決勝対決でしたが永瀬選手が技ありを奪い勝ち3連覇を果たしました。
男子73キロ級は世界ランキング7位で2013年と15年世界選手権優勝の大野将平選手対ロンドン五輪銀メダルの中矢力選手の対戦でした。大野選手が現在3連勝中と勢いがありました。解説者は立ち技では大野選手、寝技では中矢選手が有利だと語っていました。
中矢選手に指導1がありました。大野選手が大外刈りから巻き込みポイントにはなりませんでしたが関節技で攻め待てが入りました。中矢選手1本背負いも不発、大野選手巴投げを出せば中矢選手も巴投げを返し意地を見せました。しかし指導の差1つで大野選手が勝ち2年ぶりの優勝を果たしました。
男子66キロ級は準決勝の様子が放送されました。ロンドン五輪銅メダルの海老沼匡選手対阿部一二三選手の試合でした。
両選手に指導が入り阿部選手が袖釣り込みをかけましたがポイントにならず…
阿部選手が技ありをとり抑えこみますが解けました。
両選手に指導で2つずつ、阿部選手技ありを決めましたが取り消しで有効に…阿部選手が1本を決めて勝ちました。
66キロ級は優勝候補の海老沼匡選手が敗れる波乱がありましたが決勝戦は阿部一二三選手18歳対丸山城志郎選手22歳の対決でした。丸山選手は昨年の講道館杯2位でお父さんはバルセロナ五輪の日本代表になった強豪選手です。
両選手に消極的指導がありました。激しい組み手争いが続きました。阿部選手が終了間際に仕掛けましたがポイントにならず終了、延長戦になり阿部選手裏投げ不発、丸山選手場外に押されましたが巴投げで待てが入りました。1分27秒丸山選手消極的指導で阿部選手が優勝しました。阿部選手は日体大の入学式があるそうですが大学入学と共に更に強くなって欲しいと思います。
男子60キロ級は優勝候補の高藤選手から1本勝ちした大島優磨選手対志々目徹選手の対戦でした。大島選手は世界ジュニア3位の実績がある現役国士舘大学生です。対する志々目選手は昨年の世界選手権3位の実績がありました。志々目選手が優勢勝ちをしました。
今大会で優勝した永瀬選手と大野選手はリオデジャネイロオリンピック代表に選ばれましたが66キロ級準決勝で敗れた海老沼選手、60キロ級準決勝で敗れた高藤選手が日本代表に選ばれました。今までの実績や総合的な判断で選ばれたと思いますが出れなかった選手の分まで頑張り本番を迎えて欲しいと思います。柔道日本の活躍を願っています。
2016年04月17日 Posted by プラネマン at 14:39 │Comments(0) │柔道
女子団体戦は敬愛高校が優勝/第38回全国高校柔道選手権

女子団体戦は3人によるポイントルールで行われ決勝戦は敬愛高校対大成高校で行われました。
先鋒戦は敬愛高校が寺田選手、大成高校は武田選手が対戦しました。
武田選手組み合わず指導を受けました。寺田選手が2回続けて指導になりました。武田選手は倒しましたがポイントにはならず…寺田選手消極的指導を受け指導数が3になりました。
指導の数により武田選手が優勢勝ちになり大成高校が先制しました。
中堅戦は敬愛高校が小柳選手、大成高校が山室選手の対戦でした。
両選手に指導があり更に両選手に指導があり2個ずつになりました。山室選手に指導がありましたがポイント差はなく引き分けになり勝負は大将戦になりました。
大将戦は敬愛高校が児玉選手、大成高校が粂田選手の対戦になりました。
粂田選手が袖の中に指を入れ指導、粂田選手極端な防御姿勢で2つめの指導になりました。児玉選手が内股で1本勝ちしました。
1本勝ちの差で敬愛高校が優勝しました。手に汗握る素晴らしい試合でした。出場された選手の皆様お疲れさまでした。皆様の柔道が更に深まることを願っています。
2016年03月27日 Posted by プラネマン at 14:27 │Comments(0) │柔道
日体荏原初優勝/第38回全国高校柔道選手権男子団体戦

男子団体戦決勝戦は5人対5人の勝ち抜きルールで行われ日体荏原高校対国士舘高校の対戦になりました。
先鋒戦は日体荏原高校は百々選手、国士舘高校は稲垣選手の対戦になりました。
百々選手が隅落としで有効を奪うと稲垣選手も大内刈りで有効を奪い返し引き分けになりました。
次鋒戦は日体荏原高校が長井選手、国士舘高校が本間選手の対戦でした。本間選手は2回戦3人抜き、長井選手は3回戦3人抜きと好調でしたが本間選手が裏投げで1本勝ちしました。
日体荏原高校は中堅塚本選手、国士舘高校は次鋒本間選手の対戦でした。
両選手に指導があった後で塚本選手が内股を透かして見事な1本勝ちをしてイーブンになりました。
中堅同士の対戦は日体荏原高校が引き続き塚本選手、国士舘高校が磯村選手の対戦になりました。
最初に両選手に指導があり塚本選手が連続して指導を受けピンチになりました。最後は磯村選手が大内刈りを小外刈りで返して1本勝ちになり国士舘高校が1人リードしました。
日体荏原高校は副将にモンゴルからの留学生ハンガル選手が登場しました。国士舘高校は引き続き中堅の磯村選手が出場しました。
ハンガル選手が返し技で有効、磯村選手が小外刈りで有効を奪いましたがハンガル選手が寝技で押さえ込み1本勝ちをしました。
両チーム副将戦になりました。日体荏原高校は引き続きハンガル選手、国士舘高校は河田選手が出場しました。
ハンガル選手が小外刈りで一本の判定が出ましたが技ありに変更になりました。ハンガル選手が極端な防御姿勢で指導を受けましたが技ありがあり優勢勝ちになりました。
国士舘高校は大将の飯田選手が登場、日体荏原高校は副将のハンガル選手3人目でした。ハンガル選手が4回指導を受け反則負けになり飯田選手が勝ちました。
日体荏原高校は大将に81キロ級優勝の藤原選手が登場しました。飯田選手が20キロほど体重が重い対戦でした。
飯田選手の内股を藤原選手が耐えていました。藤原選手に指導1がありました。藤原選手が背負い投げで有効、藤原選手が谷落としを決めましたがポイントにならず…さらに藤原選手が背負い投げを見せましたがポイントにならず…飯田選手も大内刈りで技ありになりましたが取り消しになり藤原選手が有効の差で勝ち日体荏原高校が初優勝になりました。
決勝戦に相応しい手に汗握る素晴らしい試合でした。出場された選手の皆様お疲れさまでした。皆様の柔道が更に深まることを願っています。
2016年03月27日 Posted by プラネマン at 13:58 │Comments(0) │柔道
第38回全国高校柔道選手権/女子個人戦


女子個人戦48キロ級決勝戦は夙川学院高校梅北眞衣選手対平田高校黒崎美紅選手が対戦しました。
梅北選手に指導がありましたが1分45秒大内刈りで1本を奪い勝ちました。
52キロ級決勝戦は埼玉栄高校富沢佳奈選手対大成高校武田亮子選手が対戦しました。
富沢選手はシニアの東京大会で3位になる実力派です。富沢選手が袖釣り込みを仕掛けましたが武田選手も寝技で上になる場面がありました。
解説者は富沢選手が組手争いでは有利と語っていましたが富沢選手に指導がありました。しかし富沢選手が小内刈りで有効を奪い富沢選手が優勢勝ちをしました。
57キロ級決勝戦は富士学苑高校舟久保遥香選手対桐蔭学園高校若藤唯選手の対戦でした。
若藤選手小外刈りを決めましたが惜しくも場外でした。舟久保選手が足技で崩し肩固めで1本勝ちしました。
63キロ級決勝戦は創志学園高校三浦裕香理選手対聖光高校田中志歩選手の対戦でした。
昨年のベスト8で両選手は対戦しました。その時は三浦選手が勝ちました。田中選手はレスリングJr.の国際大会3位になる実力派で好勝負が期待される試合でした。
両選手消極的指導を受けました。編集の関係で延長戦からの放送でしたが田中選手に指導があり三浦選手が優勢勝ちしました。
無差別級決勝戦は敬愛高校児玉ひかる選手対大成高校和田梨乃子選手の対戦でした。
和田選手は70キロ級の選手っ体重差が35キロありました。両選手ここまでオール1本勝ちと好調な選手同士の対決になりました。
児玉選手が内股巻き込みを決めましたがポイントにはならず…児玉選手が隅落としを決めて技ありになりました。和田選手は足を絡め寝技を防ぎ待てが入りました。再開後児玉選手が内股を決めて1本勝ちしました。
出場した選手の皆様素晴らしい試合をありがとうございました。そしてお疲れさまでした。皆様の柔道が深まることを願っています。
2016年03月27日 Posted by プラネマン at 12:41 │Comments(0) │柔道
第38回全国高校柔道選手権/男子個人戦


今大会から男子は90キロ級が廃止になり66キロ級が新設されました。
男子60キロ級決勝戦は市立習志野高校、市川龍之介選手対大成高校の古賀玄暉選手の対戦でした。
両者消極的指導があった後で市川選手が肩車により有効を奪いました。市川選手その後2度指導がありましたが有効のポイントを生かして優勢勝ちをしました。
男子66キロ級決勝戦は常翔学園高校西村優太選手対崇徳高校東亮輝選手の対戦でした。
西村選手が肩車を仕掛けますが東選手もともえ投げで返しました。西村選手肩車が不発で東選手が上になり関節技を仕掛ける場面がありました。
本戦で決着がつかず延長戦になりましたが開始27秒西村選手が背負い投げで有効を奪い勝ちました。
男子73キロ級は大成高校渡邊神威選手対近江高校朝比奈龍希選手の対戦でした。
渡邊選手が袖釣り込みを返して有効を奪いそのまま袈裟固めで1本勝ちしました。
男子81キロ級決勝戦は日体荏原高校藤原崇太郎選手対天理高校笠原大雅選手の対戦でした。
昨年の対戦は藤原選手が勝ちました。両選手に指導があり2回目も両選手に指導がありました。笠原選手に極端な防御姿勢に対する指導があり指導の差で藤原選手が勝ちました。
無差別級決勝戦は埼玉栄高校配島剛選手対木更津総合高校山下魅輝選手の対戦でした。
配島選手組み合わずに指導、山下選手は場外で指導、本戦は決着がつかず延長戦になり11秒払い巻き込みで配島選手がポイントを奪い勝ちました。
どの試合も手に汗握る素晴らしい試合でした。出場された選手の皆様お疲れさまでした。皆様の柔道が深まることを願っています。
2016年03月27日 Posted by プラネマン at 12:03 │Comments(0) │柔道
柔道・講道館杯全日本体重別選手権2015/2日目


女子48キロ級は渡名喜風南選手(帝京大学)対山崎珠美選手(山梨学院大学)の対戦でした。
渡名喜選手は昨年のこの大会準優勝、山崎選手は2011年準優勝でした。渡名喜選手が大内を決めますが惜しくも場外で無効、渡名喜選手小内巻き込みで有効、山崎選手が指導を2つとられ渡名喜選手が優勢勝ちでした。
男子90キロ級は大辻康太選手(エースサポート)対小林悠輔選手(筑波大学)の対戦でした。
小林選手が内股や大外刈りで攻撃が目立ち終了間際に大外刈りを出しましたが指導数が1対2で僅かな差で大辻選手が勝ちました。
女子52キロ級は西田優香選手(了徳寺学園職員)対垣田恵利選手(兵庫県警)の対戦でした。
お互いに29歳のベテラン対決で昨年は西田選手が勝ちましたが垣田選手は今大会オール一本勝ちと好調で好勝負が期待できる対戦でした。
西田選手が韓国背負いを出し女子でこの技を使えるのは西田選手だけだと解説者が褒めていました。接戦でしたが指導数の差が1対2で西田選手が勝ちました。
男子100キロ級はウルフアロン選手(東海大学)対下和田翔平選手(京葉ガス)の対戦でした。
ウルフ選手が180センチ下和田選手が192センチで身長差12センチがどう影響がでるかが見所の一戦でした。
下和田選手が大内で有効をとり抑えこみました。解けたものの有効が加算され下和田選手に有効が2つつきました。
下和田選手に偽造的攻撃などで2つ指導がつきました。残り41秒ウルフ選手が内股を決めて逆転の1本勝ちをしました。
女子57キロ級は山本杏選手(国士舘大学)対石川慈選手(コマツ)の対戦でした。
石川選手今大会オール一本勝ちと好調でした。石川選手が組み手争いで優勢でした。石川選手ともえ投げを出しましたが石川選手が防ぎました。
山本選手有効をとり肘関節を狙う場面がありました。山本選手寝技で上になりましたがひっくり返され横四方固めを石川選手が決めて1本勝ちをしました。
男子100キロ超級は西潟健太選手(旭化成)対上川大樹選手(京葉ガス)の対戦でした。
西潟選手は今大会1本勝ち2つと好調、上川選手はロンドン五輪代表で今大会1本勝ち3つと好調でした。実業団選手権で対戦した時は上川選手が勝ちました。
お互いにガッチリ組みお互いに指導、両者共に指導が2つずつ増え3つ、両者同じ条件になりましたが残り1分で上川選手が浮き落としで有効、上川選手が優勢勝ちでした。
女子63キロ級は鍋倉那美選手(大成高校)対能智亜依美選手(筑波大学)の対戦でした。
両選手共に10代で東京五輪を狙えるフレッシュな対戦でした。全日本ジュニア選手権では鍋倉選手が勝ちました。能智選手小外刈り、鍋倉選手内股とお互いに技を出し合いました。鍋倉選手が能智選手の内股を上手くすかす場面がありました。鍋倉選手は大外刈りを出しますが惜しくも場外で指導1つの差で能智選手が勝ちました。
参加された選手の皆様素晴らしい試合をありがとうございました。熱戦が続きながらも翌日は新聞休刊日でメディアの露出が少なく残念でした。参加された選手の皆様のこれからの活躍と柔道日本の発展を願っています。
2015年11月14日 Posted by プラネマン at 20:02 │Comments(0) │柔道
柔道・講道館杯全日本体重別選手権2015/第1日目




女子70キロ級から観戦しました。大野陽子選手(コマツ)対池絵梨菜選手(国士舘大学)の対戦でした。
大野陽子選手は1、2回戦1本勝ちと好調、3年ぶりの優勝を目指します。対する池絵梨菜選手は国士舘大学1年生、2回戦、準決勝と1本勝ちで勢いがあります。
試合は池絵梨菜選手が消極的指導をとられました。大野陽子選手が寝技で優勢、池絵梨菜選手も何回か返しますが最後は横四方固めががっちり決まり大野陽子選手が優勝しました。敗れた池絵梨菜選手も19歳、東京五輪も狙えますので頑張って欲しいと思います。
男子66キロ級は竪山将選手(鹿屋体育大学)対丸山城志郎選手(天理大学)の対戦でした。
丸山選手は準決勝で残り1秒で逆転勝ちしてツキがありました。同級生対決でお互いに手のうちが分かっている選手同士の対戦でした。試合は五分五分でしたが残り20秒丸山選手に痛恨の指導がありこれがポイントになり竪山選手が勝ちました。紙一重の差で素晴らしい試合でした。
女子78キロ級は浜田尚里選手(自衛隊)対高山莉加選手(三井住友海上)の対戦でした。4月の対戦では浜田選手が勝ちました。試合は浜田選手が肘を決めながら変形の縦四方で勝ちました。
男子73キロは橋本壮市選手(パーク24)対田村和也選手(パーク24)の同門対決でした。
両選手に指導があり田村選手が場外で指導、橋本選手が寝技で上になり時間が終了、指導の差で橋本選手が勝ちました。毎日乱取りをしている選手と対戦でやりにくかったと思いますが緊張感があり5分が短く感じました。橋本選手今年は3冠達成であっぱれでした。
女子78キロ級超級は朝比奈沙羅選手(東海大学)対稲森奈見選手(三井住友海上)の対戦でした。朝比奈選手は高校2年の時よりこの大会2連覇していますが昨年のグランドスラム東京では稲森選手が大内で1本勝ちしました。
朝比奈選手が最初に消極的指導をとられましたが残り1分、払い巻き込みで有効を奪いこれがポイントになら朝比奈選手が勝ちました。朝比奈選手3連覇と共に去年のリベンジを果たしました。解説者が朝比奈選手は文武両道だと語っていましたが新聞では両親が医師で整形外科医を目指すとありました。柔道に勉強に頑張って欲しいと思いました。
男子81キロ級は海老泰博選手(旭化成)対川上智弘選手(国学院大学教員)の対決でした。
川上選手目の上が流血する激しい展開でした。川上選手が場外指導がとられました。海老選手がすみ落としで有効、海老選手が小外で押し込み背負い投げで1本勝ちしました。
どの試合も手に汗握る素晴らしい試合でした。出場された皆様お疲れさまでした。柔道日本の発展を願っています。
2015年11月10日 Posted by プラネマン at 22:58 │Comments(0) │柔道
東海大学が国士舘大学を敗り優勝/柔道全日本学生体重別団体優勝大会2015

この日僕は2年後に統合され廃校になる母校の文化祭に行きました。校舎に入ると高校時代が懐かしく感じられました。僕は高校時代弱小高校ではありましたが柔道部でした。そんなことを思い出すと柔道が見たくなりテレビ観戦しました。
東海大学対国士舘大学の対戦でした。僕の高校時代は東海大学の山下氏と国士舘大学の故斎藤氏が競っていた時代だったのでこの対戦は感慨深く感じました。試合は7人の団体戦で行われました。
先鋒戦は60キロ級東海大学が高藤直寿選手対国士舘大学は大島俊廣選手の対戦でした。
緊張感のある展開の中で大島選手に指導が与えられ高藤選手も組み合わず指導になりました。個人的には大島選手が優勢に見えました。
大島選手肩車から上四方固めに入りましたがとけました。高藤選手小内刈りを出しましたが大島選手が上になり終了、ポイントがなく先鋒戦は引き分けでした。
次鋒戦は90キロ級、東海大学がベイカー選手対国士舘大学が江畑丈夫選手でした。世界選手権に出場したベイカー選手は今大会全て1本勝ちと好調です。
ベイカー選手は大内刈りを出しましたがポイントにならず…ベイカー選手組み合わない指導をもらいました。ベイカー選手技のかけ逃げをとられ2つ目の指導をもらいました。
ベイカー選手ともえ投げも出しましたが江畑選手も2つ指導をもらい結果引き分けでした。
五将戦は81キロ級で東海大学が小原選手、国士舘大学は佐藤選手の対戦になりました。個人戦では佐藤選手が背負い投げで優勢勝ちしたそうです。
両者消極的指導があった後で佐藤選手が場外で指導、2つ目になりました。しかし小原選手も指導、佐藤選手が背負い投げで有効をとりましたが副審認めず取り消しになりました。この試合も引き分けでした。
中堅戦は66キロ級東海大学が高市賢悟選手対国士舘大学が藤阪選手の対戦でした。高市選手は世界ランキング12位、藤阪選手は個人戦で優勝した実力者でした。
組み手争いでは藤阪選手が有利に見えました。高市選手ともえ投げも不十分、高市選手内股で浮かすが不十分、高市選手極端な防御姿勢で指導がありましたが時間切れ引き分け、中堅戦終了時で4試合連続引き分けでした。
三将戦は73キロ級東海大学は片岡選手対国士舘大学は岩渕選手の対戦でした。
片岡選手内股で仕掛けましたが岩渕選手も三角絞めで攻めました。両者指導が2つずつありましたがポイントが無いまま終了、5試合終了した時点で0対0でした。
副将戦は100キロ級東海大学が長沢憲大選手対国士舘大学は横田雄斗選手の対戦でした。横田選手は今大会初出場でどこまで頑張れるかがキーポイントだと思いました。
横田選手消極的な指導がありました。両者組み合わない指導がありました。長沢選手大内刈りを出しましたがポイントにならず…
両者に組み合わない指導があり長沢選手2つ目、横田選手3つ目になりました。横田選手に指導があり累計4つになり反則負け扱いになりました。
東海大学が大きなポイントを得ました。反則勝ちは1本勝ちに値するので国士舘大学は大将戦で1本勝ちする以外は勝利がなくなりました。
東海大学が気持ち有利な中で大将戦、100キロ超級、東海大学はウルフアロン選手対国士舘大学は遠藤翼選手の対戦になりました。
ウルフ選手先ずは内股で技あり、良いところでお客が来て見れませんでしたがウルフ選手が勝ち東海大学が2対0で勝ちました。
久々に見た柔道は面白かったです。僕は柔道を高校でやめてしまったのでトップクラスの選手をリスペクトしています。両チームの皆様、手に汗握る素晴らしい試合をありがとうございました。出場された選手の皆様が柔道を極めることとキャンパスライフの充実を願っています。
2015年11月08日 Posted by プラネマン at 21:26 │Comments(0) │柔道
柔道五輪金メダリスト/野村忠宏選手現役引退

その柔道部員は僕に「長野県出身なら〇〇という選手を知っていますか?」と聞いてきました。〇〇選手は僕より1つ年上でしたが北信地区を圧倒的強さで勝ち上がりました。その部員は僕より1つ下で〇〇選手より2つ下になりますがその部員の方が圧倒的に強いと話していました。
専門学校卒業後僕は大阪に転勤になりましたが大阪府立体育館に遊びに行くと柔道の大会が行われていてバイトで知り合った部員の名前があり全国から集まった猛者の中で勝ち上がったその部員は〇〇選手より強かったことに対してウソをいってなかったことを知り柔道の層の厚さを知り全日本クラスの選手は怪物級だと感じました。
その怪物級がひしめく60キロ級でオリンピック3連覇を達成した野村忠宏選手は伝説に残る偉大な柔道家だと思いました。
40歳まで現役で29日の大会で引退したそうですが柔道ニッポンの威信を3度も守り凄いと思います。野村忠宏選手お疲れさまでした。今後は指導者としてさらに柔道ニッポンの威信を守って欲しいと思います。指導者としての野村忠宏選手に期待しています。
2015年09月05日 Posted by プラネマン at 21:07 │Comments(0) │柔道
世界柔道2015終了/日本金メダル6個獲得

僕は高校時代は弱小高校でしたが柔道部に所属しました。もう30年も前になりますが…その頃古賀稔彦氏は有名になっていました。僕と古賀氏は同じ年になりますが大学の監督になり金メダリストを出して指導者としても一流になりあっぱれだと思いました。
僕は格闘技観戦が好きで極真空手の試合を良く見ましたが七戸龍選手のお父さんは空手母国日本の威信をかけて外国人選手と闘っていました。代がかわり息子の七戸龍選手が柔道ニッポンの威信をかけて分野は違えど日の丸を背負い闘っていたのは好感がもてました。
僕の現役時代は押さえ込みが30秒だったりルールは変わっていましたが懐かしさを感じながら観戦ができました。
メダルは女子金メダル3つで女子は2年前の銅3つに比べ今回はエントリーした9選手のうち8選手がメダル獲得であっぱれだと思いました。
男子はエントリーした8選手のうち金メダル3つ銀メダル2つ銅メダル2つと7選手が男子もあっぱれでした。
今大会で連続優勝したのは100キロ超級のリネール選手のみで柔道が広がっていることや勝つことの大変さを感じました。リオオリンピックでは日本に対するマークがきつくなると思いますが柔道ニッポンの威信を見せて欲しいと思います。柔道ニッポンの活躍を期待しています。
2015年09月05日 Posted by プラネマン at 20:23 │Comments(0) │柔道
田知本愛選手銀メダル/山部佳苗選手銅メダル獲得/女子78キロ超級/世界柔道2015


田知本愛選手は世界ランキング10位ですが2回戦払い腰で1本、3回戦優勢と勝ちロンドン五輪金メダルのオルティス選手に延長で勝ちました。
準決勝で田知本愛選手はロシアのチビソク選手と対戦しました。
田知本愛選手極端な防御姿勢になっている…ということで指導をとられましたが身長差があったので仕方ないと思いました。
田知本愛選手大外刈りを決めましたが横から落ちてポイントにならず残念でした。ポイントがないまま試合が終了、指導の数は2対2だったので延長戦になりました。
延長戦で田知本愛選手が大内刈りを決めて勝ち決勝戦に進出を決めました。
決勝戦で田知本愛選手は世界ランキング1位のユ、ソン選手と対戦しました。田知本愛選手は右足が肉離れになっていましたが志願しての決勝戦でした。田知本愛選手内股を決めた場面がありましたが惜しくも横から落ちポイントにならず…結果指導の差で敗れ惜しくも2位でした。
世界柔道では2大会連続銅メダルでしたが田知本愛選手今までの自分の枠を超えたのはあっぱれでした。リオオリンピックでは更に進化して頂きに立って欲しいと思います。
もう1人このクラスに山部佳苗選手が参戦しました。山部佳苗選手は優勝したユ、ソン選手に惜しくも敗れましたが敗者復活戦に出場、ロシアのチビソク選手と対戦しました。
山部佳苗選手内股を返して有効、チビソク選手が技をかけてきたのを返して押さえ込み1本勝ち、銅メダルを獲得して結果を残しました。
日本から出場した2選手共にお疲れさまでした。これからも柔道ニッポンの復活を目指し頑張って欲しいと思います。
2015年08月30日 Posted by プラネマン at 20:04 │Comments(0) │柔道
羽賀龍之介選手、金メダル獲得/男子100キロ級/世界柔道2015


かつてこのクラスは強豪日本人選手が活躍しましたが昨年の世界柔道では世界と闘える水準にない…ということで代表の派遣が見送りになりました。
羽賀龍之介選手は付き人として世界柔道の会場に同行して客席で観戦して悔しさを噛みしめていたそうです。悔しさをバネに迎えた大会でした。
羽賀龍之介選手は世界ランキング25位ですが今大会セルビアの選手に内股で1本勝ち、オランダの選手にも内股で1本勝ち、韓国の選手に内股で技ありをとり勝ち上がってきました。
テレビ中継最初の試合でドイツのペータース選手と対戦しました。ロンドン五輪のメダリストでしたが指導の差で勝ちました。
続いてフランスのマレ選手と対戦しました。羽賀龍之介選手関節を狙われ危ない場面がありましたが得意の内股で有効をとり勝ちました。
決勝戦はドイツのフレイ選手と対戦しました。フレイ選手は準決勝で昨年のチャンピオンに1本勝ちしての決勝進出でした。
両選手に組み合わないという指導がありました。羽賀龍之介選手が内股を決めた場面がありましたが惜しくも横から落ちポイントにならず…フレイ選手は消極的指導をとられ指導の差で勝ち念願の金メダルを獲得しました。
悔しさをバネに勝ち上がった羽賀龍之介選手あっぱれでした。来年のリオオリンピックでも金メダルを期待しています。
2015年08月30日 Posted by プラネマン at 19:35 │Comments(0) │柔道
七戸龍選手、絶対王者の牙城崩せず銀メダル/男子100キロ超級/世界柔道2015


七戸龍選手のお父さんはかつて極真空手で活躍、世界選手権にも出場しました。空手母国日本の威信を背負い強豪外国人選手と激闘して感動をいただきましたが息子さんが柔道で日本を背負っているのは胸熱でした。
七戸龍選手は世界ランキング7位、テレビ中継の最初の試合でウクライナのハンモ選手と対戦しました。ハンモ選手は世界ランキング22位ですが21才の伸び盛りの選手で世界ジュニア選手権3位になった新鋭です。七戸龍選手は大外刈りで1本勝ちしました。
七戸龍選手は準決勝で世界ランキング8位、ジョージアのオクルアシビリ選手と対戦しました。
両者消極的指導になりオクルアシビリ選手が消極的指導を受け七戸龍選手が若干有利になりました。さらに両者消極的指導を受けオクルアシビリ選手は指導が3つになり後1枚で反則負けになり追いつめられました。
オクルアシビリ選手が小外刈りに来たのを返して押さえ込み七戸龍選手が1本勝ちをしました。
七戸龍選手決勝戦に進出しましたが相手は世界柔道6連覇中の世界ランキング1位、絶対王者のリネール選手でした。204センチの長身を生かして決勝戦までの4試合全て1本勝ちでした。
リネール選手の隅落としで技ありをとられ場外に出て指導、両選手に組み合わない指導があり七戸龍選手指導2つのピンチになりました。さらに隅落としで有効をとられ七戸龍選手、絶対王者の壁を超えられず銀メダルでした。
重量級での銀メダルはあっぱれだと思いますが来年のリオオリンピックでは必ずやリネール選手を倒して金メダルを獲得して欲しいと思います。七戸龍選手のこれからに期待しています。
2015年08月30日 Posted by プラネマン at 18:45 │Comments(0) │柔道
新井千鶴選手、3位決定戦で敗れる…/女子70キロ級/世界柔道2015

女子70キロ級に三井住友海上の新井千鶴選手が出場しました。新井千鶴選手は世界柔道初出場ですがプレッシャーをはねのけメダルを獲得することを期待しての観戦でした。
新井千鶴選手は片羽絞めで1本勝ちや小外刈りで有効をとって勝ち進みました。テレビ中継初戦はイスラエルの選手と対戦しました。新井千鶴選手指導をとられましたが見事な1本勝ちをしました。
続いてフランスのエマヌ選手と対戦しました。世界ランキング7位の強豪で63キロで活躍していました。33歳のベテランですが昨年対戦して新井千鶴選手が指導の差で勝ちました。
試合は残り1分新井千鶴選手が2つ目の指導をもらいました。新井千鶴選手大内刈りから有効をとりましたが場外により取り消しになりました。
残り30秒新井千鶴選手は裏投げを受けヒヤリとしましたがポイントにはならず良かったです。結果的には指導数が2対1で新井千鶴選手の方が多くエマヌ選手が経験の差で勝った感じでした。
3位決定戦はフランスのボスヴィテ選手と対戦しました。新井千鶴選手積極的に攻めますが内股を仕掛けた時に返され惜しくも1本負けをしました。
メダルを逃したのは残念でしたが指導数による負けや攻めてからの負けだったので悔しさをバネに更なる飛躍をして欲しいと思います。新井千鶴選手のこれからに期待しています。
2015年08月29日 Posted by プラネマン at 22:32 │Comments(0) │柔道
梅木真美選手金メダル獲得/女子78キロ級/世界柔道2015

女子78キロ級が開催され日本からは環太平洋大学に所属する梅木真美選手が出場しました。梅木真美選手は初出場になりますが五輪金メダルを獲得した古賀稔彦氏の指導のもとで頭角を現してきました。インタビューではプレッシャーを感じないと語っていました。日本人ではこの階級は2003年以来メダル獲得がないので梅木真美選手には期待が高まりました。
梅木真美選手は袈裟固めや指導を2つとり勝ち上がりました。テレビ中継第1試合ではロンドン五輪7位のポゴルザレク選手と対戦しました。梅木真美選手大外刈りで技ありをとり押さえ込み1本勝ちしました。
決勝戦はスロベニアのベレンセク選手と対戦しました。昨年の世界柔道銅メダルの強豪でした。梅木選手寝技で常に上に乗り肘関節を攻めながら優勢でした。終了間際も肘関節を攻めていましたが惜しくも時間切れになりました。
延長戦では押さえ込み1本勝ちで堂々たる優勝で12年ぶりに金メダルを日本にもたらしあっぱれでした。
梅木真美選手金メダル獲得おめでとうございました。これからは追われる立場になりますが梅木真美選手なら新しい伝説を作れると思います。梅木真美選手のこれからに期待しています。
2015年08月29日 Posted by プラネマン at 21:25 │Comments(0) │柔道
ベイカー茉秋選手/銅メダル獲得/男子90キロ級/柔道世界選手権2015

この日男子90級が開催され日本からベイカー茉秋選手が出場しました。米国人の父を持ち柔道を始めるまではピアノを習っていたそうです。中学時代は体重が60キロほどだと新聞に書いてありましたが努力で這い上がってきて素晴らしいと思います。
ベイカー茉秋選手は20歳で世界ランキング5位、2015年は公式戦17戦無敗の記録を持ちメダル獲得に期待が高まりました。
テレビ中継初戦はエジプトのアブデルアヘル選手と対戦でした。アヘル選手は世界ランキング31位、ベイカー茉秋選手はここまでジェラエフ選手に優勢、ヒオンテク選手に1本で勝ち上がってきました。
ベイカー茉秋選手、姿勢が悪いなど指導を2つとられましたが大内刈りで有効を奪い終了間際に大外刈りで1本勝ちをしてあっぱれでした。
ベイカー茉秋選手は準々決勝でジョージアのグリビニアシビリ選手と対戦しました。ワールドマスターズを優勝した強豪ですが昨年対戦した時はベイカー茉秋選手が勝ちました。
ベイカー茉秋選手がともえ投げに行こうとしたところを失敗して押さえこまれました。解けたもののこれが有効になりました。ベイカー茉秋選手ポイントを返せず惜しくも敗れましたが敗者復活戦のチャンスはあり銅メダルの可能性は残りました。
敗者復活戦では世界ランキング1位、クリスティアントート選手に隅落としで1本勝ち、3位決定戦ではタジキスタンのウストリピリョン選手に不戦勝で銅メダルを獲得しました。
メダル獲得をしたのであっぱれだと思いました。来年のリオ五輪に向けて更なる活躍に期待しています。