2012サッカーシーズン開幕

僕は昨シーズンから本格的に地元のサッカーチームAC長野パルセイロを見るようになりました。パルセイロに対してはアンチ的立場でしたが信州ダービーの盛り上がりや無名選手が多いパルセイロが有名選手の所属するチームを撃破するのが快感になったり見に行くたびに強くなっているのが分かるのがパルセイロの魅力で昨シーズンはホーム16試合中12試合観戦して楽しめました。


今年のパルセイロの日程発表は2月23日でしたが今年の休日の大半の予定が決まるので23日が待ち遠しかったです。今年は好敵手だった松本山雅がJFLを卒業してしまったりアルテ高崎の廃部と残念な出来事もありましたがその代わり新加盟が3チームと昨年被災したソニー仙台が全日程参戦と明るいニュースもありJFL開幕が楽しみです。


今シーズンのパルセイロの日程を見るとホームゲームがゴールデンウィークを含め5月に4回、6月3回と固まっています。土曜日開催が多く土曜日出勤と重なってしまう日が多く去年のホームゲーム12回観戦を超えるのは厳しそうで個人的には残念です。節電と叫ばれているご時世ですがナイター観戦に相応しい季節がやってくるので土曜日開催はナイターで何試合かはやって欲しかったと思います。


8月11日のHONDA戦は夏季休暇前日で観戦に行けないので7月14日の栃木戦から10月14日のSAGAWA戦まで3ヶ月間ホームゲーム観戦が空いてしまうのが残念です。今季は土曜日開催や変則日程でホームゲーム観戦機会が減りますが何とか婚活を成功させて動員回数が減る分動員人数を増やして選手の頑張りに報いたいと思います。


一足早く松本山雅がアウェイですが今週末J2デビューします。山雅がJリーグ昇格により近郊の自治体が支援を申し出たり山雅昇格記念切手が販売されたりと改めてJリーグ昇格による経済効果の凄さを思います。個人的にはJリーグに興味を持ったのは京都パープルサンガがきっかけでした。当時はJ2が12チーム4回総当たりで1シーズン44試合していましたがその京都サンガがアルウィンにやって来るというのは感慨深いものがあります。山雅対京都サンガはゴールデンウィーク開催ですがサンガサポーターの来場やJリーグ効果によって1万人は行くのではないかと予想します。

北信越リーグも東御、上田、塩尻と3チームが在籍して切磋琢磨していきます。J2山雅、JFLパルセイロ、北信越リーグに東御、塩尻、上田と長野県チームがカテゴリーごとに住み分けが出来てパルセイロレディースも活動すればシーズン中毎週県内のどこかでサッカーの試合が見れるのは素晴らしいと思います。県内のチームは切磋琢磨して盛り上がって欲しいと思います。

僕は仕事で良く長野市篠ノ井塩崎地区や千曲市稲荷山地区を通りますが平らな土地に田園風景が広がっています。あそこに陸上競技場を造れないものか?といつも考えています。南長野運動公園を改修しても高速道路のインターチェンジが近すぎて他サポーターがあまり市街地にお金を落として行かないと思います。篠ノ井駅からは結構歩き他県から来るサポーターに優しいとは言えないと思います。稲荷山塩崎地区に陸上競技場新設なら稲荷山駅が近く車のない人にも優しく東信地方からも来やすく駐車場も新に増設しやすく南長野運動公園の慢性的な駐車場不足やトイレ不足解消にはいいと思います。長野市にサッカースタジアム新設では長野市民が黙っていないと思いますが現在東和田運動公園にある陸上競技場も老朽化していたり駐車場不足やイベントの度に渋滞したり近郊の商業施設に無断駐車してトラブルになる事もあるそうです。東和田運動公園の再整備という名目で陸上競技場を新設してサッカーと共有、長野市と千曲市の共同出資という形で陸上競技場を造れないものか?と思っ
ています。千曲市も塩崎稲荷山地区に陸上競技場新設により千曲市にも他サポーターによる経済効果があり横に東和田運動公園の体育館より大きめの体育館を造り戸倉体育館に代わる信州ブレーブウォリアーズの本拠地になってくれたらいいな‥と思っています。長野市と千曲市、サッカー協会と陸上連盟と長野県上手く話し合って陸上競技場という名目で塩崎稲荷山地区に新運動公園新設、現在ある東和田運動公園の陸上競技場は駐車場にして県営球場や体育館や隣接のプールに来る人用の駐車場にして交通渋滞の緩和や駐車場不足の解消が出来たらいいな‥と妄想しています。


とまれパルセイロの頑張りにいい形で報いてあげたいと思いますが長野県のサッカーも益々盛り上がって欲しいと思います。  


2012年02月29日 Posted by プラネマン at 06:22Comments(2)AC長野パルセイロ

愛犬の日 12年2月

我が家は5才になるメスのトイプードルを飼っています。愛犬が我が家に来たのが1月27日で僕の誕生日が4月27日で毎月27日を愛犬の日として食卓に刺身と果物を増やし1人盛り上がっています。

今月はマツヤ更北店さんで太平洋産のイワシ鯨と長野県産のリンゴを食べました。今となっては基調な鯨だけあり美味しかったです。リンゴは季節を外れてきたので今イチでした。


写真はストーブの前に陣取る愛犬です。♪犬は喜び庭駆け回り猫はコタツで丸くなる♪という歌がありますが我が家の愛犬はストーブの前が定位置で僕がストーブの前に行くとプレッシャーをかけてきます。そんな愛犬も可愛いと思っています。愛犬と過ごせる日々を大切にしたいと思います。  


2012年02月28日 Posted by プラネマン at 06:01Comments(0)愛犬の日

灯明祭り2012終了

一週間ほど時間が過ぎてしまいましたが先週の日曜日19日で灯明祭りが終了しました。灯明祭りといえば寒い中で出歩くのはいやだとかカップルばかりで淋しい思いをすると思い行った事は無かったのですが去年から灯明祭り期間中にもんぜんまち劇場が始まり善光寺界隈でいろいろなイベントが行われるようになり去年初めて灯明祭りに行きました。


去年は灯明祭り期間中にもんぜんまち劇場5イベント、長野市民会館も閉館イベントを行っていて響つないでやゲットインボルブド等を見に行き市街地に出かける機会が多かったです。

今年は都合が合わずもんぜんまち劇場は2イベントしか行かれませんでしたが灯明祭り初日の2月11日は信州大学教育学部音楽専攻科の学生の卒業演奏会に行き同じ会場で行われていた長野美術専門学校の卒業展示会に行きました。美術専門学校の展示会はちょっと顔を出して帰るつもりでしたが学生のオリジナリティーに魅せられてしまい閉館まで2時間近くいました。

18日は時間潰しで行ったつもりのOKA学園の展示会に圧倒されカルチャーショックを受けました。続いて清泉女学院の主催のアニメ上映会を見に行き世界のアニメーション作品を見る事が出来て楽しかったです。アニメ上映会終了後信州大学教育学部芸術専攻科の学生による自主制作映画を見に行き翌日信州大学教育学部芸術専攻科の卒業展示会を見に行き数々の作品を見て感激や感動をいただきました。


灯明祭り期間中に信州大学教育学部芸術専攻科と音楽専攻科の卒業展示会や卒業演奏会、長野美術専門学校やOKA学園の卒業展示会等長野市で芸術を学ぶ学生達の質の高さや自在性などに感激しました。長野市で学んでいた次世代のアーティストが着々と育っている事を知り嬉しかったです。清泉女学院も灯明祭り期間中に地元映画館や地元の高校でイベントを行い地域との関わりを模索している事に好感がもてました。信州大学教育学部芸術専攻科の学生も長野市を舞台の自主制作映画を作成して学生と長野の街との融合するイベントを行っている事を知り現在の学生は棄てたものではないな‥と思いました。


去年の灯明祭り期間中は長野市民会館でも閉館イベントが目白押しでもんぜんまち劇場を楽しみつつ役目を終えて行く長野市民会館に敬意を表す灯明祭りでしたが今年はもんぜんまち劇場を楽しみつつ長野市で学ぶ学生の可能性を知り今まで知らなかった角度から長野市の再発見が出来た灯明祭りでした。


僕は独身子供無しで現役の学生達とは何の接点もありませんがイメージ的には長野市周辺の進学希望の学生のほとんどは県外に出てしまうイメージがあります。一度県外に出てしまうとそちらで就職したり結婚して家を建てて‥と若者が流出して市民税が減り少子化がどんどん進んで行く‥というイメージがあります。


親御さんも毎月10万円仕送りする‥として2年で約250万、4年で約500万円のお金が市外に流出して行きます。夫婦で欲しい物を我慢して必死になって働いたお金が市外に流出してしまう事にやりきれなさを感じます。長野市民で長野市内の私立大学、短大、専門学校に通う学生や世帯には補助金を出して公立大学並みの学費に出来ないものか‥と思いました。購買力のある若者が市内に残る事で車や電化製品を買ったりコンパなどで地元の飲食店や娯楽施設にお金が落ちやすくなるし本来市外に流出するはずの何百万円の仕送り費用が子供が長野市内に残る事で浮いて親御さんも車を買い替えたり家のリホームにお金を回せ市内にお金が回りやすくなると思います。


今までの長野市を見ていると公共事業をして箱物を沢山造っていますが仏作って魂入れずの典型的な例で造った箱物を有効に生かせていないと思います。これからは箱物を造る事より人間力を育てる方が大事だと思います。長野市から補助金が出たり学生の数が増えれば学校側も教育の質を上げる事が出来て今までと違った活性化が出来るのではないか‥と思いました。そんな事を考えてた今年の灯明祭りでした。
  


2012年02月27日 Posted by プラネマン at 06:14Comments(0)長野市周辺イベント、スポット

BJリーグ信州対富山INC で生中継

昨日2月25日にケーブルテレビINC長野で生中継されたプロバスケットボールBJリーグ地元信州ブレーブウォリアーズ対富山の試合を見ました。


先日富山対滋賀の試合をケーブルテレビで見ましたが富山が100点ゲームになる圧勝でした。去年までは富山の成績は低迷していてリーグのお荷物的存在の気がしましたがリーグ創設時より在籍する城宝選手が加入した事により勢いが増してきました。この前のケーブルテレビでの試合を見た感じでは信州は苦戦しそうな感じでしたが地元戸倉でのホームゲーム、ブースターの熱い声援に応え勝つ事を期待しての観戦でした。

1Qは富山が3ポイントで先制しましたが信州もリー、ロバーツ選手がダンクを決めて期待を持たせてくれました。中盤には富山の城宝選手3ポイント等で富山が有利に進め残り5分で6対14と信州8点ビハインド、残り2分26秒8対18で10点ビハインドで信州タイムアウト、この回は12対22で信州が10点ビハインドで終了しました。

2Qはオフィシャルタイムアウトの時点で16対33で信州17点ビハインド、残り3分で21対33と12点差まで詰めますが残り1分43秒信州がタイムアウト時点で21対38と17点ビハインド、この回は9対18で21対40と19点ビハインドで前半を終了しました。


3Q残り5分16秒信州タイムアウト時点で28対47で信州19点ビハインド、この時点で半分諦めましたが信州が反撃開始!残り3分で43対54と19点ビハインドを11点まで詰めました。この回26対16で信州がペースをつかみ47対56と9点差まで詰め最終回に期待を持たせてくれました。


4Q開始早々エドワード選手がダンクを決めて51対57と6点差まで詰めました。一時離されましたが残り6分9秒にはデレク選手3ポイントを決めて56対63と7点ビハインドまで詰めました。残り4分39秒オフィシャルタイムアウト時点で56対66と信州10点ビハインド、オフィシャルタイムアウト終了直後富山に3ポイントを決められ残り3分信州タイムアウト時点で56対71と15点ビハインド、残り1分37秒信州タイムアウト時点で60対77で17点ビハインド、信州最後の反撃で5点を追加したもののこの回18対21でトータル65対77で敗れました。


19点ビハインドを6点差まで詰めましたが4回オフィシャルタイムアウト終了直後の3ポイントを決められた時に信州は力尽きた感じでした。2回にもっと点が欲しかったですが負けた中にも見せ場がありました。この試合のベストプレーヤーはデレク選手でした。今日の試合はNHKで生中継があり全県に放送されるそうです。ウォリアーズの熱い闘いを期待しています。
  


2012年02月26日 Posted by プラネマン at 10:28Comments(0)信州ブレイブウォリアーズ

パネル展 今に伝える善光寺地震

長野市中央通り大門の信号近くの武井神社向かいに「門前商家 ちょっ蔵おいらい館」という建物があります。長野市立博物館の付属施設でまだ行った事はなかったですが先日ケーブルテレビINC長野を見ていたら「ちょっ蔵おいらい館」でパネル展「今に伝える善光寺地震」が開催されている‥という放送がありました。


東日本大震災からまもなく1年が過ぎようとしています。長野市は東日本大震災の被害は無かったですが栄村地震の余波で激しく揺れた時は生きた心地がしませんでした。3月11日が近づく中でかつて長野市で起きた大地震を学ぶ事は必要だと思いちょっ蔵おいらい館に出かけてみました。


今回のテーマの善光寺地震は1847年5月8日善光寺御開帳で賑わっていた頃に発生したそうです。長野市浅川を震源地とするM7・4の地震で震源地は浅く内陸直下型地震で死者は8千人を超え家屋の被害は2万数千戸で河川がせき止められた場所は51ヶ所になったそうです。


水篠橋近くでせき止められた犀川は生坂付近まで23キロにわたり村を水没させて最大65メートルの深さになり19日後に決壊して下流の中野、飯山、木島平でも被害が出たそうです。信更地区湧池では池を乗せたままその場所が滑り落ちてきてその場所が史跡公園として残っていたり浅川地区真光寺では天然ガスが噴出して新地獄と言われたそうです。善光寺地震の被害他に川中島地区で民間付近まで押し流されてきた巨大な石や虫倉山の斜面を滑り落ちてきた大木などの写真や解説のパネルが展示してありました。


善光寺地震のような内陸直下型の地震が再び起きないように願うばかりです。このパネル展は26日までの開催で入館無料となっています。多くの人が長野市で起きた震災について学んで欲しいと思いました。  


2012年02月25日 Posted by プラネマン at 06:41Comments(0)長野市立博物館の催し物

信大教育学部芸術科卒業展示12

公開はすでに終わってしまいましたが八十二銀行本店と同じ敷地内にあるギャラリー82で公開されていた信州大学教育学部芸術専攻の学生による卒業展示会に行ってきました。


先日教育学部音楽専攻の学生による演奏会に行った時今回の卒業展示会の案内が入っていました。僕の勤務先の後輩の姉が信大教育学部芸術専攻を卒業したそうですが教職の道には進まなかったそうですが大学で学んだデザインを生かして東京でバリバリ働いていると聞きどんな事を学んでいるのか興味をもちました。先日もんぜんまち劇場の「マヨネーズ」を見に行きました。前年にもんぜんまち劇場に行った時とメンバーが入れ替わっていましたが去年のメンバーには確か3年生もいたような気がしました。「くぐる」を見た縁で彼らの卒業展示会なら行ってみたいと思いました。僕は美術とか芸術とは無縁な人生を過ごしていますがいろいろな事が重なり卒業展示会に行ってみようかな‥と思いました。


太田遥さんの油彩「再生の朝」は荒廃した背景の中で空が薄らと明けていく様子が素晴らしく何かが始まっていくんだな‥という希望が伝わってきました。描く人のパワーが伝わってくる作品でした。眞下拓人さんの「動きのポートレート」は輪郭が薄れかかっていた事で記憶の中でぼやけている青春時代に知り合った女性達を思い出していました。青春時代のノスタルジックさを思い出させてくれた素晴らしい作品だと思いました。


羽田顕佑さんの「扉」は2メーターほどの石膏で女性の身体を築いていましたが胸の形などにリアリティーがあり古代ギリシャの芸術の現代版を見ているようで躍動感が素晴らしい作品でした。島崎尚子さんの「対峙」は発泡スチロールを主な素材にして165×140×300の動物を描いていました。場内ではひときわ目立ちましたがこの作品を作るのにどれだけの時間や労力を使ったのだろうか‥と思いましたが芸術家の想像力や行動力の凄さを感じさせてくれた作品でした。

小沢今日子さんの「泡影」は2メーターほどの和服の女性の像でした。服装や生活習慣が洋風化している中で日本らしさや日本的な美しさが表現されていて素晴らしい作品でした。中村明さんがブロンズを素材に「マンホール」を展示してありました。中村明さんの作品を紹介したファイルがありましたが数々の作品の中に去年もんぜんまち劇場で上演された「くぐる」もあり親しみがもてました。「哲学でもなく文学でもない、これらの出来ない事を表現するのが芸術の領分」という表現は格好良かったです。


藤川由衣さんの「BOXV」はブロンズを基準に時計や貝殻を使った20センチほどの作品が5点展示してありました。どの作品もセンスが良くこの時期ホワイトデーにこの中の作品をあげればポイントが上がるだろうな‥と思いながら見ていました。中村知恵子さんは「SYNC IDEE」という自分でデザインしたブランドを作っていました。名刺からシャツまで独自のブランドに学生の斬新さが凄いと思った作品でした。


宮沢悠美さんの「PREFECURAL FLOWERS」は47都道府県の県花で日本列島を描いた作品で鮮やかな美しさがありました。暗い話題が多い世の中で花によって明るい社会が来ればいいな‥と思いました。他に卒論が5論文紹介されていました。

素晴らしい芸術に触れると心が豊になり幸せな気分になりました。展示してあった作品を制作した学生達は4月から新生活が始まると思いますが世の中に流されず素晴らしい作品の制作をして欲しいと思いました。協賛者に長野ロキシーさんの広告がありましたがぜひロキシーさんに足を運び映画を通じて感性を研いて欲しいと思いました。とまれ学生の皆様素晴らしい展示会をありがとうございました。皆様のさらなる飛躍を期待しています。  


2012年02月24日 Posted by プラネマン at 06:26Comments(0)長野市周辺 ギャラリー

もんぜんまち劇場12  班女

すでに公開は終了しましたが灯明祭り期間中に開催されていたもんぜんまち劇場で上演されていた「班女」を見てきました。

山梨県を中心に活動するオリジナルの人形を使った新進気鋭の劇団「ゴットサウンド+スタジオエンド」さんが三島由紀夫の近代能楽集「班女」を権堂のネオンホールさんで演じました。去年のもんぜんまち劇場でも「ゴットサウンド+スタジオエンド」さんの演劇をネオンホールさんで見ましたが独特のお面を使ったオリジナルな表現方法に魅せられてしまい今年ももんぜんまち劇場が開催されてスタジオエンド+ゴットサウンドの皆様が演じると知り公演が楽しみでした。


今年も独自のお面を使いここでは書けない卑猥な表現もありましたが舞台に釘付けになりました。50人〜60人ほどで満員になってしまうネオンホールさんの会場をフルに使い演じられましたがオリジナルな人形やネオンホールさんの独特な空間と三島由紀夫の世界が見事にミックスされた笑いと卑猥さと役者の躍動感が普通の演劇とは少し違う不思議な世界を描いていました。

ゴットサウンド+スタジオエンドさん素晴らしい演劇をありがとうございました。個人的にはゴットサウンドさん達が灯明祭りの代名詞になりつつあります。去年の「お国と吾平」「班女」等古い作品に独自の息吹きを与えるのが魅力ですが次回作を楽しみにしています。  


2012年02月23日 Posted by プラネマン at 02:25Comments(0)観劇、舞台芸術

もんぜんまち劇場12マヨネーズ

公開は終了してしまいましたが灯明祭り期間中に善光寺界隈で開催されていたもんぜんまち劇場の「マヨネーズ」を見てきました。

この作品は2010年に信大生によって結成された「長野マチスキプロジェクト」の活動をひきついで学生の目線から長野の魅力を自主制作映画というツールを用いて新発見していくプロジェクトの一環として制作されたそうです。去年から始まったもんぜんまち劇場で「くぐる」の発表に続いて今年のもんぜんまち劇場では「マヨネーズ」が公開されました。


「マヨネーズ」が公開された「豆蔵」は中央通り大門の信号近くにあります。江戸時代から残っている蔵を信大生が改造して芸術や文化を学んだり発信しています。江戸時代から残り善光寺門前町の街の移り変わりや人々の営みを見守ってきた古い蔵から未来を担う学生が文化を発信する‥というのが好感が持てました。1年ぶりに豆蔵に行きました。塀が出来ていたり外壁が塗装していて去年と雰囲気が変わっていました。中に入ると去年いたメンバーと変わっていましたが学生は毎年入れ替わりしている事に気がつきました。豆蔵の頭がぶつかりそうな低い階段や2階のスペース等は去年のイメージと同じでした。マチスキプロジェクトを引き継いだ学生の文化芸術の発信を期待しての鑑賞でした。


主人公の小説好きの女子大生は最近いろいろな事が上手くいかず悩んでいましたがある日同じ大学に通う男子学生と仲良くなりました。その学生はマヨネーズが大好きで普段から持ち歩いていました。優柔不断で中々決められない主人公に対して男子学生は反対に何も考えず行動しているところがあり例えばおやきを買いに行き主人公は悩むのに男子学生は勢いで買ってしまうところがありました。始めは振り回されていた主人公も男子学生と付き合ううちに変わっていきますが男子学生は本当の性格は別で小説を書いていて上手く書けず話題作りのために主人公に近づいて行った‥というストーリーでした。


約24分の自主制作映画でしたが主人公がルービックキューブをしていたのに驚きました。ルービックキューブは僕が中学生だった頃の30年前に流行しました。最新のゲームが楽しめるのに登場してきたルービックキューブが懐かしかったです。


主人公は授業中に余計な事を考えていたりルービックキューブをやっていて怒られていましたが僕もみんなと違う事をやっていて怒られたり白い目で見られる事が多いので主人公に親しみが持てました。主人公が格闘技用のグローブやミットを持っていた事も親しみが持てました。僕は若い頃格闘技のジムに通っていた事がありました。実際はミット持ちをさせられていたのが実情でしたが主人公みたいな可愛い娘のミット持ちが出来たら格闘技生活ももっと報われたものになっただろうな‥と考えていました。


24分間の間に笑える場所がかなりあり楽しめました。学生の自主制作映画としては良く出来ていると思いますが長野の魅力を発信する‥という事ではロケ地が権堂や善光寺等学校周辺に限られてしまいその点では「くぐる」の方がいろいろなロケ地があり鑑賞中にこの場所は何処何処だな‥と考えながら見れて良かったと思いました。


とまれ関係者の学生の皆様灯明祭り期間中はお疲れ様でした。寒い中でしたが見に行って良かったと思いました。これからも学生特有の斬新な文化芸術の発信を期待しています。
  


2012年02月22日 Posted by プラネマン at 06:30Comments(0)観劇、舞台芸術

OKA学園 学生制作展2012

先週の土曜日2月18日に中央通りにある北野カルチュラルセーターで開催されたOKA学園さんの学生制作展「MADE IN NAGANO 〜長野の資材でデザインを提案」を見てきました。


最初は2時から開催された学生によるファッションショーから見ました。長野の自然、竹細工や水引、信州新町の羊毛等からインスピレーションをして制作されたデザインのファッションショーでしたが会場は立ち見が出るほど盛り上がっていました。場内に設置されたスクリーンには長野の自然等の映像が写しだされそれをイメージした服を着た学生が軽快な音楽に合わせて場内を一周する形で行われました。学生の皆さんは堂々としていて様になっていました。下手な芸能人より輝いている女学生が多く男性もイケメンが多く登場してくるたびに釘付けになったり凄い‥と声をあげそうなくらいに個性的なファッションが登場しました。僕は建設関係の仕事をしているのでファッションとは無関係に生きていますがその鮮やかさや眩しさに圧倒されっぱなしでした。無関係の僕でさえこんなに感激したのだから親御さん達は自分の子供の晴舞台を見たり自分の子供がしっかり勉強していた事を知り大感激したと思いました。もしも僕が大会社を経営していればこのファッションショーのスポンサーになりケーブルテレビで放送して長野から発信した息吹きを多くの人に感じて欲しいと思いました。


2階ではファッションショーの着替えをしていたので1階の展示品しかみれませんでしたがアメリカ発祥のドールブランド「ブライス」をモデルに企画、製造、販売という一連のビジネス体験をするプロジェクトがありました。可愛い人形がたくさん並んでいて楽しかったです。


大町市の活性化に繋がるような商品を開発する事を目指し大町市在住の方とアヤメの染液や効能を活用した食や美容や生活雑貨のサンプル品の制作、飲食店のメニューやポスターの制作、長野の農業青年クラブのキャラクター名刺やロゴマークのデザイン、米袋のパッケージのデザイン等デザインビジネスの実践化や震災のあった栄村に対しての支援の取り組み等地域に密着した教育や実践などただ感激するばかりでした。


僕は東京にあるビジネス系の某専門学校の国際情報ビジネス科という学科を卒業しています。同じ学科には「スチュワーデス観光課」とか「ファッションビジネス科」などという学科もありました。全国から生徒が集まって来る中でさぞかし洗礼された授業を期待していましたが実際はIDカードで出席をとって大教室に生徒を詰め込んでマイクを使った授業をしていました。2〜3の選択科目を学ぶ事でファッションビジネスコースだのスチュワーデス観光課だのと名乗っているだけで入り口を広くしてお客さん(生徒)の入りを良くしているのだと気がついたのは入学してすぐの事でした。国際情報ビジネスと聞けば格好はいいですが商業英語を選択して高校時代に学んだ簿記を一から授業でやりワープロを授業でやっただけでお粗末なものでした。ヤル気のあった生徒は1学期の初めで来なくなり僕も浪人していた事もありこれ以上の遠回りが出来なかったので残りの学校生活をモラトリアム期間と割り切って過ごしました。ファッションビジネスとかを期待していた生徒は東京まで行ってさぞかしがっかりしたと思います。


僕は専門学校選びで大失敗しましたが本来の専門学校教育とはOKA学園さんが行っているように地域との密着や地域の特色を生かした教育や大学教育ではあまり行っていない企業とのコラボ等の事をいうのだと思いました。長野市内にも実践的な教育を行っている専門学校があった事を知り嬉しく思いました。学生の皆様や関係者の皆様2日間お疲れ様でした。OKA学園さんがもたらす地域への活性化を期待していますが学生の皆様も社会に出ても今の感性を失わずにいて欲しいと思いました。  


2012年02月21日 Posted by プラネマン at 05:58Comments(0)長野市周辺 ギャラリー

長野フィルハーモニー演奏12冬

昨日2月19日にホクト文化ホールで開催された長野フィルハーモニー管弦楽団さんのコンサートに行ってきました。毎年2月と9月に定期的にコンサートを行い楽しみにしています。前回の9月公演は土曜日で出勤で行かれなかったために1年ぶりの鑑賞ですが今回のコンサートでは2011年9月若手指揮者の登竜門として知られるブザンソン国際指揮者コンクールで優勝して一躍国際的注目を集め将来が期待される指揮者の垣内悠希氏が指揮を振ります。客演コンサートマスターとしてバイオリンの森下幸路氏も出演しました。森下幸路氏は4歳でバイオリンを始め8歳でアメリカニューオリンズフィルと共演するなど早くから才能を開花させていたバイオリストで一流の演奏家が加わり楽しみでした。


オープニングはバルトークの「ルーマニア民族舞曲」が演奏されました。1915年に作曲された6曲からなるピアノの小品組曲が2年後バルトーク自身によって管弦楽曲に編曲されたそうです。民族的な音楽の原型を保ちながら独特の和声を用いているそうです。


続いてハイドンの「交響曲第104番二長調ロンドン」が演奏されました。ハイドンは106曲の交響曲を残していますがモーツァルト41曲、ベートーベン9曲、ブラームス4曲を残したのに比べればハイドンは桁違いだと思います。ハイドンの晩年の作品だそうですが何代にも渡り語り継がれている作品は半端なものではないな‥と感じさせる素晴らしい曲でした。


休憩後リムスキー=コルサコフの交響曲「シェへラザード」が演奏されました。この曲はフィギュアスケートの浅田真央選手や安藤美姫選手キムヨナ選手も編曲した曲で演技したそうですがハープと森下幸路氏のバイオリンが絡み合う場面は神秘的な音色でした。演奏終了後場内に響きわたる拍手の渦がこの日の感動を物語っていました。ホクト文化ホールの大ホールの1階席は満員で長野フィルハーモニー管弦楽団さんは長野市に根付いているのがよく分かりました。団員の皆様素晴らしい演奏会をありがとうございました。次回の公演が楽しみです。  


2012年02月20日 Posted by プラネマン at 04:18Comments(0)コンサート

清泉女学院ロキシーコラボ上映会

昨日2月18日に長野ロキシーさんで清泉女学院大学がプロデュースするアニメーション上映会が開催され行ってきました。

清泉女学院大学人間学部現代コミュニケーションコースでは「今、映画館でみたいアニメーション」として長野ロキシーで上映会を行いました。プログラムAでは学生の視点で選んだ作品として「鉄コン筋クリート」の劇場版アニメーションを上映、プログラムBでは普段なかなか目にする機会の少ない海外短編アニメーション作品5本の上映がありました。


僕はプログラムBの海外短編アニメーションを見ました。オープニング作品はノルウェーの「パパ、ママをぶたないで」でした。暴力を振るう親を持つ6人の子供たちがノルウェー国王に助けを求めた実話に基づく作品です。父親の暴力に怯える子供の心理を独特の画像で描いていました。父親が暴れるのは自分に責任があるのではないか‥と悩む心理や父親が暴れた後の金魚の様子など心が痛む作品でした。上映時間は20分でしたが見た人にいろいろな事を考えさる作品だと思いました。


2作目は「サムシングレフト、サムシングテイクン」というアメリカの作品でした。まっくんとルウはサンフランシスコに行きますが知り合いが忙しく迎えに行かれないので代理を迎えに行かせると連絡がありました。代理の車に乗ってみたものの様子が変な事に気がつきました。アベックを殺害して逃走している連続殺人鬼「ゾディアック・キラー」を想像させる出来事が重なり生きた心地のしない二人を描いたホラーファンタジーでした。独特の画像とヒヤヒヤの連続が印象的なアニメーションでした。監督は日本人の桑原かほるさんです。桑原かほるさんの活躍を願っています。


3作目はうとうとしてしまい覚えていませんが4作目はデンマークの「キャプテン・オウサム」でした。キャプテン・オウサムは困っている人がいれば放っておけないスーパーマンのような正義の味方です。銀行強盗を捕まえたキャプテン・オウサムですが昼食のホットドッグがあたりお腹を壊してしまいます。早くトイレに行きたいのですが人が困っているのを見ると放っておけず生理現象を我慢しながら人助けをしていました。正義の味方は辛いな‥と思いながらお腹を抱えて笑ってしまいました。キャプテン・オウサムいい味を出していました。


最後はノルウェーの「ノルウェー最後のトロール」でした。かつてノルウェーには北欧の妖精トロールが住んでいました。主人公のトロールは甘美な記憶と共に眠りにつきましたが気がつくと仲間達はいなくなり自分が最後のトロールになっていました。街は都市化されトロールは橋の下に住みますが穏やかだったトロールも都市化にしたがい荒んできました。山羊の兄弟とトラブルになるというストーリーでした。近年熊や猪が人里近くまで出没したというニュースを聞きましたが独特の映像の中にも都市化による動植物との共存のあり方を考えさせられた秀作でした。


大学生や教育現場の大学が日本最古級の長野ロキシーさんで映画上映をした‥という事に意味があったと思います。劇場でイベントを行った事により通常の授業や学内でのイベントの枠を超えて地域に開かれたイベントになったと思います。娯楽の多様化や公開終了後すぐにDVD化して劇場離れが進む中で大学と劇場のコラボが進む事で学生が映画館を見直す機会になってくれれば嬉しく思います。今回の海外短編アニメーション特集も映画興業としては厳しいものがあったと思いますが大学とのコラボで通常の映画興業とは一味違う上映があり映画好きとしては嬉しかったです。清泉女学院さんも近年長野ロキシーさんで公開講座を行っていますが学生側から通常の映画興業で出来ないような斬新な企画を期待しています。地域に開かれた大学、地域に開かれた劇場、共に長野市を盛り上げて欲しいと思います。  


2012年02月19日 Posted by プラネマン at 09:58Comments(0)長野ロキシーさん上映映画

長野市立博物館若穂清水寺至宝展

長野市立博物館さんで公開中の「特別公開 若穂 清水寺の至宝」展に行ってきました。

長野市若穂にある清水寺(せいすいじ)さんは742年に行基が千手観音菩薩像を安置したのが始まりだと伝えられています。801年に坂上田村麻呂が戦勝祈願をして兜のまえたてを奉納し829年に坂上田村麻呂の願いで空海の弟が来たそうです。長野市にも由緒ある名刹があったとは驚きでした。

しかし1916年の保科地区の大火で清水寺の伽藍や仏像約200体は焼失しました。現存する鉄鍬形と両界曼茶羅図は貸し出しをしていたので難を逃れたそうです。今回の特別公開ではこれらの文化財を中心に展示されていました。


「金剛界曼茶羅」は縦104・4センチ×横85・6センチです。空海が日本に持ち帰った曼茶羅が「現図」(現在流布の図)と呼ばれる ほど最も広く転写されたそうですが若穂清水寺の曼茶羅も空海系の現図の図像によって描かれているそうです。鎌倉時代前期13世紀頃制作されたそうですが歴史の重みを感じたり神秘的な気分になりました。

「胎蔵界曼茶羅」も「金剛界曼茶羅」と同じ大きさです。諸尊の光背には金を細く切った装飾が施されていて当初は華やかだったそうです。1915年に重要文化財に指定されました。


展示品「鉄鍬形」の「鍬形」とは兜の全面につける金属の飾り物をいい若穂清水寺の技法から平安時代12世紀の作品だそうです。現存する鉄鍬形の中では最古の物とされ鍬形の源流に位置づけられているそうです。1914年に重要文化財に指定されました。


歴史のロマンや神秘さを体感しました。若穂清水寺さんは御本尊の千手観音菩薩像他に計7体の仏像が重要文化財に指定されているそうです。ボタンのお寺としても有名ですがぜひ行ってみたいと思いました。  


2012年02月18日 Posted by プラネマン at 10:32Comments(2)長野市立博物館の催し物

石川秀美 夏のフォトグラフ

http://m.youtube.com/results?gl=JP&client=mv-google&hl=ja&guid=ON&q=%E7%9F%B3%E5%B7%9D%E7%A7%80%E7%BE%8E%E3%80%80%E5%A4%8F&submit=%E6%A4%9C%E7%B4%A2


タレントの薬丸裕英さんの次男がサッカーのスペインリーグに入団が決ったと知りました。サッカーの本場スペインからスカウトを受けたとは素晴らしいですが薬丸さんは運動神経が良かった記憶がないので驚きました。三男もJリーグのユースチームに所属して有名サッカー選手の子息とトレーニングしているそうです。薬丸さんの次男にしろ三男にしろ親のコネが通用しない世界で活躍していてあっぱれだと思いますが薬丸さんもはなまるマーケットの司会を務め十数年たち年収は何千万もあり浮き沈みの激しい芸能界で生き残りあっぱれだと思いました。

親子ともども大活躍の薬丸さんファミリーですが躍進の理由は薬丸家の妻であり母である石川秀美さんの内助の功の結果ではないのか?とインターネットニュースで記事になっていました。

石川秀美さんは子育てに対して家政婦などに頼らずすべて自分の力でやっていたそうです。子育てと薬丸さんの親の介護が重なった時期もあったそうですが見事にこなした出来た嫁で常に母親が家の中にいる事で安心の気が漂い良いことが続いたのではないか‥とインターネットニュースで特集が組んでありました。芸能人の子息でも悪さをして親が謝罪する事をよく見かけますがその対極にある薬丸家の要である石川秀美さんは本当に素晴らしいと思いました。


僕は中高生時代には河合奈保子さんの大ファンでレコードを何枚も持っていたり雑誌の切り抜きを集めていましたが石川秀美さんはアイドル時代は河合奈保子さんの妹でデビューした記憶があります。石川秀美さんと同期のアイドルには個性的なアイドルが多かったですが河合奈保子さんの妹という事で石川秀美さんと同年代のアイドルの中では石川秀美さんが一番気に入っていました。


「ゆれて湘南」が印象深かったですが個人的には「夏のフォトグラフ」が好きでした。僕が高校2年生だった1984年に「夏のフォトグラフ」が発売されました。僕は当時夢がありその実現のために進学希望でした。今から思えば勉強しているふりでしたが偶然つけたラジオから「夏のフォトグラフ」が流れてきました。僕は同級生に気になる女の子がいましたが恋にうつつをぬかしていると希望大学に行かれないと大学進学を理由に背を背けていました。ラジオから流れていた「夏のフォトグラフ」を聞きながら大学に行けば僕が好きだった同級生よりももっと素敵な女性と知り合えるだろう‥と未知なる世界に思いを馳せていました。「夏のフォトグラフ」の歌詞にあるように心のページに焼きつける彼女を探すのは大学を受かってからだ‥と自分を鼓舞激励しました。

一発奮起して東京の予備校に行きましたが友達も出来ず授業について行かれず引きこもりになってしまい何ヵ月も人と話をしない日々を過ごしました。翌年はフリーターをしながらもう一度チャレンジしましたが日々の生活に流され大学進学の気持ちは無くなっていきました。久々に石川秀美さんの名前を聞き真っ先に夏のフォトグラフを思い出しユーチューブで聞いてみました。リアルタイムに聞いた曲を改めて聞くと当時の事が思い出され胸が熱くなりました。


♪夏のフォトグラフ、青い風の中で巡り会えたときめきはあなた‥という歌詞の部分がじーんときました。僕は彼女いない歴44年で歌詞のように心のページに焼きつける彼女の存在はなかったし青い風の中で巡り会えたときめきもなかったです。高2時代を思い出し大学に行くという夢は叶えられませんでしたが心のページに焼きつける彼女を探すという夢は今からでもまだ間に合いそうです。若い頃のように燃えるような情熱はないでしょうが‥


石川秀美さんの名前を聞き「夏のフォトグラフ」を聞きたくなりリアルタイムで聞いていた頃の夢を思い出し叶えられなかった心のページに焼きつける彼女を探してみたくなりました。婚活を志ましたがうまくいっていませんでした。しかし石川秀美さんの夏のフォトグラフを聞いて夢よもう一度と背中を押してもらったようです。石川秀美さんの28年前の歌が時空を超えて力を与えてくれました。石川秀美さんありがとうございました。石川秀美さんの息子さんや夫の裕英さんの益々の活躍を願っています。  


2012年02月17日 Posted by プラネマン at 06:20Comments(0)テレビ、芸能

アイスホッケー全日本選手権12

先週の日曜日2月12日NHK教育テレビで放送されたアイスホッケーの全日本選手権決勝日本製紙クレインズ対王子製紙イーグルスの試合を見ました。当日はいろいろと予定がありましたが滅多に見れないアイスホッケーの試合がテレビ中継するのでこちらを優先しました。


アイスホッケーの全日本選手権はサッカーの天皇杯のようにトップリーグと一般社会人、大学や高校の選ばれたチームが同じ土俵で試合をするアイスホッケー界のビックイベントです。アジアリーグの公式戦は4位とふるわない日本製紙ですが全日本選手権ではこの6年の間に4回優勝して短期決戦に強い日本製紙と公式戦1位で7年ぶりの優勝を目指す王子製紙の対戦でした。僕はアイスホッケーファンでありながら試合を見る機会がないので選手がほとんど分かりませんが王子製紙のキーパーが僕がアイスホッケーを見始めた時からいる榛名選手で親しみがもてました。


試合は1ピリオドは開始5分は王子製紙ペースで再三日本製紙ゴールを攻めていました。11分51秒王子山下選手が退場、12分51秒日本製紙モジエンコ選手が退場で4人対4人になりました。13分51秒では王子製紙がパワープレーになり王子製紙が有利な時間になりました。17分31秒日本製紙小原選手、王子製紙ハリントン選手が同時に退場になりました。残り1分30秒日本製紙が相手のゴールのバーに当たる強烈なシュートを打ちましたがこの回は0対0で終了しました。王子製紙がスピードを生かした攻めと日本製紙が後半ターンオーバーから数回チャンスがありました。


2ピリオド開始37秒王子製紙川島選手が退場、57秒日本製紙がゴールを決めましたがノーゴールとなり惜しいチャンスを逃しました。1分46秒には日本製紙が人的有利を生かしチャンスをつかみますが王子キーパーが踏ん張りました。

4分54秒王子製紙斎藤選手がブルーライン手前から打ったシュートが決まり王子製紙が先制しました。7分31秒王子製紙斎藤選手ハイステックで退場、12分40秒頃日本製紙カウンターからシュートを打つなど日本製紙の時間が続いていました。15分過ぎ日本製紙がチャンスをつかみますが王子製紙キーパーファインセーブ、16分頃王子製紙がボードからはね返ったパックをシュートするアイスホッケーらしい技を見せましたがキーパーがセーブ、18分過ぎ日本製紙ゴールを決めましたがキーパーへの妨害があったためノーゴールでこの回王子製紙が1対0とリードして終了しました。日本製紙が2回のノーゴールがあり王子製紙ペースでいくのかな?と思わせた第3ピリオドでしたが‥


3ピリオド開始早々39秒西脇選手からのパスをモジエンコ選手が合わせ日本製紙が同点に追いつきました。さらに51秒ヘリモリック選手がキーパーの肩口から決め日本製紙が2対1と逆転します。3分20秒には日本製紙久保選手がゴール裏から回り込むアイスホッケーオリジナルの技ありゴールを決め3対1とだめ押し弾を決めました。残り2分から王子が6人攻撃で勝負をかけますが日本製紙が踏ん張り日本製紙が3対1と勝ち優勝しました。日本製紙が3ピリオド開始早々速攻を決め勝ちました。日本製紙はこの7年間で全日本選手権5回優勝と短期決戦では圧倒的強さを見せています。リーグ戦では不調な日本製紙ですがこの勝利を機会に盛り返しそうな予感がしました。シーズン大詰め日本チームがアジアの頂を制する事を願っています。今年の秋からはオリンピックのアイスホッケーの予選が始まります。お隣韓国もオリンピック誘致が成功して国家をあげてアイスホッケーに力を入れてくると思いますが日本も選手関係者ファン一丸となり頑張って欲しいと思いました。  


2012年02月16日 Posted by プラネマン at 05:50Comments(0)アイスホッケー

長野美術専門学校卒業制作展12

ホクト文化ホールギャラリーで開催されている長野美術専門学校卒業修了製作展に行ってきました。


ホクト文化ホールにコンサートに行った帰りにギャラリーの入り口に学生がたくさんいて催し物をやっていたので寄ってみました。油絵とか彫刻がたくさん展示しているイメージがあり正直あまり期待していませんでしたが展示してある作品は僕のイメージを見事に覆えしカルチャーショックでした。


卒業製作にあたりビジュアルデザイン科は4つのゼミに別れより深い専門性や表現を追求して取り組んだそうですが「ビジュアル表現ゼミ」7作品、「ビジュアルデザインゼミ」7作品、「造形デザインゼミ」3作品、「映像デザインゼミ」3作品、アートコミュニケーション科3作品、研究科3作品の展示がされていました。


入場するまでは絵を書くのが好きな人や彫刻が好きな人が美術館や画廊のように展示してあるイメージでしたがもっと映像ビジネスに応用出来たり時代のニーズに沿った内容の作品が展示してありました。携帯でブログを書いているアナログ人間の僕では的確に表現出来ない世界でした。当初ざっと見て駆け足で帰るつもりでしたが学生の自主製作フィルムがあったりパンフレットと作品を照らし合わせていると2時間以上いて終了の時間までいました。

やはり映像関係は見ている時間が長いので印象に残りやすいですが「カウヒーメーカー」は学校賞を受賞するインパクトがありました。主人公宮沢君と彼女の味のあるキャラクターや宮沢君と彼女のすれ違いや宮沢君がバイト先の店長の説教など印象に残っています。

同居人も良かったです。主人公がだらしなく同居人のキャンプと呼ばれた男に怒られていたのはまるで自分の事を言われているようで赤面ものでした。社会に馴染めない主人公とキャンプがそれぞれの道を歩んで行ったのをみると人間対人間の付き合いで人は研かれていくんだな‥と感じました。

優秀賞の「塊」もインパクトがありました。僕は素人なのでどうしてもインパクトがある作品が印象に残ってしまいますがそれぞれの作品から熱意が伝わってきました。イチゴとメロンのどちらが好き?と質問されるみたいなものでイチゴとメロンに優劣はなく個人の好み‥というような感じで素晴らしい作品がたくさんありました。


僕は東京にあるビジネス系の専門学校を卒業しました。授業は大教室でマイクを使いIDカードで出席をとり高校時代に学んだ簿記を又一から授業でやりました。結局東京に行った手段でした。それならフリーターで東京に行けばいい話で無駄な専門学校生活でしたが長野美術専門学校さんはそれの対極にあり長野市でもしっかりしたカリキュラムで学べる学校があったのは個人的に驚きました。


長野美術専門学校さんの展示会ですが今日〜明日、15日〜16日まで開催されています。いろいろな感動や驚きがあると思いますが私生活では中々体験出来ないアートを体感して欲しいと思います。  


2012年02月15日 Posted by プラネマン at 03:11Comments(0)長野市周辺 ギャラリー

信大教育学部音楽科卒業演奏12

先週の土曜日2月11日にホクト文化ホールで開催された信州大学教育学部卒業記念演奏会に行ってきました。

毎年12月に信州大学教育学部音楽専攻の学生のコンサートが開催されていますがいろいろなジャンルの音楽が聞けて楽しみにしています。卒業記念演奏会は今回初めてですが4年生の極まった音楽を聞くのを楽しみにしていました。16人の4年生が出演して17演奏行われました。


オープニングはソプラノ独唱で小山実央さんが童謡作家まどみちおさんのつららとドボルザークの歌劇ルサルカより「白い月よ」が独唱されました。オープニングを飾るに相応しい歌声でこれから登場する学生に対する期待がさらに強まりました。続いて金沢詩乃さんのマリンバ2曲が演奏されました。1曲目の「MELODIE」は優しい感じが2曲目のマリンバとピアノのための小品は激しいパートがあり対照的でしたが2曲目は金沢詩乃さんの作曲で凄いと思いました。中々聞く機会のないマリンバをもっと聞きたかったです。


続いてソプラノの大畠彩さんの独唱「4月が戻ってくる」と「私はおとなしい下僕」が独唱されました。一曲目は4月とともに愛しい人がやってくるのを待ちわびる歌で2曲目はオペラアドリアー奈、ルクブルールの第一幕で歌われるそうですが素晴らしい歌声でした。4人目は山崎奈緒さんのピアノ独奏でドビュッシーの水の反映が演奏されました。水の映像が使われていて水の緩やかな流れや大地の恵みが曲に対する印象を良くしていました。普通の演奏より印象に残りやすかったと思いました。


5人目はソプラノの久保朝夏さんでした。イタリア古典歌曲の「いとしい女よ」と2曲目はプッチーニの歌劇ジャンニスキッキより「お父様お願い」が歌われました。一曲目は愛しい人を思う歌で2曲目が父親に結婚の許しを願う歌です。いつの時代でも恋がありそれが芸術に昇華しているんだな‥と思わせる作品でした。6人目は梅津千秋さんのオリジナル曲HATENIWAが演奏されました。作曲にパソコンを利用していてピアノのパソコンの音の調和が素晴らしかったです。僕は趣味で作詞しているので梅津千秋さんに作曲してもらったら詞のダメな部分をカバーしてもらえるな‥と思いながら聞いていました。

7人目はソプラノの橋爪優美さんの「竹とんぼに」と歌劇ボエームより「私が町を歩くと」が歌われました。1曲目は竹とんぼに愛しい人を重ねた歌で2曲目は若きボヘミアン達のパリでの日々を描いた歌で素晴らしい歌声でした。8人目は坪川怜加さんの器楽アンサンブル組曲「 」でした。ピアノとカホンの演奏でしたが初めて聞くカホンとピアノの共演に圧倒されっぱなしでした。


9人目はソプラノの楯沙織さんのオペラセルセより「オンブラ、マイ、フ」とまどみちおさんの「おんがく」が歌われました。一曲目はラルゴという曲で有名だそうです。2曲目は混声4部合唱曲として親しまれているそうです。素晴らしい歌声でした。
10人目は村林実紀さんのピアノ独奏リストの「2つの伝説」より第2番が演奏されました。リスト52歳の作品でリストが失意の中にいた頃自らを奮いたたせる意味をこめて作曲したそうです。エネルギッシュな曲だと思いました。


11人目は下平裕和さん作曲のSHAM SEQUENCEが演奏されました。ドラムとベース主体のリズムカルな曲で素晴らしかったです。作曲の世界も常に新しいものが取り入れられて進歩しているんだな‥と感じさせてくれました。12人目はソプラノの佐藤美希さんが歌劇セリビアの理髪師より「今の歌声は」を歌いました。監視されて暮らすロジーナが窓の外から聞こえてきた歌に心打たれますがロジーナの心の高鳴りを歌った歌を見事に歌いあげていました。

13人目は窪田都惠さんのピアノ独奏ショパンの舟歌を演奏しました。ショパン晩年の曲で病気や愛人関係で悩んでいた頃の作品だそうです。辛い思いがある分良い作品が出来るのかな?と感じました。14人目は浅井美咲さんがサン=サーンスのオーボエソナタ作品166とレオンカヴァッロの朝の歌を歌いました。1曲目がピアノとオーボエで2曲目はソプラノで歌いましたが歌唱力に演奏に素晴らしい才能だと思いました。

15人目はソプラノの池田恵理華さんが歌劇リタより「この清潔で可愛らしい宿よ」を歌いました。リタは宿屋の女将でダンナは尻に敷かれているそうですがリタが幸せな結婚をしたいなら賢い夫よりお馬鹿さんの方がうまくいく!と上機嫌に歌った作品だそうです。素晴らしい歌声で歌いあげていました。16人目に柳沢英臣さんがピアノでリスト「愛の夢第3番」とドビュッシー「喜びの島」を演奏しました。リストの曲は歌曲からピアノにアレンジしたそうですが「おお、愛しうる限り愛せ」という題名を持っているそうです。奥が深い歌詞だと思いました。

ラストにこの日出演した全員で「未来へ」という歌を歌いました。スクリーンには学生時代の皆さんのスナップ写真が写しだされましたが皆さん楽しそうに輝いていました。僕は若い頃格闘技をしたり全国41都府県旅をしてそれなりには楽しかったですが社会に出て協調性がなかったりコミュニケーション能力が劣り苦労しています。淋しい事に独身ですがもしも子供がいたら協調性を身につけたりコミュニケーション能力を学べるように楽器を習わせたいとスクリーンを見て思いました。


学生の皆様素晴らしいコンサートありがとうございました。いろいろな分野の音楽を聞けいろいろな感動がありました。1人1人の学生の演奏をもっと聞いてみたかったです。皆様は4月からそれぞれ新しい世界に進みますが学生時代の思い出を心の支えに頑張って欲しいと思います。  


2012年02月14日 Posted by プラネマン at 05:31Comments(2)コンサート

不良女子高生がフルートを奏で‥

長野ロキシーさんで公開中の「カルテット」を見てきました。

千葉県浦安市に住む永江家は300人のオーディションを勝ち抜いた映画初主演の新人高杉真宙さん演じるバイオリンの才能を持つ少年開、細川茂樹さん演じる父親、鶴田真由さん演じる母親、剛力彩芽さん演じる姉美咲の四人家族です。

音大で知り合った両親は美咲を妊娠した時学生結婚をして音楽の道を諦めましたが姉の美咲にはフルートを弟の開にはバイオリンを習わせて自分の叶えられなかった夢を託しました。父親は自宅にバッハの部屋と名付けた音楽室を作り子供が小さかった頃には祖母の誕生日に家族で演奏会をする音楽一家でした。


時は流れ永江家は父親は会社をリストラされ求職中で家事をしていて実質専業主夫で母親がパートに出て家計を支えています。姉美咲は父親に反抗して才能ある弟にコンプレックスを持ちフルートを辞めて不良仲間と付き合い警察に呼ばれる事もあり一家はバラバラな状態でした。


ある日専業主夫の父親が久しぶりにバッハの部屋に入り埃を被ったピアノを弾いているのを開が見つけました。開はそこにあった祖母の誕生日の家族演奏会の写真を見つけもう一度あの頃のように家族が1つになりたいと思いました。


開は家族でもう一度演奏会を‥と両親に話ますが母親に自分はパートに出て忙しく楽器を弾いている場合ではなく父親も無職で楽器を呑気に弾いている場合ではない‥と一喝されました。しかし開の熱心な願いに母親は折れて祖母の誕生日に一度限定で美咲を抜かした3人で演奏する事になりました。


祖母はせっかくだからと自分が出入りする老人ホームで永江家の演奏会を開きましたが祖父母と親交があった音楽好きのレストランのオーナーが開の才能を認めて自分のレストランでお客さんの前で演奏しないか?と話を持ちかけてきました。母親は開に正当な音楽の道を歩んで欲しいので大反対でしたが父親と開は話だけ聞きにレストランに行きました。


そこでオーナーから開と父親で演奏してみないか?と言われ実際にやってみると好評になりました。その頃美咲は不良仲間の先輩から美咲がフルートを演奏するのが見たい‥不良女子高生がフルートデビューすると話題になると言われ不良仲間と開と父親の演奏会を見に行って自分ももう一度フルートを演奏したいと思いました。美咲は天性の人を引きつけるパフォーマンスを持っていて永江家の演奏は好評になりますが両親の音大時代の仲間が永江家の演奏会を見ていて開を有名指揮者のオーケストラにスカウトしました。


開は内心嬉しかったですが本格的なオーケストラでは中途半端な気持ちでは通用しないのが分かっているので姉思いの開はせっかく美咲がやる気になって家族がまとまってきたのに自分が抜ける事で姉が元に戻るのではないか‥と心配してオーケストラに行く事を悩みますが‥


映画を彩る数々のクラシックの名曲や世界的指揮者秋山和慶氏や中学三年生で日本音楽コンクールバイオリン部門1位になった山根一仁氏がチャイコフスキーのバイオリン協奏曲を演奏して素晴らしい出来になっていました。


夫が妻にサン=サースンの白鳥を編曲してプレゼントします。音楽の道を諦めてそのままになっていましたが自分の子供達と白鳥を演奏する事が出来て思わぬ形で願いが実現したのが素晴らしいと思いました。夢とか願いは忘れた頃に思わぬ形で叶う事があるんだな‥と思いました。

開のバイオリンの先生と開の母親がお茶をしていて母親が先生に「先生は音楽で生活していて自分の夢を叶えて羨ましい」と言う場面がありましたがバイオリンの先生は「お母さんも音楽の元家族が1つになれて羨ましい」と言っていました。お互いに相手の事は良く見えるんだな‥と思いましたが開の両親の音大時代の友人が音楽のプロとして生きながらも自分の思っていた音楽が出来ずに永江家の活動が羨ましいと言っていました。その道のプロになれるのが一番いいのでしょうがプロになれなくても自分の今いる環境の中で頑張っていればいい事があるんだな‥と感じさせてくれた映画でした。


この映画のロケ地は千葉県浦安市ですが市政30周年の記念に市民が一丸となって制作しようとしたのがこの映画でしたが去年の東日本大震災で浦安市も多大な被害をうけたそうです。一時は制作も危ぶまれましたが復興を願う気持ちが映画に吹き込まれ素晴らしい出来になっています。多くの人々がカルテットを見て家族のあり方を考えたりクラシックの名曲に癒されクラシックを見直す機会になってくれれば嬉しいと思います。
千葉県浦安市から発信された復興の息吹きを劇場の大スクリーンで感じて欲しいと思いました。  


2012年02月13日 Posted by プラネマン at 06:21Comments(0)音楽がメインの映画

イブの日に韓流サプライズが‥

長野ロキシーさんで公開中の「クロサワ映画2011」〜笑いに出来ない恋がある〜を見てきました。


黒沢かずこさん演じる主人公クロサワは彼氏いない歴32年の女芸人です。恋もクリスマスも無縁なクロサワは12月23日のクリスマスイブのイブも女芸人仲間と飲んでいましたが1人で帰ると空しいクロサワと先輩大久保はさらに居酒屋に行きました。そこにいたカップルがクロサワ達を無断で撮影した事をきっかけにトラブルになりますが偶然そこにいた韓国人の男性二人が助けてくれました。

お礼にクロサワ達は韓国人男性を飲みに誘いました。韓国人男性はかつて日本に住んでいて日本語がペラペラのパク、ソンドルと来日したばかりで日本語が話せないぺ、ウンソンだと名乗りました。先輩大久保はぺ、ウンソンを口説くといいクロサワはパク、ソンドルと1対1で話をしましたが盛り上がってきました。いい雰囲気になったクロサワとパクですが大久保が具合が悪くなりせっかくのムードがぶち壊しになりました。

翌日仕事でソウルに行ったクロサワはエステの収録をしますが担当したのがパクで思わぬ再会をしました。パクは先日の日本で良くしてくれたお礼だといい収録の合間の時間にクロサワを誘い花火の点いたクリスマスケーキのサプライズで歓迎しました。


大感激したクロサワでしたが楽しい時間は短く仕事に戻る事になりました。パクはタクシーを捕まえてくれ撮影場所まで行くようにタクシーの運転手に指示しました。連絡先を聞きそびれたクロサワは中途半端なら会わない方が良かった‥と嘆きますがタクシーの運転手からパクから手帳を預かっている‥と言われメルアド入りの手帳を渡されました。彼氏いない歴32年のクロサワの思いもよらないイブの日のサプライズでした。


クロサワは日本に着くと空港でパクが待っていました。パクは日本にしばらく滞在するそうですがクロサワはパクと夜景を見に行ったりデートを楽しみました。しかし大晦日〜元旦にかけては仕事が入っていました。仕事が終わったら富士山の綺麗な場所に案内したい‥と誘うクロサワでしたが‥

主演の黒沢かずこさんを中心に4人の女芸人達のちょっぴり甘くてかなり切ない4人の恋物語を描いています。笑いをとるほど恋は逃げていく‥誕生日もクリスマスも正月もない‥それでも恋はしたいし幸せになりたい‥立場が全く違いますが彼女いない歴44年でこの前のクリスマスに結婚相談所に行ってその料金の高さに挫折した僕は空しいクリスマスを過ごしていたので女芸人達の恋物語は他人事とは思えずに見入ってしまいました。


劇中主人公のクロサワは「すいません」が口癖のようになっていますが僕もそんなところがありクロサワには親しみがもてました。初めてクロサワ映画と聞いた時黒沢監督の関係する映画かと思いましたが幸せになりたい‥というみんなが持つ共通な思いを女芸人達を通じて描いている映画でコピーにあるように「今、恋してるあなたへ。これから恋する君へ」の励ましやメッセージのようにとれました。


劇中最後の方で4人の女芸人達が討論する場面がありました。その中で女芸人としてしか生きていけないと自分を枠に当てはめているが本当は幸せに裏切られるのが怖いんだ‥と言ったセリフが印象的でした。クロサワの彼氏いない歴32年を懲役に例え32年間臭い飯を食ってきたがパクとの出会いでシャバに出れたようだ‥というセリフも印象に残っています。


僕は彼氏いない歴44年、収入が少ないから‥年をとっているから‥心の中では幸せになりたいと思いつつもそんな思いに背中を向けてきましたが劇中のセリフのように幸せに裏切られるのが怖かったんだな‥と自分の事を言われているようでした。現実的には劇中の女芸人達の恋愛のように一筋縄には行かないと思いますが女芸人達のように自分の失敗を笑いに出来るように強く生きて行きたいな‥と元気をもらった映画でした。


劇中クロサワは彼氏いない歴32年という設定ですが僕は彼女いない歴44年なので現実が映画を超えていますがクロサワのセリフにあるように44年間の懲役を終わらせ臭い飯から卒業したいものだ‥と思いました。


劇中の前半に韓流サプライズが登場してきましたが僕も韓流サプライズを見習ってオリジナルな事を考えていました。未来の彼女の誕生日が2月12日なら毎月12日をマンスリーバースデーにして食事に行ってみたいとか初めてデートした日が1月1日なら甘い日が続くように毎月1日にケーキやプリンを食べたいな‥とか缶ジュースを1日1本我慢して100円ずつ貯金して100日目毎に1万円ぶんの贅沢をしたいな‥とか考えながら帰りました。

個人的には元気をもらった映画でした。クロサワ映画2011は世間的には有名ではないと思い一緒に見ていた観客も某シネコンさんで上映されるような作品と比べれば少ないとは思いますが個人的には見に行って良かったと思う作品でした  


2012年02月12日 Posted by プラネマン at 10:11Comments(0)長野ロキシーさん上映映画

三浦友和長野ロキシー5作品出演

長野市の中心市街地にある権堂アーケード街に長野ロキシーという映画館があります。現存する映画館の中では日本最古級になります。松竹系を中心に百年近くの歴史があり全国的に街中の映画館が消えて行く中で頑張っています。


僕は長野ロキシーさんに行くようになってからまだ数年ですが比較的多く長野ロキシーさんのスクリーンに登場した俳優を長野市の映画文化の歴史を支えたという事でブログアップしたいと思います。


去年の暮れから長野ロキシーさんでレールウェイという映画が公開され主演の三浦友和さんが日本アカデミー賞の主演優秀男優賞に選ばれました。劇中頑固一徹の電車の運転手役だった三浦友和さんが退職の日に物思いに浸る場面は凄い存在感を出していました。若い頃の三浦友和さんは奥さんの知名度の方が強かった印象がありますが今では熟年の円熟の演技が光っているな‥とレールウェイを見て思いました。僕も退職の日レールウェイを見てみたいと思いました。


死にゆく妻との旅路は借金苦で癌に蝕まれていた妻との逃避行をした主人公を見事に演じていました。劇中三浦友和さんと石田ゆり子さんの左手の薬指の指輪が重なる場面が羨ましかったです。一生に一度はあんなに愛し合いたいものだ‥と余韻の残る演技を三浦友和さんは演じていました。


昭和40年代の政治の運動を描いたマイ、バックページにも出番は少なかったですが三浦友和さんは出演していました。新聞社の幹部として出演した三浦友和さんは殺人犯人をかばう主人公の新聞記者を一喝して少ない出番ながら強い存在感を出していました。


大林宣彦監督の22才の別れにも三浦友和さんは出演していました。三浦友和さんは劇中主人公の会社での先輩でありながら出世競争で敗れてしまいます。早くに子供が生まれましたが子供が引きこもりになってしまい子供が心配でお金を残してやりたいために休みの日はガードマンのアルバイトをしている役でした。父親の苦悩を短い出演時間でありながら見事に演じていました。


リアルタイムでは見ていませんがNAGANO映画祭で大林宣彦監督特集が上映され三浦友和さんが主人公を演じた「なごり雪」を長野ロキシーさんのスクリーンで見ました。三浦友和さんは劇中50才の時に奥さんと別れますがその頃幼なじみの女性が危篤になり故郷の大分県に帰り今までの人生を振り返るというストーリーでした。僕も50才になった時なごり雪をもう一度見て映画の舞台に行ってみたいと思いました。


番外編ですが1986年に公開された「彼のオートバイ、彼女の島」にも三浦友和さんが出演していました。劇中三浦友和さんは渡辺典子さんのお兄さん役を演じていました。主人公の竹内力さんが渡辺典子さんを振った時三浦友和さんが竹内力さんに決闘を申し込みました。決闘後二人はバイクを通じて意気投合して行きました。僕はこの映画を見たのはずっと後でしたが青春時代の初々しさとかノスタルジックさが良かった映画でした。


木曽駒ヶ岳に高等小学校の生徒が集団登山をした時の気象遭難を描いた聖職の碑という作品にも三浦友和さんが出演していました。劇中三浦友和さんは教師役で出演しました。遭難した児童を助け励ましながら日の出を見た時は子供心に感動したのを覚えています。


三浦友和さん長野ロキシーさん5作品出演していただき長野市の映画の歴史に足跡を残していただきありがとうございました。三浦友和さんのご健康とご活躍を願っています。  


2012年02月11日 Posted by プラネマン at 12:53Comments(2)テレビ、芸能

信州新世代アーティスト展11

2月5日で公開は終わってしまいましたがホクト文化ホールのギャラリーで公開されていた「信州新世代のアーティスト展2011 NEXT」に行ってきました。

長野県では2010年度より若手芸術家支援事業として長野県ゆかりでプロまたはプロの芸術家をめざす30代までの若手芸術家を対象に活動情報を県ホームページから発信したり県立文化施設での発表の場を提供する事業を開始しました。その事業の一環として「NEXT信州新世代のアーティスト展」と題して展覧会が開催されました。


県内の各文化施設から推薦された5人の芸術家の作品が展示されましたが皆さん作品のバックボーンには信州の自然や風土が影響を与えていると思うと親しみがもてます。


陶芸の本間友幸さんの作品が20点展示されていました。本間友幸さんは韓国世界陶磁器国際公募展など国内外の公募展に多数入選入賞していますが素人目にも色彩の鮮やかさが印象的でした。

工芸の中嶋明希さんはステンレスによる昆虫彫刻や白く塗った銅板から線を打ち出して植物の輪郭の中に動物を描くTHE GAREN SERIESなど18点展示されていました。ステンレスで出来た動物が本当に動きだしそうなリアリティーや斬新さが印象的でした。


版画の中村眞美子さんは版画を始めた年は美術専門学校卒業後と遅めでしたがドライポイントの線表現に定評があるそうで国内の展覧会で入選入賞しています。夜明けなど10作品展示されていました。中々見る事がない版画の素晴らしさを表現していました。


メディアアートの金箱淳一さんはコンピューターの存在を感じさせないインターフェースの制作を目標に活躍しているそうです。デジタルデザインの優秀賞受賞など各種展示会入賞していますが楽器インターフェースなど2作品出典していました。


アニメーションの新海誠さんのアニメ作品上映会があったそうで知らずに来場して惜しい事をしました。アニメの原画もあり猫が魚を食べている原画は可愛かったです。映画監督や映像作家などいろいろな分野で活躍しているそうですが新作に期待しています。


ホクト文化ホールでの展示は終了しましたが2月10日より伊那文化会館で展示会があるそうです。出典した5人の芸術家の皆様素晴らしい作品をありがとうございました。皆様のこれからの活躍を願っています。  


2012年02月10日 Posted by プラネマン at 06:19Comments(0)長野市周辺 ギャラリー