都市対抗浜松対門真タイブレーク

昨日10月24日途中からですが都市対抗野球放送を見ることが出来ました。ヤマハ対パナソニックの浜松市対門真市の対戦でした。パナソニックの地元大阪ドーム開催であり平日ながら2万3千人の観客が集まり盛り上がっていました。

7回裏からの観戦でした。ヤマハ先攻で1対1の同点、ヤマハはピッチャーナテル投手、パナソニックは田中篤投手でした。


8回表ヤマハは先頭バッターがヒットで出塁バントで送り1死2塁とします。4番佐藤選手内野ゴロで進塁2死3塁としますが次のバッターが内野ゴロに倒れチャンスを生かせません。8回裏パナソニックは3者凡退でナテル投手は好調です。

9回表ヤマハ四球とバントで1死2塁、パナソニック田中篤投手は2者凡退に抑え踏ん張りました。9回裏パナソニックは1死より四球、代打松元選手は詰まった当たりでしたが抜けそうなタイミングをセカンドがナイスキャッチをして2死1塁となりました。好投していたナテル投手ですが四球をだして2死1、2塁となりサヨナラのチャンスにヤマハはナテル投手から渡邊投手に交代します。渡邊投手は四球をだして満塁としますが代打後界選手を三振に抑えパナソニックはサヨナラ勝ちのチャンスを生かせませんでした。


10回表ヤマハは3者凡退、10回裏ヤマハは渡邊投手に代わり東邦ガスから補強した水田投手を投入します。パナソニックは1死よりヒットとバントで2死2塁とサヨナラ勝ちのチャンスを作りますが水田投手は踏ん張りました。


11回表ヤマハはピッチャー強襲のヒットからバントで1死2塁としますが2者凡退でパナソニック田中篤投手が踏ん張りました。11回裏はパナソニックは3者凡退で終わりました。


12回より1死満塁から始まるタイブレークに突入しました。12回表ヤマハは長谷川選手がセンターに走者一掃の3点タイムリー2ベースを打ちヤマハが4対1とします。次のバッターは内野安打で1死1、2塁、柳選手がレフトオーバーの2点タイムリー2ベースを打ちヤマハは6対1とします。パナソニックは田中篤投手から四丹投手に交代します。四丹投手いきなり四球で1死1、3塁石野選手が犠牲フライでヤマハは7対1と6点リードして攻撃が終了しました。


12回裏パナソニックは丸木投手が犠牲フライで7対2とします。続くバッターは四球で2死満塁としますが内野フライに倒れヤマハが7対2と接戦を制しました。


パナソニックが9回裏10回裏とサヨナラ勝ちのチャンスを生かせなかったのが勝負の別れ目だったと思いますが個人的にはタイブレークになった時パナソニックは田中篤投手を引っ張りすぎたと思います。田中篤投手は7回より登板したので12回まで5イニングになるロングリリーフになり球威が落ちてくると思いました。12回表先頭バッターに打たれた時点で交代すべきではなかったかと思いました。


解説者が言っていましたがヤマハは大量リードがあったため前進守備をする必要もなくもしも12回裏パナソニックの攻撃で丸木投手の犠牲フライが得点差に開きがなく前進守備だったら抜けていて勝負が分からなかったと言っていました。タイブレークは先攻が有利に働く場合があると言っていましたがまさしくこの試合がそうで逆にいえばパナソニックの早めの継投があり失点が最小限なら勝負の流れが変わっていた可能性があり悔やまれました。


ヤマハのナテル投手が9回途中まで3安打1失点とゲームを作ったのが大きかったと思いましたが22歳まだ伸び盛りのブラジル人投手の今後が楽しみです。パナソニックのリリーフの四丹投手は189センチの長身からMAX147で140キロ代半ばのストレートに威力がありました。今後が楽しみです。


パナソニックは2008年に社名を変更後まだ勝ち星はないそうですが今後の活躍を期待しています。得点差以上に競ったゲームで試合終了が10時前でした。社会人野球の魅力を満喫できた好勝負でした。
  


2011年10月25日 Posted by プラネマン at 05:30Comments(0)社会人野球