これを愛と呼べるのか‥

長野ロキシーさんで公開中のスペイン映画「私が生きる肌」を見てきました。
天才的形成外科のロベルの妻は事故により大火傷をしましたが命は奇跡的にとりとめました。しかし自分の姿を見て悲観して自殺しました。ロベルは6年前に娘が自殺した事もあり妻を救えるはずだった人口皮膚の研究に没頭するようになりました。不幸が重なった時ロベルは良心の呵責を失っていきある人物を実験台にして亡き妻そっくりの美女を創りあげていきました。ある日ロベルとは腹違いの兄弟が訪ねてきました。ロベルと彼はお互いが兄弟とは知りませんがロベルとは正反対の悪でした。腹違いの兄弟はロベルの亡き妻そっくりの美女を見て良くない事を考えはじめ‥


一言で言えば凄い映画を見た‥とも言えるし後味が悪くコピーにも書いてあったように誰も見たことのない究極の問題作だと言えると思います。劇中美女が監禁されている所から物語が始まって行きストーリーが進むに連れて監禁されている美女の事が分かってきます。運命に弄ばれるようなヒロインに胸が痛くなりました。ヒロインがキスをするシーンがありそこからラストシーンに繋がる場面は印象的でした。

母親マリリア役の女優の鬼のような形相や存在感の強さが印象的でしたが官能と戦慄の中に映像美があり見応えのある作品でした。  


2012年08月15日 Posted by プラネマン at 10:39Comments(0)長野ロキシーさん上映映画