アイススレッジホッケー 2013 世界選手権 日本準優勝

昨日3月16日に長野市ビックハットで開催されたパラリンピックの正式種目アイススレッジホッケーの世界選手権Bグループの決勝戦日本対ドイツを見に行ってきました。

日本はここまでポーランドに11対0、イギリスに3対1、エストニアに4対1で勝ってきました。対するドイツはエストニアに7対2、スロバキアに7対0、イギリスに4対0と勝ってきました。

日本、ドイツ共にソチパラリンピックの最終予選には進出が決定していますが最終予選で対戦する可能性もあるのでしっかり勝って苦手意識を与える事を期待しての観戦でした。


第1ピリオド4分12秒日本に退場者が出ました。キルプレーは凌いだもののドイツが優勢に試合を進め日本はチャンスがあってもカウンターを食らい厳しい展開でした。日本のキーパーが再三ファインセーブを出してドイツの猛攻に耐えていました。この回シュート数は日本1、ドイツ8で数字が示すように劣勢でした。

第2ピリオド日本には再三チャンスがありましたが生かせないうちに8分00秒ドイツに先制を許しました。12分28秒日本に退場者がでた直後の12分42秒日本が失点して2点ビハインドになりました。第1ピリオドより形にはなってきましたがゴールが遠く感じました。シュート数は日本2、ドイツ7でした。


第3ピリオド2分48秒日本の須藤選手がゴールを決めて反撃の狼煙をあげましたが12分34秒日本に退場者がでました。その直後12分39秒日本は痛恨の失点があり1対3になりました。

しかし日本は13分26秒三沢選手がゴールを決めて1点差に迫りました。日本は6人攻撃を仕掛けたいのですが自陣での展開が多くタイミングが計れずにいました。残り15秒日本タイムアウト、最後に勝負をかけた一撃を食らわして欲しかったですが時間が空しく過ぎて試合は終了、日本は2対3で敗れ準優勝に終わりました。


1点を争う好ゲームでしたが日本は3失点のうち2点はキルプレーでの失点でした。キルプレーでの対応を修正して欲しいと思います。日本選手の皆様お疲れ様でした。今年秋のソチパラリンピックの最終予選までには立て直しを期待しています。遠方より参加された選手の皆様もお疲れ様でした。皆様のますますの活躍を願っています。  


2013年03月17日 Posted by プラネマン at 22:39Comments(0)ウインタースポーツ

第25回 長野県芸術文化総合フェスティバル バレエ

昨日3月16日にホクト文化ホールで開催された長野県芸術文化総合フェスティバルのバレエ部門を見に行ってきました。

平成元年2月に美術、音楽、邦楽・芸能、舞踊などの団体の成果の発表や交流の場として始まった長野県芸術文化総合フェスティバルは今回で25回目になり長野市、松本市、伊那市の長野県内3つの県立文化会館で開催されるようになりました。

昨日3月16日はバレエ部門の白鳥バレエ学園さんの公演がありました。


第1部はバレエコンサートとして「3才〜7才児によるおもちゃのチャチャチャ」の発表がありました。みんな可愛くてほのぼのしていて良かったです。

続いて「第16回NBA全国バレエコンクール入選、入賞者によるヴァリエーションの花束」の発表がありました。15名のバレリーナが踊りましたが入賞するだけあり素人目に見ても皆さん素晴らしかったです。1人1作品の発表では足りないくらいに素晴らしい踊りでした。


第2部は創作バレエ「飯綱姫竜物語」の発表がありました。信濃の民話より創作したバレエで戸隠連山と飯綱山一帯に住んでいた竜は長い間子宝に恵まれませんでしたが女の子の小竜が授かりました。

父竜は小竜に峰を支配させるべく能力を伝授していましたがある日池の畔で楽しそうに遊ぶ子供達を見つけました。子供達はお祭りの話をしていました。小竜は人間に変身してお祭りに参加しようとしました。しかし父竜は人間に近づいてはいけないと戒めていましたが‥

第1場、沼のほとり
第2場、夕焼けの飯綱
第3場、祭りの宵

3場上演されました。セリフは無かったですが月や星空の背景を上手に使いおかめやひょっとこなども登場して分かりやすく親しみのあるバレエでした。


第3部は「コッペリア」より第3幕が上演されました。主人公フランツを演じたフリーの百瀬雅博さんはカナダ国立バレエ学校に留学したりアメリカのコロラドバレエ団に入団した本格派で舞台狭しと美しい舞を披露しました。ヒロインスワニルダを演じた竹内理沙子さんも百瀬雅博さんと息がぴったりでした。子供達の可愛さも加わり素晴らしい舞台でこれで入場無料では申し訳ない内容でした。


休憩も含め2時間半の舞台でしたが見に行った甲斐があるバレエでした。凄さの中にも楽しさがあるバレエでした。この日出演した皆様素晴らしいバレエをありがとうございました。皆様がバレエを通じていろいろなものが得られる事を願っています。

4月27日から長野ロキシーさんでファーストポジションというニューヨークのバレエのオーディションを描いたドキュメンタリー映画が上映されるので都合がつきましたらぜひ劇場まで足を運んで欲しいと思います。  


2013年03月17日 Posted by プラネマン at 10:02Comments(2)観劇、舞台芸術