旧長野東映

先日ロキシーさんで楢山節考を見ました。配給元が東映でオープニングに波が岩場にぶつかるシーンを見て、最近東映の作品は見ていない事に気が付き懐かしく思いました。

長野東映は何年か前に廃館になり建物は取り壊され現在は駐車場になっていますが、ガラガラで閑古鳥が鳴いていた長野東映の寂れた感じが好きでした。


陽はまた昇る、突入せよ浅間山荘、命、TRY、バトルロワイヤル2、スカイハイ、半落ち、聖闘士星矢、死に花、レディジョーカー、北の零年、4日間の奇蹟、二重スパイ、トビがぐるっと、男達のYAMATO、マジレンジャーを見ました。

子供向きの作品以外は僕1人しかお客さんがいない事も珍しくなかったです。

一番お客さんが入っていたのはバトルロワイヤル2でした。


半落ちは泣いている人がいました。個人的には合格点をだせるのは、半落ち、スカイハイ、4日間の奇蹟の3本で、東映の作品は有名俳優を使ったりお金を懸けているのはわかりますが、上手く使いきれていないのが印象的でした。


長野東映のように1つの作品に依存する経営方法には限界があったと思いますが、長野東映もヤクザ映画や懐かしのアニメなど東映の名画特集をして欲しかったと思います。


劇場が無くなるのは寂しいですが、グランドシネマズさんではレイトショーがあり見に行きやすくなったり、ロキシーさんで単館系や名画特集などが見れ、一昔前に比べると長野市は映画の底辺というか奥行きが広がった感じがします。
長野東映の分まで長野市内の映画館は頑張って欲しいと思います。  


2009年03月15日 Posted by プラネマン at 08:04Comments(0)長野市周辺イベント、スポット