90回信州大学交響楽団定期演奏会

今回の定期演奏会で90回目となる信州大学交響楽団さんの定期演奏会ですがパンフレットに52年の軌跡という冊子が入っていました。1963年の第1回定期演奏会から今年5月に開催された第89回の定期演奏会までのポスターや演奏した会場、曲名、その年に起きた主なニュースなどが紹介されていました。
僕が生まれた1967年にも定期演奏会が開催されていて僕が大学受験を目指して浪人して失敗、引きこもりになった1986年にも同年代の学生が一体となり演奏会をしていたのか‥と思うと歴史の厚さや伝統の重さを感じ感動しました。
開演前に冊子を見ているだけで52年の伝統を受け継ぐ楽団への期待が高まってきました。
今回の演奏会のオープニングはシュトラウスの美しき青きドナウが演奏されました。この曲は小さい頃名曲アルバムか何かでドナウ川の風景の映像を見ながら聞いた記憶があります。その時のドナウ川の美しい情景を思い出しながら聞いていました。
続いてバルトークのルーマニア民俗舞曲が6章演奏されました。4曲目のバイオリンのソロの場面が素晴らしかったです。
休憩後ラフマニノフの「交響曲第2番 ホ短調 作品27」が演奏されました。一時間以上ノンストップで聞き応えがありました。ビオラが先導する第3楽章が実に素晴らしかったです。その美しい音色の後にくる重厚な迫力ある音色は最高でした。
春の89回定期演奏会も素晴らしかったですが一年生が加わりさらに進化したと感じた今回の演奏会でした。
リクエストにクラズノスの四季より秋、バッカスへの礼賛とシュトラウスのラディキィー行進曲が演奏され鳴り止まぬ拍手の中で90回目の節目を迎える演奏会は終了しました。お隣の大ホールでは有名アーティストの公演があり盛会だったと思いますがそれに負けない素晴らしい演奏会で次回の91回以降の演奏会でもさらなる進歩をしていくのだろうと期待させてくれる演奏会でした。
演奏された学生の皆様お疲れ様でした。皆様のキャンパスライフの充実と音楽を通じていろいろなものが得られる事を期待しています。
第33回夏の夕べのコンサート
東邦音楽大学/フルートオーケストラベルソナ演奏会/志賀高原カレッジコンサート2016
バウムクーヘン小さな音楽祭
珠玉の名曲コンサート/東京芸術大学音楽学部長野同声会特別公演
長野リコーダーヴィレッジ/長野市芸術館オープン記念コンサート
平成28年度/長野県新人演奏会/前半7名
東邦音楽大学/フルートオーケストラベルソナ演奏会/志賀高原カレッジコンサート2016
バウムクーヘン小さな音楽祭
珠玉の名曲コンサート/東京芸術大学音楽学部長野同声会特別公演
長野リコーダーヴィレッジ/長野市芸術館オープン記念コンサート
平成28年度/長野県新人演奏会/前半7名
2012年11月25日 Posted byプラネマン at 11:30 │Comments(0) │コンサート
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。