謎だらけの惑星、水星の正体に迫れ/NHK サイエンスゼロ

10年前の高校の科学の教科書に載せられた水星の写真の解説がありました。当時は水星の表面の4割りしか撮影されておらず分からないことが多い惑星でした。
当時は火星に25機探査機が飛んでいましたが水星は2機だけでした。
1962年から75年にアメリカで行われた惑星探査マリナー計画で水星に探査機を送りました。水星の軌道に入るのに速度を落としますが火星の2倍の加速が必要になりエネルギーや手間暇がかかります。
1974年3月に水星に接近しましたが水星の軌道を通りすぎてしまい全体の4割しか撮影ができませんでした。
マリナー計画から30年後メッセンジャーが地球と金星2回水星3回計6回減速して打ち上げから7年2014年3月18日に水星の軌道に入り全体の撮影に成功しました。
水星の南極や北極では数千億トンの氷が何十億年も手じこめられているのが分かりました。表面温度が400度といわれる水星に氷がありました。
火山と思われる場所があり月より火星や地球に近く現在の場所に移ってきたのではないか…と考える学者もいるそうです。
水星には磁場の反応があり学者は驚いたそうです。火星や金星は地球のような磁場がなく水星内にエネルギーがあるのか…
水星の地軸の中心は北に20度ずれているそうですが意味があるのか?新しい謎が深まったそうです。
次回の水星探査は2016年日本とユーロが協同で2機打ち上げるそうです。日本は磁場について周辺環境の調査をするそうですが2024年1月1日に水星に入る予定で成果が楽しみです。新事実の発見を期待しています。
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2015年02月15日 Posted byプラネマン at 11:48 │Comments(0) │天文、宇宙
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