プラネマン便り☆

今日６月２１日の携帯サイトを見ていたらプロレスラーの小橋建太さんが演歌歌手のみずき舞さんと結婚したとニュースになっていました。若い頃はプロレスが好きでよく観戦に行っていましたがいつしかプロレスから離れてしまい現在のプロレス界の様子は全然分かりませんが久しぶりに小橋建太さんの名前を聞くと懐かしいという思いと同時にまだ現役だったのか‥という驚きの思いも感じます。僕が初めて小橋建太さんを知ったのは…


もう２２年前になりますが１９８８年の４月に「あしたのジョー」や「巨人の星」「タイガーマスク」の原作者で当時の青少年に多大な影響を与えた故梶原一騎先生の追悼興業の「格闘技の祭典８８」が東京の両国国技館で開催されました。

実践空手各流派のチャンピオンが集結したリアル空手トーナメント、キックボクシング、シュートボクシング、本場タイ人同士のムエタイのタイトルマッチ、女子プロレス、ジャイアント馬場とブッチャーのタッグマッチ、初代タイガーマスクの佐山サトルさんのシューティングのデモンストレーション、プロレス対キックボクシングの異種格闘技戦など梶原一騎先生の追悼興業の元各格闘技が垣根を越えて集まりかつてない規模の格闘技のイベントが行われました。


６時間を越えるイベントでしたがその中で小橋建太さんが出場して淵正信さんとシングルマッチが行なわれました。当時小橋建太さんはデビューしたばかりでパンフレットには写真が無くプロフィールのみでしたが参加選手の中では最年少で大規模なイベントに出場出来て将来性を見込んでの事だと思いました。

昭和４２年３月２７日生まれで小橋建太さんは早生まれですが僕とちょうど１ヶ月違いです。当時僕は引きこもりの後フリーターをしていて自分の進路も決めかねていてモラトリアムの延長でビジネス系の専門学校に入学手続きをしたばかりなのでたいして年の違わない小橋建太さんが目標に向かって生きているのが眩しく思えモラトリアムの自分が恥ずかしく思えました。

新学期が始まりバイトを始めたりやボクシングジムに通い始めたりでプロレス観戦もしていましたが新日本プロレスや格闘技色の強いプロレスが好きだったのでいつしか小橋建太さんの事は記憶から消えていきました。


久しぶりに小橋建太さんの名前を聞いて格闘技の祭典の事を思い出しあの頃からプロレス道を貫いてきたのか‥と思うと尊敬の思いを感じてしまい小橋建太さんを携帯サイトで調べてみました。


小橋建太さんは京都府の出身で高卒後京セラに入社、約２年でプロレスラーになるために退職したそうです。２００６年頃癌になったそうですが鍛えあげた体力と不屈の精神力で克服したそうです。


格闘技の祭典から２２年間熱く生きてきたのかと思うと感激するばかりです。近くにプロレスリングノアがきたら是非とも見に行ってみたくなりました。これからも中高年の星としていつまでも頑張って欲しいと思います。