Gメン82覚醒剤を扱った話です

ケーブルテレビINC長野のファミリー劇場というチャンネルでGメン82が放送されています。


今週は覚醒剤を扱った事件が放送されました。Gメンの刑事の名刺をもっていた女性が殺されていました。

被害者の夫は長距離トラックの運転手でマイホームを作るのが夢で無理をして働いていましたが疲労回復に覚醒剤を使い中毒になり通り魔事件を起こしてしまいます。


通り魔事件で警察関係者の妻子が殺されてしまいます。加害者の妻はどんな償いでもします。と言いますが警察関係者はお前に何が出来るのか?と突き放します。アパートに住めなくなった加害者の妻子は他に身寄りが無くGメンの刑事が引っ越しの手伝いをします。

それから1年後、加害者の妻が殺されてしまいますが解剖の結果、覚醒剤中毒である事が判明しました。覚醒剤を憎んでいた加害者の妻が覚醒剤中毒になっている事にGメンの刑事は戸惑い…


Gメン82を見て思った事は覚醒剤中毒で通り魔事件を起こした加害者は普通の市民で疲労回復を目的に些細な事で覚醒剤に手を出してしまい覚醒剤の恐怖は芸能人などの一部の人達の出来事でないことを教えているようでした。


残された被害者の家族の悲しみや加害者の家族の辛さなど事件の当事者達のやるせなさを描いています。衝撃的な事件が起きても当事者以外は時間と共に忘れてしまいますが残された者達の苦しみを描いていて胸が痛みました。


30年近く前のドラマで当時はけして注目された訳ではありませんが、芸能人による薬物事件、大学のキャンパスでの薬物の売買や野外ライブなどで薬物乱用事件があったと聞くとGメン82の予言が当たったのか、Gメン82が時代の先を行き過ぎて時代がGメン82の頃に追い付いたのかは解りませんが衝撃的な内容でした。


麻薬事件の更正や免許の書き換えの時、薬物への警告としてこの話を放送してもいいのでは?と思う位に感動してしまいました。


もう誰も愛さないの放送が終了してからGメン82がマイブームになっていて次回の放送が楽しみになっています。  


2009年11月03日 Posted by プラネマン at 12:31Comments(0)テレビ番組その他