Gメン82 女の嫉妬母なる思い

ケーブルテレビINC長野の中のファミリー劇場で放送中のGメン82を見ました。


Gメンの女刑事の目の前でバイクによるひき逃げ事件がありました。犯人はすぐに捕まりましたが被害者は幼い子供を幼稚園に送る途中の母親でした。入院した母親の代わりに女刑事が園児を送っていきました。


女刑事が園児を迎えに行った昼下がり、幼稚園ではコンクールに選ばれた5人の子供がダンスの練習をしていてひき逃げにあった被害者以外の4人の母親がいました。


4人の母親の中で一番羽振りがよかったスナックを経営していた女性が殺害されます。


残された3人の母親(公務員の妻、自動車ディーラーの妻、クリーニング店経営の妻)に容疑がかかりました。


事件の背景には、コンクールに出場できる5人のうち中心で活躍できるのは1人だけで残り4人はバックでちょこっとしか踊れず母親達の複雑な思いが絡み合っていたようです。


容疑者の3人は、被害者からお金を借りていたとか、夫が被害者の経営するスナックに入り浸っていたとか、子供同士のトラブルから被害者と派手にやりあった容疑者がいたとか、それぞれが被害者に殺意があった事が解りました。

犯行時間に容疑者3人のアリバイに不自然なところがあり捜査は難航するかに思われて…


犯人が判明した時はGメン特有のやりきれない気持ちになりました。我が子可愛さ故に…女の嫉妬故に…

こんな人の営みは30年過ぎても変わらずに心に訴えてくるものがあります。


被害者も加害者も母親でなかったら事件は起こらなかったでしょう…

母親とはありがたいものでもあり、重荷でもあり…

無邪気に練習していた5人の園児も30年が過ぎようとして母親の年代になったと思います。このドラマを見て何を感じたのか?興味をもちました。


最近Gメン82を見て、世の中は変わって行っても本質的には変わらないものがあるのだと感じる事が多くGメン82がマイブームになっています。  


2009年11月14日 Posted by プラネマン at 11:32Comments(0)テレビ番組その他