4つの点が1つに繋がり…

1952年、ある出版社がフィッシュストーリーという本の翻訳の権利を得ますが肝心の翻訳家が見つからなくて困っています。


ハーフの翻訳家が見つかりますが偽者でフィッシュストーリー〈ホラ話〉を魚の話に訳してしまいます。


1975年、パンクバンド逆鱗はヒット曲が出せず解散する事になりますが、最後のレコーディングでフィッシュストーリーを引用します。


1982年、気の弱い青年は友達のアッシー君をさせられて合コンの運転手として連れてこられますが、そこで霊感の強い美女に会います。


美女に貴方は世界を救う、運命の女に出会うと言われますが、美女と友達の送迎係にさせられて自己嫌悪に陥りながら帰ります。


友達が合コンに行く途中、フィッシュストーリー間奏部分に女性の悲鳴が聞こえると話をしていましたが、カーステレオからフィッシュストーリーが流れて来てしまい…


2009年、一度寝てしまうと絶対に起きない女子高生は修学旅行でフェリーに取り残されてしまい、幼少より両親に武術を習わされていて正義の味方になりたかったというコックと会います。


そこでシージャックに遭遇しますがコックは正義の味方になれるのでしょうか?‥


時は2012年、巨大彗星が地球に激突5時間前、全てが時空を越えて1つになった時‥


ロキシーさんで上映中の「アヒルと鴨のコインロッカー」の中村監督作品、フィッシュストーリーを見てきました。


時計を気にする事がなくスクリーンにのめりこみました。1つ1つのシーンではあり得ない場面もありますが、上手く話が結びついて面白かったです。写真の話が1つにまとまっていきます。


芸術家や作曲家の人にぜひ見て欲しい作品で、ここまで大袈裟でなくとも作った作品が時空を越えて誰かの心に響けば素晴らしい事だと思い芸術のコヤシにして欲しいと思います。


映画の中でオカルト話があり岩崎宏美さんの万華鏡という歌で幽霊の声?が入っていると言っていましたが、中学生の頃そんな話を聞いた事がありました。


田原俊彦さんのアルバムの中でよっちゃん助けて‥と作品に関係ない声が入っていたと昔噂話で聞きましたがこの話はフィッシュストーリーでは出なかったですが余計な事を思い出してしまいました。


女子高生役で出演していた多部未華子さんは今後注目したいと思いました。


  


2009年06月17日 Posted by プラネマン at 06:21Comments(0)長野ロキシーさん上映映画