仔犬のてんちゃん 安らかに眠れ

正月に仔犬が生まれ「てんちゃん」と名付け幸せだった我が家ですがわずか1ヶ月ほどでてんちゃんは亡くなり天国から地獄に突き落とされたようです。


特に母犬である愛犬はてんちゃんの亡骸のある机の周りを一晩中うろうろしたり叫んだりしていました。朝起きてから僕も見かねててんちゃんの亡骸を愛犬に見せると愛犬は蘇生を願うようにてんちゃんの亡骸を舐めまわしたり引っ張ったりして泣けてきました。


個人的にはペット用の火葬業者に頼もうか週末僕が畑か敷地内にてんちゃんの亡骸を埋めようと思いました。しかし愛犬の取り乱しようを見るとてんちゃんの亡骸が家にあるうちは愛犬も吹っ切れる事が出来ないと思いました。

ペット用火葬業者を頼む件もてんちゃんの入院費で出費が多かった事や生きている愛犬にお金を使ってやれ‥という僕の母親の意見ももっともだと思いました。
家の敷地や畑にてんちゃんの亡骸を埋めるにしても異臭問題や野生の動物に掘り起こされてかえって惨めになるかも知れないと言われました。

近所の人は犬が死んだ時、家庭用のゴミに出したといい長野市の清掃センターに確認したら道端などで死んでいた死骸でなくゴミの袋に入れば可燃ゴミの日に出してもいいと言われました。

てんちゃんをゴミに出すというのも正直抵抗を感じましたが一番面倒をみた僕の母親の意見を選び可燃ゴミに出す事になりました。

てんちゃんの亡骸は棺桶代わりにお花の詰まった箱に入れ新品のタオルで箱を包み他のゴミと一緒にせず新聞紙を詰めました。一番面倒をみた僕の母親が亡骸を出しに行きました。

最後にてんちゃんを見ると眠るように安らかな顔をしていました。あたり前の話ですが横顔を見ると愛犬そっくりで目頭が熱くなってしまいました。愛犬が大好きなペットフードの沙を餞別代わりに入れておきました。


1ヶ月でもてんちゃんと過ごせた事を感謝しようと自分にいい聞かせましたが母犬である愛犬は事態を飲み込めないようで、てんちゃんが入院してから3日ほどほとんど何も食べていないそうです。愛犬には早く元気になってもらいてんちゃんの分まで長生きして欲しいと思います。そしててんちゃんの冥福を祈っています。

写真はてんちゃんにおっぱいを吸われ舌を出して喜んでいる愛犬です。  


2011年01月28日 Posted by プラネマン at 01:26Comments(0)愛犬の日