11年映画は寅さんでスタート

2011年もスタートしました。ここ数年長野ロキシーさんで寅さんを見るのが正月休みの恒例になっています。暖かな人の輪を見ながら古き良き時代の昭和の匂いを感じ寅さんが起こすドタバタに大笑いするといい正月を過ごしているな‥と実感します。


今年の正月は寅さんシリーズ第2作「続、男はつらいよ」を見ました。


寅さんはかつての恩師、東野英治郎さん演じる坪内先生の自宅を何年振りかで訪ねますが一人娘の佐藤オリエさん演じる夏子に一目惚れします。夏子の前で調子にのる寅さんは胃ケイレンを起こし入院しますが病院でトラブルを起こして飛び出した先で無銭飲食をして騒ぎばかり起こします。


後日、京都に行った坪内先生と夏子は露店商をしている寅さんを発見しますが坪内先生は正業に就かない寅さんを怒ります。寅さんは京都に生き別れの母親がいるかもしれない‥と言い夏子と探しに行きますが‥


1969年の作品で出演者が皆若いのが新鮮です。僕は当時2才でしたがミツオちゃんが生まれたばかりでミツオちゃんと僕の年が近いので親しみが持てました。マドンナ役の佐藤オリエさんが輝いていて素敵でした。寅さんと生き別れになった母親を探しに行った時のホテルでの場面は大笑いしましたがミヤコ蝶々さんもはまり役でした。


佐藤オリエさんの輝きがストーリーを盛り上げてくれましたが佐藤オリエさんの出演作品を調べてみたらハイティーンブギや金八先生シリーズにも出演していたそうでそちらも機会があれば見たいと思いました。


この作品のロケ地は京都で清水寺や嵐山が映されていました。僕は若い頃大阪にいて休日はよく京都に行きましたが清水寺も嵐山もよく行った場所で清水寺は午後6時頃まで公開していて冬至や年末年始の頃五時過ぎに行くと京都の夜景が見れて素敵でした。嵐山も朝早く観光客が来る前に行くと情緒があり素敵でしたがスクリーンで見ると懐かしかったです。


佐藤オリエさんの活躍と京都ロケで楽しませてもらいました。新年の映画初めは良い作品に巡り合えて今年のロキシーさんの上映作品が楽しみです。  


2011年01月02日 Posted by プラネマン at 11:05Comments(2)長野ロキシーさん上映映画