長野県高校選抜オーケストラ11

今年で20回目になる長野県高校オーケストラフェスティバルですが初日はホクト文化ホールにてロビーコンサート、2日目が高校選抜オーケストラという日程で開催され2日目の県高校選抜オーケストラに行ってきました。
オープニングは北信リーダーズコールによるヘンデルのメサイヤが演奏されました。何百年と受け継がれた曲を聞くと改まった気分になります。続いて招待演奏の長野ジュニアオーケストラの皆様がテレマン水上の音楽を演奏されました。当時はバッハよりテレマンの方が人気があったという話を聞くとなるほどと思えるほど素晴らしい曲でした。
休憩後、東北信選抜オーケストラの皆様がハイドンのロンドン、中南信選抜オーケストラの皆様がベートーヴェンの交響曲第1番ハ長短OP21を演奏しました。両曲共に初めて聞く曲ですが聞き応えがあるいい曲でした。
続いて全県選抜オーケストラによるベートーヴェンのエグモント序曲が演奏されました。
次の曲からバイオリンの伊部祥子さんが加わりました。伊部祥子さんは4才よりバイオリンを始め屋代高校在学中は選抜オーケストラの前身の長野県合同オーケストラに参加、その後東京芸術大学音楽学部を卒業、現在は仙台フィルハーモニー管弦楽団団員、アンサンブルNOVA、千曲市ハートフルコンサート等に出演しているそうです。
伊部祥子さんが先導でサラサーテのチゴイゼルワイゼンが演奏され、伊部祥子さんのソロの曲が演奏されました。伊部祥子さんはこの2曲演奏後舞台を降りましたが素晴らしい余韻を残して行きました。
最後に長野ジュニアオーケストラの皆様が加わり二コライの歌劇ウィンザーの愉快な女房たちが演奏されアンコールでラリッキー行進曲が演奏され幕を閉じました。
3時間にわたる充実した一時でした。2年連続の鑑賞ですが聞きに来て本当に良かったと思えこの時期の恒例行事となりそうです。今回演奏された皆様のこれからの活躍に期待しています。
2011年01月11日 Posted by プラネマン at 05:13 │Comments(0) │コンサート
日本最西端 与那国島が舞台です

公開が決った時、僕は読んだ事はなかったですがヘミングウェイの小説「老人と海」の映画化だと思いましたが「小説老人と海」の舞台であるハバナ港と日本最西端の与那国島が緯度がほぼ同じで似たような激しい海流が流れているのに気が付いたプロデューサーが与那国島に行ったらサバニと呼ばれる小舟を操り200キロもの巨大カジキを追う老漁師と出会ったそうです。
82才の老人がひとり小舟を操り、流れの速い黒潮で巨大カジキに挑む!男のロマンを感じさせる作品です。不漁に苦しみながらも1年後巨大カジキと格闘する様子は釣りをする人をはじめ多くの人の胸を打つと思います。
老漁師を支える島の人々やばあちゃんを愛し海を愛す男の生き方は現代人が忘れつつあるものを教えているかのようでした。
スクリーンに出てきた台湾の島影、水牛やヤギ等心癒される風景やたくましい島の人々や青い海等見応えたっぷりな98分でした。
画面の中のカレンダーは1989年になっていました。バブル経済真っ只中で撮影された作品が20年たっても全く色褪せる事ないのは素晴らしいと思います。劇場で見れて良かった作品で公開してくれた長野ロキシーさんに感謝したいと思います。
2011年01月10日 Posted by プラネマン at 12:15 │Comments(0) │長野ロキシーさん上映映画
アントニオ猪木さん緊急入院

僕はかつて金曜日夜8時に放送されたワールドプロレスリング中継に魅せられた昭和のプロレスファンでした。僕は当時身体が小さく虚弱体質だったので強豪外国人レスラーを薙ぎ倒す猪木さんに魅せられました。父親が単身赴任であまり会話した記憶が無く猪木さんに父性を見ていた事もあったと思います。
当時猪木さんはサトウキビの残りカスから家畜の餌を作り世界の食糧難を救いたいと事業を立ち上げましたがその話を聞いた頃、某大学で砂漠の緑化の研究をしていると聞き猪木さんに影響されて高卒で就職するつもりで職業高校に進学した僕が大学進学を目指すようになりました。
大した戦績は残せなかったものの若い頃格闘技の世界に足を踏み込んだのも猪木さんの影響が強く少年時代の僕に父親以上の影響を与えてくれました。
僕が猪木さんの試合を初めて生で見たのは1989年4月の第1回目の東京ドーム興業でした。当時ペレストロイカで旧ソ連のアマレスラーや柔道家等の格闘家が新日本プロレスに参戦して映画のロッキーにあやかり日米ソ三ヶ国対抗戦を企画して東京ドームで興業しました。
猪木さんはオリンピックのメダリストだったショータ、チョチョシビリ選手と柔道対プロレスの異種格闘技戦をしました。特別ルールでロープを全て取り外すノーロープマッチで行われ猪木さんが柔道の裏投げを連発されてまさかのKO負けでした。
大阪城ホールの猪木さんの再戦も見に行きましたが旧ソ連の格闘家の身体能力の高さに驚かされて猪木さんの試合をきっかけに彼らが中心の新しいスタイルのプロレスが出来る事に期待して東京にいた間は益々プロレス鑑賞にハマっていき若い頃は猪木さんの影響をだいぶ受けました。
時は流れて1994年月刊空手道という雑誌で東海地方を中心に活躍する寛水流さんという空手流派の主催するオープントーナメントの広告を見ました。かつて空手家の水谷氏が猪木さんに挑戦した事が縁で猪木さんの本名から寛の文字と水谷氏の水から一文字とり寛水流と名付けたそうです。
寛水流さんは手技による顔面攻撃禁止の極真ルールで試合が行われますが一度極真ルールの試合をしてみたかったのともしかして猪木さんをが来るのかな?と期待して三重県の久居市で開催された寛水流さんのオープントーナメントに参戦しました。
開会式に猪木さんが出席しました。猪木さんは僕の母親とあまり年は変わりませんが空手家の中にいても頭1つ分大きく目立っていて現役時代ならもっと凄いオーラを出して目立っていたんだろうな‥と思いました。
写真のサインはこの時の大会のパンフレットにあったものですが猪木さんの肩書きがスポーツ平和党参議院議員になっていました。猪木さんは議員当時、イラクの日本人人質解放に向けてフセイン元大統領に直談判したり雲仙普賢岳の噴火に対して積極的に行動したりした事を思い出して懐かしく思いました。
大会は75の流派が参加して盛大に行われました。僕は段外軽量級に出場しましたが130人エントリーしていて会場は凄い活気でした。僕は無惨な判定負けでしたが猪木さんの神髄が武道の世界まで浸透しているのは大会に参加して見て実感出来ました。
個人的な猪木さんの思い出を長々と書いてしまいましたが閉塞感に包まれた日本で猪木さんが活躍してもらい闘魂注入して欲しいと思います。猪木さんの活躍を願っています。
2011年01月09日 Posted by プラネマン at 10:48 │Comments(0) │プロレス
ロキシーさんと下半期10

NAGANO映画祭と共作でしたが活弁も上映され今年は三味線等の演出がありよかったです。歴史あるロキシーさんに活弁は相応しいと思いました。
下半期の個人的MVPはトイレットをあげたいと思います。ばあちゃんと三人の孫達のふれあいを通じ家族について考えさせられた作品でロボットオタクの孫とばあちゃんのふれあいに考えさせられる事がありました。三人の孫がばあちゃんと呼ぶ場面はいい響きがありました。
女優賞はパーマネント野バラで好演して8年ぶりの主役のブランクを感じさせなかった菅野美穂さん、男優賞はLALE WAYで夢を叶えた中高年を熱演した中井貴一さん、新人賞はヌードの夜愛は惜しみなく奪うで体当たり的演技をした佐藤寛子さんをあげたいと思います。
ドキュメンタリー賞はビューティフルアイランドで地球温暖化の現実を教えてくれました。現在地球上で起きている事をフィルムを通じ鮮明に描いています。現代人必見のドキュメンタリー映画だったと思います。
名画特集は市川雷造の炎上がよかったです。三島由紀夫原作でドモリの僧が金閣寺に放火する過程を描き三島由紀夫の没40年の節目に上映してもらい嬉しく思いました。
アニメ映画はハッチをあげたいと思います。小さな頃ハッチを見た記憶がありますが当時より感動的に仕上がっていて友情や前向きに生きる事の素晴らしさを感動的に描いていました。猛暑に爽やかさを運んでくれた映画でした。
音楽賞はトイレットでピアニスト役が隠れた名曲という事で3曲素晴らしい曲を演奏してくれました。
子役賞はパーマネント野バラで菅野美穂さんの少女時代とその友達をあげたいと思います。自転車をめぐりケンカするシーンや菅野美穂さん演じるヒロインの少女時代の心の傷を見事に演じていました。
ロケ地賞は国家代表をあげたいと思います。長野オリンピック当時の韓国ジャンプチームを描いた作品で長野という地名が連呼されたり白馬のジャンプ会場が舞台になったり長野市民には馴染みの深い映画でした。最後の最後まで展開の読めない面白い作品でした。
特別賞はBOXで袴田事件を通じ人を裁く事について考えさせられ裁判員制度が出来た現在一石を投げる作品でした。
独断で選んだだけでまだまだ面白い作品は多数ありました。今年も分野に関係なく1作でも多く見たいと思います。
映画鑑賞後のグルメも楽しみで写真はイトーヨーカ堂5階ファミールさんの月代わりラーメン12月バージョンの札幌味噌ラーメンです。スープを一滴も残さずいただき美味しかったです。権堂界隈益々盛り上がって欲しいと思います。
2011年01月08日 Posted by プラネマン at 06:32 │Comments(0) │長野ロキシーさんの話題
そろばん侍生き方に感動しました

江戸時代後半、金沢藩で代々会計を担当していた猪山家の8代目直之が激動の時代を武力でなくそろばん1つで生き抜いて行くそろばん侍の物語です。
ストーリーは大きく3つに分けられます。第1部は直之が勤める加賀藩で米の横流しがあり直之が帳簿から米の横流しに気が付きます。直之の上司は直之を目の上のたんこぶのように思い能登に転勤を命じ臭いものにふたをしようとします。やがて不正が藩のトップに知れて直之の上司は罷免になり直之は能登行きを逃れ出世して行きましたがいつの時代も心正しく生きなければいけないと思いました。
個人的には第2部が好きで直之の父が出世したため江戸と金沢の2重生活をしたり手当てより出費が続き猪山家は慢性的な赤字財政になります。直之の子供が4才になり親戚縁者にお披露目をする時すでに猪山家の借金は直之と父の収入の2倍あり利子が18%くらい増えていく緊迫財政になっていました。
息子の4才のお披露目では鯛の代わりに絵で書いた鯛を出します。又猪山家の家財道具でお金になるもの全てを売りに出して借金返済に充てます。特に印象的だったのは碁まで売ってしまい貝殻で碁をしたり人間借金があっても生活レベルは中々落とせないものですが周りから何を言われても何を思われても我が道を貫く直之に感激しました。
第3部は直之の息子の物語で直之は息子に猪山家の家計を任せます。ある日直之の息子は4文ほど無くしてしまいますが直之は探してくるように命じます。息子は河原で4文拾い家計の足しにしますが直之は河原に返してくるように命じ息子は反発して二人は小競り合いになります。
直之は収入の中で生活のやり繰りをしてそれ以外の収入を期待するな!という事を言いたかったと分かりましたがお金に対するシビアな考え方が身についたので長い目で見れば息子の財産になっていました。
とかく人は未来に使うべきお金を前借りしてしまったり足りない分はどこかから借りてきたりする傾向がありますがそれと対極のそろばん侍の生き方は新鮮でした。学校では中々教えてくれないお金について考えさせられた秀作でした。
2011年01月07日 Posted by プラネマン at 04:46 │Comments(2) │長野ロキシーさん上映映画
ローズ&サンダルウッド湯で快適
昨日1月5日は仕事初めでした。ほとんど顔見せ的な感じでしたが年末年始休みで生活が夜型になっていてリズムがつかめず大変でした。
家に帰ったらそのまま寝てしまうと思い久しぶりに銭湯のあずまの湯さんに行こうと思いました。
あずまの湯さんは僕の去年の10月21日のブログに書きましたが長野市柳町にある穴場の銭湯です。
浴槽が全部で3つあり1つが薬用湯になっていますが昨日行った時はローズ&サンダルウッド湯でした。ローズ&サンダルウッドは芳香心理学ではリラックスを与えるという意味があり幸福感や満足感を与えてくれるという意味があるそうです。
ちょっと温めお湯に肩まで浸かっていると本当にリラックス出来ます。いつまでも浸かっていたいと思うほど快適であずまの湯さんにくるのは6回目ですがローズ&サンダルウッド湯が今までの中で最高の薬湯でした。
あずまの湯さんの浴槽は気泡風呂になっています。気泡風呂がマッサージ効果をしてくれて血液の循環が良くなるそうでスチームサウナで汗を出してローズ&サンダルウッド湯でリラックスして最後に気泡風呂でマッサージ効果をもらい本当にくつろげました。家に帰ったら速攻で寝てしまいました。
あずまの湯さんは女性週刊紙や少年マガジンがおいてあり風呂上がりにスポーツドリンクを飲みながら普段目にしない雑誌を読むのが楽しみです。
あずまの湯さんは長野市役所から北長野駅に向かう途中柳町交番や交差点の手前に新しく出来たセブンイレブンと閉鎖したガソリンスタンドの間の道を曲がったすぐのところにありますが柳町交差点から鬼無里方面に向かいすぐにすやかめさんという酒屋があるのでそこを左折して右折禁止の一方通行の道を左に曲がってもらった方が分かりやすいと思います。駐車場は5台分くらいのスペースがあります。
毎週土曜日定休日で営業時間は午後3時〜10時、料金は380円です。奥まった場所にあるので長野市民でも知る人は少ないと思う穴場の銭湯です。街中の銭湯は盛り上がって欲しいと思います。
家に帰ったらそのまま寝てしまうと思い久しぶりに銭湯のあずまの湯さんに行こうと思いました。
あずまの湯さんは僕の去年の10月21日のブログに書きましたが長野市柳町にある穴場の銭湯です。
浴槽が全部で3つあり1つが薬用湯になっていますが昨日行った時はローズ&サンダルウッド湯でした。ローズ&サンダルウッドは芳香心理学ではリラックスを与えるという意味があり幸福感や満足感を与えてくれるという意味があるそうです。
ちょっと温めお湯に肩まで浸かっていると本当にリラックス出来ます。いつまでも浸かっていたいと思うほど快適であずまの湯さんにくるのは6回目ですがローズ&サンダルウッド湯が今までの中で最高の薬湯でした。
あずまの湯さんの浴槽は気泡風呂になっています。気泡風呂がマッサージ効果をしてくれて血液の循環が良くなるそうでスチームサウナで汗を出してローズ&サンダルウッド湯でリラックスして最後に気泡風呂でマッサージ効果をもらい本当にくつろげました。家に帰ったら速攻で寝てしまいました。
あずまの湯さんは女性週刊紙や少年マガジンがおいてあり風呂上がりにスポーツドリンクを飲みながら普段目にしない雑誌を読むのが楽しみです。
あずまの湯さんは長野市役所から北長野駅に向かう途中柳町交番や交差点の手前に新しく出来たセブンイレブンと閉鎖したガソリンスタンドの間の道を曲がったすぐのところにありますが柳町交差点から鬼無里方面に向かいすぐにすやかめさんという酒屋があるのでそこを左折して右折禁止の一方通行の道を左に曲がってもらった方が分かりやすいと思います。駐車場は5台分くらいのスペースがあります。
毎週土曜日定休日で営業時間は午後3時〜10時、料金は380円です。奥まった場所にあるので長野市民でも知る人は少ないと思う穴場の銭湯です。街中の銭湯は盛り上がって欲しいと思います。
2011年01月06日 Posted by プラネマン at 05:19 │Comments(0) │温泉、銭湯
ウルトラセブンの息子 ゼロ登場

多くの子供達に夢と希望を与え続けたウルトラマンシリーズも45年になるそうです。今回の主役ウルトラマンゼロはウルトラセブンの息子という設定に再放送とはいえモロボシダンを知る世代には隔世の思いを感じてしまいます。
今回のストーリーはウルトラ戦士の故郷光の国が未知の敵から襲われます。敵の所在を別宇宙に感じたウルトラ戦士達は未知なる別宇宙にゼロを派遣します。
別宇宙に着いたゼロはそこでロボット軍団に蹂躙され抵抗する小柳友さん演じるランと弟の濱田龍臣さん演じるナオと出会います。ゼロは瀕死の重傷を負ったランに一体化します。
謎の敵に襲われ生き残った惑星エスメラルダの王女土屋太鳳さん演じるエメラナ姫を加えナオとランとエメラナ姫の3人は謎の敵べリアル銀河帝国と戦いますが‥
僕はかつて小学校6年の時、アニメのザウルトラマン、中学1年の時にウルトラマン80をリアルタイムで見ていました。特に小学校6年の頃は怪獣の消しゴムで相撲をするのが流行して僕もハマりにハマっていました。
世の中にはゴジラシリーズや仮面ライダー等ヒーローや特撮は多数ありますが小さい頃から慣れ親しんだのでウルトラマンシリーズに対しては思い入れが深く親子連れがほとんどの観客の中で最新作を見に行きました。
まず第一に感じた事は出演者がスマートになっているな‥という事でした。ゼロのぬいぐるみを着た人が鋭い後ろ廻し蹴りを出していて驚いてしまいました。
ゼロと共に戦う仲間に炎の戦士グレンファイヤー、鏡の戦士ミラーナイト、エメラナ姫の乗った飛行機が変身するジャンボットが出ますがグレンファイヤーやファイヤーマン、ミラーナイトはミラーマン、ジャンボットはジャンボーグエース等僕が薄らと覚えている円谷シリーズのヒーローが現代に蘇ったようで嬉しかったです。
声の出演という事で歴代のウルトラ戦士の主人公の名前がチラシにあったので期待しましたがほとんど出番が無く全然気がつきませんでした。ウルトラマンシリーズを支えた歴代の勇者達を一目でいいから見たいと思いました。
仲間達と戦う事やあきらめないという事が上手く描かれていて面白かったです。ウルトラマンシリーズ45周年記念として今年の年末に第2弾が放映予定で続編が楽しみです。ウルトラマンシリーズがいつの世も子供達に夢を与えて欲しいと思いました。
2011年01月05日 Posted by プラネマン at 04:10 │Comments(0) │長野ロキシーさん上映映画
長野楽友協会新春コンサート11

長野楽友協会さんは1982年創立の歴史ある音楽団体で去年に続き2年連続のニューイヤーコンサート鑑賞です。
オープニングはヘンデルのアレキサンダーの饗宴で始まりました。ヘンデルはバッハと同時代の作曲家でメメサイヤなどが有名ですがバッハが教会音楽が中心だったのに対してヘンデルは劇場音楽が中心だったようです。4節演奏されましたが個人的にはラルゴのところがよかったです。
信州大学在学中のチェロの伊藤慶治さんが初舞台ながら大役をこなし印象に残っています。
次にスペインの作曲家ロドリーゴのある貴伸のための幻想曲が演奏されました。
ロドリーゴは幼少の頃失明しましたがそのハンデを乗り越え作曲家として大成したそうです。ギターの曲が多くクラシックギターの普及に貢献したそうですが1999年に亡くなったそうです。
40年ほど前にロドリーゴが日本に来た時日本の作曲家の曲が聞きたいとリクエストがあり長野市在住の岩村通康さんが演奏したそうでその縁で岩村通康さんがゲスト演奏しました。
ギターの音は繊細で他の楽器の音に消されてしまうので特別にマイクを近づけたそうですがギターの音色が加わるだけで一味違う感じがしました。最後に岩村通康さんがスペインの作曲家の曲を演奏しましたが素晴らしい音色でした。
休憩後、ヴィヴァルディのバイオリン協奏曲四季より冬が演奏されました。ヴィヴァルディは孤児院の少女に楽器を教えその楽団を聞きにヨーロッパ中から人が来たというエピソードを聞き感動的でした。最後に春の部分も演奏されました。
最後にシュトラウスの美しく青きドナウが演奏されました。この曲はオーストリアが戦争で負けた時、傷心の国民を慰めようとして作曲したそうですがオーストリアでは第2の国歌と言われるほど馴染んでいるそうです。
リクエストで日本の童謡のたき火等が演奏され味わい深かったです。素晴らしい曲やエピソードが聞け会場に来た甲斐がありました。コンサートが終わったのが五時十五分頃で辺りは暗闇に包まれていましたが爽やかな気持ちで帰れました。長野楽友協会さんのこれからの活躍を期待しています。
2011年01月04日 Posted by プラネマン at 02:37 │Comments(2) │コンサート
子犬の尻尾を切りました。


年末に生まれた子犬ちゃん。今日獣医さんに行き尻尾を切ってきたそうです。獣医さんによると通常何匹か生まれるそうですが我が家の場合は一匹だけで母犬の体内で子犬が大きくなり過ぎて難産になったそうですが無事生まれてよかったです。
愛犬ちゃんは誰に教えられる訳でもなく子犬の世話をして生命の不思議さを感じています。子犬も目が見えないようですが愛犬がトイレに行き不在の時、温もりを求めてストーブに直進していた時は驚きました。
子犬が生まれた事により親子の絆とか生命の尊さなど普段考えない事を考えさせられてしまいました。
写真大きい方が愛犬と子犬を無理やりツーショットさせたものですが愛犬が暴れ上手く撮れません。小さい方は子犬を見守る愛犬でわずか数日で完全に母親の顔になっています。子犬の誕生で我が家も暖かい空気が流れていて癒されています。
2011年01月03日 Posted by プラネマン at 13:32 │Comments(0) │愛犬の日
11年映画は寅さんでスタート

今年の正月は寅さんシリーズ第2作「続、男はつらいよ」を見ました。
寅さんはかつての恩師、東野英治郎さん演じる坪内先生の自宅を何年振りかで訪ねますが一人娘の佐藤オリエさん演じる夏子に一目惚れします。夏子の前で調子にのる寅さんは胃ケイレンを起こし入院しますが病院でトラブルを起こして飛び出した先で無銭飲食をして騒ぎばかり起こします。
後日、京都に行った坪内先生と夏子は露店商をしている寅さんを発見しますが坪内先生は正業に就かない寅さんを怒ります。寅さんは京都に生き別れの母親がいるかもしれない‥と言い夏子と探しに行きますが‥
1969年の作品で出演者が皆若いのが新鮮です。僕は当時2才でしたがミツオちゃんが生まれたばかりでミツオちゃんと僕の年が近いので親しみが持てました。マドンナ役の佐藤オリエさんが輝いていて素敵でした。寅さんと生き別れになった母親を探しに行った時のホテルでの場面は大笑いしましたがミヤコ蝶々さんもはまり役でした。
佐藤オリエさんの輝きがストーリーを盛り上げてくれましたが佐藤オリエさんの出演作品を調べてみたらハイティーンブギや金八先生シリーズにも出演していたそうでそちらも機会があれば見たいと思いました。
この作品のロケ地は京都で清水寺や嵐山が映されていました。僕は若い頃大阪にいて休日はよく京都に行きましたが清水寺も嵐山もよく行った場所で清水寺は午後6時頃まで公開していて冬至や年末年始の頃五時過ぎに行くと京都の夜景が見れて素敵でした。嵐山も朝早く観光客が来る前に行くと情緒があり素敵でしたがスクリーンで見ると懐かしかったです。
佐藤オリエさんの活躍と京都ロケで楽しませてもらいました。新年の映画初めは良い作品に巡り合えて今年のロキシーさんの上映作品が楽しみです。
2011年01月02日 Posted by プラネマン at 11:05 │Comments(2) │長野ロキシーさん上映映画
愛犬に子犬が生まれました


このブログを御覧になった皆様、あけましておめでとうございます。僕は間もなく4才になるメスのトイプードルを飼っています。その愛犬が子犬を出産しました。
愛犬は人懐っこく僕が帰ってくると玄関までお迎えに来たり、僕がご飯を食べていても遊べ遊べと騒ぎ気をひこうとしますが子犬が生まれるとまとわりつく事もなくなり1日で別犬になったようです。
終始子犬に乳を与え満足そうな顔をしていて、写真を撮ろうとすると子犬に危害が加えられると思うのか警戒しているのが分かります。子犬とちょっと距離が出来ると引っ張って遠くに行かないようにして母性本能を発揮しています。
以前クヌートというシロクマの母親に育児放棄され人間がシロクマを育てた映画を見て愛犬も産めば産みっぱなしにならないか心配しましたが取り越し苦労でした。
愛犬が警戒してシャッターチャンスが無いのと動きが早く上手く写真が撮れませんが写真大きい方が親子ツーショットで小さい方が子犬です。ずっと見ていても飽きない愛犬親子ですが新年から喜び事があり幸先の良い一年の幕開けです。